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    眠らない街、ニューヨークへようこそ!初めてでも安心、究極の観光完全ガイド

    世界の中心、ビッグ・アップル、そして、眠らない街。数々の異名を持つニューヨークは、訪れる者すべてを虜にする、抗いがたい魅力に満ち溢れています。高層ビルが天を突き、イエローキャブが川のように流れ、多様な文化がエネルギーの渦となって交差する場所。映画のワンシーンのような街角、最先端のアート、世界中の美食、そして息をのむような絶景。そのすべてが、あなたの五感を刺激し、忘れられない旅の記憶を刻んでくれることでしょう。

    この記事は、初めてニューヨークを訪れるあなたのための羅針盤であり、リピーターにとっても新たな発見に満ちた宝の地図です。王道の観光スポットの楽しみ方を深く掘り下げ、ローカル気分を味わえる旬なエリアを歩き、絶対に外せない絶品グルメを味わい尽くす。そんな、あなたのニューヨーク旅行を最高のものにするための情報を、旅のプロライターが心を込めて紡ぎました。さあ、ページをめくるように、この街の物語へと一緒に飛び込んでいきましょう。夢と現実が交差する、唯一無二の旅がここから始まります。

    目次

    まずは押さえたい!ニューヨークの象徴を巡る王道コース

    ニューヨーク、特にマンハッタンを効率よく巡るには、まず地理を大まかに把握するのが鍵です。島は南北に長く、セントラルパークを境に北側が「アップタウン」、南側からミッドタウンまでが「ダウンタウン」、そしてその中間、ビジネスとエンターテイメントの中心地が「ミッドタウン」と呼ばれています。この3つのエリアを軸に、ニューヨークの心臓部とも言える王道スポットを巡っていきましょう。

    ミッドタウン:世界の交差点でエネルギーを体感

    マンハッタンの中心に位置するミッドタウンは、まさに「これぞニューヨーク!」という景色が凝縮されたエリア。高層ビル群が織りなす摩天楼の風景は、昼も夜も圧巻の一言です。

    タイムズスクエア (Times Square)

    「世界の交差点」と称されるタイムズスクエアに足を踏み入れた瞬間、誰もがその圧倒的な光の洪水に言葉を失うことでしょう。360度を巨大なデジタルビルボードに囲まれ、昼夜を問わず眩いネオンが街を照らし出す光景は、ニューヨークのエネルギーの象徴そのものです。

    ここでは、ただ圧倒されるだけでなく、楽しみ方にもコツがあります。ぜひ、広場の中央に設置された赤い階段「TKTS」の上に登ってみてください。ここからは、押し寄せる人波と絶え間なく移り変わる広告の光景を、少し高い視点から見下ろすことができます。最高のフォトスポットであることは言うまでもありません。

    深夜に訪れるのも一興です。終電後の喧騒が少しだけ和らぎ、光の奔流をより純粋に感じられるかもしれません。ただし、周辺にはアニメや映画のキャラクターに扮したパフォーマーたちがいますが、一緒に写真を撮ると高額なチップを要求されることが多いので注意が必要です。雰囲気を楽しむに留めておくのが賢明でしょう。

    エンパイアステートビル (Empire State Building)

    キングコングが登ったビルとして、あまりにも有名なエンパイアステートビル。1931年の完成以来、ニューヨークのスカイラインを定義し続けてきた、アールデコ様式の美しい摩天楼です。その存在感は、単なる展望台付きのビルという枠を遥かに超えています。

    エレベーターに乗る前から、その体験は始まっています。ロビーの壮麗な装飾や、ビルの建設史を辿る展示は見応え十分。そして、高速エレベーターで86階の屋外展望台に到着した瞬間、目の前に広がる360度のパノラマビューは、まさに感動的です。マンハッタンのビル群がミニチュアのように広がり、遠くには自由の女神やブルックリン橋、セントラルパークの広大な緑が見渡せます。

    より特別な体験を求めるなら、102階の屋内展望台へのチケットもおすすめです。さらに高い位置から、ガラス越しに広がる絶景を堪能できます。チケットは事前にオンラインで購入しておくのが鉄則。長い行列をスキップでき、時間を有効に使えます。特にサンセットの時間帯は人気が集中するため、早めの予約を心がけましょう。夕暮れから夜景へと移り変わるマジックアワーは、一生の思い出になるはずです。

    トップ・オブ・ザ・ロック (Top of the Rock)

    「エンパイアステートビルを写真に収めたいなら、どこから撮るのがベスト?」その答えが、ここトップ・オブ・ザ・ロックです。ロックフェラーセンターの最上部に位置するこの展望台の最大の魅力は、他ならぬエンパイアステートビルそのものを、セントラルパークと共に一枚の写真に収められること。

    展望台は3つのレベルに分かれており、最上階の70階は強化ガラスの壁がなく、開放感あふれる空間で遮るものなく景色を楽しめます。カメラ好きにはたまらないポイントでしょう。エンパイアステートビルが南に、セントラルパークが北に広がる構図は、まさにニューヨークを象徴する絶景です。

    トップ・オブ・ザ・ロックがあるロックフェラーセンター自体も見どころ満載。冬には巨大なクリスマスツリーとアイススケートリンクが登場し、世界中から観光客が集まります。プロメテウスの黄金像や各国の国旗がはためく広場は、歩いているだけでも心が躍る場所です。

    ブロードウェイ (Broadway)

    ニューヨークの夜を彩るエンターテイメントの最高峰、それがブロードウェイミュージカルです。タイムズスクエア周辺に劇場が密集するシアターディストリクトは、毎晩、夢と魔法を求める人々で賑わいます。

    チケットの入手方法はいくつかあります。確実に観たい演目がある場合は、公式ウェブサイトやチケットマスターなどで事前に予約するのがベスト。少しでも安く手に入れたいなら、タイムズスクエアにある「TKTS」を覗いてみましょう。当日券や翌日マチネ(昼公演)のチケットが20%〜50%割引で販売されています。ただし、人気の演目は扱っていなかったり、売り切れていたりすることも。

    初心者におすすめなのは、『ライオンキング』や『ウィキッド』といった、壮大なスケールでストーリーも分かりやすい王道作品。言葉の壁を越えて、その世界観に引き込まれること間違いなしです。開演前の劇場の華やかな雰囲気、生演奏の迫力、そして役者たちの圧倒的なパフォーマンス。そのすべてが一体となった体験は、あなたの心を揺さぶり、旅のハイライトとなるでしょう。

    グランド・セントラル・ターミナル (Grand Central Terminal)

    単なる駅と侮ってはいけません。グランド・セントラル・ターミナルは、それ自体が訪れる価値のある、荘厳な芸術作品です。1913年に建てられたボザール様式の駅舎は、「ターミナル(終着駅)」の名にふさわしい風格を備えています。

    一歩足を踏み入れると、広大なメインコンコースの空間に圧倒されます。乳白色の大理石の床、巨大なアーチ窓から差し込む光、そして何よりも有名なのが、天空を描いた天井画です。2500個以上の星が輝くプラネタリウムのような天井は、よく見ると星座が逆に描かれています。これは「神の視点」、つまり天上から見下ろした様子を表現していると言われています。

    メインコンコースの喧騒を離れ、地階のダイニングコンコース近くにある「ウィスパリング・ギャラリー(ささやきの回廊)」も試してみてください。アーチ状の天井に向かって隅に立ち、小さな声で話すと、対角線上の隅にいる人にその声がクリアに聞こえるという不思議な体験ができます。また、地階には有名な「オイスター・バー&レストラン」をはじめ、気軽に利用できるフードコートも充実しており、移動の合間の食事にも便利です。

    ダウンタウン:歴史と最先端が交差するエリア

    マンハッタンの南端、ダウンタウンはニューヨーク発祥の地。歴史的な街並みが残る一方で、アメリカ経済の中心地であり、悲劇を乗り越えた再生のシンボルもここにあります。

    自由の女神とエリス島 (Statue of Liberty & Ellis Island)

    ニューヨーク、ひいてはアメリカの自由と希望の象徴である自由の女神。その姿を間近で見る体験は、何物にも代えがたい感動があります。マンハッタン南端のバッテリー・パークから出発するフェリーに乗り、リバティ島へと向かいます。フェリーが島に近づくにつれて、徐々に大きくなる女神像の姿に、誰もが胸を高鳴らせるはずです。

    島に上陸したら、ぜひ台座(ペデスタル)部分の博物館へ。女神像の建設の歴史や、その構造について学ぶことができます。さらに特別な体験をしたいなら、数ヶ月前からの予約が必須ですが、王冠(クラウン)まで登るチケットに挑戦してみてください。狭い螺旋階段を上りきった先にある小さな窓から眺める景色は、まさに達成感に満ちたご褒美です。

    フェリーは次に、エリス島へと向かいます。ここはかつて、1200万人以上もの移民がアメリカへの第一歩を記した移民局があった場所。現在では博物館となっており、彼らが辿った希望と不安の道のりを追体験できます。自身のルーツを求めて訪れるアメリカ人も多く、アメリカという国が「移民の国」であることを肌で感じられる、非常に意義深い場所です。

    9/11メモリアル&ミュージアム (9/11 Memorial & Museum)

    2001年9月11日の同時多発テロで崩壊したワールドトレードセンター(WTC)の跡地は、現在、追悼と再生の象徴として生まれ変わりました。ノースタワーとサウスタワーがあった場所には、「リフレクティング・アブセンス」と名付けられた2つの巨大なプールが設置されています。プールの縁には犠牲者全員の名前が刻まれ、その中心に向かって水が絶え間なく流れ落ちる光景は、失われた命と深い喪失を静かに物語っています。

    その地下に広がるのが9/11ミュージアムです。破壊された鉄骨や消防車、犠牲者の遺品や最後のメッセージなど、胸に迫る展示が続きます。目を背けたくなるような悲劇の記憶と向き合うのは、決して楽な体験ではありません。しかし、あの日何が起こったのか、そして人々がどのように立ち向かい、記憶を未来へ繋ごうとしているのかを知ることは、ニューヨークを訪れる上で非常に重要な意味を持ちます。この場所の静寂と祈りの空気を、ぜひ肌で感じてください。

    ウォール街 (Wall Street)

    世界の金融センター、ウォール街。その名前を聞くだけで、スーツ姿のビジネスマンが忙しなく行き交う光景を思い浮かべる人も多いでしょう。実際に訪れてみると、狭い通りの両側に歴史ある重厚な建物が立ち並び、独特の緊張感とエネルギーが漂っています。

    ニューヨーク証券取引所(NYSE)の荘厳なファサードは、記念撮影の定番スポット。そして、ウォール街のシンボルといえば、なんといっても「チャージング・ブル」です。突進する雄牛のブロンズ像は、金融市場の力強さと活況を象見徴し、その“急所”を撫でると金運が上がると言われているため、常に観光客の輪ができています。ブルの少し先には、それに毅然と立ち向かう「フィアレス・ガール(恐れを知らない少女)」像も設置され、新たな人気スポットとなっています。

    ワン・ワールド展望台 (One World Observatory)

    9/11の悲劇を乗り越え、ウェスタン・ヘミスフィア(西半球)で最も高いビルとして再建されたワン・ワールドトレードセンター。その100階から102階にあるのが、ワン・ワールド展望台です。ここは、ニューヨークで最も新しく、最も高い場所から街を見下ろせる絶景スポット。

    体験はエレベーター「スカイポッド」から始まります。上昇するわずか47秒の間に、エレベーター内の壁全面に映し出される映像が、1600年代のニューヨークの原野から現代の摩天楼へとタイムラプスで変化していく様は、圧巻の一言。展望台に到着すると、マンハッタンの南端からハドソン川、イーストリバー、そしてその向こうに広がる街並みまで、遮るもののない360度のパノラマが広がります。歴史と未来が交差するダウンタウンの景色を、最高の視点から目に焼き付けてください。

    アップタウン:アートと自然に癒される

    ミッドタウンの喧騒を離れ、アップタウンへ向かうと、そこには穏やかで洗練された空気が流れています。広大な都市のオアシスと、世界最高峰の美術館があなたを待っています。

    セントラルパーク (Central Park)

    マンハッタンのコンクリートジャングルに広がる、巨大な緑の長方形。セントラルパークは、ニューヨーカーにとって単なる公園ではなく、生活に欠かせない心臓部であり、魂の憩いの場です。その広さは東京ドーム約73個分。一日ですべてを回るのは不可能なので、目的を絞って楽しむのが賢明です。

    のんびり散策するなら、ジョン・レノンを追悼するモザイク画がある「ストロベリー・フィールズ」や、美しい噴水とテラスがロマンチックな「ベセスダ・テラス」は外せません。レンタサイクルで風を感じながら公園を一周するのも最高に気持ちが良いですし、優雅な気分を味わいたいなら馬車(ホース・アンド・キャリッジ)もおすすめです。

    園内には小さな城「ベルヴェデーレ城」や、夏に無料のシェイクスピア劇が上演される「デラコート・シアター」、アリスの不思議の国をモチーフにした像など、隠れた見どころがたくさんあります。芝生に寝転んで人間観察をしたり、ベンダーで買ったプレッツェルを頬張ったり。思い思いのスタイルで、ニューヨーカーに倣ってこの都会のオアシスを満喫してください。

    メトロポリタン美術館 (The Metropolitan Museum of Art)

    “The Met”の愛称で親しまれるメトロポリタン美術館は、世界三大美術館の一つに数えられる、まさに美の殿堂です。セントラルパークの東側に堂々と構えるその建物には、古代エジプトから現代アートまで、5000年以上にわたる人類の創造の歴史が詰まっています。

    あまりのコレクションの膨大さに、どこから見ていいか途方に暮れてしまうかもしれません。初めて訪れるなら、必見の作品を絞って回るのがおすすめです。古代エジプト部門の「デンドゥール神殿」は、神殿が丸ごと移築されており圧巻。ヨーロッパ絵画部門では、フェルメールの『水差しを持つ女』や、ゴッホ、モネ、ルノワールといった印象派のコレクションが見逃せません。

    The Metのもう一つの楽しみは、5月から10月にかけてオープンする屋上の「ルーフ・ガーデン・カフェ&マートINIバー」です。ここでは、セントラルパークの緑とマンハッタンのスカイラインを背景に、アートな空間でドリンクを楽しむことができます。美術鑑賞の合間に、最高の景色で一息つく時間は格別です。

    アメリカ自然史博物館 (American Museum of Natural History)

    映画『ナイト ミュージアム』の舞台として一躍有名になったこの博物館は、大人も子供も知的好奇心をくすぐられる、驚きと発見に満ちた場所です。セントラルパークの西側に位置し、メトロポリタン美術館と対をなす存在です。

    エントランスホールで迎えてくれるのは、巨大なバロサウルスの骨格標本。その迫力に、誰もが冒険の始まりを予感するでしょう。特に人気の高い恐竜部門では、ティラノサウルスやトリケラトプスといったスターたちの化石がずらりと並び、太古の世界に迷い込んだかのような気分を味わえます。

    全長約29メートルもあるシロナガスクジラの原寸大模型が天井から吊るされた海洋生物のホールも圧巻。哺乳類のジオラマ展示は、まるで生きているかのようなリアルさで、世界中の動物たちの生態を学ぶことができます。宇宙の神秘に迫るプラネタリウム「ヘイデン・プラネタリウム」も併設されており、一日中いても飽きることがありません。

    ニューヨーカー気分を味わう!旬なエリアとカルチャー体験

    王道の観光地を巡ったなら、次はその一歩先へ。マンハッタンを飛び出し、あるいはマンハッタンの個性的な地区を深掘りして、ニューヨーカーの日常に溶け込むような旅をしてみませんか。流行の発信地から歴史の香る路地裏まで、ニューヨークの多層的な魅力があなたを待っています。

    ブルックリンへ足を延ばそう

    かつてはマンハッタンのベッドタウンというイメージでしたが、今やブルックリンは独自のカルチャーを育む、世界で最もクールな場所の一つとして注目されています。マンハッタンの摩天楼を対岸に望む景色は、それだけで訪れる価値があります。

    ブルックリン橋 (Brooklyn Bridge)

    ニューヨークで最も美しく、象徴的な橋、ブルックリン橋。この橋を徒歩で渡ることは、多くの旅行者にとって憧れの体験です。おすすめは、ブルックリン側からマンハッタンに向かって歩くルート。正面にマンハッタンのスカイラインが迫ってくる光景は、感動的で、最高の写真撮影ポイントが次々と現れます。

    木製の遊歩道は歩行者と自転車用に分かれていますが、夢中で写真を撮っていると自転車レーンにはみ出しがちなので注意しましょう。全長約1.8キロ、ゆっくり歩いて30分から1時間ほど。特におすすめの時間帯は、夕暮れ時。空がオレンジ色に染まり、マンハッタンのビル群に明かりが灯り始める光景は、ロマンチックで忘れられない思い出になるはずです。早朝、朝日を浴びて輝く橋を、人通りが少ない中で独り占めするのもまた格別です。

    ダンボ (DUMBO)

    ブルックリン橋のたもとに広がるエリア、ダンボ。「Down Under the Manhattan Bridge Overpass(マンハッタン橋高架下)」の頭文字をとった地名で、かつての倉庫街が、今ではお洒落なアートギャラリーやブティック、カフェが集まる人気のエリアへと変貌を遂げました。

    ダンボで最も有名なのが、ワシントンストリートから見える景色。石畳の道の両脇に赤レンガの建物が並び、その隙間からマンハッタン橋の橋脚が完璧なフレームのように見え、さらにその向こうにはエンパイアステートビルが覗くという、奇跡のような構図です。インスタグラムをはじめとするSNSで誰もが一度は目にしたことのあるこの場所は、常に写真を撮る人々で賑わっています。

    写真撮影だけでなく、イーストリバー沿いに整備されたブルックリン・ブリッジ・パークを散策するのも最高です。芝生に座ってマンハッタンの絶景を眺めたり、アンティークのメリーゴーラウンド「ジェーンズ・カルーセル」に乗ったり。美味しいピザで有名な「Grimaldi’s Pizzeria」や「Juliana’s Pizza」でランチをするのも定番の楽しみ方です。

    ウィリアムズバーグ (Williamsburg)

    ブルックリンの流行を牽引するエリアといえば、ウィリアムズバーグを置いて他にはありません。アーティストやミュージシャンが多く住むこの街は、ヒップで自由な空気に満ちています。メインストリートのベッドフォード・アベニューを歩けば、個性的な古着屋、こだわりのレコードショップ、お洒落なカフェが次々と現れ、ウィンドウショッピングだけでも楽しめます。

    街の至る所で見られるグラフィティやストリートアートは、ウィリアムズバーグのカルチャーを象徴するもの。壁一面に描かれたダイナミックなアートは、それ自体が美術館のようです。

    週末に訪れるなら、春から秋にかけて開催される巨大な屋外フードマーケット「スモーガスバーグ」は必見。世界中のユニークな屋台料理が一堂に会し、活気に満ちています。ラーメンブリトーや変わり種のドーナツなど、ここでしか味わえないグルメを片手に、イーストリバー沿いの芝生でくつろぐのは、最高の週末の過ごし方です。

    アートとファッションの最前線

    ニューヨークは常に世界のトレンドを生み出す街。特にアートとファッションにおいては、その最先端を肌で感じることができます。洗練された地区を歩き、あなたの感性を刺激する逸品を探してみてください。

    ソーホー (SoHo)

    「South of Houston Street(ハウストン通りの南)」を意味するソーホーは、その美しい街並みで知られています。19世紀に建てられた「キャストアイアン建築(鋳鉄建築)」のビル群が保存されており、優雅で重厚なファサードが続く光景は、歩いているだけで美術館にいるような気分にさせてくれます。

    かつてはアーティストのロフトやギャラリーが集まるエリアでしたが、現在では高級ブランドの旗艦店から、気鋭のデザイナーズブランド、人気のセレクトショップまでが軒を連ねる、世界有数のショッピングストリートへと変貌しました。石畳の道を歩きながら、最新のファッションに触れることができます。ショッピングに興味がなくても、美しい建築と活気ある雰囲気を楽しむだけでも訪れる価値は十分にあります。

    チェルシー & ミートパッキング・ディストリクト

    マンハッタンの西側、チェルシーは現代アートの中心地です。20丁目から28丁目の10番街と11番街の間には、200以上ものアートギャラリーが密集しており、無料で最先端のアートに触れることができます。有名アーティストから新人まで、多種多様な作品が展示されており、ギャラリー巡りをするだけで一日が過ぎてしまうほど。

    このエリアの散策に欠かせないのが「ハイライン」です。かつて貨物列車が走っていた高架線路を、緑豊かな空中公園として再生させたもので、チェルシーのビル群やハドソン川を眺めながら、ユニークな視点で散歩が楽しめます。

    ハイラインの南端に位置するのが、ミートパッキング・ディストリクト。その名の通り、かつては精肉加工場が密集していたエリアですが、現在では石畳の道にお洒落なブティックや高級レストラン、デザインホテルが並ぶ、ニューヨークで最もトレンディな地区の一つです。このエリアの変貌の象徴とも言えるのが「チェルシー・マーケット」。ビスケット工場の跡地をリノベーションした屋内型のフードホールで、新鮮なロブスターやタコス、寿司、ブラウニーなど、世界中の美味しいものが集結しています。活気あふれる市場で、グルメな宝探しを楽しんでみてください。

    グリニッジ・ヴィレッジ

    ボヘミアンな精神が今も息づくグリニッジ・ヴィレッジは、マンハッタンの他のエリアとは一線を画す、穏やかで魅力的な地区です。曲がりくねった道、美しいタウンハウス、緑豊かな並木道が、まるでヨーロッパの小さな村のような雰囲気を醸し出しています。

    中心にあるのは、凱旋門が印象的なワシントン・スクエア・パーク。ニューヨーク大学(NYU)のキャンパスに隣接し、いつも学生やストリートパフォーマー、チェスに興じる老人たちで賑わっています。ボブ・ディランがキャリアをスタートさせた場所としても知られ、今でも「ヴィレッジ・ヴァンガード」や「ブルーノート」といった伝説的なジャズクラブが健在。夜には、本場のジャズの生演奏に身を委ねる、最高の時間を過ごすことができます。個性的な書店や小さなブティックが点在する路地裏を、当てもなく散策するのもこの街の楽しみ方です。

    多様な文化に触れる

    ニューヨークが「人種のるつぼ」と呼ばれる所以は、世界中から集まった人々が、それぞれの文化を大切にしながら共存していることにあります。エスニックな地区を訪れれば、まるで海外旅行をしているかのような体験が待っています。

    ハーレム (Harlem)

    アフロ・アメリカンカルチャーの中心地として、豊かな歴史と誇りを持つハーレム。かつては危険なイメージがありましたが、近年は再開発が進み、安全で活気のある観光地として注目されています。

    ハーレムを訪れるなら、ぜひ日曜の朝に開催されるゴスペル礼拝を体験してみてください。教会に響き渡るパワフルで魂のこもった歌声は、宗教や人種を超えて心に深く響きます。観光客を歓迎している教会も多いですが、あくまで神聖な祈りの場であるという敬意を忘れないようにしましょう。

    新人アーティストの登竜門として知られる「アポロ・シアター」の歴史ある看板や、メインストリートである125丁目の賑わいもハーレムの象徴です。そして、ハーレムに来たら絶対に味わいたいのがソウルフード。フライドチキン&ワッフルやマカロニ&チーズなど、心も体も温まる家庭の味を、「Sylvia’s Restaurant」のような有名店で堪能してください。

    リトルイタリーとチャイナタウン

    ダウンタウンに隣接するこの二つのエリアは、全く異なる文化が隣り合わせに存在していて、そのコントラストが非常に面白い場所です。かつて広大だったリトルイタリーは、チャイナタウンの拡大に押されて今ではマルベリー・ストリート沿いの数ブロックに縮小しましたが、赤・白・緑のイタリア国旗がはためき、テラス席を設けたレストランが並ぶ光景は、古き良きイタリアの雰囲気を今に伝えています。

    一方のチャイナタウンは、エネルギッシュでカオスな魅力に満ちています。漢字の看板が溢れ、路上では果物や魚が売られ、広東語や北京語が飛び交う光景は、まるでアジアのどこかの街に迷い込んだかのよう。安くて美味しい飲茶(ディムサム)の店や、本格的な中華料理レストランがひしめき合っており、食の冒険には事欠きません。喧騒の中を歩き、活気あふれる市場を覗くだけでも、ニューヨークの多様性を肌で感じることができるでしょう。

    ニューヨークの食を制覇する!グルメ完全ガイド

    ニューヨークは、世界中の料理が集まる美食の都。高級レストランからストリートフードまで、その選択肢は無限大です。ここでは、絶対に外せないNY名物から、シーンに合わせたレストラン選びまで、あなたの胃袋を最高に満たすためのグルメ情報をお届けします。

    絶対に食べたい!NY名物グルメ

    星の数ほどあるレストランの中から、まずは「これぞニューヨーク!」という王道の味を体験しましょう。これらを食べずして、ニューヨークは語れません。

    ピザ (Pizza)

    ニューヨークピザの特徴は、大きくて、薄いクリスピーな生地。手で折りたたんで食べるのがニューヨーカー流です。街の至る所に「$1 Pizza」の看板を掲げた店があり、驚くほど安く、そして美味しく小腹を満たすことができます。

    しかし、せっかくなら伝説的な名店の味も試したいところ。グリニッジ・ヴィレッジにある「Joe’s Pizza」は、多くのセレブも訪れる超有名店。シンプルながら完璧なバランスのチーズスライスは、まさに王道の味です。ブルックリンの「Grimaldi’s Pizzeria」や「Juliana’s Pizza」は、レンガ窯で焼き上げる本格的なホールピザが名物。どちらも常に行列が絶えませんが、並んででも食べる価値は十分にあります。一枚のピザをシェアしながら、本場の味を堪能してください。

    ベーグル (Bagels)

    ニューヨークの朝食の王様といえば、ベーグルです。日本のものとは一線を画す、外はカリッと、中は驚くほどモチモチとした食感が特徴。これは、生地を発酵させた後に一度茹でる「ケトリング」という製法によるものです。

    定番の食べ方は、トーストしたベーグルにたっぷりのクリームチーズを塗り、スモークサーモン(ロックス)とオニオン、ケイパーを挟んだ「ロックス&クリームチーズ」。その組み合わせは、まさに至福の味です。

    人気店は朝から行列必至。「Ess-a-Bagel」は、具材が溢れんばかりに挟まれた、ボリューム満点のベーグルで有名です。「Murray’s Bagels」は、伝統的な製法にこだわった、ベーグルそのものの味が美味しいと評判です。プレーン、セサミ、ポピーシード、エブリシングなど、様々な種類のベーグルと、多彩なフレーバーのクリームチーズから、自分だけのお気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しみの一つです。

    チーズケーキ (Cheesecake)

    ニューヨークスタイルのチーズケーキは、濃厚でクリーミー、そしてずっしりと重いのが特徴。クリームチーズをふんだんに使い、オーブンでじっくりと焼き上げることで、他にはないリッチな味わいが生まれます。

    その代名詞的な存在が、ブルックリン発祥の「Junior’s」です。タイムズスクエアにも店舗があり、観光の合間に立ち寄ることができます。フォークを入れるとしっかりとした手応えがあり、口に運ぶと滑らかに溶けていく。甘さと酸味の絶妙なバランスは、一度食べたら忘れられません。プレーンなオリジナルが一番人気ですが、ストロベリーやチェリーをトッピングしたものも絶品です。

    パストラミ・オン・ライ (Pastrami on Rye)

    ユダヤ系移民がニューヨークにもたらした食文化の代表格が、デリカテッセン(通称デリ)です。そのデリで絶対に食べるべき一品が、「パストラミ・オン・ライ」。スパイスで調味し、燻製にした牛のバラ肉(パストラミ)を、これでもかというほど山のようにライ麦パンに挟んだサンドイッチです。

    このサンドイッチの聖地といえば、ロウアー・イースト・サイドにある「Katz’s Delicatessen」。映画『恋人たちの予感』の有名なシーンの舞台にもなったこの店は、1888年の創業以来、変わらぬ味を守り続けています。テーブルに運ばれてきたサンドイッチの、信じられないほどの肉の厚みに、誰もが驚きの声をあげるはず。ジューシーでスパイシーなパストラミと、ピリッとしたマスタード、そしてライ麦パンの酸味が一体となった味は、まさにニューヨークの魂の味と言えるでしょう。

    シーン別レストラン選び

    特別な夜から、気軽なランチ、絶景を楽しみたい時まで。ニューヨークには、あらゆるシーンにマッチする食の選択肢があります。

    ファインダイニング (Fine Dining)

    記念日や特別な夜には、世界トップクラスのレストランで、記憶に残る食事はいかがでしょうか。ニューヨークにはミシュランの星を獲得したレストランが数多く存在します。ダニエル・ブールー氏が率いるフレンチの名店「Daniel」や、ミニマルで洗練された料理が評価される「Eleven Madison Park」、そして日本料理の最高峰「Masa」など、その選択肢は多岐にわたります。

    これらのレストランでは、料理だけでなく、洗練されたサービスや空間そのものが一つの体験となります。予約は数ヶ月前から必須の場合が多く、ドレスコードが設けられていることも。予算は高額になりますが、それに見合うだけの特別な時間と感動を約束してくれます。

    フードホール&マーケット

    一人旅や、色々なものを少しずつ試したいという欲張りなあなたにぴったりなのが、フードホールです。古い建物をリノベーションしたお洒落な空間に、人気のレストランやショップの支店が集結しています。

    前述の「チェルシー・マーケット」はその代表格。他にも、グランド・セントラル駅近くの「アーバンスペース・ヴァンダービルト」や、ダウンタウンのブルックフィールド・プレイスにある「ハドソン・イーツ」など、マンハッタンの各所に質の高いフードホールが増えています。ラーメン、タコス、ピザ、ハンバーガー、スイーツまで、世界中のグルメが一箇所で楽しめるので、グループでそれぞれ好きなものを選ぶのにも最適です。

    ブランチカルチャー

    週末のニューヨークの楽しみ方として、すっかり定着しているのがブランチです。土曜や日曜の午前中、友人や家族と集まり、少し遅めの朝食兼昼食をゆっくりと楽しむのがニューヨーカー流。

    人気店の前には、ブランチを求める人々の長い列ができます。定番メニューは、エッグベネディクトやパンケーキ、フレンチトースト、アボカドトーストなど。これにミモザやブラッディ・メアリーといったカクテルを合わせるのがお決まりのスタイルです。「Sarabeth’s」や「Clinton St. Baking Company & Restaurant」などは、ブランチの有名店として知られています。行列に並んででも体験したい、ニューヨークならではの文化です。

    ルーフトップバー

    摩天楼の街ニューヨークに来たなら、その絶景をカクテル片手に楽しまない手はありません。高層ビルの屋上にあるルーフトップバーは、非日常的な空間で最高の夜景を堪能できる、とっておきの場所です。

    ミッドタウンの「230 Fifth Rooftop Bar」は、エンパイアステートビルを目の前に望む絶好のロケーションで、冬には赤いローブとイグルー(かまくら型のテント)が用意されることでも有名。ウィリアムズバーグの「Westlight」からは、イーストリバー越しにマンハッタンの全景パノラマが広がり、息をのむ美しさです。ドレスコードがある場合が多いので、少しお洒落をして出かけましょう。夕暮れ時から訪れ、空の色が変わっていく様を眺めるのがおすすめです。

    旅行を快適にする!ニューヨーク滞在の実用情報

    最高の旅は、入念な準備と現地の知識から生まれます。ここでは、あなたのニューヨーク旅行をよりスムーズで快適なものにするための、実践的な情報をご紹介します。

    渡航準備と基本情報

    出発前に知っておくべきこと、そしてホテル選びのポイントです。

    ベストシーズン

    ニューヨークは四季がはっきりしており、どの季節に訪れてもそれぞれの魅力があります。 気候が穏やかで過ごしやすいのは、春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)。公園の緑が美しく、街歩きに最適なシーズンです。 夏(7月〜8月)は非常に暑く湿度も高くなりますが、野外コンサートや無料のイベントが数多く開催され、街は活気に満ち溢れます。 冬(12月〜3月)は厳しい寒さで雪が降ることもありますが、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーやホリデーシーズンのイルミネーションは幻想的で、この時期にしか見られない特別な美しさがあります。

    フライトと空港

    日本からニューヨークへは、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)への直行便が主流です。その他、ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港(EWR)も利用可能。ラガーディア空港(LGA)は主に国内線で使われます。

    マンハッタンへのアクセスは、JFKからはエアトレインで地下鉄かロングアイランド鉄道(LIRR)に乗り換えるのが一般的で、安価ですが時間がかかります。タクシー(定額料金制)やUber/Lyftなどの配車アプリを利用すると、荷物が多い時に便利です。ニューアーク空港からも、NJトランジットの電車やバス、配車アプリでマンハッタンへアクセスできます。

    ホテル選びのポイント

    ホテル選びは、旅の快適さを大きく左右します。 初めての方や短期滞在なら、主要な観光スポットへのアクセスが良いミッドタウンが便利です。タイムズスクエア周辺は賑やかで夜も明るいですが、少し離れたエリアの方が落ち着いて過ごせます。 お洒落な雰囲気やローカル感を重視するなら、ソーホー、グリニッジ・ヴィレッジ、あるいはブルックリンのウィリアムズバーグなども良い選択肢です。 ニューヨークのホテルは高価なことで知られています。予算を抑えたい場合は、マンハッタンから少し離れたクイーンズ区やブルックリン区の地下鉄駅近辺のホテルを探すのも一つの手です。

    現地での移動手段

    広大なニューヨークを効率よく移動するための足を知っておきましょう。

    地下鉄 (Subway)

    24時間運行しているニューヨークの地下鉄は、旅行者にとって最も重要な交通手段です。網の目のように路線が張り巡らされており、マンハッタンのほぼ全域と他の区へもアクセスできます。 運賃の支払いは「OMNY」という非接触型決済システムが非常に便利。手持ちのタッチ決済機能付きクレジットカードや、スマートフォン、スマートウォッチを改札機に直接かざすだけで乗車できます。一週間で12回乗車すると、それ以降は同週内は無料で乗れる運賃キャップ制度もあります。 注意点は、同じ路線でも「Local(各駅停車)」と「Express(急行)」があること。乗り間違えると目的の駅を通過してしまうので、電車の表示と路線図をよく確認しましょう。

    バス (Bus)

    地下鉄が縦の移動を得意とするのに対し、バスは横(東西)の移動や、地下鉄の駅から少し離れた場所へ行くのに便利です。OMNYが利用でき、地下鉄との乗り換えも2時間以内なら無料です。窓から街の景色を眺めながら移動できるのも魅力の一つです。

    タクシー&配車アプリ (Taxi & Ride-sharing)

    黄色い車体の「イエローキャブ」はニューヨークの風物詩。流しのタクシーを捕まえるには、手を挙げて合図します。屋根の上のランプが点灯していれば空車です。 近年では、UberやLyftといった配車アプリが非常に普及しており、料金を事前に確認でき、キャッシュレスで支払いができるため便利で安心です。特に空港への移動や、深夜の移動、荷物が多い時に重宝します。

    徒歩とレンタルサイクル (Walking & Citi Bike)

    ニューヨークの街の本当の魅力を発見するには、歩くのが一番です。特にマンハッタンの碁盤の目状の道は分かりやすく、街並みを楽しみながらの散策は新しい発見に満ちています。 より広範囲をアクティブに移動したいなら、レンタルサイクル「Citi Bike」がおすすめです。街の至る所にステーションがあり、アプリを使って簡単に借りたり返したりできます。セントラルパークやブルックリン橋、ハイライン沿いのサイクリングは最高の体験です。

    知っておくと便利なTIPS

    よりスマートに、そして安全に旅を楽しむためのヒントです。

    チップ文化

    アメリカではチップはサービスに対する感謝の気持ちを表す重要な習慣です。 レストランでは、食事代金の15%〜20%が目安。伝票に「Gratuity」や「Service Charge」として既に追加されている場合もあるので、確認しましょう。 タクシーでは運賃の15%程度。ホテルのベルマンには荷物1個につき$1〜$2、部屋の清掃員には毎朝ベッドサイドに$2〜$5程度を置くのが一般的です。

    安全対策

    ニューヨークは以前に比べて格段に安全な都市になりましたが、注意は必要です。人通りのない暗い道や、深夜の一人歩きは避けましょう。地下鉄では、貴重品は体の前で持つようにし、居眠りは禁物です。特に観光地ではスリや置き引きに注意し、荷物から目を離さないようにしてください。万が一に備え、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

    通貨と支払い

    アメリカの通貨はUSドル($)です。ニューヨークはクレジットカード社会で、ほとんどの場所でカード払いが可能です。少額の買い物やチップ用に、いくらかの現金(特に$1、$5、$10紙幣)を持っていると便利です。

    無料で楽しむ方法

    予算が限られていても、ニューヨークには無料で楽しめる魅力がたくさんあります。 自由の女神を遠くから眺めるなら、マンハッタンとスタテン島を結ぶ「スタテンアイランドフェリー」がおすすめです。24時間無料で運行しており、船上から自由の女神とロウアー・マンハッタンの素晴らしい景色が楽しめます。 多くの美術館では、特定の曜日や時間帯に「ペイ・アズ・ユー・ウィッシュ(Pay as you wish)」という任意料金制を導入しています。事前に公式サイトで時間を確認してお得にアートを鑑賞しましょう。 セントラルパークやハイライン、ブルックリン橋を散策したり、タイムズスクエアの喧騒に身を置いたりするだけでも、ニューヨークならではの体験は無限にあります。

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    この記事を書いたトラベルライター

    SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

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