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台湾旅行の天気予報!ベストシーズンと年間の気候を徹底解説【服装・持ち物ガイド付き】

「小籠包の湯気が立ち上る朝、マンゴーかき氷が火照った体を癒やす昼下がり、そしてランタンの灯りが幻想的に揺れる夜。台湾は、いつ訪れても五感を刺激する魅力にあふれた場所です。しかし、その魅力を最大限に味わうためには、旅の計画で最も重要なピース、それが「天気と気候」の理解です。

「台湾って、一年中暖かいんじゃないの?」 「台風シーズンは避けたほうがいいって聞くけど、実際いつなの?」 「冬の台北って、コートは必要?」

そんな疑問を抱えながら、航空券の予約ボタンを前にためらっているあなたへ。この記事は、あなたの台湾旅行を完璧なものにするための、究極の天気・気候ガイドです。

北部の亜熱帯から南部の熱帯まで、小さな島に多様な気候が凝縮された台湾。季節ごとの天気の特徴、月ごとの具体的な気温、そして最適な服装と持ち物を、旅サイトのプロライターが徹底的に、そして情熱を込めて解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは自分の旅のスタイルに合ったベストシーズンを見つけ出し、スーツケースに詰めるべき服を確信を持って選び、天候の変化にさえスマートに対応できる、旅の上級者になっていることでしょう。さあ、一緒に最高の台湾旅行を計画しましょう!

このガイドでベストシーズンと最適な服装を把握したら、次は週末の台北を最大限に楽しむモデルコースを参考に、具体的な旅の計画を立ててみませんか?

目次

台湾の気候、ざっくり解説!亜熱帯と熱帯が混在する島

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台湾の気候を理解するうえで、まず押さえておきたい重要なポイントが二つあります。それは、島を二つの気候帯に分ける一本の線が存在すること、そして年間を通じて「ある特徴」が非常に顕著であることです。

北回帰線が分ける二つの気候帯

台湾のほぼ中央部、嘉義県と花蓮県を横断する北緯23.5度の線が「北回帰線」です。この線を境に、台湾の気候は大きく二つのエリアに区分されます。

  • 北部(台北、九份、台中など):北回帰線の北側に位置する地域は温暖湿潤気候、つまり亜熱帯気候に属します。日本ほど四季の差は明確ではないものの、比較的季節の変化を感じられます。冬は冷え込みやすく、また雨が多いのが特徴です。一般にイメージされる「台北」の気候はこの地域に含まれます。
  • 南部(高雄、台南、墾丁など):北回帰線の南側にあたる地域は熱帯気候に分類されます。年間を通して温暖で、はっきりとした冬はありません。季節は主に雨がほとんど降らない「乾季」と降水量の多い「雨季」に分かれています。

この違いは旅行の計画を立てる際に非常に重要です。例えば1月に旅する場合でも、台北ではダウンジャケットが必要なほど冷え込む日がある一方で、南部の高雄では昼間は半袖で過ごせる暖かさになることがあります。旅行先によって準備すべき服装が大きく異なるのです。

一年を通じて非常に高い「湿度」 日本の夏をイメージしてみてください

台湾の気候において避けて通れないキーワードが「湿度」です。

台湾は四方を海に囲まれているため、年間を通して湿度が高く、平均湿度はおおよそ80%前後に達します。これは日本の梅雨時から真夏にかけての蒸し暑さが一年中続くと考えると分かりやすいかもしれません。

高い湿度は体感温度に大きく影響します。夏は気温以上に蒸し暑く感じられ、汗がなかなか乾かず体力を消耗します。逆に冬は気温が約10度程度でも湿気が熱を奪うため、数字以上に冷たく感じる「湿った寒さ」となります。

この「湿度との付き合い方」が、台湾旅行を快適に過ごすための重要なポイントになるのです。

【読者ができること】湿度対策の持ち物リスト

  • 速乾性に優れた衣類:綿100%よりも、ポリエステルなどの化学繊維を含む素材のTシャツや下着をおすすめします。汗をかいても素早く乾き、不快感を軽減できます。
  • 汗拭きシートや制汗剤:少し歩いただけでも汗ばみやすいため、こまめにリフレッシュできるアイテムは必須です。メントール入りだとさらに爽快感が増します。
  • 携帯用扇風機(ハンディファン):屋外での待ち時間やMRTの駅から目的地までの移動時に重宝します。特に夏の旅行では欠かせない必需品と言えます。
  • 薄手の羽織りもの:湿度対策というよりは、屋外と室内の温度差対策として重要です。外は蒸し暑くても、ショッピングモールやMRT車内は冷房が効いています。湿った肌に冷気が直接当たると体調を崩しやすいため、カーディガンやパーカーを手元に持っておきましょう。

【季節別】台湾の天気と服装ガイド!月ごとの詳細レポート

それでは、ここからは月別に台湾の天候や気温、さらにおすすめの服装について詳しく解説していきます。旅行を予定している月を参考にして、ぜひじっくりご覧ください。

春(3月・4月・5月):旅のベストシーズンと言える過ごしやすい時期

春は台湾がもっとも穏やかで美しい姿を見せる季節です。寒さが和らぎ、本格的な暑さが訪れる前の、いわば黄金期となります。ただし、天気が変わりやすい時期でもあるため、注意が必要です。

3月:冬の余韻と春の気配

  • 平均気温: 台北 18℃ / 高雄 22℃
  • 天気の特徴: 3月の初旬はまだ冬の冷え込みが残り、ヒンヤリとした日が多く感じられます。月末に近づくにつれて気温が上昇し、春の陽気が感じられるようになりますが、寒さがぶり返すこともあり、気温差が激しいのが特徴です。北部は雨の多い日が続き、どんよりとした天気の日も少なくありません。
  • 服装: 基本的には日本の春の初め頃の服装に近いイメージで大丈夫です。長袖シャツやカットソーの上に、トレンチコートやマウンテンパーカーなど軽めのアウターを羽織ると良いでしょう。朝晩は冷え込むので、ストールや薄手のセーターがあると安心です。南部でも長袖の羽織りものを1枚持参すると安心です。

4月:年間を通じて最も快適な時期

  • 平均気温: 台北 22℃ / 高雄 25℃
  • 天気の特徴: 気温や湿度が安定し、過ごしやすさは年間でもトップクラス。晴れの日が多く、日差しも心地よく感じられます。4月上旬には台湾の祝日「清明節」の連休があり、国内の観光スポットは混雑することが多いので注意してください。
  • 服装: 日中は半袖のTシャツで過ごせる日も増えますが、朝晩や冷房の効いた場所では肌寒く感じることもあるため、薄手のカーディガンやシャツ、パーカーは必ず持ち歩きましょう。足元は歩きやすいスニーカーがおすすめです。紫外線が強くなる時期なので、帽子や日焼け止めも忘れずに。

5月:梅雨の兆しと夏の訪れ

  • 平均気温: 台北 25℃ / 高雄 28℃
  • 天気の特徴: 5月中旬頃から台湾は「霉雨季(メイユー)」と呼ばれる梅雨の季節に入ります。湿度が急上昇し、蒸し暑い日が増えるとともに、スコールのような激しい雨が短時間に降ることも多くなります。気温も上がり、夏の足音が聞こえてきます。
  • 服装: 基本的には夏服で問題ありません。風通しの良いTシャツやワンピースなどが快適です。この時期は雨対策が特に重要です。

【旅行者へのアドバイス】春の旅の準備と工夫

  • 持ち物リスト:
  • 折りたたみ傘: 5月はもちろんですが、3月や4月も天気が変わりやすいため必携です。耐久性があり少し大きめのものがおすすめです。
  • 撥水性能のある靴: 雨に濡れても問題ないスニーカーや乾きやすい素材のサンダルがあると便利です。革靴は雨天時には避けた方が無難です。
  • 防水スプレー: 出発前に靴やバッグにスプレーしておくと、突然の雨にも対応が楽になります。
  • 旅行時のポイント:
  • 宿泊先の選び方: 特に梅雨時に旅行する場合、「除湿機が設置されていた」や「空調がよく効いて快適だった」といったレビューのあるホテルを選ぶと滞在が快適です。濡れた服や靴を乾かすのにも役立ちます。
  • 雨の日の過ごし方: 雨でも楽しめる屋内施設(故宮博物院、誠品生活、ショッピングモールなど)を事前にリストアップしておくと、急な天候の変化にも焦らず対応できます。

夏(6月・7月・8月):灼熱の太陽と台風シーズン

台湾の夏は高温多湿で、台風の影響も受けやすい季節です。しかし同時に、旬のフルーツやにぎやかな夏祭りが楽しめる魅力的な時期でもあります。しっかりした準備が肝心です。

6月:梅雨本番と蒸し暑さのピーク

  • 平均気温: 台北 28℃ / 高雄 29℃
  • 天気の特徴: 梅雨の最盛期で、雨量が年間でも最も多い月の一つです。ほぼ連日どこかで雨が降ると考えましょう。気温と湿度が高く、非常に蒸し暑い日が続きます。少し歩くだけでも汗が噴き出すことが多いです。
  • 服装: 日本の真夏と同様の軽装で問題ありません。通気性と速乾性に優れたリネンや機能性ポリエステルの衣服を選びましょう。汗が目立ちにくい色のTシャツもおすすめです。濡れた地面は滑りやすいので、靴底のしっかりしたサンダルを選んでください。

7月・8月:猛暑と台風シーズンの真っただ中

  • 平均気温: 台北 30℃ / 高雄 30℃
  • 天気の特徴: 梅雨明け後、1年で最も暑い時期になります。日中は35度を超えることも珍しくなく、強烈な日差しが照りつけます。7月から9月にかけては台風が頻発する季節です。月に1~3個の台風が台湾に接近・上陸する可能性があります。
  • 服装: 涼しさを最優先し、ノースリーブやショートパンツ、ワンピースなど肌の露出が多い服装がおすすめです。一方で、紫外線対策は徹底が必要です。日傘、帽子、サングラス、日焼け止めは必ず用意しましょう。午後に多い「西北雨」と呼ばれるゲリラ豪雨に備え、速乾性のタオルや着替えを持ち歩くと安心です。

【旅行者へのアドバイス】夏の旅行と台風対策

台湾の夏旅行で最も注意すべきは台風の影響です。しかし正しい情報収集と準備があれば、過度に不安になる必要はありません。

  • 事前準備:
  • 海外旅行保険への加入: 台風によるフライトの遅延や欠航、旅行計画の変更などをカバーするプランを選びましょう。補償内容はよく確認してください。
  • 情報収集のためのブックマーク:
  • 台湾中央気象署(Central Weather Administration):台湾の公式気象機関で、台風の進路や警報情報をいち早く正確に発表しています。旅行前には必ずチェックしましょう。
  • 利用航空会社の公式サイト:運航状況は頻繁に更新されます。公式アプリをダウンロードするとプッシュ通知で情報を受け取れて便利です。
  • トラブルが起きた場合の対応:
  • フライトの欠航・遅延時:
  1. 公式サイトやアプリで最新情報を確認し、自己判断で空港へ向かわないことが重要です。
  2. 航空会社の指示に従い、ウェブサイトやコールセンター、アプリで代替便の予約を行いましょう。空港カウンターは混雑するため、オンラインでの手続きが推奨されます。
  3. 宿泊先の手配は基本的に自己責任ですが、一部の航空会社は遅延・欠航時の宿泊を提供することがあります。海外旅行保険の「航空機遅延費用補償」の適用可否も確認し、領収書は大切に保管してください。
  • 現地で台風に遭遇した際:
  1. 台風警報(「颱風警報」)が出されると、地方自治体が「颱風假(タイフォンジャー)」という臨時休業・休校措置を発表します。デパートや飲食店も営業時間短縮や休業することがあるため、テレビやネットの情報を確認しましょう。
  2. 警報中は不要な外出を避けてください。強風で飛んでくるものによるけがの危険があります。ホテル内で安全に過ごしましょう。
  3. コンビニやスーパーは品薄になることも想定し、水や軽食をあらかじめ備蓄しておくと安心です。

秋(9月・10月・11月):残暑と穏やかな気候が調和する季節

台風シーズンが終わり、厳しい暑さが薄れてくる秋は春と並んで台湾旅行の人気シーズンです。さまざまなイベントも催され、散策が楽しい季節です。

9月:夏の終わりを感じさせる季節

  • 平均気温: 台北 27℃ / 高雄 29℃
  • 天気の特徴: 9月上旬はまだ夏の暑さが続き、台風の接近リスクも残ります。下旬にかけては少しずつ朝晩が涼しくなり、秋の気配が漂い始めます。
  • 服装: 基本的には夏服で問題ありません。ただし、台風で天気が急変しやすいため、撥水性のあるウインドブレーカーなど軽い羽織りものを一枚用意すると便利です。

10月:第二のベストシーズンが訪れる

  • 平均気温: 台北 24℃ / 高雄 27℃
  • 天気の特徴: 晴れの日が多く、気温と湿度が下がって非常に過ごしやすい気候です。いわゆる「秋晴れ」が続く月で、10月10日の「国慶節」では各地で祝賀行事が行われ、街が盛り上がります。観光やグルメを楽しむのに最適な時期です。
  • 服装: 日中は半袖で快適に過ごせますが、朝晩や日陰では少し肌寒く感じることがあるため、長袖シャツや薄手のパーカーなどサッと羽織れるものがあると安心です。

11月:深まる秋の快適な日々

  • 平均気温: 台北 21℃ / 高雄 24℃
  • 天気の特徴: 台湾の秋がさらに深まり、北部は涼しくなって肌寒く感じることもありますが、空気が乾燥して快適です。南部はまだ暖かく、高雄や台南を訪れるには絶好の季節です。降水量も少なく、安定した天候が期待できます。
  • 服装: 北部では長袖カットソーにジャケットや厚手のカーディガンを重ねるなど、日本の秋のスタイルを参考にしてください。南部は半袖に薄手の羽織りもので十分ですが、朝晩の散策には長袖が役立ちます。

冬(12月・1月・2月):意外と寒さを感じる台北の冬

「南国の台湾に冬があるの?」と思われるかもしれませんが、とくに北部の冬は想像よりも冷え込み、「湿った寒さ」対策が必要となります。

12月:冬の始まりとクリスマスの頃

  • 平均気温: 台北 18℃ / 高雄 21℃
  • 天気の特徴: 北部は冬本番となり、曇りや小雨の日が多くなります。日照時間が短く、どんよりとした空が続くこともあります。一方南部は乾季に入り、晴天が多く過ごしやすい日が目立ちます。
  • 服装: 台北など北部ではセーターやフリースにコートが必要です。特に雨天時は体感温度がぐっと下がるため、防風性のあるアウターがあると便利です。南部でも昼と朝晩の寒暖差に備え、ジャケットやパーカーを携行すると安心です。

1月・2月:最も寒い時期と旧正月の大型連休

  • 平均気温: 台北 16℃ / 高雄 19℃
  • 天気の特徴: 一年で気温がもっとも下がる時期です。寒波が来ると台北では10℃以下になることもあり、暖房設備が少ない建物も多いため室内でも寒さを感じることがあります。雨は冷たく、体感温度をさらに下げる要因になります。1月下旬から2月は「春節(旧正月)」の大型連休で、多くの店が休業し、交通は帰省ラッシュで混雑します。
  • 服装: 北部では冬用コートやライトダウンジャケットが必須。中にはヒートテックなど機能性インナーやセーターを重ね、しっかり防寒対策をしましょう。マフラーや手袋もあると安心です。雨が多い九份など山間部へ行く場合は、防水・防風性のあるアウターをおすすめします。南部は比較的温暖で、日本の秋ぐらいの服装(長袖+ジャケットなど)が適しています。

【旅行者へのポイント】旧正月(春節)期間の旅行計画

旧正月は台湾の家族にとって最も重要な時期で、特別な体験ができる一方で注意点も多いです。

  • 行動のポイント(チケット予約):
  • 交通機関:台湾高速鉄道(HSR)や台湾鉄道(TRA)のチケットは乗車日の約1か月前から発売されますが、発売と同時に売り切れることも多いです。旅行日程が決まり次第、公式サイトで速やかに予約してください。多くの公式サイトは日本語対応があるため、会員登録を済ませておくと便利です。
  • 航空券・ホテル:この時期は料金が高騰するため、半年前もしくはそれ以上前からの予約がおすすめです。
  • 注意点:
  • 店舗の休業:大晦日にあたる「除夕」から旧正月の初めの数日にかけて、個人経営の飲食店や商店は休業します。大手デパートやチェーン店は営業していることもありますが、訪問予定の店の営業状況は事前に確認しておきましょう。
  • 両替:銀行が休業するため、現金の準備は早めに行ってください。空港の両替所は営業しています。

以上が台湾の月別の気候とおすすめの服装、旅行時のポイントの概要です。ぜひこれらを参考に、快適で安全な旅を計画してください。

結論!台湾旅行のベストシーズンはいつ?目的別徹底ガイド

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ここまで台湾の四季ごとの気候について解説してきましたが、「結局、いつ訪れるのがベストなのか?」という疑問にお答えします。結論としては、「旅の目的に応じて最適な時期が変わる」ということです。

快適に観光を楽しみたいなら「10月・11月」

  • 理由: 気温と湿度がちょうどよく、降水量も少なめ。台風の心配もほとんどなく、安定した晴天が望めます。街の散策やグルメ、歴史的な名所巡りなど、どんなアクティビティにも最適な気候です。初めて台湾に行く方は、この時期を選べばまず間違いありません。4月も同様に過ごしやすいですが、梅雨入りが早まることもあるため、秋のほうがより安定していると言えるでしょう。

費用を節約したいなら「1月・2月(旧正月を除く)」

  • 理由: 航空券や宿泊費が比較的リーズナブルになる傾向があります。特に冬の寒さが厳しい北部では観光客が減るため、人気スポットをゆったりと楽しめるのがメリットです。ただし、北部は寒さや雨への備えが必要です。一方で、この時期に暖かい南部(高雄、台南、墾丁など)を訪れるのは非常に賢い選択と言えるでしょう。

マンゴーかき氷を味わいたいフルーツ好きは「5月〜8月」

  • 理由: 台湾が誇るフルーツの王様、愛文マンゴーの旬がまさにこの時期です。ライチやパイナップル、ドラゴンフルーツなど、水分豊富な南国フルーツも最もおいしく安価に手に入ります。蒸し暑さや雨、台風のリスクはありますが、「旬の味覚」を楽しむという目的があれば、それらを乗り越える価値は十分にあります。

ランタンフェスティバルを楽しみたいなら「旧正月明け」

  • 理由: 毎年旧正月の締めくくりとして台湾各地で開催される「ランタンフェスティバル」。特に平渓の「天燈祭」や会場が毎年変わる「台湾燈會」では、夜空を彩る無数のランタンが幻想的な光景を作り出し、一生に一度は見ておきたいイベントです。開催時期は旧暦により毎年異なるため、必ず台湾観光局の公式サイトで最新情報を確認してから計画を立ててください。

旅の準備を完璧に!台湾旅行持ち物チェックリスト

台湾の気候を把握したら、次は持ち物の準備に取りかかりましょう。季節ごとのアドバイスを盛り込んだ、決定版のチェックリストをぜひご活用ください。

必携アイテム(季節を問わず)

  • パスポート:有効期限を事前に必ずご確認ください。
  • 航空券(eチケット控え):スマホ画面だけでなく、念のため印刷した紙も持参すると安心です。
  • 現金(台湾ドル):空港や市内の銀行、デパートで両替可能。少額を用意しておくと便利です。
  • クレジットカード:多くの店舗で利用できますが、夜市など現金のみの場所もあるため現金の準備も必要です。
  • 海外旅行保険証:病気やケガ、盗難に備えて必ず加入しましょう。
  • スマートフォン・充電器:台湾のコンセントは日本と同じAタイプで、電圧は110V(日本は100V)です。そのため、ほとんどの日本製電化製品がそのまま使用可能で、変圧器や変換プラグは不要です。
  • モバイルバッテリー:地図アプリや写真撮影で電池が早く減るため、大容量のものがおすすめです。
  • 常備薬:胃腸薬、頭痛薬、酔い止めなど、ご自身が普段使用しているものを準備しましょう。
  • エコバッグ:台湾ではスーパーやコンビニのレジ袋が有料なので、小さく折りたためるエコバッグを携帯すると便利です。

衣服(季節別のポイント付き)

  • 春(3月〜5月)
  • 長袖シャツやカットソー
  • 4月以降は半袖Tシャツも
  • 薄手のセーターやカーディガン
  • 軽量のアウター(トレンチコートやマウンテンパーカーなど)
  • 夏(6月〜8月)
  • 半袖Tシャツやタンクトップを数枚
  • ショートパンツ、スカート、ワンピース
  • 薄手の長袖羽織り(冷房対策や日焼け防止に)
  • 海辺に行く場合は水着も忘れずに(墾丁など)
  • 秋(9月〜11月)
  • 半袖Tシャツ
  • 長袖シャツやパーカー
  • 11月はジャケットや厚手のカーディガン
  • 冬(12月〜2月)
  • ヒートテックなどの機能性インナー
  • セーターやフリース
  • 冬用コートやライトダウンジャケット
  • 北部ではマフラー、手袋、ニット帽もあると安心

あると便利なグッズ(年間通して使えるもの)

  • 折りたたみ傘(晴雨兼用):台湾旅行に欠かせないアイテム。日傘と雨傘の両方として使えるものが最適です。
  • 日焼け止め、帽子、サングラス:台湾の紫外線は季節を問わず強烈です。
  • 速乾タオル:汗を拭いたり、急な雨で濡れた際に使えるため、一枚あると重宝します。
  • 虫よけスプレー:特に夏場や蚊の多い南部、自然豊かな地域を訪れる場合に役立ちます。
  • ウェットティッシュ・除菌ジェル:屋台グルメの前後に手を拭くなど、衛生管理に便利です。
  • 悠遊カード(EasyCard):日本のSuicaのような交通系ICカードで、MRTやバス、コンビニでの支払いに大変便利。現地の空港や駅で購入・チャージが可能です。

天気予報とリアルタイム情報の活用術

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現地の天候を正確に把握することは、旅行の満足度を大きく左右します。便利なツールを活用して、賢い旅の計画を立てましょう。

出発前に確認すべきウェブサイト

  • 台湾中央気象署:先に述べた通り、最も信頼できる情報源です。週間天気予報の精度が高いため、出発の数日前に服装の最終調整を行う際に非常に役立ちます。
  • 日本の天気予報サイト:tenki.jpやウェザーニュースなど、普段から使い慣れている日本のサイトでも台湾の天気を確認できるので、日本語で直感的に操作できる点がメリットです。

現地で活用したいアプリ

スマートフォンの天気予報アプリ(iPhone標準の「天気」やAccuWeatherなど)は、GPS機能を利用して現在地の天気を正確に表示してくれるため非常に便利です。中でもリアルタイムの雨雲レーダー機能は、夏の急な豪雨を避けるのに大いに役立ちます。「あと10分で雨雲が来るから、今のうちにあのカフェに入ろう」といった判断が可能になります。

【エリア別】気候の特色と注意点

最後に、主要な観光エリアごとの気候の特徴について補足します。同じ台湾国内でも、地域によって天候は大きく異なります。

  • 台北・新北(九份など):

「雨の都」と称されることもあるほど、年間を通じて降雨が多い地域です。特に冬季は、しとしとと降り続く小雨が続き、「雨季」のような状態が見られます。山間部に位置する九份は台北市内より天候の変化が激しく、気温も2〜3度ほど低いことを覚えておきましょう。霧が立ち込めることも多く、幻想的な風景が楽しめますが、足元が滑りやすくなるため滑りにくい靴の着用が必須です。

  • 台中・台南:

台湾の中西部に位置するこれらの都市は、北東から吹く湿った季節風を中央山脈が遮るため、年間を通じて晴れの日が多く、気候は非常に安定しています。台湾の中でも特に過ごしやすい地域とされ、長期滞在にも適しています。

  • 高雄・墾丁:

台湾南部の熱帯地域にあたり、冬でも日中は25度前後まで気温が上がり、一年中暖かい気候が続きます。ただし、5月から9月にかけての雨季は降水量が多く、湿度も高まります。一方、10月から4月にかけての乾季はほとんど雨が降らず、爽やかな晴天が続くため、ビーチリゾートの墾丁を訪れるには理想的なシーズンです。

  • 東部(花蓮・台東):

太平洋に面した東部エリアは、台風の最初の上陸地点となることが多い地域です。夏から秋にかけて旅行する際には、他地域以上に台風情報に細心の注意を払う必要があります。雄大な自然が魅力ですが、天候が不安定になりやすい点も留意が必要です。

台湾の気候に関するQ&A

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旅の準備を進めるうえで浮かんでくる、より細かい疑問にお答えします。

Q1: PM2.5の影響はありますか?

A: はい、影響はあります。特に風が弱まる冬から春にかけて、中国大陸から飛来するほか、台湾国内で発生することもあり、大気中のPM2.5濃度が上昇する場合があります。喉が敏感な方やアレルギー体質の方は、マスクを持参することをおすすめします。リアルタイムの空気質指数(AQI)は台湾の行政院環境保護署のウェブサイトで確認できるので、外出前にチェックする習慣をつけると良いでしょう。

Q2: ゲリラ豪雨(西北雨)はどれくらいの時間続きますか?

A: 夏の午後によく見られる「西北雨」は、文字通りバケツをひっくり返したかのような激しい雨ですが、長時間降り続くことはあまりありません。多くの場合、30分から1〜2時間程度で止み、その後は晴れ間がすぐにのぞくこともあります。雨が降り出したら、無理に動かず近くのカフェやお店で雨宿りをするのが賢明です。その時間を利用して、旅の計画を見直したり、休憩を取ったりしましょう。

Q3: 室内の冷房はどの程度強いですか?

A: 思った以上に強いと思ってください。MRT(地下鉄)の車内やデパート、映画館、レストランなど多くの屋内公共施設では冷房がかなり効いています。外の蒸し暑さから逃れてほっとしますが、長時間いると体の芯から冷えてしまうことも。汗で濡れた状態で冷気に当たると、夏風邪の原因にもなります。季節を問わず、羽織れる薄手のカーディガンやパーカーは必ずバッグに入れておくと便利です。

Q4: 服装で注意すべき点はありますか?(寺院など)

A: 台北の龍山寺や行天宮といった有名な寺院を訪れる際、欧米の教会のような厳格なドレスコードはありませんが、これらは地元の人にとって神聖な信仰の場です。過度に肌を露出する服装(キャミソール、タンクトップ、極端に短いショートパンツやスカートなど)は避け、肩や膝を隠す服装を心がけるのが敬意の表し方と言えます。心配な方はTシャツやストールを持参して羽織ると安心です。

長文のガイドを最後までお読みいただき、ありがとうございました。 台湾の天気や気候は複雑で、時に旅人を悩ませることもありますが、その多様さこそが、台湾の豊かな食文化や美しい自然、人々の温かな性格を育んできました。

雨が降れば、しっとり濡れた石畳が風情を増す九份。蒸し暑い夏には、かき氷の甘さが体に染みわたります。冬の冷たい雨の日には、北投温泉の湯けむりが最高の贅沢となるでしょう。

どんな天候も旅のアクセントのひとつです。この記事で得た知識を活かし、準備を整えて、天候の変化さえも楽しみながら、あなただけの素敵な台湾の物語を紡いでください。きっと忘れがたい旅が待っています。

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この記事を書いたトラベルライター

SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

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