南国の楽園、グアム。透き通るようなエメラルドグリーンの海、どこまでも続く青い空、そして陽気なチャモロの文化が織りなす独特の雰囲気は、私たち日本人を魅了してやみません。短いフライト時間で訪れることができるこのアメリカンリゾートは、週末を使った弾丸旅行から、長期滞在でのんびり過ごすバカンスまで、あらゆる旅のスタイルを受け入れてくれます。
しかし、そんな楽園の旅にも、現実的な悩みはつきものです。その代表格が「大きな荷物、どうしよう問題」。
例えば、こんな経験はありませんか?
- 早朝にグアム国際空港に到着!でも、ホテルのチェックインは午後3時から。それまでの半日、重たいスーツケースを引きずりながらタモンの街を歩くのは、考えるだけで気が滅入ってしまう…。
- 旅行最終日。フライトは深夜便。ホテルをチェックアウトした後、最後のショッピングや食事を楽しみたいのに、スーツケースが邪魔で身動きが取れない…。
- レンタカーは借りていないけれど、マイクロネシアモールでたくさんお土産を買い込んでしまった。この荷物を持ったまま、次の目的地に行くのは辛すぎる…。
そう、旅の自由度と快適さを大きく左右するのが、この手荷物の問題なのです。日本国内の旅行であれば、駅や観光地に設置されたコインロッカーが心強い味方になってくれます。しかし、ここは異国の地、グアム。果たして日本と同じように、気軽に荷物を預けられる場所はあるのでしょうか?
この記事では、そんなグアム旅行者の切実な悩みを解決すべく、グアムのコインロッカー事情から、スーツケースのような大きな荷物を預けることができる手荷物預かりサービス、さらにはコインロッカーがない場合の賢い代替案まで、あらゆる情報を網羅して徹底的に解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたは「荷物どうしよう?」という不安から解放され、グアムの太陽の下、心から軽やかに旅を満喫できるようになっているはずです。さあ、一緒にグアムでのスマートな荷物管理術をマスターしましょう。
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グアムのコインロッカー事情、基本の「き」

まず、最も気になる核心部分からお伝えしましょう。グアムには、日本の駅や街中でよく見かける「コインロッカー」が存在するのでしょうか。
結論を申し上げると、「ほとんど見当たらない」というのが現状です。旅行者が気軽に使えるコインロッカーは、ほぼ皆無と言っても過言ではありません。この事実に「え、本当?」と驚かれる方も多いでしょう。日本の主要な駅や観光スポットでは当たり前の設備ですが、海外では必ずしもそうとは限らないのです。
では、なぜグアムにはコインロッカーが広く普及していないのでしょうか。その背景にはいくつかの理由が考えられます。
まず一つ目は、「文化やライフスタイルの違い」です。グアムは典型的な車社会であり、地元の人々は移動手段の多くを自家用車に頼っています。観光客の多くもレンタカーを利用しており、荷物は車のトランクに収納すれば十分と考えられているのです。公共交通機関が日本ほど発達していないため、駅に設置されるコインロッカー自体の需要が生まれにくい環境と言えるでしょう。
次に、「治安や管理の問題」も挙げられます。無人のコインロッカーはテロ対策や犯罪予防の観点から、設置および管理に多大なコストと手間がかかります。特にアメリカの準州であるグアムでは、安全対策に対する意識が日本とは異なっており、不特定多数の人が匿名で使用できるロッカーはリスクが高いとみなされやすいのです。
さらに、「ビジネスモデルの観点」も重要です。コインロッカー事業が成り立つには、一定の利用者数が安定して見込めることが必要です。しかし、グアムの観光客数は季節や時期によって変動が大きく、いつも高い需要があるわけではありません。そのため、事業者の視点から見れば、投資に見合うリターンを得るのが難しい場合もあるでしょう。
こうした背景から、グアムで「ちょっと荷物を預けたい」と思っても、街中でコインロッカーを探すのはあまり現実的でないと理解しておくことが大切です。ただし、ご心配なく。コインロッカーがないからといって、重い荷物を常に持ち歩かなければならないわけではありません。グアムにはコインロッカーに代わる信頼できる手荷物預かりサービスや、工夫を凝らした便利な解決策が用意されています。次の章では、その具体的な方法をひとつずつ丁寧にご紹介していきます。
ここなら預けられる!グアムの主要手荷物預かりスポット徹底解説
コインロッカーがなくても、旅行者の荷物を預かってくれる場所は確かに存在します。特に多くの旅行者が集まる拠点には、専門の預かりサービスが整えられています。ここでは、グアムで確実に荷物を預けられる代表的なスポットについて、利用方法や注意点を詳しく解説します。
グアムの空の玄関口:グアム国際空港(アントニオ・B・ウォン・パット国際空港)
旅の出発点および帰着点となるグアム国際空港は、早朝到着や深夜出発の便を利用する旅行者にとって手荷物預かりサービスが非常に頼もしい存在です。
サービス提供会社と設置場所
グアム国際空港内で手荷物一時預かりを行っているのは、「Smarte Carte」という会社です。この名前に心当たりがある人も多いでしょう。空港でカートのレンタルを手掛ける世界的な企業です。
サービスカウンターは、1階到着ロビーの手荷物受取所付近にあります。具体的には、税関を抜けて到着ゲートを出た後、ツアー会社のカウンターが並ぶエリアの一角に「Baggage Storage」や「Smarte Carte」という表示が見えます。見つけにくければ、空港の案内カウンターやスタッフに「Baggage Storage, please?」と尋ねてみてください。丁寧に教えてくれます。
利用の流れ
手荷物預かりは対面のカウンター式で、コインロッカーのように自分で操作する必要はありません。初めてでも安心して利用可能です。
- ステップ1:カウンターへ向かう
預ける荷物を持って、Smarte Carteのカウンターへ行きます。
- ステップ2:荷物の申込み
カウンターのスタッフに預けたい旨を伝えます。例えば「I’d like to leave my baggage.」で伝わります。スタッフが荷物の個数やサイズを確認し、申込用紙への記入を求められることもあります。名前や連絡先を記入してください。
- ステップ3:料金の支払い
料金は前払いです。荷物の大きさや預ける期間により異なります。支払いは米ドルの現金、あるいはクレジットカードが使えます。カード利用が可能なため、小銭がない場合でも便利です。料金の参考は後述しますが、事前にグアム国際空港公式サイトで最新情報を確認すると安心です。
- ステップ4:預かり証(クレームタグ)の受け取り
支払い後、荷物と引き換えに預かり証が渡されます。このタグは荷物受取時に必須ですので、絶対に紛失しないようパスポートや財布などの重要品と一緒に保管してください。スマートフォンで写真を撮っておくのも紛失時の備えになります。
- ステップ5:荷物の受け取り
受け取りの際は営業時間内にカウンターを再訪し、預かり証を見せます。スタッフがタグ番号と照合し、荷物を返却してくれます。手続きはこれだけで非常にスムーズです。
料金体系・営業時間・注意事項
- 料金体系
料金は荷物のサイズ(小・普通・大・特大)と預ける時間(数時間単位や24時間単位など)で変わります。例えば、一般的なスーツケース(普通サイズ)を24時間預けると約10ドル〜20ドル程度が目安です。サーフボードやゴルフバッグなどの大型荷物も可能ですが、割高です。料金は変更される場合があるため、利用時に必ずカウンターで確認しましょう。
- 営業時間
空港のフライトに合わせて長時間営業していますが、24時間営業ではありません。早朝や深夜利用を考えているなら、事前に営業時間を調べるのが重要です。営業時間外には対応できないため、フライト時間と営業時間を必ず確認してください。
- 預けられないもの
安全上の理由から、以下の品物は預けられません。
- 貴重品:現金、クレジットカード、パスポート、宝石類、高価な電子機器(PC・カメラなど)
- 危険物:引火性の物(ライター、スプレー缶)、火薬類、毒物
- 生鮮品・腐敗しやすいもの:食品、植物、動物
- 壊れやすい物:精密機器、ガラス製品など
これらは破損・紛失時に補償対象外となる場合が多いため、貴重品は必ず手元で管理し、壊れものは厳重に梱包してください。
- トラブル時の対応
預かり証を紛失した場合は速やかにカウンターのスタッフへ報告し、パスポートなどの身分証明書と荷物の特徴を詳しく伝えます。破損・紛失のトラブルがあれば、すぐにスタッフに伝え、必要なら警察への届け出(ポリスレポート)を依頼してください。保険請求時に必要になることがあります。
ショッピングの拠点:主要ショッピングモール
グアムでのショッピングは旅の醍醐味ですが、気がつけば両手が荷物だらけになることも。そんな時に頼りになるのが、ショッピングモールの手荷物預かりサービスです。
空港のように常設の有料サービスが設置されている場所は限られます。以下、代表的なショッピングモールの状況をご紹介します。
Tギャラリア グアム by DFS
タモン地区の中心に位置する高級ブランド専門のTギャラリアでは、明確な「手荷物預かりカウンター」はありませんが、コンシェルジュデスクや各ブランドのブティックで購入品や手荷物を一時的に預かってもらえる場合があります。特に高額商品を買った際には丁寧に対応してもらえることが多いです。ただし、これは店舗側のサービスであるため、大きなスーツケースなど長時間の預かりには不向きです。あくまで買い物中の一時的な預かりとして利用しましょう。
マイクロネシアモール
デデド地区にあるグアム最大級のショッピングモールですが、2024年現在、旅行者が自由に使える常設コインロッカーや公式の手荷物預かりサービスは確認できていません。とはいえ、インフォメーションセンター(ゲストサービス)で相談してみる価値はあります。短時間なら応じてもらえる場合もあり、ベビーカーレンタルカウンターなどでは柔軟な対応が期待できます。
グアム・プレミア・アウトレット(GPO)
タムニン地区にあるアウトレットモールも、公式の手荷物預かりやコインロッカーはありません。荷物管理の基本はレンタカーのトランク利用となります。レンタカーがない場合は、購入量を調整するか、ホテルに一旦戻る工夫が必要です。
ショッピングモールでの手荷物預かりは全体的に「確実性が低い」のが現状です。インフォメーションで聞いてみるのは良い方法ですが、断られることもあります。過度な期待は控え、身軽な格好で出かけるか、後述の代替方法を利用するのがおすすめです。
旅の拠点:ホテル
グアムで最も確実かつ便利な手荷物預かり場所は、何と言っても宿泊ホテルです。ほとんどのホテルが宿泊者向けに無料のクロークサービス(ベルデスクでの一時預かり)を提供しています。
チェックイン前・チェックアウト後の利用方法
このサービスが特に役立つのは、チェックインよりも前にホテルに着いた場合や、チェックアウト後にフライトまで時間がある場合です。
- 利用手順
- フロントまたはベルデスクに行く。
- 「チェックイン(アウト)したのですが、フライトまで荷物を預かってもらえますか?(I’ve just checked in/out. Could you keep my luggage until my flight?)」と伝える。
- 荷物の個数を確認され、引換用の番号札(クレームタグ)を受け取る。
- このタグも空港の預かり証と同様に紛失しないよう大切に保管する。
利用時の準備と注意点
- 準備事項:荷物を預ける際、現金やパスポート、水着、日焼け止め、スマホ充電器など必要なものを入れたサブバッグを用意すると便利です。預けた後、手軽に観光や食事に出かけられます。
- 貴重品は自己管理を:ホテルのクロークは安全ですが、現金やパスポート、高価アクセサリーなどは預けるべきではありません。これらは必ず自己責任で手元に保管してください。
- 預かり期間の確認:一般的にチェックアウト当日中の預かりは問題ありませんが、翌日以降など長期間になると追加料金発生や断られる可能性があります。事前の確認が安心です。
- チップのマナー:荷物を預けたり受け取ったりする際にベルスタッフが手伝ってくれた場合、感謝の印として1個あたり1〜2ドル程度のチップを渡すのがスマートです。義務ではありませんが、現地の文化に沿った心遣いと言えます。
なお、非宿泊者がホテルに荷物を預けるのは基本的に難しいです。セキュリティ上、宿泊客以外の荷物預かりはほとんど行われません。ただし、そのホテルのレストランやスパを利用予約しているなど特別な条件があれば、例外的に対応してもらえる場合もありますが、確実ではありません。やはり宿泊ホテルのクローク利用が最も確実です。
コインロッカーがない!そんな時の代替案と裏ワザ

空港やホテルのように決まった場所での荷物預かりサービスだけでは、旅のあらゆるシーンをカバーしきれないことがあります。「ショッピングモールを何軒も回りたい」「ビーチで少しだけ遊びたいけれど、全財産を持ち歩くのは不安…」そんな時に便利な、グアムにはないコインロッカーの代わりとなる賢い旅のコツや裏技をご紹介します。
最強のモバイルロッカー:レンタカーのトランク
グアム旅行をより快適にしてくれる強力なアイテムがレンタカーです。赤いシャトルバスなどの公共交通も便利ですが、行動範囲の自由さや時間の有効活用を考えると、レンタカーの利便性は抜群です。そして荷物の管理という点でも、レンタカーは「最強の移動できるプライベートロッカー」として活用できます。
- 使い方のポイント
- チェックアウト後、ホテルに預けていないショッピングで買ったお土産やビーチで使った濡れたタオルなどを、気兼ねなくトランクに収納できます。
- 複数のショッピングモールや観光スポットを巡る時でも、いちいち荷物を持ち歩く必要がありません。
- 小さな子ども連れの場合でも、ベビーカーやおむつ、着替えなどかさばる荷物を常に車内に積んでおけるため、非常に心強い存在です。
- 活用時の注意点と対策
レンタカーをロッカー代わりに使う際に、絶対に忘れてはならないのが車上荒らし防止策です。グアムは比較的治安は良いとされていますが、観光客のレンタカーを狙った盗難事件も発生しています。グアム政府観光局も注意喚起をしていますが、自分自身でもしっかりと防犯意識を持つことが大切です。
- 外から見える場所に荷物を置かない:これは鉄則です。財布やスマートフォン、カメラ、ショッピングバッグなどをシートの上に置いたまま車を離れるのは、窃盗を招く行為に他なりません。荷物は必ずトランクの中や、外から見えないグローブボックスなどにしまいましょう。
- 貴重品は車内に置かない:トランクの中であっても、パスポート、多額の現金、クレジットカードなど貴重品を車内に残すのは非常に危険です。これらは必ず肌身離さず持ち歩くようにしてください。
- 駐車場所の選択:駐車時は、できるだけ人通りが多くて明るい場所を選びましょう。建物の入り口付近や照明の下が比較的安全です。薄暗い駐車場の隅は避けるのが賢明です。
- 施錠の徹底:車を離れる際は、短時間であっても必ず全てのドアが確実にロックされていることを確認してください。
これらのポイントを守れば、レンタカーはあなたのグアム旅行をより自由で快適なものにしてくれるはずです。
ツアーや送迎サービスを上手に利用する
オプショナルツアーや空港送迎サービスを利用する場合、それらを荷物預かりとして活用できることがあります。
- 空港送迎サービス:パッケージツアーで空港とホテルの送迎が含まれている場合、多くは大型のバスやバンで移動します。早朝に空港に到着してチェックインまで時間があるとき、送迎スタッフに相談すると、ツアー会社によっては荷物をバスに預かり、チェックイン時間に合わせてホテルへ届けたり、時間までバスのトランクで保管してくれたりすることがあります。とても便利なサービスなので、該当する場合は利用前にツアー会社へ問い合わせてみましょう。
- オプショナルツアー:例えば最終日にホテルをチェックアウト後、午後からの市内観光ツアーに参加する際、スーツケースをツアーバスのトランクに積んで観光を楽しみ、ツアー終了後に空港まで送ってもらうプランが組めることがあります。こうした方法ならチェックアウト後の荷物の心配なく、最後までグアム観光を満喫できます。予約時に必ず「チェックアウト後のスーツケース預かりが可能か」を確認することが大切です。
手荷物預かり専門サービス(オンライン予約型)の現状
近年、世界中で「Radical Storage」や「Bounce」など、カフェや店舗の空きスペースをオンライン予約で利用できる新しい手荷物預かりサービスが広がっています。日本のecbo cloakもその代表例です。
ではグアムではどうでしょうか。2024年6月現在、残念ながらこれらのオンライン手荷物預かりサービスはグアムではまだ本格的には展開されていません。ただし旅行スタイルが多様化するなか、今後グアムにもこうした便利なサービスが登場する可能性は十分にあります。旅行前に各サービスの公式サイトで、対象エリアにグアム(Guam)が含まれているかどうかをチェックしておくと良いでしょう。もし新サービスが開始されていたら、それは非常に画期的な解決策となるはずです。
究極の裏ワザ?ホテルでの交渉術
少し上級者向けですが、状況次第で役立つ方法です。例えば最終日にホテルをチェックアウトしたあと、そのホテルの高級レストランでディナーを予約している場合、「ディナー利用まで荷物を預かってもらえませんか?」と丁寧にお願いしてみる価値があります。宿泊客でなくなっても、施設を利用するお客様に対してはホテル側も簡単に断りにくいものです。もちろん必ず成功するとは限りませんが、誠実な態度で交渉すれば柔軟な対応を引き出せる可能性は高いです。
実際に使ってみよう!手荷物預かり利用シミュレーション
ここまでさまざまな方法をご紹介しましたが、より具体的にイメージしやすいように、架空の旅行者を例に挙げて、手荷物預かりの利用シーンをシミュレーションしてみましょう。
ケース1:早朝にグアム到着、チェックインまで時間があるAさんの場合
Aさんは午前5時にグアム国際空港へ到着する便を利用しました。入国審査や受託手荷物の受け取りを終えてもまだ朝の6時を少し過ぎたところです。予約したタモンのホテルのチェックインは午後3時なので、約9時間もスーツケースを持ったまま過ごすわけにはいきません。
- 行動プラン
- 6:30 AM: 空港1階到着ロビーにある「Smarte Carte」のBaggage Storageカウンターへ直行します。
- 6:40 AM: カウンターで「スーツケースを1つ、本日午後2時頃まで預けたい(I’d like to store one suitcase until around 2 PM today.)」と伝えます。スタッフから料金(たとえば8時間で15ドルなど)を案内され、クレジットカードで支払いを済ませます。引き換えにもらったクレームタグは財布に大切にしまいます。
- 7:00 AM: 身軽になったAさんはタクシーでタモン地区へ向かい、手荷物がない分だけずっと身軽に感じます。
- 7:30 AM: 海の見えるカフェでゆったりと朝食を満喫します。重い荷物があれば、こんなにのんびりできません。
- 9:00 AM〜1:00 PM: タモンの街を散策したり、ザ・プラザでウィンドウショッピング、DFSでコスメを見たりと、時間を有効に活用します。
- 1:30 PM: 再びタクシーで空港へ戻ります。
- 2:00 PM: Smarte Carteのカウンターでクレームタグを提示し、無事にスーツケースを引き取ります。
- 2:15 PM: 空港のシャトルバスでホテルへ移動。
- 3:00 PM: ちょうど良いタイミングでホテルに到着し、スムーズにチェックイン。初日を無駄なくスタートさせることができました。
ケース2:最終日でフライトは深夜0時。チェックアウト後のBさんファミリーの場合
Bさんファミリー(夫婦と小学生の子ども1人)はグアム滞在の最終日を迎えています。ホテルのチェックアウトは午前11時ですが、帰国便は深夜0時発のため、半日以上の時間があります。レンタカーを利用中です。
- 行動プラン
- 10:30 AM: フライトで使う着替えや洗面用品を小さなバッグにまとめ、それ以外の荷物はすべてスーツケースに収めます。
- 11:00 AM: ホテルのフロントでチェックアウトを済ませ、そのままベルデスクにて「夜9時頃までスーツケースを3つ預かってもらえますか?(Our flight is late tonight. Could we leave three suitcases here until 9 PM?)」とお願いし、番号札を受け取ります。
- 11:30 AM: 貴重品と着替えの入ったバッグのみ持ち、レンタカーに乗って最後のグアム観光へ出発。
- 12:00 PM〜5:00 PM: グアム・プレミア・アウトレット(GPO)でショッピング。子ども服やスニーカーを購入し、買った品は順次レンタカーのトランクにしまいます。車上荒らし対策のため、外から見えない奥の方に隠しておきます。
- 5:30 PM: Kマートに立ち寄り、お土産の定番であるチョコレートやナッツを大量に購入し、これもトランクへ収納。
- 7:00 PM: 予約したレストランでグアム最後のディナーを楽しみます。
- 8:30 PM: 食事を終えてレンタカーでホテルに戻ります。
- 9:00 PM: ベルデスクで番号札を返却し、預けていたスーツケースを受け取ります。その場のホテルロビーの一角で、先ほど購入したお土産を手早くスーツケースに詰めます。
- 9:30 PM: 荷物をすべてレンタカーに積み込み、レンタカー会社に車を返却。シャトルバスで空港へ向かいます。
- 10:00 PM: 空港に到着。余裕を持ってチェックインし、ストレスなく最後まで快適に過ごすことができました。
トラブル発生!その時どうする?Q&A

どれだけ注意を払っていても、旅先でのトラブルは避けられません。手荷物を預ける際にも、予想外の問題が発生することがあります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法をQ&A形式でまとめました。万が一のために、ぜひ心に留めておいてください。
- Q: 荷物を預けた場所の営業時間が終了してしまった!
- A: 非常に困る状況の一つです。特に空港の手荷物預かり所で起こりがちです。まずは、カウンターに掲示されているであろう緊急連絡先に電話してみましょう。ただし、営業時間外に対応してもらえる保証はありません。最悪の場合、その日の営業が再開するまで荷物を引き取れなくなります。もし当日のフライトに乗る必要がある場合は、荷物を諦めるか、フライトを変更するかという難しい判断を迫られることになります。このようなトラブルを避けるために、事前に営業時間を何重にも確認し、受け取りの時間に余裕を持つことが非常に重要です。
- Q: 預かり証(クレームタグ)を紛失してしまった!
- A: 慌てずに、まずは冷静になることが大切です。すぐに荷物を預けたカウンターへ行き、スタッフに事情を正直に説明しましょう(例:「I’m sorry, I’ve lost my claim tag.」)。その際、必ずパスポートなどの写真付き身分証明書を提示してください。本人確認が取れたら、預けた荷物の特徴をできるだけ詳しく伝えます。例えば、「黒いサムソナイトのスーツケースで、赤いリボンが目印です。中には衣服とお土産のチョコレートが入っています(It’s a black Samsonite suitcase with a red ribbon tied on the handle. Inside are clothes and souvenir chocolates.)」のように、色やブランド、形、目印、中身などを具体的に説明しましょう。スタッフが記録と照合し、所有者であると確認できれば荷物を受け取ることが可能です。やや時間はかかりますが、誠実に対応すれば問題ありません。念のため、預かり証の写真を撮って番号を控えておくと、スムーズに確認が進みます。
- Q: 預けた荷物が破損していた、あるいは中身の一部がなくなっていた!
- A: 荷物を受け取ったら、その場で必ず状態を確認してください。キャスターが壊れていたり、鍵が不自然に開けられた跡があった場合は、その場を離れずに直ちにスタッフに報告しましょう。一度離れてしまうと、損傷が預けている間に起きたものか、その後に生じたものか証明が極めて困難になります。状況を説明したうえで、必要に応じて破損証明書(ダメージレポート)や盗難届(ポリスレポート)の作成を依頼してください。これらの書類は、後日海外旅行保険を申請する際に不可欠です。外務省海外安全ホームページでも注意喚起されている通り、海外での盗難や破損は決して珍しいことではありません。高価な品物を預けない、壊れやすいものはしっかりと梱包するといった自己防衛策を講じるとともに、万一の際の対応方法を知っておくことが重要です。
グアムで身軽に旅するための持ち物リストとパッキング術
最後に、グアムでの荷物管理をさらに快適にするための、ちょっとした持ち物やパッキングのポイントをご紹介します。これらを用意しておくだけで、旅の利便性がぐっと向上します。
あると便利な持ち物リスト
- 折りたたみ式のサブバッグやエコバッグ: チェックイン前やチェックアウト後に大きな荷物を預けた際、手元で管理したい貴重品や必需品を入れておくために重宝します。軽くてコンパクトに折りたためるものがおすすめです。ショッピングで増えた荷物の収納にも役立ちます。
- ワイヤーロックと南京錠: スーツケースの鍵以外に、小さめの南京錠があるとサブバッグやリュックのジッパーを留めて盗難防止に繋がります。また、ワイヤーロックを使えばレストランなどで席を少し離れる際に荷物と椅子をつなげるなど、簡易的なセキュリティ対策が可能です。
- ジップロック(大小いろいろなサイズ): 濡れた水着やタオルの収納、砂のついたビーチサンダル入れとして便利なだけでなく、スマートフォンの簡易防水ケース代わりや、お土産のクッキーなどの割れ物の保護にも役立つ多用途アイテムです。かさばらないので数枚スーツケースに忍ばせておくと安心です。
- 米ドルの現金(特に小銭と1ドル札): グアムはカード利用が主流ですが、ホテルのポーターへのチップや、ローカルなお店、バスの支払いなど現金が必要な場面もまだまだあります。手荷物預かり時に現金のみの支払いを求められる可能性もあるため、細かい現金をある程度準備しておくと安心です。
賢いパッキング術
- 「預ける荷物」と「持ち歩く荷物」をはっきり分ける: パッキングのときからこの意識を持つことが大切です。チェックアウト後に預けるスーツケースには、帰国まで使わないもの(お土産や大半の着替えなど)をまとめて入れ、それ以外のパスポートや現金、クレジットカード、スマホ、充電器、薬、簡単な化粧品、羽織りものなどの必需品は、持ち歩くサブバッグに入れましょう。こうすることで、荷物を一時預けた後に「あれはスーツケースの中だった」と焦ることがなくなります。
- 衣類圧縮袋の活用: おみやげで荷物が増えることを見越して、行きは衣類圧縮袋で服をコンパクトにまとめましょう。これによりスーツケースのスペースに余裕ができ、帰りの買い物もスムーズに収まります。
- お土産用のスペースを確保する: 行きの荷物は約7割程度にとどめておくのが理想です。パンパンに詰めて出発すると、帰りにお土産を入れる余地がなく、別のバッグを買う羽目になることも。あらかじめお土産のための余裕を作っておくことがスマートなパッキングの秘訣です。
グアムは日常の喧騒から離れ、心身をリフレッシュさせてくれる素敵な場所です。その魅力を最大限に楽しむためには、重い荷物による負担から解放されることが欠かせません。ここでご紹介した空港やホテルのサービス、レンタカーなどの選択肢を上手に組み合わせれば、あなたのグアム旅行は確実に軽やかで快適なものになるでしょう。さあ、賢い荷物の管理術を身に付けて、最高のグアム旅を満喫してください!

