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台北からすぐの秘境!台湾・宜蘭で心と体を解き放つ、癒やしのアクティビティ旅

都会の喧騒、鳴り止まない通知、めまぐるしく変わるトレンド。アパレルの仕事は刺激的だけれど、時々ふっと、心と体の電源をオフにしたくなる瞬間が訪れます。そんな時、私が向かうのは決まって台湾。中でも、台北からほんの少し足を伸ばすだけで出会える緑の楽園、宜蘭(イーラン)県がお気に入りです。

雪山山脈が育んだ豊かな水と、どこまでも広がる緑の田園風景。太平洋の潮風と、しっとりとした森の香り。宜蘭には、現代人が忘れかけている自然との繋がりを取り戻させてくれる、特別な空気が流れています。

今回は、そんな宜蘭の魅力を全身で感じられる「アクティビティ」に焦点を当てて、心と体を解き放つ癒やしの旅をご提案します。ただ観光地を巡るだけじゃない、自然と一体になる体験は、きっとあなたの旅を忘れられないものにしてくれるはず。さあ、深呼吸をして、宜蘭の冒険へ出かけましょう。

この宜蘭での癒やしのアクティビティが、台湾アルプスでのトレイルランなど、あなたの新たな冒険の扉を開くかもしれません。

目次

なぜ今、宜蘭なのか?台北の喧騒を忘れる、緑と水の都の魅力

「宜蘭ってどんな場所?」 旅慣れた友人から時々そう尋ねられることがあります。台北や高雄、台南といった主要な都市に比べると目立ちにくいですが、宜蘭には知る人だけが感じられる魅力がたっぷり詰まっています。

最大の魅力は、何と言っても台北からのアクセスの良さです。高速バスや台湾鉄道(台鐵)を使えば、約1時間で都会のコンクリートジャングルから一変し、緑豊かな田園風景が広がります。雪山山脈と太平洋に囲まれた蘭陽平野に位置する宜蘭は、その地形の影響で「雨の都」と呼ばれるほど年間降水量が多いエリアです。しかし、この雨こそが、豊かな水源と美しい緑を育んでいるのです。しっとり潤う空気は、乾いた心も優しく癒してくれます。

旅の最適なシーズンを聞かれたら、私は春(3月~5月)と秋(10月~11月)をおすすめしています。気候が安定して過ごしやすく、山歩きや街の散策にぴったりです。夏(6月~9月)は気温が上がり、リバートレッキングやホエールウォッチングなどの水辺のアクティビティを存分に楽しめる季節です。ただし、台風シーズンでもあるため、天気予報の確認は欠かせません。そして冬(12月~2月)は、有名な礁溪温泉で冷えた身体を芯から温める、心安らぐ旅が待っています。

宜蘭の旅は日帰りでも楽しめますが、時間に余裕があればぜひ一泊して、その魅力をじっくり堪能してみてください。朝は鳥のさえずりに包まれて目を覚まし、昼は森や海で思い切り体を動かし、夜は温泉で疲れを癒やし、地元の新鮮な食材を味わう。そんな理想の休日が、ここ宜蘭で叶うのです。

森の呼吸に身をゆだねる。太平山国家森林遊楽区で絶景ハイキング

宜蘭の自然を語る上で欠かせない存在が、標高およそ2,000メートルに位置する太平山国家森林遊楽区です。かつては阿里山、八仙山と並ぶ台湾三大林場の一つとして栄え、林業の歴史が色濃く刻まれたこの地は、現在では美しいヒノキやスギの原生林が広がる自然の宝庫となっています。台北の蒸し暑さが嘘のように感じられる、ひんやりと澄んだ空気が心地よい、まさに天空の楽園と呼ぶにふさわしい場所です。

霧に包まれた幻想の小径、見晴懐古歩道

太平山の中でも、特におすすめしたいのが「見晴懐古歩道」です。かつて木材輸送に使われていたトロッコの線路跡を活用したハイキングコースで、アメリカのCNNにより「世界で最も美しいトレイル28選」の一つに選ばれた、世界が認める絶景スポットでもあります。

一歩足を踏み入れると、苔むした線路と鬱蒼とした森が織り成す幻想的な風景が広がります。特に霧が発生しやすく、白いベールに包まれた森の中を歩いていると、まるで物語の世界に迷い込んだかのような感覚にとらわれます。朽ちかけた木製の橋や静かに佇む線路が、いっそうノスタルジックな趣を添えています。全長約900メートルと短めのコースなので、ハイキング初心者でも安心して楽しむことができます。

【読者が実際に体験できること】太平山ハイキング実践ガイド

  • アクセス方法のポイント

太平山へは自家用車やチャーター車が最も便利ですが、公共交通機関を利用する場合は国光客運のバスが宜蘭轉運站と羅東轉運站から発着しています。ただし運行本数が非常に少なく、1日に1〜2往復しかないため、事前の計画が必須です。必ず台湾山林悠遊網の交通案内ページで最新の時刻表を確認し、オンラインまたは現地のコンビニで前もって予約を済ませておきましょう。乗り遅れると代替手段がほとんどなく、時間厳守が求められます。

  • 服装と持ち物のポイント

標高が高いため、平地と比べて気温が10度以上も低くなることがあります。天候の変化も激しいため、服装には十分な配慮が必要です。

  • 服装: 脱ぎ着しやすい重ね着スタイルがおすすめ。吸湿速乾性のあるインナー、フリースなどの中間着、風を防ぎ防水性能のあるアウター(ウィンドブレーカーやレインウェア)は必携です。
  • : 歩きやすいトレッキングシューズやスニーカーを選びましょう。見晴懐古歩道は苔で滑りやすい場所もあるため、グリップ力のある靴が望ましいです。
  • 持ち物: リュックサック、最低1リットルの飲み水、行動食(チョコレートやナッツなど)、帽子、日焼け止め、虫除けスプレー、常備薬、モバイルバッテリーを用意してください。
  • 歩道での注意点

美しい景観に夢中になるあまり、足元がおろそかにならないように要注意です。特に雨上がりは道がぬかるみ、苔の生えた枕木は非常に滑りやすい状態になります。慎重に一歩ずつ踏みしめながら、安全第一でハイキングを楽しみましょう。自分のペースを大切にし、無理は避けてください。

ハイキング後のご褒美は、鳩之澤温泉の癒し

太平山の麓、標高約520メートルにある「鳩之澤温泉(鳩之澤溫泉)」は、ハイキングで疲れた身体をリフレッシュするのに最適な場所です。泉質は弱アルカリ性の炭酸水素塩泉で、入浴後は肌がしっとり滑らかになることから「美人の湯」とも称されています。

こちらの名物は露天風呂や貸切風呂だけでなく、温泉の地熱を利用して卵やトウモロコシを蒸す「煮蛋槽」という温泉卵づくり体験も楽しめることです。自分で茹でたアツアツの温泉卵は、ほんのりと硫黄の香りが漂い、格別な味わい。ハイキング後の空腹を満たす、至福のひとときとなるでしょう。

【読者が実際に体験できること】鳩之澤温泉の楽しみ方

  • 温泉施設と準備

鳩之澤温泉には、男女別の露天風呂(水着着用必須)、プライベートで利用できる貸切風呂(裸での入浴可能)、および温泉卵づくり体験のエリアがあります。

  • 準備: 露天風呂を利用する際は、水着とスイムキャップの持参が必要です。現地の売店でも購入可能ですが、デザインやサイズが限られているため、お気に入りのものを持参することをおすすめします。タオルは持参するかレンタルを利用しましょう。
  • 温泉卵づくりのステップ
  1. 売店で卵やトウモロコシ、さつまいもなどを購入します。
  2. 購入した食材を専用の竹かごに入れます。
  3. 「煮蛋槽」と呼ばれる高温の温泉槽へ、竹かごをゆっくりと浸します。
  4. 卵は約12〜15分、トウモロコシは約20分が目安の茹で時間です。
  5. 加熱が終わったら、火傷に注意しながら竹かごを取り出し、冷水で少し冷やしてからいただきます。塩も売店で購入可能です。
  • 万が一のトラブル時の対応

太平山からの帰路のバスに乗り遅れた場合、非常に困難な状況になる可能性があります。慌てずに、太平山荘のビジターセンターや鳩之澤温泉のスタッフに相談してください。タクシー手配を依頼できる場合もありますが、料金が高額になることがあるため十分に留意しましょう。また、稀に悪天候で道路が封鎖されることもあります。出発前には必ず公式サイトで最新の道路状況や営業情報を確認する習慣をつけると安心です。

太平洋の風を感じて。亀山島のホエール&ドルフィンウォッチング

宜蘭の海岸線から沖を見渡すと、まるで巨大な亀が海面に浮かんでいるかのような島が目に入ります。これが、宜蘭の象徴とも言える「亀山島」です。火山活動によって生まれたこの島は、豊かな自然環境が保たれているため、生態保護区に指定されています。

亀山島の周辺海域は、親潮と黒潮が交差する恵まれた漁場で、多数の海洋生物が集まるスポットです。特に春から夏にかけては、イルカやクジラが頻繁に訪れるため、台湾有数のホエール&ドルフィンウォッチングの名所として知られています。船の周囲を何十頭ものイルカが跳ね回りながら泳ぐ様子は感動的で、生涯の思い出になること間違いありません。

イルカの群れとの心躍る遭遇

ツアー船が烏石港を出発してしばらくすると、船長がマイクを握って興奮気味に叫びます。言葉がわからなくても、その声の高まりと指し示す方向で、イルカの出現をすぐに理解できます。すると、海面を割って飛び跳ねる多くのイルカの群れが目の前に!ハシナガイルカやマダライルカなど、複数の種類のイルカが船と並走したり、華麗なジャンプで観客を魅了したりします。その愛らしさと生命力あふれる姿に、船上からは歓声が湧き上がります。運が良ければ、オキゴンドウやマッコウクジラといった大型クジラに遭遇できることもあります。

多くのツアーでは、亀山島の周囲を一周するクルーズも組み込まれており、「亀山八景」と称される美しい風景や、海底から温泉が湧き出る「陰陽海」といった珍しい景観も楽しめます。

【読者が体験できること】ホエールウォッチングツアー参加ガイド

  • 予約が必須!

亀山島の上陸やホエールウォッチングは、必ずツアーを利用しなければなりません。個人での訪問は不可能です。

  • 予約方法:宜蘭の烏石港周辺には多くのツアー会社があります。現地窓口での申し込みも可能ですが、週末やハイシーズンはすぐに満席になるため、事前予約がおすすめです。日本語対応可能なオンライン予約サイト「KKday」や「Klook」などを利用すると、手軽に予約できて便利です。
  • 上陸ツアーについて:亀山島上陸は一日に許可される人数に制限があるため、希望する場合は数週間前から予約を済ませておくことが望ましいです。
  • 最適なシーズンと持ち物のポイント
  • シーズン:イルカやクジラと出会える確率が高いのは、海が穏やかな4月から9月までの期間です。
  • 持ち物リスト
  • 酔い止め薬:船酔いが心配な人は、乗船の30分から1時間前に飲んでおきましょう。
  • 日焼け防止アイテム:海上の日差しは非常に強いため、サングラス、つば広帽子、日焼け止めは必携です。
  • 服装:濡れても速乾性のある服装が適しています。風を防ぐために薄手のウィンドブレーカーなど羽織るものがあると便利です。
  • その他:カメラやスマートフォンは防水ケースに入れるか、ストラップをつけて落下防止をしましょう。双眼鏡があると遠くのイルカや景色をより鮮明に楽しめます。
  • 当日の流れと守るべきルール
  1. 指定された時間に烏石港のツアー会社カウンターに集合し、受付を行います。パスポートなどの身分証明書提示が求められることがあるため、コピーでも構わないので持参しましょう。
  2. ライフジャケットを着用し、注意事項の説明を受けた上で乗船します。
  3. 船長の案内に従って、安全にウォッチングを楽しみます。
  4. 大切なルール:海洋生物の環境を守るため、海にゴミを捨てたり餌付けをしたりする行為は厳禁です。美しい海を未来に残すために、マナーを徹底しましょう。
  • 悪天候による中止と対応

ホエールウォッチングは天候次第で開催が左右されるアクティビティです。波が高い日や台風接近時は安全確保のためにツアーが中止となります。中止時の対応はツアー会社によって異なりますが、ほとんどの場合は全額返金や別日への振替を提案してくれます。予約の際は必ずキャンセルポリシーを確認しておくことが重要です。

水と戯れる夏の冒険。南澳でのリバートレッキング(溯溪)体験

もっと積極的に、全身で宜蘭の大自然と溶け合いたい!そんな冒険心あふれるあなたにピッタリなのが「リバートレッキング(台湾では溯溪/スーチーと呼ばれます)」です。ヘルメットやライフジャケットを装着し、清流の中をジャブジャブ進みながら岩をよじ登り、滝壺へ勇敢に飛び込む。まるで天然のアスレチックに挑むかのような爽快感を味わえます。宜蘭南部の南澳(ナンアオ)は、水の透明度が驚異的で、多彩な地形が楽しめる台湾屈指のリバートレッキングスポットです。

最初はひんやり冷たい水温に驚くかもしれませんが、すぐその心地良さに夢中になるでしょう。木漏れ日が水面でキラキラと反射し、鳥のさえずりや沢のせせらぎだけが響く静かな空間。天然のウォータースライダーを滑り降りたり、勇気を出して滝壺へダイブしたり。子どものころに戻ったかのように無邪気に水と遊ぶ時間が、心の疲れをすべて洗い流してくれます。

初心者も安心して楽しめる理由

「体力に自信がないし、危険じゃないか心配…」と思うかもしれませんが、安心してください。宜蘭には初心者向けのツアーが多数あり、経験豊かなガイドが必ず同行してくれます。レンタルできる装備(ウェットスーツ、ヘルメット、ライフジャケット、専用フェルトシューズなど)も充実しているため、水着とタオルだけで気軽に参加可能です。コースも体力や希望に応じて、半日で楽しめるライトなコースや、本格的な一日コースから選べます。

【読者がすぐに実践できる】リバートレッキング体験ガイド

  • 信頼できるツアーの探し方と予約方法
  • 探し方:「宜蘭 溯溪」や「Yilan River Tracing」などのキーワードで検索すると、多くのツアー会社がヒットします。参加者のレビューや評価を参考に信頼できる会社を選びましょう。KKdayなどの予約サイトなら、日本語で詳しい内容を確認しながら簡単に予約ができます。
  • 予約のポイント:申し込み時には自分の体力レベル(初心者であることなど)や同行者の年齢を伝え、最適なコースを提案してもらいましょう。
  • 当日の服装と準備
  • 服装:あらかじめ水着を着ておき、その上に濡れても良い化繊のTシャツやラッシュガード、ハーフパンツを着用するのが一般的です。綿素材は濡れると重く冷えてしまうので避けましょう。現地でレンタルするウェットスーツも着用します。
  • 視力矯正について:コンタクトレンズ着用者は紛失に備え予備の用意を忘れずに。メガネの方は落下防止のメガネバンドを必ず装着しましょう。
  • 持ち物リスト
  • ツアーに持参すべきもの:飲料水(ペットボトルなど)、防水バッグに入れたスマートフォンや小型カメラ。ガイドが用意する防水の共同バッグにまとめて運ぶ場合が多いです。
  • ツアー終了後に必要なもの:替えの服一式(下着も含む)、バスタオル、ビーチサンダル。
  • 守るべきルールと注意事項
  • ガイドの指示を最優先に:安全確保のため、ガイドの指示は必ず守りましょう。勝手な行動は禁止です。
  • 無理は禁物:体調が優れない時や不安を感じた場合、怖い場所があれば遠慮なくガイドに相談してください。ジャンプなどは決して強制されません。
  • 自然環境への配慮交通部観光署 東北角および宜蘭海岸国家風景区管理処が管理する美しい自然を守るため、沢での石鹸やシャンプー、日焼け止めの使用は禁止。事前にトイレを済ませ、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

自分で作る、旅の思い出。ローカルDIY体験で宜蘭文化に触れる

ただ体を動かすだけでなく、その土地固有の文化に触れることこそ旅の醍醐味のひとつです。宜蘭には、豊かな農産物や伝統工芸の要素を活かした「DIY体験」が楽しめる施設が数多く揃っており、自分だけのお土産作りを楽しむことができます。雨の日やゆったり過ごしたい日にもぴったりのプランです。

三星青蔥文化館で、名産のネギの魅力を存分に味わう

宜蘭の三星(サンシン)郷は、台湾を代表するネギの産地として知られています。ここのネギは水分が豊富で甘みがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。そんな三星ネギの魅力を余すところなく体験できるのが「三星青蔥文化館」。館内ではネギの歴史や文化について学べるほか、特に人気の「ネギパン作りDIY体験」が楽しめます。

インストラクターの指導のもと、生地をこねて伸ばし、たっぷりの三星ネギと地元産豚肉を使った餡を包みます。自分で作ったパンがオーブンで焼きあがるのを待つ間、香ばしい香りに包まれて幸せな気分に浸れます。焼きたての熱々ネギパンは、忘れ難い旅の思い出になるでしょう。

【読者が体験できる内容】ネギパン作り体験の手順

  1. 受付にて体験料を支払います。
  2. エプロンと帽子を受け取り、手を洗って準備完了。
  3. インストラクターが生地の伸ばし方やネギの包み方を丁寧に教えてくれます。
  4. 焼き上がりを待つ間は館内の展示を見たり、ユニークなネギ関連のお土産(ネギアイスクリームも!)を探して楽しみましょう。
  • 持ち物: 特に必要なものはありません。エプロンなども用意されており、作ったパンを持ち帰るための箱や袋も提供されます。

橘之郷蜜餞形象館で、甘酸っぱいキンカンの砂糖漬け作りを体験

宜蘭は台湾有数のキンカン(金柑)産地でもあります。そのフレッシュなキンカンを使い、伝統的な製法で砂糖漬け(蜜餞)作りが体験できるのが「橘之郷蜜餞形象館」です。モダンでおしゃれなガラス張りの建物は、まるでカフェのような雰囲気です。

ここではまず、新鮮なキンカンを自分で選び、専用の道具で切り込みを入れて種を取り除くところから体験します。地道な作業ですが、無心に取り組むうちに自然と心が落ち着いてきます。その後、シロップで煮詰める工程を経て、オリジナルのキンカン砂糖漬けが完成。自分で作ったお菓子を瓶に詰めて持ち帰れるので、旅のお土産にぴったりです。併設のカフェでは、様々なフルーツを使ったスイーツやドリンクを楽しみながら休憩するのもおすすめです。

【読者が体験できる内容】キンカン砂糖漬け作り体験の流れ

  • 予約: こちらも公式サイトや電話で事前予約するとスムーズです。
  • 手順:
  1. 壁一面に飾られた美しいフルーツ標本が並ぶ空間で受付を済ませます。
  2. 清潔な工房で、インストラクターからキンカンの歴史や砂糖漬けの作り方について説明を受けます。
  3. 新鮮なキンカンを選び、一つずつ丁寧に種を取り出していきます。
  4. シロップで煮詰める様子を見学し、出来上がった砂糖漬けを瓶詰め。オリジナルラベルを貼ることも可能です。
  • ポイント: 建物自体がとてもフォトジェニックなので、写真撮影も楽しめます。旅の記録として、おしゃれな一枚を残してみてはいかがでしょうか。

癒やしのフィナーレ。礁溪温泉で旅の疲れを洗い流す

アクティビティで思い切り体を動かした旅の締めくくりには、やはり温泉がぴったりです。宜蘭の礁溪(ジャオシー)は、台湾でも珍しい平地に広がる温泉地で、台北からのアクセスも良いため、週末には多くの人が癒しを求めて訪れます。

礁溪温泉の泉質は炭酸水素ナトリウム泉で、無色透明かつ匂いがほとんどありません。入浴後には肌が滑らかになることから「美肌の湯」として特に女性に人気です。駅周辺には温泉ホテルや日帰り温泉施設、さらに無料で利用可能な足湯公園なども点在しており、気軽に温泉文化に触れられます。

多彩な楽しみ方ができる礁溪の温泉

礁溪温泉の楽しみ方は多様で、旅のスタイルや予算に応じてさまざまな形で満喫できます。

  • 温泉ホテルに宿泊: 礁溪の温泉ホテルに泊まれば、滞在中いつでも手軽に温泉を楽しめます。客室にプライベート温泉風呂が備わっているホテルも多く、人目を気にせずゆったりと癒やしの時間を過ごせます。
  • 日帰り温泉(湯屋): 個室の貸切風呂「湯屋」も根強い人気を誇ります。90分単位などで利用可能で、カップルや家族でプライベート空間を楽しみたいときに最適です。
  • 公衆浴場: より手頃な価格で楽しみたい場合は、公衆浴場がおすすめです。日本の銭湯を彷彿とさせる場所から、「礁溪温泉公園」内の森林に囲まれた露天風呂まで、趣向の異なる施設が揃っています。
  • 無料の足湯: 街歩きで疲れたら「湯圍溝温泉公園」を訪れてみましょう。誰でも無料で足湯を楽しめるほか、ドクターフィッシュがいる足湯もあり、旅人の憩いのスポットとなっています。

【実践ガイド】礁溪温泉の利用ポイント

  • 日本の温泉との違いとマナー

台湾の温泉利用では、入浴方法に少し戸惑うかもしれません。

  • 水着着用: ほとんどのホテル大浴場や公衆露天風呂では水着とスイムキャップの着用が求められています。日本のように裸で入ることができるのは、個室貸切風呂(湯屋)や一部の男女別大浴場に限られます。利用予定の施設のルールを事前に確認しておくと安心です。
  • マナー: 入浴前にシャワーで体を洗う、タオルを湯船に入れないなどの基本マナーは日本と同じです。
  • 持ち物チェックリスト
  • 水着、スイムキャップ(必要に応じて)
  • バスタオルやフェイスタオル(多くの施設でレンタルや購入も可能)
  • 着替えやスキンケア用品
  • 防水ポーチ(ロッカーの鍵などを入れるのに便利)
  • 泉質についての公式情報

礁溪温泉の泉質や効能をより詳しく知りたい場合は、[台湾交通部観光署の公式サイト](https://www.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0001019&id=85)を参照してください。事前に知識を深めておくことで、温泉の良さをより実感できるでしょう。

旅のTips for Girls – 宜蘭を賢く、安全に楽しむために

最後に、宜蘭の旅をより快適で安全に楽しむためのささやかなアドバイスをお伝えします。

台北からのアクセス完全ガイド

  • 電車(台鐵): 台北駅からは、特急列車にあたる普悠瑪(プユマ)号や自強(ジきょう)号に乗れば、乗り換えなしで宜蘭駅や羅東駅まで約1時間から1時間半で到着します。座席指定のため快適ですが、特に週末は混雑するので、あらかじめ台鐵の公式サイトやアプリで予約しておくことをおすすめします。
  • 高速バス(客運): 台北駅に隣接する「台北轉運站(バスターミナル)」からは、葛瑪蘭客運や首都客運など複数のバス会社が5分から15分間隔という高頻度で宜蘭行きのバスを運行しています。料金は電車よりもリーズナブルで、予約が不要な手軽さが魅力です。ただし、週末やラッシュ時は雪山トンネルで渋滞に巻き込まれることもあるため注意しましょう。

宜蘭県内の移動方法

  • 公共交通機関: 主要な観光スポットへは「台湾好行(観光シャトルバス)」がとても便利です。路線図や時刻表を事前に確認しておくと、効率良く観光を楽しめます。
  • タクシー・チャーター: 複数人での移動や、公共交通が不便な地域(例えば太平山など)への訪問には、タクシーのチャーターが便利です。1日または半日貸し切りで好きな場所を自由に回れます。料金は事前にしっかり交渉し、確認することを忘れずに。
  • レンタルバイク・自転車: 羅東駅周辺にはレンタルショップがあり、機動力のある移動手段として活用できます。ただし、台湾の交通環境に不慣れな場合は十分に注意が必要です。国際免許証の携帯もお忘れなく。

女性のための安全ポイント

宜蘭は比較的治安が良好な地域ですが、海外であることを意識し、基本的な注意は怠らないようにしましょう。

  • スリ・置き引き対策: 羅東夜市など人が密集する場所では、リュックは前に抱える、バッグの開口部はきちんと閉じるなどの基本対策を。貴重品はひとまとめにせず、複数箇所に分けて持ち歩くと安心です。
  • 夜間の一人歩き: 夜遅くに単独で歩くのは控え、明るく人通りの多いルートを選びましょう。
  • アクティビティ参加時の注意: ツアーに参加する際は信頼できる催行会社を選び、必ずガイドの指示に従ってください。万が一に備えて海外旅行保険の加入も強く推奨します。

ライター亜美流・ファッションアドバイス

アパレルに携わる身として、旅のファッションにもこだわりたいものの、アクティビティ中心の旅行では機能性も大切にしたいところです。

  • 基本スタイル: 動きやすく速乾性のある機能素材のトップスとボトムスをベースにすると良いでしょう。太平山など標高の高い場所を訪れることも想定し、薄手のダウンやフリース、防水性のあるシェルジャケットなどを重ね着で体温調整しやすいスタイルが基本です。
  • おしゃれのポイント: 機能的な服装でも個性は表現できます。シンプルなアウトドアウェアに、お気に入りのブランドのスカーフを巻く、デザイン性のあるキャップやサングラスを合わせるなど工夫すると素敵です。足元にはトレッキングも街歩きも両立できるデザイン性の高いスニーカーが一足あると非常に便利。水辺のアクティビティにはおしゃれなスポーツサンダルもおすすめです。機能性とセンスを両立させて旅をさらに楽しみましょう。

台北に隣接し、緑豊かで水に囲まれた癒しの地・宜蘭。 次の休日には都会の喧騒を離れ、心身をリフレッシュするアクティブな旅に出てみませんか?きっと、新しい自分との出会いが待っています。

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この記事を書いたトラベルライター

アパレル企業で培ったセンスを活かして、ヨーロッパの街角を歩き回っています。初めての海外旅行でも安心できるよう、ちょっとお洒落で実用的な旅のヒントをお届け。アートとファッション好きな方、一緒に旅しましょう!

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