美味しい小籠包、心躍る夜市、ノスタルジックな街並み…。日本からわずか数時間で行ける台湾は、何度でも訪れたくなる魅力に溢れていますよね。私も、推しのコンサートやイベントに合わせて、年に何度も足を運んでしまう大好きな場所です。短いお休みでも気軽に楽しめる台湾ですが、実は日本とは違うルールや文化がたくさんあります。「知らなかった!」で、せっかくの旅行が台無しになってしまわないように、今回は台湾旅行を120%楽しむための注意点や禁止事項を、私の体験談も交えながら徹底的に解説していきます。これさえ読めば、準備から現地での過ごし方、万が一のトラブル対応まで完璧!さあ、最高の台湾旅行に出かけましょう!
また、台湾では喫煙に関する厳格なルールがあるため、愛煙家の方は事前の確認が必須です。
出発前に絶対チェック!台湾旅行の基本準備と持ち物リスト

旅の成功は準備次第で決まると言っても過言ではありません。特に海外旅行は国内旅行以上に綿密な準備が求められます。パスポートや航空券といった基本的なアイテムはもちろんですが、台湾特有の気候や文化に合った持ち物を用意することで、現地での快適さが格段に向上します。ここでは、台湾旅行の準備段階で必ずチェックしておきたいポイントと、持っていくべき必須&便利アイテムをまとめてご紹介します。
パスポートとビザの最終確認
海外旅行の基本中の基本ですが、パスポートの有効期限を必ず確認しましょう。台湾への入国時は、滞在予定日数以上、一般的には6か月以上の有効期間が推奨されています。空港に着いてから「有効期限が不足している!」という事態は避けたいところ。旅行プランを立て始めた段階で、まずパスポートの残存期間をチェックする習慣をつけると安心です。
日本のパスポートを持っている場合、観光目的で90日以内の滞在ならビザは不要です。ただし、渡航目的や滞在期間によってはビザが必要となる場合もありますので、不安な場合は台北駐日経済文化代表処の公式サイトで最新情報を必ず確認してください。とくに長期滞在や留学、就労を予定している方は必須のチェックポイントです。
さらに、パスポートの紛失や盗難に備え、顔写真ページのコピーを印刷するかスマートフォンに画像データとして保存しておくと、万が一の再発行がスムーズに進みます。私の場合は、パスポートのコピーと予備の証明写真をスーツケースの中にしのばせており、これだけで精神的な安心感が大きく違います。
航空券とホテルの予約
航空券とホテルは旅行のベースを築くうえで欠かせない要素です。近年はLCC(格安航空会社)の路線も増え、台湾へのアクセスが一段と手軽になりました。LCC利用時に注意したいのは手荷物の重量制限です。予約時に含まれる無料の手荷物重量を必ず確認し、お土産などで荷物が増えそうな場合は、事前に追加料金を支払うのが賢いやり方です。空港で当日支払いすると割高になることが多いためです。特にコスメやパイナップルケーキなど、ついつい買いすぎてしまう台湾旅行では、帰りの荷物の重さを想定して準備しましょう。
ホテルの予約では、立地を最優先に考えることをおすすめします。台北市内であれば、MRT(地下鉄)駅の近くのホテルが断然便利です。特に台北駅、中山駅、西門駅、東門駅周辺は、どこへ行くにもアクセスが良く、夜遅くまで楽しめるエリアなので、初めての方にも安心です。予約サイトの口コミも参考にしつつ、自分の旅の目的に合ったホテルを選びましょう。例えば夜市を中心に楽しむなら士林夜市近くの剣潭駅周辺、最新のショッピングを満喫したいなら台北101がある信義エリアがおすすめです。
これだけは絶対に忘れないで!必須持ち物リスト
台湾旅行を快適に過ごすうえで、これだけは必須の持ち物をまとめました。荷造りの最終チェックリストとしてご活用ください。
パスポート、航空券(eチケット)、現金、クレジットカード
これは言うまでもありませんが、これらがなければ旅は始まりません。パスポートと航空券は、すぐに取り出せるバッグに入れておくと便利です。現金は日本の空港や台湾の空港で両替可能ですが、レートは台湾の空港の方が良い場合が多いです。ただし深夜到着の場合、市内の両替所が閉まっている恐れもあるため、少額だけでも日本の空港で両替しておくと安心です。クレジットカードはVISAやMastercardが広く使えます。JCBも対応店舗が増えていますが、主要ブランドのカードを2枚以上持っておくと万が一の時に安心です。
スマートフォンと関連アクセサリー(充電器、モバイルバッテリー)
地図や翻訳、店舗検索など、スマートフォンは今や旅の命綱です。充電器はもちろん、外出時に電池切れしないよう大容量のモバイルバッテリーは必須アイテムです。台湾のコンセントは日本と同じAタイプなので、基本的に変換プラグは不要です。ただし電圧は110Vで日本の100Vよりわずかに高いので、古い電子機器を使う際は注意してください。スマホの充電器はほぼ海外対応済みなので過度の心配は無用です。
eSIM、SIMカード、またはWi-Fiルーター
現地でのインターネット接続も快適な旅のために重要です。選択肢は主に三つあります。手軽さを求めるなら物理的SIM不要の「eSIM」。費用を抑えたいなら、台湾空港などで購入できるプリペイドSIMカード。複数人で利用するなら「Wi-Fiルーター」が便利です。ご自身の使い方に合わせて選んでください。私自身はいつも事前にネットでeSIMを予約し、台湾到着直後から通信可能で、移動中の調べ物もスムーズに行えます。
常備薬、衛生用品
胃腸薬や頭痛薬、絆創膏など、普段使い慣れた薬は必ず持ち込みましょう。台湾の薬局でも薬は買えますが、成分の違いや言語の壁を考えると、日本から持参したほうが安心です。また、ウェットティッシュやアルコール消毒ジェルは屋台での食事やトイレ利用時に重宝します。特に夜市では手が汚れやすいため必須アイテムといえます。
持っていると便利なアイテム
必須ではありませんが、携行すると旅の快適さがアップする便利グッズもいくつか紹介します。
羽織りもの(カーディガンやストールなど)
台湾は年間を通じて温暖ですが、デパートやMRTの車内、レストランなど屋内は冷房が強めに効いていることが多いです。特に夏は、外の暑さとの寒暖差で体調を崩しやすいため、薄手のカーディガンやストールが一枚あると便利です。また、スコールのような突然の雨も多いので、軽い撥水性があるものならなお良いでしょう。
エコバッグ
台湾では環境保護の観点からコンビニやスーパーのレジ袋が有料となっています。小さく畳めるエコバッグを数枚バッグに入れておくと、お土産や飲み物を購入した際にスマートに対応でき、夜市の持ち帰りにも役立ちます。
悠遊カード(EasyCard)
日本のSuicaやICOCAにあたる交通系ICカードです。MRTやバス、コンビニなどで幅広く利用でき、台湾旅行の必須アイテムと言えます。日本で事前に購入することもできますし、台湾の空港やMRT駅でも簡単に入手・チャージ可能です。これを使うだけで切符購入の手間が省け、移動が格段にスムーズになります。
筆記用具
入国カードの記入や筆談など意外と使う場面があります。スマホのメモ機能も便利ですが、充電切れの際や急な場面に備え、紙とペンは持っておくと安心です。
知らないと罰金も?台湾の持ち込み禁止・制限品リスト
楽しい台湾旅行で思わぬトラブルを避けるために、絶対に知っておきたいのが「持ち込み禁止・制限品」のルールです。特に食品に関しては注意が必要で、日本では問題なくても台湾では厳しい罰則が科せられることがあります。知らずに持ち込むと取り返しのつかないことになるため、荷造りを始める前に必ず確認しておきましょう。
肉製品の持ち込みは完全に禁止!
台湾で最も厳格に規制されているのは「肉製品」です。アフリカ豚コレラの侵入を防ぐ目的で、生肉・加工品・調理済みを問わず、あらゆる肉製品の持ち込みが禁止されています。肉エキスやラードが含まれるものも例外ではありません。
- 具体的な例:
- 生肉や加熱済みの肉(例:ローストビーフ、チャーシュー)
- ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミ、ジャーキーなどの加工肉
- 肉を含む肉まんや餃子などの食品
- 肉エキス入りのカップ麺、インスタントラーメン、スナック類
- 肉のだしを使ったスープやカレーのルウ
- ジャーキータイプのペットフード
「カップ麺くらい大丈夫だろう」と軽く考えてはいけません。成分表示に「肉精」や「豬油(ラード)」などがあれば全部NGです。誤って持ち込んだ場合は税関に申告すれば没収で済みますが、申告せずに発覚すると高額の罰金が課されます。初犯でも20万台湾ドル(約90万円以上)という厳しい罰則が適用される恐れがあります。また、スーツケースだけでなく機内で食べきれなかったお弁当やおつまみを手荷物で持ち込むのも禁止です。台湾到着前には必ず食べきるか、機内設置の回収ボックスに捨ててください。
果物・野菜や植物にも規制あり
生の果物や野菜、土が付いた植物や種子は検疫対象なので持ち込みが禁止されています。これは海外からの病害虫の侵入を防ぐための措置です。日本の新鮮な果物をお土産にしたい方もいますが、持ち込むことはできません。一方、ドライフルーツや加工された野菜(漬物など)は問題ありません。判断に迷う場合は、税関で申告して検査官の指示を仰ぐのが安全です。正直に申告すれば罰金を科されることはありません。
電子タバコは持ち込み不可!
喫煙者が特に注意したいのがタバコに関する規制です。台湾では2023年3月より「電子タバコ(加熱式タバコ含む)」の使用・販売・製造・輸入が全面禁止となりました。日本でおなじみのアイコス(IQOS)、グロー(glo)、プルーム・テック(Ploom TECH)もすべて持ち込み禁止です。
「自分用だから」「少量なら大丈夫」では通用しません。税関で発見されると没収され、罰金の対象となります。台湾滞在中は電子タバコ・加熱式タバコを一切使用できないと心得てください。知らずに持ち込み高額な罰金を払うケースも報告されています。喫煙者は紙巻きタバコを持参することをおすすめします。
その他の持ち込み制限品
肉製品や電子タバコ以外にも、制限があるものがいくつかあります。
- 紙巻きタバコ・酒類: 20歳以上の成人1人につき、紙巻きタバコ200本(1カートン)、葉巻25本、または刻みタバコ1ポンド(約454g)までが免税範囲です。酒類は1リットルまで。超過分は申告して税金を支払う必要があります。
- 現金: 台湾ドルは10万台湾ドルまで、外貨は米ドル換算で1万ドル相当まで持ち込み可能です。これを超える場合は申告が義務付けられています。
- 医薬品: 個人使用の範囲であれば持ち込み可能ですが、数量には制限があります。処方薬を持参する際は、処方箋のコピーや英語の診断書を用意しておくと安心です。
これらのルールは随時変更されることがあるため、渡航前には必ず財政部關務署(台湾税関)などの公式サイトで最新の情報をチェックしましょう。自身の荷物をしっかり確認し、ルールを守って快適な旅をお楽しみください。
街歩きから寺院まで!シーン別・台湾での服装マナーと注意点

台湾は年間を通じて温暖で、基本的には軽やかでカジュアルな服装で快適に過ごせます。ただし、訪れるエリアや季節によっては、服装に多少の注意が必要です。TPOに応じた装いを意識すれば、より快適に、そしてスマートに台湾観光を満喫できます。
基本はカジュアルで大丈夫!でも気をつけたいポイント
台北の街歩きや夜市巡りなど、一般的な観光ではTシャツにデニムやスカート、ワンピースといったラフな格好で問題ありません。ただし、台湾の気候を考慮した服装選びが快適さのカギとなります。
夏(5月〜9月頃): 高温多湿で、日本の真夏以上に暑さを感じることもあります。通気性の良いコットンやリネン素材の服がおすすめです。強い日差し対策として帽子やサングラス、日焼け止めは必須。また、スコールと呼ばれる突然の激しい雨が多いため、折りたたみ傘や撥水性のあるジャケットがあると便利です。足元はサンダルも良いですが、長時間歩くことを考えると通気性の良いスニーカーが理想的です。
冬(12月〜2月頃): 台湾の冬は日本に比べて寒さはやわらかいものの、想像以上に冷える日もあります。特に台北など北部は雨が多く湿度も高いため、体感温度は実際の気温より低く感じられます。薄手のニットやフリースに風を通しにくいジャケットやコートを組み合わせるのがおすすめ。マフラーや手袋は必須ではありませんが、寒がりな方は持参すると安心です。
春・秋(3月〜4月、10月〜11月): 一年の中でも最も過ごしやすい季節です。日中は半袖でも快適な日が多い一方、朝晩はやや肌寒く感じることがあります。長袖シャツや薄手のカーディガンなど、簡単に調整できる服装が便利です。
どの季節でも共通する大切なポイントは「歩きやすい靴」を履くことです。台湾はグルメや観光スポットが多く、つい歩き回ってしまいます。石畳の道も多いため、ヒールの高い靴は避け、履き慣れたスニーカーやフラットシューズを選びましょう。私は推しのイベントなど、一日中立ちっぱなしになる場面も多いので、クッション性のあるスニーカーは旅の心強いパートナーです。
寺院(廟)訪問時の服装マナー
台湾には龍山寺(ロンシャンスー)や行天宮(シンティエンゴン)など、多くの信仰を集める美しい寺院(廟)が点在しています。これら神聖な場所を訪れる際は、敬意を込めて服装に気を配ることが求められます。
厳格なドレスコードはありませんが、過度な露出はマナー違反です。具体的には、タンクトップやキャミソール、お腹が見える短い丈のトップス、膝上のショートパンツやミニスカートは避けたほうが良いでしょう。もしそのような服装で訪れてしまった場合は、ストールやカーディガンを持参し、肩にかけたり腰に巻いたりして肌の露出を抑えましょう。
寺院は地元の方々の大切な祈りの場です。観光客としてその空間にお邪魔している気持ちを忘れず、静かで敬虔な態度で見学することが求められます。服装以外にも、大声で騒いだり走り回ったりするのはマナー違反。神聖な雰囲気を壊さないよう、落ち着いて参拝しましょう。
高級レストランやバーでの服装について
多くのレストランではカジュアルな服装で問題ありませんが、台北101の上層階にある高級店やホテルのメインダイニング、ムードのあるバーなどではスマートカジュアルが求められることがあります。
Tシャツや短パン、サンダルでは入店を断られる場合もあるため、特別な夜を楽しむ際は男性なら襟付きシャツやポロシャツにチノパン、女性なら上品なブラウスやワンピースにパンプスを用意しておくと安心です。旅の思い出に残る素敵な時間を過ごすために、少しだけおしゃれをして出かけるのも良いですね。
MRTからタクシーまで!台湾の交通ルールと乗りこなし術
台湾、特に台北市内では公共交通機関が非常に充実しており、旅行者も簡単に移動が可能です。中でもMRT(地下鉄)は、料金が安く清潔で時間も正確なため、観光の主要な移動手段となるでしょう。ただし、日本とは異なる独自のルールも存在するため、利用前にしっかり確認しておくことが大切です。ルールを把握して、台湾の交通機関をスマートに利用しましょう!
MRT(地下鉄)の禁止事項
台湾のMRTを利用する際に絶対に守らなければならない最も重要な規則が「飲食禁止」です。これは改札内の全エリア(ホームや車内)に適用されます。
- 禁止されている行為:
- 食べ物を摂取すること
- 飲み物を飲むこと(水やお茶も含みます)
- ガムを噛むこと
- 飴をなめること
このルールは非常に厳格に運用されており、違反すると罰金が科されます。罰金の額は1,500台湾ドルから7,500台湾ドルと高額です。うっかりペットボトルの水を一口飲んでしまうことがないよう、十分注意しましょう。特に夏場は喉が渇きやすいため、ホームに降りる前に飲み切るか、カバンにしまうのがおすすめです。この厳しい規則のおかげで、台湾のMRTは常に清潔で快適な環境が保たれています。
また、MRTには「博愛座」と呼ばれる優先席があります。これは日本と同様、お年寄りや妊婦、身体が不自由な方、小さな子ども連れの方のための席です。車両によっては座席の色が濃い青色で区別されており、空席であっても本当に必要な人が来たらすぐに譲るのが暗黙のマナーです。台湾の人々はこのマナーを非常に重んじているため、旅行者も尊重しましょう。
悠遊カード(EasyCard)は必須のアイテム!
台湾の公共交通機関を快適に利用するために欠かせないのが「悠遊カード(EasyCard)」です。これは日本のSuicaやICOCAに相当する交通系ICカードで、これ一枚でMRTやバス、台湾鉄道(一部区間)、さらにはコンビニやスーパー、ドラッグストアなど多くの場所でタッチひとつで支払いが完了します。
- 購入場所:
- MRT各駅の券売機または窓口
- 空港内のMRTサービスカウンター
- セブン-イレブンやファミリーマートなど主要なコンビニエンスストア
- チャージ方法:
- MRT駅にあるチャージ機(日本語表示対応)
- コンビニのレジ
毎回切符を購入する手間も省けるうえ、乗車運賃も割引されるため非常にお得です。カードのデザインも多彩で、人気キャラクターとのコラボレーションモデルもありますので、お土産にもぴったり。旅行初日に空港や駅で入手し、ある程度チャージしておけば、滞在中の移動が格段にスムーズになります。
タクシー利用時のポイント
荷物が多い場合や、MRT駅から離れた場所に向かう際に便利なのがタクシーです。台湾のタクシーは黄色い車体で統一されており、街中で簡単に見つけることができます。初乗り料金も日本に比べて割安で、気軽に利用しやすいのが特徴です。
- 安全なタクシーの見分け方:
- 車体が黄色であること
- 屋根に「出租汽車」または「TAXI」の表示があること
- 車内に運転手の名前と写真が掲示されていること
乗車後は、まずメーターを使うようドライバーに伝えましょう。「請跳錶(チィン ティァオ ビァオ)」と伝えるか、メーターを指差すジェスチャーで意思を伝えられます。大多数のドライバーは誠実ですが、稀に観光客に対して不当な料金を請求するケースも報告されています。トラブルを避けるため、メーター使用の徹底が重要です。
また、目的地を伝える際は、漢字で書いた住所や店名のメモ、スマートフォンの地図を見せるのが確実です。ホテルの名刺を見せる方法も有効です。言葉の壁を感じないよう、事前にしっかり準備しておきましょう。最近ではUberなどの配車アプリも普及しており、料金が事前に確定し、キャッシュレス決済できるため、便利な選択肢のひとつとなっています。
バスや台湾鉄道(台鐵)の利用方法
台北市内のバスは路線網が非常に広がっており、上手に利用すればMRTではアクセスしづらい地元のスポットにも行けます。運賃の支払いは乗車時に払う「上車收費」と降車時に払う「下車收費」の2方式があり、乗り口の電光掲示板に案内が表示されています。悠遊カードがあれば乗車時、降車時にカードリーダーにタッチするだけで簡単に支払えます。
郊外の観光地、たとえば九份や十分へ行く際には台湾鉄道(台鐵)を利用します。チケットは駅の窓口や券売機で購入可能です。人気スポット行きの列車は混雑しやすいため、事前にスケジュールを確認しておくことをおすすめします。台湾の交通手段とルールをしっかり把握して、自由で快適な旅を満喫してください。
グルメ天国・台湾で気をつけたい食事のマナーと食文化

台湾旅行の一番の楽しみといえば、やはりグルメですよね。絶品の小籠包から、賑やかな夜市のB級グルメまで想像するだけでお腹が空いてきます。台湾ならではの食事マナーや文化を少し理解しておくと、美味しい食事をより一層楽しみ、現地の雰囲気に自然と溶け込めますよ。
屋台(夜市)での楽しみ方と注意すべきポイント
台湾の夜を彩る風物詩、夜市(イエシー)。士林夜市や饒河街観光夜市など、毎晩多くの人で賑わっています。夜市を存分に楽しむためのポイントと気をつけたいことを紹介します。
支払いは現金が基本: ほとんどの屋台ではクレジットカードが使えません。100元札や10元、50元の硬貨など、小銭を準備しておくと支払いがスムーズです。高額紙幣しか持っていない場合は、コンビニで飲み物を買ってお金を崩すのが賢明です。
衛生面に気をつける: 多くの屋台は清潔ですが、気になる方は調理風景を確認し、清潔そうなお店を選ぶと安心です。特に暑い季節は、十分に火が通った料理を選びましょう。ウェットティッシュを持参して、食べる前に手を拭く習慣をつけるのもおすすめです。
注文は指差しで問題なし: 人気店では行列ができることも多いです。メニューに写真が載っていることも多いため、言葉が分からなくても指差して注文すれば大丈夫です。「這個(ツェイガ)」(これ)という言葉を覚えておくと便利です。辛さの調整(不要辣:ブーヤオラー/辛くしないで)も対応してもらえることがあります。
食べ歩きとゴミのマナー: 食べ歩きは夜市の醍醐味ですが、混んでいる場所では周囲にぶつからないよう気をつけましょう。また、食べ終わった串や容器などのゴミは必ずゴミ箱に捨ててください。夜市内にはゴミ箱が設置されていますが、見つからない場合は店の人に「垃圾桶在哪裡?(ルースートン ザイナーリー?)」(ゴミ箱はどこですか?)と尋ねるか、ビニール袋を持参して持ち帰るのがスマートなマナーです。
レストランでのテーブルマナー
レストランでのマナーは日本と似ているところも多いですが、覚えておくと良いちょっとした違いもあります。
取り皿の使い方: 日本のように一人一枚ずつ取り皿が配られることは少ないです。大皿料理を頼んだ場合は、自分のお椀や小皿に分けて取るのが一般的です。もし取り皿が欲しい時は、店員さんに頼めば用意してもらえます。
お茶はセルフで: ローカルな食堂では、お茶やスープがセルフサービスのことが多いです。店の隅に給湯器や寸胴鍋が置かれているので、自分で自由に利用しましょう。
音を立てて食べるのはどうか: 日本では麺類をすする音がマナー違反とされることもありますが、台湾では比較的寛容です。ただし、周囲が不快に感じるほど大きな音は避けましょう。基本的には日本と同じで、口を開けてクチャクチャと音を立てるのは好まれません。
お会計について: 伝票がテーブルに置かれる店舗もあれば、食後にレジで支払うところもあります。ローカル食堂では注文時に前払いすることも多いので、周りのお客さんの様子を見て対応しましょう。台湾にはチップ文化がないため、サービス料が含まれていない限り、表示された価格どおりの支払いで問題ありません。
台湾独特の文化「お持ち帰り(打包)」
台湾の魅力的な食文化のひとつに「打包(ダーバオ)」があります。これは、食事中に食べきれなかった料理を持ち帰ることを意味します。台湾では、料理を残すことが「味が良くなかった」という意味ではなく、「満足した」というポジティブなサインとされており、残った食事を持ち帰るのはごく普通の習慣です。
もし美味しい料理を全部食べられなかったら、遠慮なく店員さんに「我要打包(ウォー ヤオ ダーバオ)」(持ち帰りたいです)と伝えてみましょう。快くパックや袋を用意してくれます。ホテルに持ち帰って夜食にするのも良いですね。食品ロスを減らす素晴らしい文化ですので、ぜひ覚えておいてください。
もしもの時に備える!トラブル対策と緊急連絡先
どれだけ注意を払っていても、海外旅行中には思いがけないトラブルに遭遇することがあります。大切なのは、慌てずに落ち着いて対応することです。ここでは、台湾で「もしもの」事態が起こった際の対応方法と、知っておくと役立つ緊急連絡先をまとめました。このページをブックマークしておくだけでも、いざという時の心強い助けとなるでしょう。
パスポートを紛失した場合は?
海外旅行で最も避けたいトラブルの一つがパスポートの紛失や盗難です。万が一パスポートを紛失してしまった時は、以下の手順で冷静に対処してください。
STEP 1: 警察署で紛失証明書を取得する
まずは最寄りの警察署または派出所に行き、パスポートを紛失または盗難に遭ったことを届け出ましょう。その後、「紛失証明書(報案證明)」を発行してもらってください。この書類は、その後の手続きで非常に重要になります。
STEP 2: 日本台湾交流協会へ連絡・訪問
続いて、日本の大使館・領事館の代わりを務める「公益財団法人日本台湾交流協会」の台北事務所か高雄事務所に連絡し、必要書類を確認してから訪問します。ここでパスポートの再発行手続きや、日本への帰国に必要な一時的な渡航文書「帰国のための渡航書」の申請を行います。
- 申請に必要な主な書類(一般的なケース):
- 紛失一般旅券等届出書(窓口で入手可能)
- 渡航書発給申請書(窓口で入手可能)
- 警察署が発行した紛失証明書
- パスポート用の写真(6ヶ月以内に撮影したもの)
- 日本国籍を証明できる書類(戸籍謄本・抄本や日本の運転免許証など)
- 航空券の予約確認書など、帰国便を確認できる書類
手続きには時間がかかることが多いため、パスポートの紛失に気づいたらすぐに動き出すことが肝心です。普段からパスポートのコピーや顔写真データ、戸籍謄本のコピーなどをスマートフォンやクラウドに保存しておくと、手続きがよりスムーズになります。
体調を崩した場合
慣れない環境や食事によって、旅行中に体調を崩すこともあります。症状が軽い場合は、ドラッグストア(康是美や屈臣氏など)で薬剤師に相談し、市販薬を購入することも可能です。しかし、症状が重い時や不安がある場合は、無理をせず病院に行くようにしましょう。
病院の探し方:
大きな総合病院では日本語対応スタッフがいたり、日本語通訳サービスを利用できたりすることがあります。事前に「台湾 日本語 病院」などで検索して予めリストアップしておくと安心です。ホテルのフロントスタッフに相談して、近くの病院を紹介してもらうのも一つの方法です。
海外旅行保険の重要性:
海外の医療費は非常に高額になる場合があります。クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償が十分でないこともあるため、万が一の入院や手術に備え、渡航前に必ず海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。保険に入っていれば、提携病院でキャッシュレスで治療を受けられたり、医療通訳サービスを利用できたりするなど安心のサポートを受けられます。保険証券や緊急連絡先は、すぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。
スリや置き引きに注意!
台湾は比較的治安が良い地域ですが、観光客を狙ったスリや置き引きがゼロというわけではありません。特に夜市や駅、観光地など人が多く集まる場所では十分に注意が必要です。
- 対策:
- バッグは身体の前で抱えるように持つ
- リュックは人混みの際、前に背負う
- レストランなどで席を確保する際に、荷物で場所取りをしない
- 貴重品は内ポケットなどに分散して収納する
- 多額の現金は持ち歩かない
万が一被害に遭ったときは、まず自分の身の安全を確保し、速やかに警察に被害届を出してください。クレジットカードやキャッシュカードを盗まれた場合は、すぐにカード会社の紛失・盗難受付に連絡し、カードの使用停止手続きを行いましょう。緊急連絡先はカードとは別の場所にメモして保管しておくと迅速に対応できます。
緊急連絡先リスト
万が一に備え、以下の番号を控えておきましょう。
- 警察: 110
- 消防・救急: 119
- 公益財団法人日本台湾交流協会 台北事務所: (02) 2713-8000
- 観光ホットライン(交通部観光署): (02) 2717-3737(24時間対応・日本語対応可)
これを知ればもっと楽しい!台湾の文化と習慣

法律や規則といった堅い話題だけでなく、台湾独自の文化や習慣を知ることで、旅の楽しみが一層深まります。現地の人々の日常にほんの少し触れて、よりディープな台湾を体験してみましょう。
トイレ事情
旅行者にとって意外と気になるのがトイレの状況です。台湾のトイレ環境は近年急速に改善されており、デパートやMRT駅、新しい商業施設のトイレは非常に清潔で快適です。ただし、古い建物や一部の地元食堂、公園内の公衆トイレなどでは注意が必要な場合もあります。
トイレットペーパーは流せないの?:
かつては、下水管が細いため使用済みのトイレットペーパーを便器に流さず、隣に置かれたゴミ箱に捨てるのが一般的でした。しかし近年では、水に溶けるトイレットペーパーの普及とインフラ整備により、「流せる」トイレが増加しています。トイレの壁に「衛生紙請丟馬桶(トイレットペーパーは便器に捨ててください)」などの表示があれば安心して流せます。表示がない場合やゴミ箱がある時は、安全のためゴミ箱に捨てるのが無難です。迷ったときは周囲の表示を確認する習慣をつけましょう。
トイレットペーパーがないこともある:
公衆トイレではトイレットペーパーが備え付けられていないことも珍しくありません。ポケットティッシュを常に携帯することをおすすめします。台湾のコンビニでは、水に流せるタイプのティッシュも販売されています。
喫煙ルール
台湾は健康増進法により喫煙に関する規則が厳格に定められています。違反すると罰金が科せられるため、喫煙者は必ずルールを理解しておきましょう。
屋内は原則全面禁煙:
ホテルやレストラン、デパート、駅、オフィスビルなど、屋根のある公共の場は基本的に禁煙です。ホテルの客室もほとんどが禁煙ルームで、バルコニーでの喫煙も禁止されている場合が多いです。違反すると高額な罰金が課せられることがあります。
屋外でも喫煙場所に要注意:
屋外だからといってどこでも喫煙できるわけではありません。公園やバス停、学校周辺など禁煙区域が多いので注意が必要です。喫煙は灰皿のある指定喫煙所でのみ可能です。街中のゴミ箱の上部に灰皿が取り付けられていることが多いので、目印に探しましょう。歩きタバコや吸い殻のポイ捨ては絶対に避けてください。
写真撮影のマナー
旅の思い出を写真に収めるのは楽しいことですが、撮影時にはマナーを守ることが重要です。
博物館や美術館:
故宮博物院をはじめ、多くの博物館や美術館ではフラッシュ撮影や三脚の使用が禁止されています。撮影自体が禁止されているエリアもあるため、入り口や展示室の注意書きを必ず確認しましょう。
寺院(廟):
寺院の内部、特にご本尊が祀られている場所では撮影が禁止されていることが多いです。また、熱心にお祈りをしている方々にカメラを向けるのは失礼にあたるため控えるべきです。
人物を撮るとき:
素敵な笑顔の店員さんや地元の子供たちなど、人物を被写体にする際は必ず声をかけて許可を得るのが礼儀です。無断撮影は相手を不快にさせる可能性があります。
台湾の人々とのコミュニケーション
台湾の人々は親日的で非常に親切なことでよく知られています。困っていると積極的に声をかけて助けてくれることも珍しくありません。簡単な挨拶を覚えておくことで、現地の人との距離がぐっと縮まります。
- 你好(ニーハオ): こんにちは
- 謝謝(シエシエ): ありがとう
- 不好意思(ブーハオイースー): すみません
- 好吃(ハオチー): おいしい
片言でも現地の言葉で感謝を伝える気持ちは必ず相手に伝わります。ジェスチャーやスマートフォンの翻訳アプリも活用しつつ、積極的にコミュニケーションを楽しんでみてください。それが旅の最高の思い出になるかもしれません。
台湾旅行を120%楽しむための最終チェックリスト
さあ、これで台湾旅行の準備は完璧です!最後に、出発前夜から現地での過ごし方まで、旅を一層充実させるための最終チェックリストをお届けします。楽しい思い出をたくさん作るために、ぜひもう一度確認しておきましょう。
出発前夜の最終確認ポイント
出発前の夜はワクワクすると同時に、忘れ物が心配になりがちです。落ち着いて最後のチェックをしましょう。
持ち物の確認: パスポート、航空券(eチケット)、現金、クレジットカードは一か所にまとめて、すぐ取り出せる場所に入っていますか?スマホの充電は十分に満タンですか?モバイルバッテリーや変換プラグも忘れずに用意しましたか?常備薬や衛生用品も再確認しましょう。
書類の準備: パスポートのコピーやホテルの予約確認書、海外旅行保険の証書などは、紙とスマホやクラウドに保存したデジタルデータの両方を用意しておくと安心です。
手荷物と預け荷物の区分: 液体やバッテリー類など、機内持ち込みが制限されるものを再度確認して、適切に仕分けられていますか?特にモバイルバッテリーは預ける荷物に入れることができないため注意しましょう。
空港でのスムーズな手続きのポイント
空港での手続きを効率よく進めることで、旅のスタートがより快適になります。
早めの空港到着を心がける: 国際線のチェックインや保安検査、出国審査は時間がかかることがあります。特に連休など混雑する時期は、十分な余裕を持って空港に向かうようにしましょう。
両替のタイミング: 日本円から台湾ドルへの両替は、台湾の空港に着いてから行うほうがレート的に有利です。到着ロビーには複数の銀行の両替カウンターが並んでいるため、レートや手数料を比較して選ぶこともできます。深夜到着などでカウンターが閉まっている場合は、日本で少額だけ両替するか、クレジットカードのキャッシングを活用するのもオススメです。
自動化ゲート(E-Gate)の活用: 台湾を頻繁に訪れる方は、「常客証」を申請して自動化ゲートを利用すると、入国審査を素早く通過できます。申請には条件(過去1年間に3回以上の訪問など)がありますが、一度登録すれば長い列に並ばずに済み、大幅な時間短縮が可能です。最新の申請条件は台湾観光局の公式サイトなどでご確認ください。
現地での情報収集テクニック
現地ではリアルタイムの情報を活用することで、より効率的かつ充実した滞在が叶います。
無料Wi-Fiの利用: 台北市内では「Taipei Free」という無料の公衆Wi-Fiサービスが利用可能です。MRT駅や主要な公共施設、観光スポットで接続でき、事前にオンライン登録しておくと現地でスムーズに使えます。
観光案内所の利用: MRTの主要駅や空港、人気の観光地には観光案内所(旅客服務中心)が設置されています。日本語対応のスタッフがいることも多く、地図やパンフレットの入手だけでなく、交通手段やおすすめスポットの案内も受けられます。困ったことがあれば気軽に立ち寄ってみましょう。
最高の思い出をつくるために
最後に、台湾旅行を心から楽しむための最も大切な心得をご紹介します。それは、異文化をオープンな心で受け入れることです。日本では普通のことが台湾では異なっている場合もありますが、その違いに戸惑うのではなく、「面白い」「なるほど」と好奇心を持って楽しむことで、旅の経験はより豊かになります。
親切な台湾の人々や美味しい料理、賑やかな街並みなど、この国には私たちを温かく迎えてくれる魅力が満ち溢れています。今回の注意点やマナーは、安全で快適な旅のためのガイドラインに過ぎません。ルールを守りつつも、心は自由に、五感を研ぎ澄ませて台湾の空気を存分に味わってください。きっとあなたの心に残る素晴らしい体験が待っています。

