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【2024年版】バンコクの心臓部!シーロムコンプレックス完全攻略ガイド|グルメ・お土産・アクセスを徹底解説

バンコクを旅する人々が必ずと言っていいほど耳にする地名、「シーロム」。高層ビルがそびえ立つビジネス街の顔と、ネオンが煌めくエネルギッシュな歓楽街の顔。この二つの表情が交差するエキサイティングなエリアに、オアシスのように、そしてランドマークのように鎮座するのが「シーロムコンプレックス」です。BTS(スカイトレイン)サラデーン駅に直結という最高の立地を誇り、旅行者から地元タイ人まで、あらゆる人々を惹きつけてやまないこのショッピングモールは、単なる買い物スポットではありません。そこは、タイの「今」を体感できる食と文化の交差点であり、旅のあらゆるニーズに応えてくれる万能の拠点なのです。今回は、食品商社に勤め、世界中の食と文化に触れてきた私、隆が、このシーロムコンプレックスの魅力を余すところなく、そして実践的にご紹介していきましょう。この記事を読み終える頃には、あなたはもうシーロムコンプレックスの達人。さあ、熱気あふれるバンコクの心臓部へと、一緒に飛び込んでみませんか。

シーロムコンプレックスはまさに都会のオアシスですが、バンコクには巨大トカゲと絶品クロワッサンに出会える別のオアシスも存在します。

目次

旅の始まりはアクセスから!シーロムコンプレックスへの行き方完全ガイド

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旅の計画を立てる際、目的地へのアクセスは非常に重要なポイントの一つです。特に海外の慣れない土地では、いかにスムーズでストレスフリーに移動できるかが、その日の楽しさを大きく左右します。その点、シーロムコンプレックスはバンコクに数多くあるショッピングモールの中でも、抜群のアクセスの良さを誇っています。まさに「都会の交差点」という言葉がふさわしい立地です。ここでは主要な交通機関を使った具体的なアクセス方法について、注意点も含めて詳しくご紹介いたします。

圧倒的な便利さ!BTS(スカイトレイン)サラデーン駅直結のルート

バンコク観光の強い味方と言えば、高架鉄道BTS(スカイトレイン)です。市内の主要な観光スポットやショッピングエリアを結び、交通渋滞を気にせず快適に移動できる優れた手段です。シーロムコンプレックスは、このBTSシーロム線の「サラデーン駅(Sala Daeng Station / S2)」に直結しています。これは言葉にできないほどの便利さと言えるでしょう。

利用方法はとても簡単

BTSでサラデーン駅に到着したら、まず改札を出ましょう。改札は複数ありますが、「Exit 4」を目指してください。駅構内の案内表示はタイ語と英語で非常にわかりやすいため、迷う心配はほとんどありません。「Silom Complex」という表記がすぐに見つかるはずです。

「Exit 4」に従って進むと、高架遊歩道(スカイウォーク)がそのままシーロムコンプレックスの2階フロアへつながっています。改札口からわずか1分で館内に入れるため、雨季のスコールや強い日差しの中でも快適に移動できます。このアクセスの良さは、大量の買い物袋を持っての移動や、急な天気の変化が多いバンコクでは大きなメリットになるでしょう。

チケット購入方法と注意点

BTSのチケットは券売機で買うのが一般的です。タッチパネル式の券売機では、路線図から目的地の駅を選ぶと料金が表示されます。硬貨や紙幣(20、50、100バーツ札)を投入すれば、チケット(カード)が発券されます。お釣りもきちんと出てくるので安心です。もし小銭がない場合や操作が不安な場合は、駅の窓口で駅員に行き先を伝えれば簡単にチケットを購入できます。

BTSを頻繁に利用するなら、「ラビットカード(Rabbit Card)」というICカードの購入をおすすめします。これは日本のSuicaやPASMOのようなもので、チャージしておけば改札にタッチするだけで乗り降りが可能。毎回チケットを買う手間が省けます。観光客でも窓口で手軽に購入できますので、ぜひご検討ください。なお、購入時にパスポート提示を求められることがあるため、コピーを持参するとスムーズです。

地下直結!MRT(地下鉄)シーロム駅からのアクセス方法

BTSと並ぶバンコクの主要鉄道の一つである地下鉄MRT(ブルーライン)も便利です。シーロムコンプレックスは、このMRT「シーロム駅(Si Lom Station / BL26)」からも徒歩圏内に位置しています。

MRTシーロム駅で下車したら、「Exit 2」を目指してください。地上に出ると、目の前にBTSのサラデーン駅が見えます。そこからBTSサラデーン駅の階段を上がり、先ほど説明したスカイウォークを使えば、ほとんど地上を歩かずにシーロムコンプレックスに到着できます。MRTとBTSの駅は連絡通路でつながっているため、乗り換えもスムーズです。MRT沿線のホテルに宿泊している方にとっては、このルートが最適でしょう。

MRTの乗車券(トークン)も券売機または窓口で購入可能です。券売機はBTS同様にタッチパネル式で、英語表示にも切り替えられます。目的地を選び、料金を支払うと黒いプラスチック製のトークンが発券されます。入場時は改札のセンサーにタッチし、出場時には改札口の穴にトークンを入れる仕組みです。

タクシーや配車アプリの利用について

グループでの移動や大きな荷物がある場合は、タクシーも便利な手段となります。ただし、シーロム周辺はバンコクでも特に交通渋滞が激しいエリアの一つです。特に平日の通勤ラッシュや週末夜間は、電車利用よりも時間がかかる可能性があるため注意が必要です。

タクシーに乗る際は、「メーターを使ってください」(タイ語で「チャイ・メーター・カップ(男性)/カ(女性)」)と必ず伝えましょう。メーターの使用を拒み、高額な料金を提示するドライバーもいますが、そうしたタクシーは避けるのが賢明です。流しのタクシーよりも、ホテルや商業施設の乗り場から乗る方が比較的安全です。

近年は「Grab」などの配車アプリが非常に便利になっており、旅行者にも広く利用されています。アプリ上で目的地を入力し、料金も事前に確定するため、言語の壁や料金交渉の心配がありません。クレジットカードを登録しておけばキャッシュレスで支払いを済ませられます。初めてバンコクを訪れる方や土地勘のない方には、配車アプリの利用を強くおすすめします。

目的地を伝える際は、単に「シーロムコンプレックス」と伝えるだけでなく、運転手が地図アプリで確認できるように「Silom Complex」という英語表記も見せると安心です。

フロア徹底解剖!シーロムコンプレックスの歩き方

シーロムコンプレックスは、地下1階から地上5階までの合計6階層で構成されています。コンパクトながら、ファッションからグルメ、ビューティー、IT関連、そしてスーパーマーケットまで、私たちが「欲しい!」と思うものがバランス良く揃った、とても充実したショッピングモールです。ここでは各フロアの特徴を順番に紹介しながら、効率よく楽しむ方法をお伝えします。

Gフロア(地上階):ファッションとカフェの玄関口

正面入り口をくぐると広がるのがGフロアです。ここは国内外の人気アパレルブランドやコスメショップが立ち並び、シーロムコンプレックスの顔とも言えるエリア。洗練された空間で、歩くだけでも気分が上がります。スターバックスや人気カフェも充実しており、友人との待ち合わせやショッピングの合間のひと休みに最適です。インフォメーションカウンターも同じ階にあり、困ったことがあればまずはこちらへ。日本語対応スタッフは少ないものの、簡単な英語やジェスチャーで親切にサポートしてくれます。

2階:BTS直結のファッションフロア

BTSサラデーン駅と直結しているのが2階フロアです。そのため、多くの訪問者が最初に訪れる場所でもあります。この階もGフロア同様にレディース・メンズのアパレルショップが中心で、タイの若者に人気のローカルブランドから日本で見慣れたブランドまで、幅広いラインナップが魅力です。靴やバッグ、アクセサリーなどのファッション小物も豊富に揃っています。

3階:IT、書籍、ライフスタイル雑貨が集まるフロア

3階は少し趣が変わり、スマホ関連ショップやガジェットを扱うITストア、銀行、書店などが並んでいます。旅の途中にスマートフォンのトラブルが起きたり充電器が必要になったときは、ぜひこのフロアを訪れてみてください。タイの携帯キャリアショップ(AIS、True、dtac)も入っており、旅行者向けのSIMカード(ツーリストSIM)の購入や設定も可能です。パスポートの持参が必要なのでお忘れなく。タイ語の地元デザインの書籍や雑誌に触れることも、文化体験のひとつです。

4階:ビューティー、クリニック、そしてレストランも

美と健康に関心のある方が集まるのが4階です。ヘアサロン、ネイルサロン、エステティックサロン、美容クリニックなどが揃い、旅の疲れを癒すヘッドスパやフットマッサージも受けられます。日本と比べてリーズナブルに質の高いサービスが受けられる店も多いですが、人気店は予約が必要なことが多いため、事前に電話で確認するか直接来店して空き状況をチェックするのがおすすめです。

また、この階からレストランも増え始めます。特に日本食レストランが充実しており、タイ料理に少し飽きた胃を休ませるのにぴったりな場所です。

5階:多彩な個性が光るレストランフロア

5階はほぼ全体がレストランで占められているフロアです。タイスキで有名な「MKレストラン」をはじめ、しゃぶしゃぶ、焼肉、韓国料理、西洋料理など、多国籍の美味しい食事が楽しめます。ランチやディナーの時間帯は多くの人で賑わい、特に週末は家族連れで活気にあふれています。どの店に入るか迷う楽しみも旅の醍醐味のひとつ。店先に並ぶメニューサンプルや看板を見て、その日の気分に合ったお店を選んでみてください。

Bフロア(地下1階):グルメ天国!フードコートとスーパーマーケット

そして、私・隆が皆さんに最もおすすめしたいのがこの地下1階です。ここはまさに食のワンダーランド。活気あふれるフードコート「Tops FLAVOUR」では、手軽に地元の味を堪能でき、お土産探しにぴったりなスーパーマーケット「Tops Market」も併設。グルメ好きにはたまらないフロアと言えます。シーロムコンプレックスに訪れたら、このフロアを見逃すわけにはいきません。次章では、この魅力あふれるBフロアをさらに詳しくご紹介していきます。

グルメライターが唸る!地下1階フードコート&レストラン完全攻略

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さあ、いよいよシーロムコンプレックスの中心部、地下1階に広がるグルメゾーンへとご案内します。ここは高級レストランのような格式ばった雰囲気はなく、地元ならではの活気と美味しい香りが漂う場所です。タイの食文化の豊かさを気軽かつリーズナブルに味わえる、まさに絶好のスポットと言えます。食品の専門家である私が、その楽しみ方をじっくりとお伝えします。

スムーズな利用のコツ!フードコート「Tops FLAVOUR」の楽しみ方

タイのショッピングモールにあるフードコートは、旅行者にとって非常に便利な存在ですが、初めて利用する際は少し戸惑うこともあるかもしれません。安心してください。システムはとても簡単です。このステップを押さえれば、誰でも気軽に利用できます。

  • ステップ1: 専用カードの購入とチャージ

まず、フードコート入口付近の「CASH CARD」や「COUPON」と表示されたカウンターへ向かいます。ここで食事の支払いに使うプリペイドカードを購入し、希望の金額をチャージします。例えば「200バーツ、プリーズ」と伝えれば、200バーツ分チャージされたカードが受け取れます。カードの保証金として10バーツほど別途かかることがありますが、これはカード返却時に返金されるのでご安心を。以降の支払いはすべてこのカードで行うため、現金は基本的に不要です。衛生面にも配慮された、タイで一般的なシステムです。

  • ステップ2: 好みのお店で料理をオーダー

カードを手にしたら、ずらりと並ぶ店舗をチェックしましょう。カオマンガイ、パッタイ、トムヤムクン、グリーンカレー、クイッティアオなど、定番のタイ料理が揃っています。各店のカウンターには写真付きメニューと価格が明示されているので、指差しで簡単に注文可能です。注文後はスタッフにカードを渡し、機械で代金を引き落としてもらいます。カードはそのまま返却されます。

  • ステップ3: 席を確保して食事を満喫

フードコート内には多くのテーブルと椅子が用意されています。注文の前でも後でも、空いている席を見つけて確保しましょう。特に昼のピークタイム(12時から13時頃)は、多くの近隣オフィス勤務者で混雑します。少し時間をずらして訪れると、よりゆったりと食事が楽しめます。箸やスプーン、フォーク、さらに唐辛子や砂糖、ナンプラー、お酢などの調味料はセルフサービスコーナーにまとめて置かれているので、忘れずに持って行ってください。

  • ステップ4: カード返却で残高とデポジットを返金

食事が終わったら、最初にカードを購入したカウンターへ戻りましょう。カードを返すと、チャージ残高とデポジットが現金で返金されます。レシートがなくても問題ありません。なお、この返金手続きを忘れる旅行者が意外と多いので、退出前に必ず立ち寄ることをおすすめします。

これだけは絶対食べてほしい!隆イチオシのメニュー

たくさんあるメニューの中で、特におすすめしたい定番の逸品をいくつかご紹介します。

  • 潤鶏(Yum Tor Kai)のカオマンガイ: フードコート内でも指折りの人気を誇るカオマンガイ専門店です。しっとりと茹で上げられた鶏肉に、鶏出汁で炊かれた風味豊かなご飯の組み合わせは絶妙。ピリ辛のタレ「ナムチム」が味を引き締めます。揚げ鶏を乗せた「カオマンガイトート」とのハーフ&ハーフもぜひ試してみてください。
  • 定番の屋台味、パッタイ: タイ風の焼きそば「パッタイ」は、甘酸っぱい風味が日本人の口にも合いやすい人気メニュー。もちもちの米麺にエビや豆腐、もやしなどを絡めて炒めています。テーブルに運ばれたら添えられたライムを絞り、砕いたピーナッツをたっぷりかけてよく混ぜて食べるのが本場スタイルです。
  • 日替わりで味わいたい、クイッティアオ: 麺料理好きにはたまらないタイのラーメン「クイッティアオ」。あっさりスープの「クイッティアオ・ナームサイ」や、豚血入りで深みのある「クイッティアオ・ナムトック」など、多様な味があります。麺の太さも細麺や太麺から選べます。卓上調味料で自分好みの味にアレンジする楽しみもあります。

フードコート以外にもたくさんの選択肢が

地下1階にはフードコート以外にも魅力的な飲食店が点在しています。日本のカレーチェーン「CoCo壱番屋」や、ドーナツの「ミスタードーナツ」など、馴染みのあるお店もあるので安心です。また、タイで人気のスイーツ店やドリンクスタンドも充実しており、食後のデザートや買い物合間の一休みにぴったり。マンゴーを使ったスイーツや濃厚なタイティーはぜひ味わってみてください。

バラマキ土産の聖地!スーパー「Tops Market」徹底活用術

タイ旅行の醍醐味のひとつに、個性的で美味しいお土産選びがあります。シーロムコンプレックスの地下1階に位置する「Tops Market」は、そんなお土産探しにぴったりのスポットです。ここは地元の人々が日常的に利用する豊富な品揃えのスーパーマーケットでありながら、観光客にも喜ばれるアイテムがしっかり揃っている、まさに万能な場所です。この記事では、お土産選びのコツから知っておくとお得な情報まで、詳しくご紹介します。

隆厳選!確実に喜ばれるタイ土産おすすめリスト

広い店内でどれを買うか迷ったら、まずは以下のリストを参考にしてみてください。いずれもタイらしさが感じられ、味も良く喜ばれること間違いなしのアイテムです。

  • スナック・お菓子コーナー
  • プリッツ(ラーブ味・トムヤムクン味): 日本でもお馴染みのプリッツですが、タイ限定の味は鉄板のお土産です。香草の風味豊かな「ラーブ味」はビールのお供にピッタリ。独特の酸味と辛さが特徴の「トムヤムクン味」もおすすめです。
  • Bento(ベントー): イカのすり身をシート状にし、甘辛く味付けしたお菓子です。ピリッと辛くて噛むほどに旨みが広がるクセになる美味しさで、辛さは青(マイルド)、赤(ホット)、オレンジ(激辛)から選べます。
  • タオケーノイ(Tao Kae Noi)の海苔スナック: カリカリに揚げた海苔に様々な味付けがされたスナックで、オリジナルやスパイシー、わさび味など種類が豊富。軽量でかさばらないため、配りやすい土産として最適です。
  • 調味料・インスタント食品コーナー
  • Loboのシーズニングペースト: グリーンカレーやトムヤムクン、カオマンガイのタレなど、家庭で手軽にタイ料理が楽しめるシーズニングペーストは主婦層に大人気。小分けパックで手頃な価格なので、いろいろ試せるのも魅力です。
  • インスタントラーメン(MAMA、Yum Yum): タイの定番食品とも言えるインスタントラーメン。特に「MAMA」のトムヤムクン味は本格的な味わいが世界的に評価されています。スープありだけでなく、汁なしタイプもぜひ試してみてください。
  • シーズニングソース(ゴールデンマウンテン、マギー): タイの家庭料理に欠かせない調味料。醤油に似た味わいながらより深みのある風味で、卵焼きにかけるだけでも絶品。一本あれば日本の食卓でも役立ちます。
  • その他のおすすめ
  • ドイカム(Doi Kham)のフルーツジュース・ドライフルーツ: タイ王室主導のロイヤルプロジェクトによるブランドで、品質が高く知られています。濃厚なマンゴージュースや無添加のドライフルーツは自分用にも贈り物にもぴったりです。
  • ヤードム(Ya Dom): メンソールやハーブの香りを楽しむリフレッシュ用スティック。鼻づまりや乗り物酔い、眠気覚ましに効果があると言われ、多くのタイ人が携帯しています。ドラッグストアやレジ付近で簡単に購入可能です。

ぜひ知っておきたい!VATリファンド(付加価値税還付)の流れ

タイでは、一定条件を満たす旅行者が買い物時に支払った付加価値税(VAT)の一部を還付してもらえる制度があります。Tops MarketもこのVATリファンドの対象店舗です。

  • 手続きの流れ:
  • 購入時: 1日以内に同じ店で合計2,000バーツ以上の買い物をすると、VATリファンドの対象となります。会計時に「VAT Refund, please」と伝え、パスポートの提示をしましょう。店員が「P.P.10」という黄色の申請用紙を発行するので、レシートと共に大切に保管してください。
  • 出国時: タイを離れる空港(スワンナプーム国際空港など)で手続きを行います。まず、航空会社のチェックインカウンター前にある「VAT REFUND」の看板が掲げられた税関事務所へ向かいましょう。そこで購入品、P.P.10用紙、レシート、パスポートを提示し、スタンプを受け取ります。高額商品は現品確認が必要な場合もあるため、スーツケースに入れる前に手続きを済ませてください。
  • 還付金の受取: 出国審査を終えた後、免税エリア内のVATリファンドカウンターでスタンプ済みのP.P.10用紙を提出すれば、現金(タイバーツ)で還付金を受け取れます。

少し手間はかかりますが、たくさん買い物をした際にはぜひ活用したい制度です。最新の情報はタイ国政府観光庁の公式サイトをご確認ください。

ショッピングからリラクゼーションまで!美と癒しのフロア

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シーロムコンプレックスは、グルメやお土産を楽しむだけの場所ではありません。最新のファッションやコスメに加え、旅の疲れを癒すリラクゼーション施設も充実しています。ここでは、ショッピングとリラクゼーションの両方を満喫したい方に向けた、おすすめの過ごし方をご案内します。

タイコスメから定番ブランドまで楽しめるビューティーツアー

タイは美容大国としても知られており、高温多湿な気候に適した機能的で崩れにくいコスメが豊富です。シーロムコンプレックス内には、そうしたタイコスメはもちろん、日本でも有名なドラッグストアも揃っています。

  • マツモトキヨシ (Matsumoto Kiyoshi): 日本のドラッグストアそのままの品揃えで、日本の化粧品や医薬品が手に入るため、滞在中に忘れ物があっても安心です。タイ限定のアイテムを探す楽しみもあります。
  • ワトソンズ (Watsons): アジア全域に展開する大手ドラッグストアチェーンで、欧米ブランドからタイのローカルブランドまで幅広く取り扱っています。頻繁に「Buy 1 Get 1 Free」などのお得なセールを実施していることもあります。
  • タイのローカルコスメ: 各店でぜひタイブランドのコスメに注目してください。フルーツやハーブなどの天然成分を使ったスキンケア商品や発色の良いメイクアイテムが充実しており、品質が高く価格も手頃。かわいいパッケージの製品は女性へのお土産にもぴったりです。

旅の疲れをリフレッシュ!マッサージ&スパ体験

タイ旅行の醍醐味といえばマッサージ。シーロムコンプレックスの4階には、気軽に立ち寄れるビューティーサロンが複数あります。ショッピングの合間にフットマッサージで歩き疲れた足をほぐしたり、タイ古式マッサージで全身の疲れを癒したりするのはまさに至福のひとときです。

マッサージ店利用のポイント

  • メニューと料金: 店頭には分かりやすい写真付きのメニューと料金表が掲示されています。フットマッサージは1時間で300〜500バーツ、タイ古式マッサージは1時間で400〜600バーツが目安です。オイルマッサージやハーバルボールを使った施術など、多彩なメニューも揃っています。
  • 予約: 週末や夕方以降は混雑しやすいので、確実に利用したい場合は事前予約がおすすめです。お店の前を通りかかった際に希望の時間を伝えて予約しておくとスムーズです。
  • 服装: タイ古式マッサージを受けるときは、お店で用意されるゆったりしたTシャツとタイパンツに着替えます。フットマッサージの場合は、膝までまくりやすいズボンやスカートが便利です。
  • チップの習慣: タイではマッサージの施術後にチップを渡すのが一般的です。必須ではありませんが、満足したサービスには感謝の気持ちとして渡すと喜ばれます。相場は施術料金の10〜20%か、50〜100バーツ札が目安。施術後にお茶をいただく際など、セラピストに「Thank you」と一声添えて手渡すと好印象です。

旅行者のための便利情報と注意点

シーロムコンプレックスを最大限に活用するために、便利な施設やサービス、そして注意点をわかりやすくまとめました。快適かつ安全に過ごすためにも、ぜひ目を通しておいてください。

両替、SIMカード、Wi-Fiに関する情報

  • 両替所: シーロムコンプレックス内やBTSサラデーン駅周辺には複数の銀行や両替所があります。一般的に、空港の両替所より市内の方が為替レートが良好とされています。両替にはパスポートの提示が必須なので、忘れずに持参しましょう。まとめて両替するほうがレートが良いケースもありますが、大金を持ち歩くリスクを考えて、必要な分だけ両替するのが安心です。
  • SIMカード: 3階の携帯キャリアショップでは旅行者向けの「ツーリストSIM」を購入可能です。数日間データ通信が使い放題のプランなどが数百バーツで手に入り、アクティベーションもスタッフがその場で対応してくれるため安心です。タイ旅行で必須のスマホ利用—Grab配車や地図アプリなど—に便利です。空港で購入しそびれた場合はここで調達しましょう。最新店舗情報はシーロムコンプレックス公式サイトで確認することをおすすめします。
  • 無料Wi-Fi: シーロムコンプレックスでは館内で無料Wi-Fiが利用可能です。メールアドレスやパスポート番号などを登録すれば接続できます。調べ物やSNSチェックに便利ですが、セキュリティの観点から個人情報やパスワードの入力は控えたほうが安全です。

トラブル回避のポイント

  • 貴重品の管理: バンコクは比較的治安が良いものの、人混みではスリや置き引きに注意が必要です。リュックは前に背負い、バッグは常に体の前に置くなど基本的な予防策を心がけましょう。特にフードコートで席を確保するために荷物を放置するのは非常に危険なので、誰かに見張ってもらうか、荷物を持って席を探してください。
  • 服装と持ち物: シーロムコンプレックス内は冷房が強く、外気との温度差で体調を崩しやすいです。薄手のカーディガンやストールなどの羽織ものを持参すると役立ちます。また、タイのトイレにはトイレットペーパーが備え付けられていない場所もあるため、ポケットティッシュやウェットティッシュを携帯しておくと安心です。さらに、スーパーでの買い物用にエコバッグを持っておくのも賢い準備です。
  • しつこい客引きへの対処法: シーロムコンプレックス周辺、特に夜のパッポン通り付近では、トゥクトゥクの運転手やマッサージ店の客引きが多く声をかけてきます。興味がなければ曖昧にせず、はっきり「No, thank you」と伝えてその場を離れるのがトラブル回避のコツです。毅然とした態度を保つことが重要です。

シーロムコンプレックス周辺の楽しみ方

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シーロムコンプレックスを拠点にすることで、その周辺エリアの観光が格段に便利になります。ショッピングや食事の合間に、ぜひ足を伸ばしてみてください。

都市の憩いの場「ルンピニー公園」

シーロムコンプレックスから徒歩圏内に広がる広大な公園で、豊かな緑に囲まれています。敷地内には大きな池があり、地元の人々がジョギングや太極拳、エアロビクスを楽しむ憩いのスポットです。都会の喧騒から離れてゆったりと散歩するのにぴったりの場所で、特に朝早くや夕方の涼しい時間帯に訪れるのがおすすめです。園内では野生のミズオオトカゲに出会うこともありますが、驚かさないよう静かに見守りましょう。

日本人街として知られる「タニヤ通り」

BTSサラデーン駅の目の前、シーロムコンプレックスの向かい側に位置するタニヤ通りは、バンコク有数の日本人街として知られています。日本語の看板が多く並び、独特の雰囲気が漂っています。夜は接待向けのクラブやカラオケが中心ですが、昼間には日本食レストランやゴルフ用品店が営業しており、バンコクに住む日本人の定番スポットとなっています。

エキゾチックな夜の楽しみ「パッポンナイトマーケット」

シーロム通りとスラウォン通りをつなぐパッポン通りでは、毎晩ナイトマーケットが開催され、多彩な露店が軒を連ねます。Tシャツや雑貨、時計、バッグなどさまざまな商品が揃い、多くの観光客で賑わう場所です。品揃えの多くはコピー商品で、品質にはばらつきがあります。値段交渉は必須となりますので、買い物を楽しむよりは東南アジアならではの活気ある雰囲気を感じることを目的に訪れるのが良いでしょう。なお、周囲は歓楽街でもあるため、夜遅くの一人歩きや客引きに軽々しく応じるのは避けてください。BTSスカイトレイン公式サイトで終電の時刻を事前にチェックすることもお忘れなく。

グルメライター隆の「シーロムを味わい尽くす視点」

ここまでシーロムコンプレックスの魅力をさまざまな視点からご紹介してきましたが、最後に私、隆ならではの視点から、この場所をより深く楽しむためのヒントをお伝えしたいと思います。

シーロムコンプレックスの真の魅力は、その「ちょうどよさ」にあると私は感じています。サイアム地区にあるような巨大で華やかなショッピングモールも魅力的ですが、その広さに圧倒されて疲れてしまうことも少なくありません。その点、シーロムコンプレックスは必要なものが過不足なく揃い、しかも手の届きやすいコンパクトな空間にまとまっています。飾らない雰囲気は、まるで地元の暮らしにひとときお邪魔しているかのような、心地よい安らぎをもたらしてくれます。

特に地下のフードコートは、タイ社会の縮図とも言える場所です。スーツ姿のビジネスパーソン、制服を着た学生、買い物の合間の主婦、そして私たちのような旅行者。さまざまな人が同じテーブルで、それぞれ好みの料理を黙々と、または楽しげに語り合いながら味わっています。この光景こそ、私がタイを愛する理由の一つです。数十バーツのクイッティアオに、この国の暮らしの活気と日常が詰まっているのです。

また、Tops Marketでのお土産探しは単なる買い物以上の体験です。調味料の棚を眺めればタイ料理の深さを感じられ、お菓子のパッケージにはタイのポップカルチャーのトレンドが映し出されています。これは博物館を巡るのとは違った、生きた文化に触れる体験と言えるでしょう。

もしシーロムコンプレックスを訪れるなら、ぜひ少し時間をかけて人々の様子に目を向けてみてください。フードコートで地元の人に人気の屋台はどこか、スーパーで家族連れがカゴに入れている商品は何か。そんな小さな発見の積み重ねが、ガイドブックにはない、あなただけのバンコクの思い出をつくってくれるはずです。シーロムコンプレックスはただの便利な商業施設ではありません。バンコクという活気あふれる都市の日常に、最も手軽で快適に触れられる最高の入り口なのです。この素敵な食と文化の交差点で、あなたの旅が忘れがたいものになることを心より願っています。

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この記事を書いたトラベルライター

食品商社で世界中の食を探求してきました。旅の目的は「その土地でいちばん美味い一皿」に出会うこと!市場や屋台でのグルメハントが得意です。

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