息をすることすら忘れさせるほどの緊迫感と、人間の本質をえぐるような重厚な物語。Netflixで配信されるや否や、世界中の視聴者を震撼させたドラマ『イクサガミ』。明治初期の日本を舞台に、莫大な賞金と引き換えに命を懸けた理不尽な「戦」に挑む者たちの姿は、私たちの心に深く突き刺さりました。そして、その壮絶な物語を支えていたのが、息をのむほどに美しく、同時に恐ろしいほどの厳しさを持つ日本の原風景です。神々が宿る深い森、歴史の重みを感じさせる古城、そして静寂の中に不気味さを漂わせる無人島…。
「あのシーンの場所は、一体どこなんだろう?」 「登場人物たちが歩いた道を、自分も辿ってみたい」
ドラマを見終えた多くの人が、そう感じたのではないでしょうか。食品商社に勤め、世界中の食と文化に触れてきた私、隆(たかし)もまた、この作品が描き出した日本の風景の力強さに完全に魅了された一人です。これは単なる物語の背景ではありません。風景そのものが、登場人物たちの心情を代弁し、物語を動かす重要なキャストなのです。
この記事では、そんな『イクサガミ』の物語が紡がれた主要なロケ地・撮影地を徹底的に解説し、あなたが実際にその地を訪れるための「聖地巡礼完全ガイド」をお届けします。アクセス方法や現地のルールといった実用的な情報はもちろん、グルメライターの視点から、旅の醍醐味である食やお土産の情報まで、余すところなくご紹介しましょう。さあ、地図を片手に、あの壮絶な戦いの舞台裏へと旅立ちませんか?物語の息吹が、今も確かにそこに宿っているはずです。
そして、もしあなたが日本の手つかずの自然が持つ力に魅せられたなら、神秘的な森が織りなす日本の原風景を巡る旅も、きっと心に残る体験となるでしょう。
『イクサガミ』の世界観を創り出した主要ロケ地

『イクサガミ』の物語は架空の藩や地名を舞台にしていますが、その撮影は日本各地に実在する、歴史と自然が色濃く息づく場所で行われました。特に物語の核となっているのが、和歌山県と滋賀県です。
和歌山県には、古くから「神々の宿る地」として信仰を集めてきた紀伊山地が広がり、その神秘的な雰囲気は物語の序盤に登場する厳かな儀式や、登場人物たちが挑戦する過酷な自然環境の描写に大きな役割を果たしています。一方、滋賀県は日本最大の湖である琵琶湖を有し、戦国時代の面影を残す多くの城郭が点在しています。ここは権力者たちの思惑が絡み合う策略の舞台として、まさに最適なロケーションと言えるでしょう。
加えて、京都の幽玄な竹林や奈良の広大な高原など、日本各地の多彩な風景も物語の深みを増しています。本記事では、これらのロケ地を地域ごとに分類し、それぞれの魅力や訪れ方を詳しく紹介します。単に「ここがロケ地です」と伝えるだけでなく、その土地ならではの歴史や文化、さらに旅を楽しむための具体的なポイントまで、徹底的にガイドしていきます。
【和歌山編】神々が宿る紀伊の国へ – 序盤の舞台を歩く
物語の幕開け、参加者たちが召集され、理不尽な戦いのルールが告げられるあの場面。そして、彼らが初めて足を踏み入れる、緑深い鬱蒼とした森の風景。これらの多くは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に抱かれる和歌山県内で撮影されました。千年以上にわたり人々が祈りを捧げてきたこの地は、『イクサガミ』が描き出す生と死の物語に、圧倒的なリアリティと厳かな雰囲気を与えています。
熊野那智大社と那智の滝 ― 戦いの始まりを告げる神聖な舞台
ドラマの冒頭、参加者たちが一堂に集い、過酷な戦いのルールが宣告される荘厳な儀式のシーン。朱色に彩られた社殿の背景には深緑の木々がそびえ立ち、神秘的で緊張感が漂っていました。その舞台となったのが、熊野三山のひとつ、熊野那智大社です。
熊野那智大社は、全国に約4000社ある熊野神社の総本宮で、古くから多くの信仰を集めています。その歴史は神武天皇の時代まで遡ると言い伝えられています。現在の社殿は、織田信長による焼き討ちの後、豊臣秀吉が再建したもので、国の重要文化財に指定されており、歴史の重みを感じさせる佇まいです。
そして、この大社の信仰の源泉ともいえるのが、隣接する「那智の滝」です。落差133メートルを誇る日本一の名瀑で、滝自体が飛瀧神社のご神体として奉られています。ドラマでは、滝の激しい水しぶきと轟音が、登場人物たちの不安や覚悟を際立たせる印象的な演出に用いられていました。実際にその場に立つと、水しぶきが肌に触れ、地鳴りのような音に包まれ、自然の偉大さと畏怖の念を抱かずにはいられない、まさにパワースポットです。
聖地巡礼のための実践ガイド:熊野那智大社・那智の滝

この神聖な場所を訪れるにあたり、押さえておきたいポイントをご紹介します。
| 住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 |
| 料金 | 参拝は無料。 宝物殿は大人300円、小中学生200円、那智の滝へ参拝する「お瀧拝所舞台」も大人300円、小中学生200円。駐車料金は別途。 |
- アクセス方法
- 公共交通機関利用時:JR紀勢本線「紀伊勝浦駅」から熊野御坊南海バスで約30分、「那智山」バス停で下車。その後、表参道の石段を登ります。
- 車の場合:那智山スカイラインを利用し、大社近くの有料駐車場を利用可能ですが、シーズン中は混雑が予想されるため、余裕をもった行動がおすすめです。麓の駐車場に車を停め、バスに乗り換えるのも一案です。
- 参拝の手順とマナー
- 服装の注意点: 特別な服装規定はありませんが、神聖な場であるため、過度に露出の多い服装は控えましょう。山道を歩くことも考慮し、動きやすく体温調節しやすい服装が適しています。
- 歩きやすい靴の着用: 表参道は467段の石段が続きます。那智の滝へ向かう道も坂や階段があるため、スニーカーやトレッキングシューズなど履き慣れた歩きやすい靴を選ぶのが安全です。ヒールは大変危険ですので避けましょう。
- 参拝の順序: 一般的には、最初に那智の滝(飛瀧神社)、続いて熊野那智大社、そして隣接する青岸渡寺(西国三十三所第一番札所)を巡るのがおすすめです。三重塔と那智の滝を一緒に写真に収められる絶景スポットもぜひお見逃しなく。
- 準備と持ち物
- 雨具: 山の天候は変わりやすく、折りたたみ傘やレインウェアは必携です。滝の近くでは水しぶきもかかるため、防水対策は重要です。
- 飲料水: 特に夏場は石段の昇降で汗をかきます。こまめな水分補給で熱中症予防を心がけましょう。
- 御朱印帳: 御朱印を集めている方は忘れずに持参しましょう。熊野那智大社、青岸渡寺、飛瀧神社でそれぞれいただけます。
- 虫よけスプレー: 夏季は虫が多いので、持参すると安心です。
- グルメ情報
参拝後は参道で休憩しつつ、ぜひ味わっていただきたいのが「那智黒飴」。黒糖の深い甘みが疲れた身体にやさしく染み渡ります。また、熊野地方の郷土料理「めはり寿司」(高菜の浅漬けでご飯を包んだもの)も絶品です。素朴ながら土地の力強さを感じさせる味わいが魅力。参道のお店で気軽に味わえるので、小腹が空いた時にぜひどうぞ。
より詳しい情報や祭事の日程は、熊野那智大社公式サイトでの確認をおすすめします。最新情報を得て万全の準備で臨みましょう。
熊野古道 ― 参加者たちが歩む過酷な巡礼の道
『イクサガミ』では、参加者たちが地図を手に険しい山間をひたすら歩くシーンが何度も登場しました。苔むした石畳、天へと伸びる杉の巨木、差し込む光と深い影の織り成すコントラスト。そうした幽玄で過酷な道の撮影地となったのが、世界遺産・熊野古道です。
熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと続く参詣路の総称。その歴史は古く、平安時代には上皇や貴族が「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど長い列をなして歩いたと伝わります。ドラマで描かれたのは単なる山道ではなく、千年以上にわたりあらゆる階層の人々が祈りと救いを求めて歩んだ「祈りの道」なのです。登場人物たちの抱える過去や苦悩を背負い歩く姿は、かつての巡礼者たちの姿と重なります。
特に撮影に使われた可能性が高いのが、那智大社へと続く「大門坂」周辺。樹齢800年以上の夫婦杉が迎えてくれ、石畳の坂道が約600メートルも続きます。熊野古道の中でも特に往時の風情が色濃く残る場所で、木漏れ日が石畳に揺れる様は息を呑む美しさです。一方でドラマの映像を通すと、一歩先に何があるか予測できない底知れぬ緊張感が漂っているようにも感じられます。
聖地巡礼のための実践ガイド:熊野古道ウォーク
ドラマの世界に浸りながら熊野古道を歩いてみたいという方は多いでしょう。しかし、準備なしに踏み入れるのは危険も伴います。ここでは初心者でも楽しめるコースと必要な準備を解説します。
- 初心者におすすめのコース:大門坂ルート
- 概要: 「大門坂」バス停から熊野那智大社・那智の滝まで、所要約1時間の短いコース。整備された石畳で古道の雰囲気を手軽に楽しめます。
- アクセス例: JR紀伊勝浦駅からバスで「大門坂」下車後、石畳を登り那智大社へ。体力に自信がない場合は、先にバスで「那智山」まで行き、大社参拝の後に大門坂を下るルートもおすすめです。
- 準備と持ち物
- 服装: 動きやすく、吸湿・速乾性のあるものが基本。長袖長ズボンは虫刺されや擦り傷の防止に効果的で、重ね着がしやすいものを選びましょう。
- 靴: 最も重要なのは靴です。底が厚く滑りにくいトレッキングシューズやウォーキングシューズを必ず着用してください。濡れた石畳は非常に滑りやすいため注意が必要です。
- 必携品:
- 両手が自由になるリュックサックに荷物をまとめる。
- 雨具(上下セパレートのレインウェア推奨)。
- 十分な飲料水と行動食(チョコレートやナッツなど手軽にエネルギー補給できるもの)。
- 熊鈴:ツキノワグマが生息する地域のため、人間の存在を知らせる目的で携帯を強く推奨します。
- 地図:スマホ地図が便利ですが、電波不通の場所もあるため紙の地図とコンパスも持参すると安心。
- ゴミ袋:発生したゴミはすべて持ち帰りましょう。
- トラブル対応
- 道に迷った場合: 慌てず冷静に。基本は来た道を引き返すこと。見知らぬ道を無理に進むのは避けてください。
- 怪我をした場合: 応急手当用の簡単な救急セット(絆創膏、消毒液、テーピングなど)を準備しておきましょう。動けないほどの重傷なら無理せず救援(119番)を要請してください。
熊野古道は単なるハイキング道ではなく、歴史と文化を尊重し、自然に感謝しながら歩くべき場所です。より本格的なコースへの挑戦を考えている方は、和歌山県公式観光サイト「わかやま観光」で情報を得たり、ガイド付きツアーに参加したりすることをおすすめします。
友ヶ島 ― 廃墟が物語る無人島のサバイバル舞台
物語の中盤、参加者たちが漂着したり、次の試練の地となった不気味な無人島。人の気配が消えた島に点在する赤レンガの廃墟群。あの独特な廃墟の雰囲気が漂う島のロケ地が、和歌山県加太港沖の友ヶ島です。
友ヶ島は地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の四島から成り、観光客が訪れるのは主に沖ノ島です。この島は明治時代から第二次世界大戦終結まで旧日本軍の要塞として重要な役割を果たしました。そのため、今なお砲台跡や弾薬庫、兵舎跡などが残り、長年の自然侵食と融合した姿は、まるでアニメ映画『天空の城ラピュタ』の世界のようで、多くの観光客やコスプレイヤーを魅了しています。
『イクサガミ』では、この廃墟群がサバイバルの舞台として完璧に機能。暗く湿った弾薬庫内で息を潜める場面や砲台跡での攻防は、友ヶ島ならではのロケーションがあったからこそ、あの迫真のリアリティと緊張感を生み出していました。昼間であってもどこか薄暗い島内の森を歩き、突然現れる巨大なレンガ造りの建造物を見ると、登場人物が感じた寂寥感と不安が伝わってくるようです。
聖地巡礼のための実践ガイド:友ヶ島探訪
冒険心を刺激する友ヶ島ですが、無人島ゆえ訪問時には守るべき注意点があります。ルールを尊重し、安全に楽しみましょう。
- アクセス方法とチケット
- 唯一の交通手段はフェリー: 加太港から運航する友ヶ島汽船の船を利用します。
- チケットについて: 加太港の乗船券売り場で往復券を購入します。予約はできず、当日先着順となるため、連休や夏休み等の混雑時は午前便で満席になることも多く、早めの到着が必須です。
- 運航状況の確認を必ず: フェリーは天候に影響されやすく、強風や高波で欠航することもあります。訪問当日の朝には友ヶ島汽船公式サイトで運行状況の確認を忘れずに。
- 島内の禁止事項・マナー
- 火気使用の禁止: バーベキューや焚き火は厳禁です。
- 持ち込み制限: キャンプ用具やテント、危険物は持ち込み禁止で、宿泊は認められていません。
- 動植物の採取禁止: 瀬戸内海国立公園に指定されているため、植物採取や動物捕獲は法律で禁じられています。
- ゴミはすべて持ち帰る: 島内にごみ箱はなく、食べ物や飲料のゴミ含め必ず持ち帰りましょう。
- 準備と持ち物
- 食料や飲料水: 島内に自動販売機や売店はほぼないため、特に夏場は十分な飲料水を持参してください。軽食もあると便利です。
- 歩きやすい靴: 未舗装の山道や階段が多いので、サンダルやヒールは避け、スニーカーやトレッキングシューズが必須です。
- 懐中電灯(特にヘッドライト推奨): 砲台や弾薬庫の内部は真っ暗です。両手を使えるヘッドライトが特に便利です。
- 虫よけスプレーおよび長袖長ズボン: 自然豊かな島内は夏場特に蚊が多く、マムシやハチの接近も考えられます。肌の露出を控えましょう。
- 軍手: 廃墟を探索する際、壁などに触れることが多いので、怪我防止のためあると安心です。
- グルメ情報
友ヶ島探訪後は加太の町を散策してみてください。新鮮な海の幸が有名で、中でも「加太の鯛」が特に評判です。伝統の一本釣り漁法で獲られる鯛は身が締まっていて味わい深く、港周辺には鯛めしや海鮮丼を楽しめる店が点在します。また、名物の「よもぎ餅」も歩き疲れた体にやさしい甘さでおすすめです。
【滋賀編】水の国に刻まれた歴史と戦いの記憶

物語の舞台が権力者たちが暮らす城下町や策略が渦巻く拠点へと移り変わるのに伴い、ロケ地の中心も滋賀県へとシフトしていきます。日本最大の湖・琵琶湖を擁するこの土地は、古くから交通の要地として栄え、多くの歴史的場面の舞台となってきました。国宝に指定される城や忍びの里、そして雄大な湖といった多彩なロケーションが、『イクサガミ』の物語に歴史的な深みと壮大なスケール感をもたらしています。
彦根城 — 権力と策略が交錯する城郭

ドラマ内では、絶大な権威の象徴として、また登場人物の運命を左右する重要な会議の場として登場する壮麗な城。そのモデルとなったのが国宝・彦根城です。
彦根城は、江戸時代初期に徳川四天王の一人である井伊直政の子、直継と直孝によって築かれました。築城には約20年の時間が費やされ、戦に備えた工夫が随所に施されています。たとえば、天守へ続く道はわざと曲がりくねらせて登りづらくし、天守の壁には敵を攻撃できる「狭間(さま)」が巧みに配置されています。
特筆すべきは、彦根城の天守が江戸時代以前に建てられた「現存12天守」の一つであり、国宝に指定されている非常に貴重な建築物だということです。戦火や災害を奇跡的に免れ、400年以上前の姿を今なお伝えています。ドラマの中で登場人物がこの城の廊下を歩き、天守から下界を見下ろすシーンがありましたが、彼らが目にした風景は、かつてこの城の主であった井伊家の殿様が眺めた景色とほとんど変わらないのかもしれません。そのことを思うと、物語への没入度がさらに高まることでしょう。
聖地巡礼の実用ガイド:彦根城を訪ねて
国宝の城を訪れる際には、その歴史的価値に敬意を払い、理解を深めることが重要です。
- アクセスとチケット情報
- アクセス: JR琵琶湖線「彦根駅」から徒歩約15分。駅から真っ直ぐ伸びる道を歩けば、お堀が見えてきます。
- チケット: 彦根城の入場券は入り口の券売所で購入可能。隣接する名勝・玄宮園とのセット券がお得です。前売り券はコンビニなどであらかじめ購入できます。
- 見学時のポイント
- 天守閣の階段: 天守内は当時のままの急な階段が残されており、段差も大きいです。スカートや滑りやすい靴を避け、手すりを使いながら慎重に昇降してください。
- 文化財保護: 柱や壁に触れたり傷つけたりしないよう注意しましょう。飲食は指定場所でお願いします。
- 所要時間: 城内は広く見どころも多いため、最低でも1時間半から2時間ほど見ておくと良いでしょう。玄宮園も訪れる場合はさらに時間が必要です。
- 見学の流れ
- 彦根駅に到着後、観光案内所で地図やパンフレットを手に入れる。
- 表門橋を渡り券売所でチケットを購入。
- 天秤櫓や太鼓門櫓など重要文化財の櫓を見学しつつ天守を目指す。
- 天守閣の内部を見学。急な階段に注意し、最上階からの眺望を楽しむ。
- 時間があれば西の丸三重櫓や黒門も見て回る。
- 城見学後はお堀を挟んだ向かいの玄宮園を散策。池泉回遊式の大名庭園で、ここから眺める彦根城は圧巻です。
- グルメライターのひとこと
彦根城を訪れたらぜひ味わってほしいのが「近江牛」。城下町には近江牛を堪能できる名店が多数あります。ステーキやすき焼きも人気ですが、手軽に楽しみたいなら「近江牛の握り寿司」や「近江牛コロッケ」がおすすめです。観光拠点の「夢京橋キャッスルロード」を歩きながら食べ歩きも楽しいです。また、滋賀の名物「赤こんにゃく」もぜひ味わってみてください。見た目は強烈ですが味はあっさりとしており、煮物などで提供されます。お土産には井伊家の赤備えにちなんだ和菓子「埋れ木(うもれぎ)」が上品な味わいで喜ばれます。
甲賀の里 忍術村 — 忍びの技が試される聖地

| 住所 | 〒520-3405 滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394 |
| 料金 | 大人(18歳以上) 2000円 小人 1500円 |
『イクサガミ』には、諜報や戦闘に卓越した忍びの者たちが登場します。彼らが身を潜め、技を磨いたとされる隠れ里の雰囲気を強く感じられるのが、滋賀県甲賀市の「甲賀の里 忍術村」です。
甲賀流忍術は、伊賀流と並び称される日本を代表する忍術の流派であり、険しい山々に囲まれた甲賀の地で独自の知恵と技術が培われてきました。この忍術村は、そんな甲賀忍者の歴史と文化を体験できるテーマパークで、隠し扉やからくり、落とし穴などが仕掛けられた「からくり屋敷」や、忍術に関する貴重な資料を展示する「甲賀忍術博物館」などを備えており、まるで本物の忍者の里に迷い込んだかのような気分に浸れます。
ドラマの中で描かれた、壁を駆け上ったり気配を消して敵の背後を取ったりするアクションシーンは、まさにこうした忍びの里で展開されても違和感がありません。実際に忍術村を訪れて手裏剣を投げたり、塀を登ったりすると、ドラマの登場人物たちがどれほど過酷な訓練を積んできたのか、その一端を肌で感じられることでしょう。
聖地巡礼の実用ガイド:忍者体験のすすめ
大人から子供まで楽しめる忍術村ですが、より満足度を高めるためのポイントをご紹介します。
- アクセスと料金
- アクセス: JR草津線「甲賀駅」から無料送迎バスが運行(運行日時は要確認)。車の場合は新名神高速道路「甲賀土山IC」から約10分。
- 料金: 入村料が必要です。手裏剣投げなど一部体験は別途料金がかかります。詳細は公式サイトでご確認ください。
- おすすめ体験と服装
- 忍者道場: 手裏剣投げや塀登り、綱渡りなど9種類の忍者修行に挑戦可能。全てクリアすると「免許皆伝の書」が授与されます。
- 貸衣装: 忍者服のレンタル(有料)もあり、村内を忍者姿で歩けば気分が盛り上がります。写真映えも抜群。
- 服装: 忍者修行に挑むなら動きやすい服装とスニーカーが必須。貸衣装着用時も下に動きやすい服を着ておくと快適です。
- 行動手順
- 到着後、受付で入村手続きを行い、希望すれば忍者服をレンタル。
- まず「からくり屋敷」へ。ガイドの説明を聞きながらさまざまな仕掛けを体験。
- 「忍者道場」で憧れの忍者修行にトライ。
- 「甲賀忍術博物館」で忍者の歴史や道具を学習。
- 村内を散策し、土産物店で忍者グッズを探す。
- グルメライターのひとこと
忍術村内の食事も個性的で、「忍者食」をイメージしたメニューがあり話題になります。さらに甲賀市の名物「甲賀コーラ」もお見逃しなく。地元特産の「甲賀のお茶」を使ったクラフトコーラで、スパイシーながら爽やかなお茶の香りが特徴的です。お土産にも最適です。
琵琶湖 — 静寂と激闘が織りなす風景

滋賀県を象徴し、その面積が県土の約6分の1を占める日本最大の湖・琵琶湖。ドラマでは、湖畔での密談や湖上の船移動、湖を背景にした決闘シーンなど、多彩な形でその雄大な風景が活用されました。
琵琶湖の魅力は時や場所によって異なる表情を見せることにあります。朝霧に包まれた幻想的な風景、陽光を反射して輝く日中の湖面、夕日に染まる茜色の水郷地帯など、その穏やかで広大な景色は、登場人物たちの束の間の安らぎや静かな決意を象徴するのにふさわしいものでした。一方で、荒れ狂う湖は彼らの激しい感情や不確かな運命を映し出しているようにも映りました。
特に、湖の中に鳥居が浮かぶように立つ「白鬚神社」の風景は非常に神秘的で印象深く、『イクサガミ』の和風世界観と見事に調和し、物語に神話的な深みを添えていたと言えるでしょう。
聖地巡礼の実用ガイド:琵琶湖の楽しみ方
広大な琵琶湖をどのように巡るか、目的に合わせてプランを立てましょう。
- ビュースポットとアクセス
- 白鬚神社: 湖中の鳥居が有名。JR湖西線「近江高島駅」から徒歩約40分、またはタクシーで約5分。国道を渡る際は交通量が多いため無理な横断は避け、近隣の横断歩道を利用してください。
- 琵琶湖大橋: 湖東と湖西を繋ぐ橋。橋上からの景色は絶景で、橋のたもとにある「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」は休憩に最適です。
- アクティビティ
- 遊覧船: 大津港発の「ミシガンクルーズ」では、船上から琵琶湖の景色を気軽に満喫できます。食事や音楽ライブも楽しめる陽気なクルーズです。
- ビワイチ(サイクリング): 琵琶湖を一周する約200kmのコース「ビワイチ」はサイクリストの聖地。部分的に走るのもおすすめで、湖畔にはレンタサイクルステーションが充実しています。
- SUPやカヌー: 湖西エリアなどではSUP(スタンドアップパドルボード)やカヌー体験が可能。湖面からの視点で、普段とは異なる琵琶湖の風景を堪能できます。
- グルメライターのひとこと
琵琶湖といえば独特の湖魚文化が欠かせません。中でも発酵食品の代表格「鮒ずし」は強烈な香りと酸味が特徴で、好みが分かれますが日本酒との相性は抜群です。食文化の奥深さを味わいたい方は是非挑戦を。もう少し気軽に楽しみたい場合は「ビワマス」の刺身や塩焼きがおすすめ。上品な脂がのり、琵琶湖のトロと評される逸品です。また、近江八幡の「赤こんにゃく」や湖東で育つ高品質な「近江米」も味わい深い名産品です。
【京都、奈良】『イクサガミ』の世界を彩る隠れた名所
和歌山や滋賀を中心に据えつつも、『イクサガミ』の映像世界は日本各地の魅力的な風景によって、より一層豊かに彩られています。ここでは、物語の重要な場面で撮影が行われたと思われる、京都や奈良のロケ地候補を紹介いたします。
嵐山・竹林の道(京都)— 息を飲む美しさと緊迫感

登場人物が敵の目をかいくぐりながら、あるいは誰かを追跡しつつ、高くそびえる竹林の中を駆け抜けるシーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。光と影が織りなす幻想的でありながら、張りつめた空気感が漂うこの場所は、京都を象徴する観光スポットの一つである「嵐山の竹林の道」がロケ地として使われている可能性が非常に高いです。
野宮神社から大河内山荘庭園へ続く約400メートルの小径には、数万本の竹が空を覆うように密集しています。一歩足を踏み入れると、周囲の喧騒が嘘のように静けさに包まれます。風が吹くたびに竹の葉がさわさわと擦れ合う音だけが響き渡る空間。その美しさは格別ですが、一方で竹の隙間から見られているような、あるいは道の奥から何かが現れるのではないかという独特の緊張感も漂わせています。『イクサガミ』のようなサスペンス色の強い物語の舞台として、これほど相応しい場所はないでしょう。
聖地巡礼のための実践ガイド:嵐山・竹林の道
世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットだからこそ、マナーと工夫が欠かせません。
- 混雑を避けるために
- 早朝の訪問がおすすめ: 日中は写真撮影も困難なほどの混雑を見せます。ドラマのような静寂で神秘的な雰囲気を味わいたいなら、まだ人の少ない早朝(午前7時〜8時頃)に訪れるのが断然おすすめです。朝の澄んだ光が竹林に差し込む光景は、一見の価値があります。
- 平日を狙う: 可能なら土日や祝日を避け、平日に訪れるのが賢明です。
- 散策時のマナー
- 竹に触れたり傷つけたりしない: 名前を書き込むなどの落書きが後を絶たず、美しい景観を損なう原因となっています。絶対に控えましょう。
- 長時間の立ち止まりを避ける: 道幅は決して広くないため、写真撮影などで長く止まると他の来訪者の迷惑になります。周囲への配慮が大切です。
- 周辺のおすすめスポット
- 天龍寺: 竹林の道に隣接する世界遺産の寺院。特に嵐山を借景にした曹源池庭園は見逃せません。
- 渡月橋: 嵐山のシンボルとも言える橋。橋上から眺める大堰川と四季折々の嵐山の風景は、まさに圧巻です。
- グルメポイント: 嵐山散策で疲れた際には、ぜひ京都ならではの甘味処でひと休みを。老舗の茶屋で抹茶と和菓子を楽しむ体験は格別です。また、京都名物の湯豆腐も嵐山エリアには名店が多数あります。上品な出汁で提供される豆腐は、体も心も温めてくれます。
曽爾高原(奈良)— 決戦の舞台となった黄金に輝く野原
物語のクライマックスや重要な転換点の決戦シーン。広大な野原で登場人物たちが対峙する壮大なシーンには、奈良県と三重県の県境に位置する「曽爾高原」が撮影場所として選ばれた可能性があります。
| 住所 | 〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村太良路 |
| 料金 | 入場料:無料 駐車場料金:普通車 800円/日、バイク 200円/日 |
倶留尊山(くろそやま)の麓に広がるこの高原は、ススキで一面が覆われており、特に秋になると夕日に照らされたススキの穂が黄金色に輝き、幻想的な景色が広がります。その美しさは「日本で最も美しい村」の一つとしても評価されています。遮るもののない広大な空間は、登場人物たちの逃げ場のない運命や孤独感を際立たせる舞台として非常に効果的です。風に揺れるススキの海の中、静かでありながら命を懸けた戦いが繰り広げられる様は、映像としても非常に映えることでしょう。
聖地巡礼のための実践ガイド:曽爾高原
季節ごとに異なる表情を見せる曽爾高原。訪問するなら最適な時期を選びましょう。
- おすすめのシーズン
- 秋(9月下旬〜11月中旬): 何よりもススキが黄金色に輝く秋がベストシーズンです。この時期には「曽爾高原山灯り」というイベントも開催され、日没後には遊歩道に置かれた灯籠に火がともり、昼間とはまた異なる幻想的な雰囲気に包まれます。
- 春〜夏: 秋とは対照的に、一面が鮮やかな緑の絨毯となり、爽やかな高原の風を感じながらのハイキングは格別です。
- アクセスと注意点
- アクセス方法: 公共交通機関では近鉄名張駅からバスが出ていますが、本数が非常に少ないため、事前に時刻表をしっかり確認することが必須です。時間を気にせずゆったり楽しみたい場合は、車でのアクセスが便利です。
- 服装・持ち物: 高原は標高が高く天候が変わりやすい上、市街地より気温が低いこともしばしばあります。羽織りものを一枚持参すると安心です。ハイキングを楽しむ際は、歩きやすい靴と飲み物を用意しましょう。
- 周辺のおすすめスポット
- 曽爾高原温泉 お亀の湯: ハイキングでかいた汗を流すのにぴったりの温泉施設です。滑らかな湯質は「美人の湯」として知られ、露天風呂からの景色も抜群です。
- グルメポイント: 曽爾村は美味しいお米や野菜の産地としても有名です。地元食材を活かしたレストランやカフェが点在しています。また、地元特産の「曽爾高原ビール」はすっきりと飲みやすく、湯上がりの一杯に最適です。
聖地巡礼を120%楽しむためのプランニング術

ここまで紹介してきたロケ地を単に点として訪れるだけでは、もったいないと言わざるを得ません。ここでは、旅全体を一つの物語として味わうための具体的なプランニング方法と心構えをご紹介します。
モデルコースの提案:2泊3日で体感する『イクサガミ』の世界観
広範囲に点在するロケ地を効率的に回るためのモデルルートです。移動手段としてレンタカーの利用を強くおすすめします。
- 1日目:【和歌山・熊野エリア】神々の領域を訪ねて
- 午前:南紀白浜空港またはJR紀伊田辺駅を出発地点にし、レンタカーを借りる。
- 昼:熊野本宮大社を参拝し、周辺で地元名物のめはり寿司などを味わう。
- 午後:熊野古道・大門坂を約1時間ほど散策。
- 夕方:熊野那智大社と那智の滝を訪問。
- 夜:紀伊勝浦温泉で宿泊し、新鮮なマグロ料理を堪能。
- 2日目:【和歌山・無人島〜滋賀へ】サバイバルと歴史の旅路
- 早朝:紀伊勝浦を出発し、車で約3時間かけて加太港へ向かう。
- 午前:友ヶ島汽船の始発便で友ヶ島へ渡り、島内を2〜3時間程度探検。
- 昼:加太港に戻り、鯛料理の昼食を満喫。
- 午後:和歌山から彦根(滋賀県)へ高速道路を使って約3時間の移動。
- 夜:彦根市内で宿泊し、近江牛のディナーを楽しむ。
- 3日目:【滋賀・城と忍びの里】権謀術数の舞台の裏側を探る
- 午前:国宝である彦根城と隣接の玄宮園を見学。
- 昼:夢京橋キャッスルロードにて昼食と街並み散策。
- 午後:車で約1時間の甲賀の里忍術村へ移動し、忍者体験を楽しむ。
- 夕方:旅の締めくくりとして、最寄りの駅(JR甲賀駅など)や高速道路インターチェンジから帰路へ。
このモデルコースは一例に過ぎません。体力や関心に合わせて宿泊地や訪問順を変えるなど、自由にアレンジしてください。
旅の準備と心構え — 安全に楽しむために欠かせないこと
聖地巡礼は時として冒険要素を含みます。安全に、気持ちよく旅を満喫するための心得を忘れないようにしましょう。
- 持ち物の再確認
- 歩きやすい靴(必須)
- レインウェアや折りたたみ傘
- 体温調節しやすい服装
- 飲み物や行動食
- 虫よけスプレー、日焼け止め
- 救急セット(絆創膏、消毒液など)
- モバイルバッテリー
- 熊鈴(熊野古道などの山間部を歩く際に)
- 懐中電灯(友ヶ島など暗がりの探索時に)
- マナーを守ること
ロケ地の多くは世界遺産や国宝、国立公園に指定されており、地元の人々が大切に守り続けている生活圏内でもあります。
- ゴミは必ず持ち帰る。
- 立ち入り禁止区域には入らない。
- 大声を出したり騒いだりしない。
- 私有地や個人宅を無断で撮影しない。
- 地域のルールや文化を尊重する。
- 最新情報のチェックを怠らない
施設の営業時間、交通機関の運航状況、天候などは日々変わりやすいものです。出発前だけでなく、旅の最中も公式サイトや天気予報をこまめに確認する習慣をつけましょう。特にフェリーや山間部のバスは天候の変動に影響を受けやすいので注意が必要です。
グルメライター隆おすすめ!旅先でぜひ味わいたい『イクサガミ』の絶品料理
旅の醍醐味は景色だけでなく、その土地ならではの食文化に触れることで、より深い記憶となります。今回の聖地巡礼で特に味わってほしい逸品をご紹介します。
- 和歌山エリア
- 生マグロ: 紀伊勝浦は国内屈指の生マグロの水揚げ港です。冷凍されていないもちもちとした食感のマグロは、一度食べたら忘れられません。
- さんま寿司: 熊野地域の郷土料理で、開いたサンマを塩と酢で締めて押し寿司にしたもの。独特の風味がクセになります。
- 和歌山ラーメン: 豚骨醤油ベースの濃厚スープが特徴の「中華そば」として地元で親しまれています。店先に並ぶ早なれ寿司(鯖のなれ寿司)と一緒に味わうのが地元流です。
- 滋賀エリア
- 「うなぎのじゅんじゅん」: 近江の郷土料理すき焼き「じゅんじゅん」の鰻版。近江牛が有名ですが、琵琶湖産の鰻を使ったメニューも絶品です。
- サラダパン: 地元民に愛されるソウルフード。コッペパンにマヨネーズで和えた刻みたくあんが挟まれており、一見意外な組み合わせながら驚くほど美味しいです。
- クラブハリエのバームクーヘン: 近江八幡に本店を持つ洋菓子店の看板商品。ふんわりしっとりした食感のバームクーヘンは、お土産としても大人気です。
現地で手に入れたい!こだわりのお土産リスト
旅の思い出を形に残すのも一つの楽しみです。定番から少し変わり種まで、物語を感じられるお土産を厳選しました。
- 熊野の「お滝もち」: 那智の滝のすぐ近くで販売されている名物の餅。滝の水しぶきを浴びて作られているという伝説があり、素朴な甘みが人気です。
- 友ヶ島の「要塞カレー」: 加太港周辺で買えるレトルトカレー。島に残る砲台跡をイメージしたスパイシーでやや大人向けの味。パッケージもユニークです。
- 彦根の「ひこにゃんグッズ」: ご当地キャラクター「ひこにゃん」のグッズは文房具からお菓子まで多彩。見ているだけで癒される人気アイテムです。
- 甲賀の「かたやき」: 忍者の非常食とも伝えられる、日本一硬いせんべい。木槌で割って食べるほどの硬さですが、噛みしめるほどに素朴な甘みが広がります。話のネタにもぴったりです。
『イクサガミ』が描く日本の原風景と、旅の先に
Netflixドラマ『イクサガミ』のロケ地を巡る旅は、単に映像で見た場所をたどる「聖地巡礼」だけにとどまりません。それは、この物語がなぜこれほどまでに私たちの心を揺さぶるのか、その核心に触れる旅でもあるのです。
神々が宿ると信じられてきた熊野の深い森を歩くと、自然への畏敬の念と共に、生きることへの原初的な感覚が呼び覚まされます。何世紀もの風雨に耐えてきた彦根城の天守に立てば、歴史の波に翻弄された人々の営みを思い描かずにはいられません。そして、友ヶ島の静寂な廃墟にたたずむと、栄枯盛衰の理(ことわり)や時の流れの無常さを強く感じるでしょう。
これらの土地は、『イクサガミ』という物語が生まれるずっと前からそこに存在し、数え切れない物語を内包してきました。ドラマの登場人物たちが抱いたであろう焦燥や希望、絶望、そして覚悟。そうした感情の断片を、私たちはロケ地へ足を運ぶことで追体験できるのです。
旅の行程を練り、地図を広げて未知の道を進む。その行為自体が、『イクサガミ』の参加者たちのように、自らの意志で一歩踏み出すことにつながっているのかもしれません。
さあ、あなたも地図を手に取り、あの壮絶な物語が紡がれた場所へ旅立ってみませんか。画面越しに見ていた風景の中に実際に立つとき、きっとあなたは単なる視聴者ではなく、物語の一部となることでしょう。その先には、忘れがたい感動と、日本の美しさや厳しさを改めて発見する体験が待っています。

