「レディース&ジェントルメン!ようこそ、P.T.バーナムのショーへ!」
映画館の暗闇に響き渡るヒュー・ジャックマンの歌声、希望に満ちた力強い眼差し。映画『グレイテスト・ショーマン』は、公開から数年経った今でも、私たちの心に鮮やかな興奮と感動を灯し続けています。夢を追いかけることの素晴らしさ、人と違うことを受け入れる尊さ、そして家族の愛。物語が伝えるメッセージは、日々の喧騒の中で忘れがちな情熱を思い出させてくれる、まさに魔法のような作品です。
私、健司もまた、この映画に魅了された一人です。世界中を飛び回るビジネスの合間に、ふと立ち寄った映画館で出会ったこの物語は、仕事のプレッシャーや異国の地での孤独感を忘れさせ、純粋な高揚感で心を満たしてくれました。以来、ニューヨーク出張のたびに、私は映画の面影を探して街を歩くようになりました。そう、この街は『グレイテスト・ショーマン』の壮大な舞台そのものなのです。
この記事では、P.T.バーナムが夢を追いかけたニューヨークの地を辿り、映画の登場人物たちが息づいていた場所を巡る旅へと皆様をご案内します。単なるロケ地紹介ではありません。実際にあなたがニューヨークを訪れ、映画の世界に没入するための具体的なステップ、準備、そして心構えまでを網羅した、ワンランク上の旅のプランニングです。この記事を読み終える頃には、きっと次の休暇はニューヨークで決まり、と心に誓っていることでしょう。さあ、ショーの幕開けです。
ニューヨークを舞台にした映画の旅をもっと深めたいなら、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影地を巡る旅もおすすめです。
旅の始まりはここから。P.T.バーナムの息吹を感じるニューヨーク

『グレイテスト・ショーマン』の物語の大部分は、19世紀のニューヨークを舞台に展開します。しかし、多くのシーンは現代のニューヨークの街並みや、巧みに作られたスタジオセットで撮影されました。映画の魔法を感じた場所を訪ねることで、スクリーン越しに味わったあの高揚感を、直接体感することができます。
映画の中心地:ブルックリン・ネイビー・ヤードの活気
物語の核となる、夢と奇跡に満ちた「バーナム・サーカス」が誕生した場所。その撮影の多くは、ブルックリンのイースト川沿いに広がる「ブルックリン・ネイビー・ヤード」内の「スタイナー・スタジオ(Steiner Studios)」で行われました。かつてアメリカ海軍の造船所として賑わったこの広大な敷地は、現在アメリカ東海岸最大級の映画スタジオに変貌し、多くの大作がここから世に送り出されています。
残念ながら、スタイナー・スタジオは現役の映画制作現場であるため、一般の観光客が内部を見学することはできません。厳格なセキュリティ体制の下、事前アポイントなしの立ち入りは禁止されています。しかし、場の独特の空気は外から感じ取ることが可能です。
訪問者が体験できること:ネイビー・ヤードの息吹を味わう
- 周辺の散策: スタジオ周辺には、かつての造船所時代から残るレンガ造りの建物や巨大なクレーンが点在し、その産業遺産としての重厚な雰囲気を感じられます。近隣の「ブルックリン・ネイビー・ヤード・センター Building 92」は、地域の歴史を紹介する無料の博物館兼ビジターセンターです。ここでネイビー・ヤードの歴史を学べば、なぜこの場所が壮大な映画セットとして選ばれたのか、その背景を垣間見ることができるでしょう。
- フェリーからの眺望: NYCフェリーのAstoria線またはSouth Brooklyn線に乗れば、イースト川の水面からネイビー・ヤードの全景を眺められます。マンハッタンのスカイラインを背に広がるスタジオ群を水上から眺める経験は、映画のオープニングシーンさながらです。特に夕暮れ時は空の色と街の灯りが織りなす幻想的な風景が広がり、絶好の写真スポットとなります。
広大な敷地を歩くため、訪れる際は歩きやすい靴が必須です。また、周囲は静かな工業地帯なので、散策は明るい時間帯に行うことを推奨します。最新のビジターセンターの開館情報やアクセス方法については、必ずブルックリン・ネイビー・ヤード公式サイトで事前にご確認ください。
フィリップとバーナムが出逢った社交の場:ウールワース・ビルディング
「君のような上流階級の人間が必要なんだ」 貧しい生まれのショーマン、P.T.バーナムが名門劇作家フィリップ・カーライルをパートナーとして口説き落とす、印象深いバーのシーン。二人がウィスキーのグラスを傾け、「The Other Side」を歌い踊る、物語の転機となった場面です。このシーンの撮影は、ロウアー・マンハッタンにそびえる荘厳な「ウールワース・ビルディング(Woolworth Building)」のロビーで行われたとされています(ただし内装はセットで再現されたとも言われています)。
1913年に完成したこのビルは、かつて世界一の高さを誇った摩天楼であり、「商業の聖堂」とも呼ばれる美しいゴシック様式の建築です。ロビーにはステンドグラスやモザイク画、金箔が施され、その豪華さは一見の価値があります。一歩足を踏み入れれば、19世紀のニューヨークの華やかな社交界の喧騒を肌で感じられるでしょう。
訪問者が体験できること:豪華絢爛なロビーの見学
ウールワース・ビルディングのロビーは、セキュリティの関係で普段は一般公開されていません。しかし、公式のガイド付きツアーに参加すれば、その壮麗な内部を見学することが可能です。これはぜひ体験していただきたい特別な時間です。
ツアー予約の流れ:
- 公式サイトを検索: 「Woolworth Building Tour」で検索し、ツアーを運営する公式ウェブサイト(Woolworth Toursなど)にアクセスします。
- ツアー内容を選ぶ: 30分、60分、90分といった複数のプランがあります。ロビーの見学だけでなく、ビルの歴史や建築について深く学びたい場合は、長めのツアーをおすすめします。
- 日時を指定して予約: カレンダーから希望の日時を選び、必要事項を入力してクレジットカードで支払いを済ませます。人気のツアーのため、旅程が決まり次第、早めに予約することが望ましいです。特に週末は数週間前に満席になることも珍しくありません。
- 予約確認メールの保管: 予約完了後に届くEチケット付きの確認メールをスマホで提示するか印刷して持参します。紛失しないよう大切に保管してください。
- 見学時のマナーと注意点:
- 服装: 厳しいドレスコードはありませんが、歴史的建造物への敬意を込めて、極端にカジュアルな服装(ビーチサンダルやタンクトップなど)は避けるのが賢明です。
- 持ち物: 大型の荷物や三脚は持ち込み禁止です。写真撮影は許可されていますが、フラッシュは禁止されています。
- 時間厳守: ツアーは定刻に開始されます。集合場所には開始10分前には着くように心がけましょう。
予約後に参加できなくなった場合のキャンセルポリシーは、予約サイトに詳細が記載されています。通常キャンセル可能な期限が設定されており、過ぎると返金不可になることが多いため、予約時に必ず確認しておいてください。フィリップとバーナムが夢を語り合ったあの場所で、あなた自身のニューヨークの特別な思い出を刻んでみてください。
ジェニー・リンドの歌声が響く場所へ
バーナムの野望を新たな段階へと押し上げた歌姫、ジェニー・リンド。彼女の圧巻の歌声が初めてアメリカの聴衆を魅了した、あのコンサートホールの場面は、多くの観客の心を強く掴みました。あの感動の舞台となった場所も、実際にブルックリンに存在します。
感動の舞台裏:ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(BAM)
映画の中でジェニー・リンドが「Never Enough」を情熱的に歌い上げ、満席の観客をスタンディングオベーションに導いた壮麗な劇場。その撮影地となったのは、ブルックリンにある文化の拠点、「ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(Brooklyn Academy of Music、通称BAM)」です。1861年に創設され、アメリカで最も歴史ある舞台芸術センターの一つとして、オペラ、演劇、ダンス、音楽、映画など最先端のパフォーマンスが日々展開されています。
映画では「Howard Gilman Opera House」が舞台として使われ、その金色に輝く装飾や優美なカーブを描くバルコニー席が、19世紀の華やかな劇場の雰囲気を見事に再現していました。ここに立つと、ジェニーの歌に涙を流すチャリティの横顔や、舞台袖で成功を確信するバーナムの姿が目の前に浮かぶようです。
読者が実際に体験できること:BAMで本物の芸術に触れる
ロケ地を訪れるだけでなく、この歴史ある劇場で実際に観劇を楽しむことが、この旅の最大の醍醐味となるでしょう。BAMは現役の劇場として年間を通じて多彩なプログラムを上演しています。
チケットの購入手順:
- 公式サイトでプログラムを確認: BAMの公式ウェブサイトにアクセスし、「Calendar」や「On Stage」の項目から、滞在期間中に上演されている作品をチェックします。
- 観たい演目を選び、チケットを購入: 希望の演目が見つかったら「Buy Tickets」ボタンを押し、上演日時と座席を選択。座席は価格帯ごとに色分けされており、Orchestra(1階席)は臨場感があり、Mezzanine(2階席)は舞台全体を見渡せるなど、それぞれ特徴があります。
- 決済とチケット受取: 座席を決定したらクレジットカードで支払いを行います。チケットは一般的にEチケット(モバイルチケット)としてメールで送られ、スマートフォンの画面を提示して入場可能です。
- 観劇当日の準備とマナー:
- ドレスコード: ニューヨークの劇場は以前ほど厳しい服装規定はありませんが、ジーンズやスニーカーよりも上品な装いが特別な夜を演出します。男性はジャケット、女性はワンピースやブラウスなど、「スマートカジュアル」を心がけるとよいでしょう。
- 開演前の時間: 開演30分前には劇場に到着し、コートや大きな荷物はクロークに預け、プログラムを眺めながらゆったり過ごすのがスマートです。劇場内のバーで開演前に一杯楽しむのも、ニューヨーカーらしい粋な過ごし方です。
- 禁止事項: 上演中の写真撮影や録音・録画は厳禁。携帯電話の電源は必ず切り、飲食も基本的に控えましょう。
もし購入後に急な予定変更が生じても、BAMでは原則チケットの払い戻しは行っていません。ただし、公演によっては別の日程への振替や、手数料を支払ってアカウントにクレジットとして戻す対応が可能な場合もあります。困ったときは公式サイトのFAQを参照するか、ボックスオフィスに直接問い合わせてみてください。
華麗なるアメリカン・ドリーム:バーナムの邸宅モデル
ショーの成功で財を成したバーナムが、妻チャリティや娘たちのために手に入れた豪華な邸宅。あの白亜の館は、彼のアメリカン・ドリームの象徴として描かれています。映画に登場した邸宅の外観は、ニューヨーク州ウェストチェスター郡にある「スリーピー・ホロウ・カントリー・クラブ(Sleepy Hollow Country Club)」で撮影されました。
ハドソン川を見渡す広大な敷地に佇むこのクラブハウスは、かつてヴァンダービルト家をはじめ多くの富豪が暮らした邸宅でした。その壮麗な佇まいは成功者の象徴そのものです。バーナムが娘たちのためにブランコを押す場面や、チャリティとのダンスシーンに使われた庭園も、この敷地内にあります。
残念ながら、スリーピー・ホロウ・カントリー・クラブは会員制のプライベートクラブであるため、一般の人の立ち入りは許可されていません。敷地のゲートには警備員がおり、見学目的の訪問は拒否されます。
読者が体験できること:近隣からその雰囲気を味わい、別の物語の舞台を訪ねる
内部に入ることはできませんが、このエリアを訪れる価値は十分にあります。ニューヨークの喧騒を離れ、緑豊かな高級住宅地が広がるこの一帯は、周辺の道路からクラブの壮麗な建物を遠く望むことができます。またこの地は、ワシントン・アーヴィングの著名な小説『スリーピー・ホロウの伝説』の舞台としても知られています。
- 周辺の観光スポット:
- ロックフェラー家の邸宅「カイカット(Kykuit)」: スリーピー・ホロウの近くには、石油王ジョン・D・ロックフェラーの壮大な邸宅があります。ガイドツアーによる見学が可能で、豪華な館や庭園、ピカソやシャガールなどの現代美術コレクションが見所です。
- スリーピー・ホロウ墓地: 『スリーピー・ホロウの伝説』の作者ワシントン・アーヴィングや鉄鋼王アンドリュー・カーネギーをはじめ、多くの著名人が眠る歴史的な墓地。物語の登場人物の名前を冠した橋もあり、散策するだけでも興味深い場所です。
マンハッタンからこのエリアへは、メトロノース鉄道ハドソン線でタリータウン(Tarrytown)駅まで移動し、そこからタクシーやライドシェアを利用するのが便利です。バーナムの夢見た世界とは一味違う、アメリカ黄金時代を築いた人々の歴史に触れる知的な小旅行となるでしょう。
マンハッタンの街角に映画の面影を探して

スタジオや特定の建物だけでなく、ニューヨークの何気ない街角にも、『グレイテスト・ショーマン』の世界観が漂っています。カメラは19世紀の趣を今に伝えるエリアを巧みに切り取り、映画の幻想的な空気感を見事に再現しました。
フィリップのアパートが佇むグリニッジ・ヴィレッジ
フィリップ・カーライルが住んでいたとされる趣きあるアパートメント。その周辺の街並みは、マンハッタンのグリニッジ・ヴィレッジやウェスト・ヴィレッジのイメージを思い起こさせます。石畳の小道、ガス灯を思わせる街灯、そしてツタに覆われたレンガ造りのブラウンストーンが並ぶこの地区は、古き良きニューヨークの面影を今なお色濃く残しています。
具体的な撮影現場を一か所に特定するのは難しいものの、Bleecker StreetやBedford Street、Grove Streetなどを歩くと、まるで映画のセットの中を彷徨っているかのような感覚にとらわれるでしょう。特に人気ドラマ『フレンズ』のアパート外観として知られる建物周辺は、フィリップが実際に歩いていそうな静かなムードが漂っています。
このエリアは、個性的なブティックやアンティークショップ、居心地の良いカフェ、そして歴史あるジャズクラブが点在し、散策にぴったりの場所です。地図に頼らず、気の向くままに路地裏へ足を伸ばし、自分だけの特別な風景を発見するのがグリニッジ・ヴィレッジの醍醐味。歩き疲れたら、ワシントン・スクエア公園の噴水周辺でゆったりと休憩するのもおすすめです。
サーカス団員たちが集った街並み
バーナムが見出した個性豊かなサーカス団員たち。彼らが共に暮らし、歌い、踊った活気溢れる街並みのモデルとなったのは、ブルックリンのDUMBO(Down Under the Manhattan Bridge Overpass)地区やロウアー・イースト・サイドといった、歴史と現代が融合する地域です。特にDUMBOにある、マンハッタン橋の橋脚の間からエンパイア・ステート・ビルがのぞく有名な通りは、映画が放つ躍動感を感じさせるスポットとなっています。
レンガ造りの倉庫をリノベーションしたお洒落なギャラリーやレストラン、イースト川沿いの公園から望むマンハッタンの壮大な眺めは、ニューヨーク訪問時にはぜひ目にしておきたい景観です。ここからブルックリン・ブリッジを渡ってマンハッタンへ戻る散歩は、定番ながらも最高の体験の一つ。旅の途中で彼らが歌った「This Is Me」のメロディーを心の中で奏でれば、困難に挑む勇気が湧いてくるかもしれません。
グレイテスト・ショーマン巡礼の旅、完全ガイド
さあ、ここまでに紹介したロケ地を効率よく、かつじっくりと楽しむための具体的な旅のプラン作成に取り掛かりましょう。準備からトラブル対応まで、このガイドを読めば安心して旅に出られるはずです。
モデルプラン:2泊3日で巡るロケ地コース
あくまで一例です。あなたの興味や予定に合わせて自由にアレンジしてください。
- 1日目:ブルックリンの魅力を感じる日
- 午前: JFKまたはLGA空港に到着後、ホテルへチェックイン。まずはブルックリンへ向かいます。地下鉄でブルックリン・ネイビー・ヤードへ移動し、ビジターセンターを見学。周辺を散策し、映画制作の熱気を体感しましょう。
- 午後: DUMBO地区へ足を伸ばし、有名な橋の絶景を撮影。イースト川沿いの公園でひと息入れ、ブルックリン・ブリッジを徒歩で渡ってマンハッタンへ向かいます。
- 夜: 事前に予約しておいたBAMで観劇。少し早めに到着して劇場の雰囲気を楽しみ、終演後はブルックリンのおしゃれなレストランでディナーを満喫しましょう。
- 2日目:マンハッタンの歴史と輝きを歩む日
- 午前: ロウアー・マンハッタンにあるウールワース・ビルディングを訪問。予約済みのガイドツアーで荘厳なロビーを見学し、バーナムとフィリップの出会いを思い描きます。
- 午後: 地下鉄でグリニッジ・ヴィレッジへ移動。石畳の路地を気ままに散策し、フィリップのアパートメントを探しながら、お気に入りのカフェで休憩を取ります。
- 夜: ブロードウェイでミュージカル鑑賞。華やかなショーの中でも、『グレイテスト・ショーマン』の精神を受け継ぐ作品を選ぶのもおすすめです。
- 3日目:郊外を訪れ、物語の続きを感じる日
- 午前: グランド・セントラル駅からメトロノース鉄道に乗り、タリータウンへ。スリーピー・ホロウ・カントリー・クラブの外観を眺め、ロックフェラー家の邸宅「カイカット」のツアーに参加します。
- 午後: マンハッタンに戻り、帰路へ着きます。時間に余裕があれば、コネチカット州ブリッジポートにあるバーナム博物館まで足を延ばすのも最高の巡礼体験です。
旅の準備と持ち物リスト
快適な旅を実現するためには、しっかりとした準備が不可欠です。
- 必携品:
- パスポート: 有効期限を必ずチェックしましょう。
- ESTA(電子渡航認証システム): 日本からビザなし渡航をする場合は、出発72時間前までにオンライン申請が必要です。必ず米国政府公式サイトで手続きを行ってください。代理申請サイトは高額手数料がかかるため注意してください。
- 航空券・ホテルの予約確認書: スマホに保存し、念のため紙に印刷しておくと安心です。
- クレジットカード: 複数枚持っていると万が一の際に安心。海外旅行保険付きカードが特に役立ちます。
- 現金: チップや小額の買い物用に一定量の米ドル現金を用意しましょう。
- 通信手段:
- eSIMまたは海外用Wi-Fiルーター: 現地での地図検索や情報収集には必須のアイテム。eSIMなら物理的なSIM交換が不要で便利です。
- 服装・持ち物:
- 歩きやすい靴: 旅の快適さを左右する最重要アイテム。スニーカーが最適です。
- 季節にふさわしい服装: ニューヨークは夏は暑く、冬は非常に寒いため季節に合わせて準備を。劇場やレストランでは冷房が強いことが多いため、夏でも羽織りものを1枚持参すると便利です。
- 少しフォーマルな服装: 観劇や高級レストランでのディナー用に、ワンピースやジャケットを1セット用意しましょう。
- モバイルバッテリー: スマホを多用するので必須アイテムです。
- 変換プラグ(Aタイプ)と変圧器: 日本製品を使う場合に必要ですが、最新のスマホやPC充電器は変圧器不要なことが多いため、事前に確認を。
トラブル対処法:もしものときに備えて
旅の途中でトラブルが起こることもありますが、事前に対処法を知っていれば慌てずに対応できます。
- フライト遅延・欠航の場合:
- まずは航空会社のカウンターや公式サイトで最新情報を確認し、指示に従いましょう。振替便の手配や宿泊サポートが提供されるケースもあります。海外旅行保険に加入していれば、遅延による費用が補償される場合もあります。
- ツアーやチケットに関するトラブル:
- チケット紛失時は予約確認メールが証明となります。各施設の窓口でメールを提示し、事情を説明すれば再発行など対応してもらえることが多いです。
- 貴重品の紛失・盗難:
- すぐに最寄りの警察署で紛失・盗難届(Police Report)を作成してもらいましょう。これはクレジットカードの不正使用停止手続きや保険請求に必要です。パスポートを失くした場合は、速やかに在ニューヨーク日本国総領事館に連絡し、再発行手続きをしてください。
- 緊急連絡先:
- 警察・消防・救急:911
- 在ニューヨーク日本国総領事館:緊急時の連絡先は必ずメモしておきましょう。
映画を超えて、本物のP.T.バーナムを知る旅へ

もし、ニューヨークだけではあなたの探求心が満たされないのであれば、一歩踏み込んで、P.T.バーナムが生まれ、キャリアを築き、市長まで務めた街、コネチカット州ブリッジポートを訪れてみてはいかがでしょうか。
バーナムの故郷、コネチカット州ブリッジポート
マンハッタンのグランド・セントラル駅からメトロノース鉄道でおよそ1時間半の距離に、バーナム自身が設立した「バーナム博物館(The Barnum Museum)」があります。この博物館には彼の生涯やサーカスにまつわる貴重なコレクションが収められており、映画で描かれなかった興行師、作家、慈善家、そして政治家としてのP.T.バーナムの多面的な一面に触れることができます。
訪問前のご注意
残念ながら、バーナム博物館は過去に竜巻の被害を受け、現在も建物の修復作業が続けられているため、常設展示は限定的となっています。しかし、定期的に特別展やオンラインイベント、講演会なども開催されています。訪問の際は、必ず公式サイトで最新の開館状況やイベント情報を事前に確認することが重要です。映画に描かれた夢の世界の根源がここに眠っています。ニューヨークからの日帰り旅行として、旅の締めくくりにふさわしい場所です。
『グレイテスト・ショーマン』の旅は、単なる映画のロケ地巡りではありません。それは、夢を追いかける情熱、多様性を認める寛容さ、そして人生を存分に楽しむことといった、映画が私たちに教えてくれたメッセージを再び確かめる旅でもあります。ニューヨークの街角やブルックリンの劇場、そして歴史の中に、あの感動のショーは今も続いています。さあ、あなた自身の「グレイテスト・ショー」を始めてみましょう。

