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眠らない街・新宿で最高の夜を。LGBTQ+旅行者のためのゲイフレンドリーホテル完全ガイド

こんにちは、旅ライターの勇気です。カナダでのワーキングホリデー中、バンクーバーのゲイビレッジとして知られるデイビーストリートの活気に魅了され、世界中のクィアな街を旅するのがライフワークになりました。帰国してからも、その探求心は変わりません。そして、日本でその情熱を注ぐべき場所といえば、間違いなく「新宿」です。

特に、アジア最大級のゲイタウン「新宿二丁目」を擁するこの街は、多様な文化が混じり合い、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。しかし、旅の拠点となるホテル選びは、時に少し不安が伴うもの。同性のパートナーと泊まっても大丈夫だろうか? スタッフに変な顔をされないだろうか? そんな心配をせずに、心からリラックスできる場所を見つけたいですよね。僕もカナダでアパートが見つかるまでの間、いくつかの宿を転々としましたが、スタッフのちょっとした表情や態度で、その日の気分が大きく変わることを実感しました。

だからこそ、ホテルはただ眠るだけの場所じゃない。旅の思い出を彩る大切なステージなんです。この記事では、僕自身の経験と徹底的なリサーチに基づき、新宿で安心して、そして最高の滞在ができる「ゲイフレンドリーホテル」を厳選してご紹介します。ラグジュアリーなホテルからコスパ抜群のホテルまで、あなたの旅のスタイルに合った一軒が必ず見つかるはずです。

新宿という街が持つエネルギーを感じながら、自分らしくいられる最高の拠点を見つけましょう。この記事が、あなたの素晴らしい新宿での夜への羅針盤となることを願っています。

目次

なぜ新宿? LGBTQ+旅行者に選ばれる理由

世界中から人々が集まる東京。その中でも、なぜ新宿はこれほどまでにLGBTQ+旅行者にとって特別な場所なのでしょうか。その理由は、単に便利なだけではない、この街が持つ独特の魅力と歴史に深く根差しています。

アジア最大級のゲイタウン「新宿二丁目」の存在

新宿を語る上で、何と言っても外せないのが「新宿二丁目」の存在です。数百軒ものゲイバー、クラブ、レストラン、書店などが密集するこのエリアは、まさに日本のLGBTQ+カルチャーの中心地。ネオンが輝く夜の街を歩けば、そこには多様な人々が集い、思い思いの時間を過ごす活気あふれる光景が広がっています。

カナダのデイビーストリートがオープンで昼間からレインボーフラッグがはためく解放的な雰囲気なのに対し、新宿二丁目はもう少し夜に特化していて、一歩路地裏に入るとディープな魅力が隠されている、そんな印象です。初心者向けのオープンなバーから、特定の趣味を持つ人々が集まるコアな店まで、その選択肢の幅広さは世界でも類を見ません。

この二丁目に歩いて行ける距離にホテルを取る、ということ。これはもう、最高の贅沢です。終電を気にせず心ゆくまで夜を楽しめる安心感。少し飲み過ぎてしまっても、ふらっと歩いて帰れる手軽さ。このアドバンテージこそが、多くの旅行者が新宿を拠点に選ぶ最大の理由と言えるでしょう。

交通のハブとしての圧倒的な利便性

新宿駅は、一日の乗降客数が世界一としてギネスにも認定されている巨大ターミナル駅です。JRの主要路線である山手線や中央線はもちろん、京王線、小田急線、そして複数の地下鉄路線が乗り入れており、都内のどこへ行くにもアクセスは抜群。渋谷でショッピングを楽しんだり、銀座で観劇をしたり、浅草で歴史に触れたり。どんな旅のプランでも、新宿を拠点にすればスムーズに移動が可能です。

また、成田空港や羽田空港からのアクセスも非常に便利です。空港と新宿を結ぶリムジンバスが多くのホテルに発着しますし、成田空港からはJRの特急「成田エクスプレス」が直通で結んでいます。長旅で疲れた体に、重いスーツケースを引きずっての複雑な乗り換えは堪えますよね。空港から乗り換えなし、あるいは最小限の乗り換えでホテルにたどり着ける利便性は、旅の快適さを大きく左右する重要なポイントです。

多様性を受け入れる街の空気感

新宿は、常に新しい文化や人々を受け入れ、混ざり合いながら発展してきた街です。高級百貨店が立ち並ぶ洗練されたエリアもあれば、思い出横丁のような昭和の香りが残る飲み屋街もある。都庁を中心とした高層ビル群のオフィス街があり、そのすぐ隣には緑豊かな新宿御苑が広がっている。そして、眠らない街・歌舞伎町のエネルギッシュな喧騒。

こうしたカオスとも言える多様性が、新宿の懐の深さを生み出しています。様々なバックグラウンドを持つ人々が当たり前のように行き交うこの街では、他人のことを過度に気にしない、良い意味での「無関心さ」と、困っている人には手を差し伸べる「温かさ」が共存しているように感じます。LGBTQ+のカップルが手を繋いで歩いていても、誰もジロジロ見ることはありません。そんなオープンな空気感が、訪れる人々に心地よい解放感と安心感を与えてくれるのです。

失敗しない!ゲイフレンドリーホテルの選び方

「ゲイフレンドリー」と一言で言っても、その意味合いはホテルによって様々です。ただ「同性カップルでも宿泊を拒否されない」というレベルから、「LGBTQ+コミュニティを積極的に歓迎し、サポートしている」というレベルまで、実は大きな幅があります。カナダで宿を探していた時、”LGBTQ+ Welcome”と書いてあっても、実際はスタッフの知識が乏しく、少し気まずい思いをした経験もありました。だからこそ、表面的な言葉だけでなく、そのホテルの本質を見極めることが大切です。

「ゲイフレンドリー」のレベルを見極める

まずは、ホテルの「フレンドリー度」を自分の中で整理してみましょう。旅の目的や誰と行くかによって、求めるレベルは変わってくるはずです。

  • レベル1: 黙認・無関心 (Tolerant / Not Unfriendly)

これは、多くの一般的なホテルが当てはまります。同性カップルが予約しても特に何も言われることはなく、スムーズにチェックインできます。しかし、スタッフがLGBTQ+に関する特別な研修を受けているわけではなく、あくまで「数あるお客様の中の一組」として扱われます。特にこだわりがなく、寝る場所として割り切るのであれば、このレベルのホテルでも問題はありません。日本の多くのビジネスホテルやシティホテルは、このカテゴリーに入ると考えて良いでしょう。

  • レベル2: 歓迎 (Welcoming / Friendly)

このレベルになると、ホテル側が多様性を認識し、歓迎する姿勢を明確に打ち出しています。公式サイトのポリシーページにダイバーシティ&インクルージョンに関する記述があったり、予約サイトで「LGBTQ+ ウェルカム」のバッジが付いていたりします。スタッフは基本的な研修を受けており、ジェンダーやセクシュアリティに関する配慮があります。例えば、チェックイン時に「ご夫婦ですか?」といった無神経な質問を避ける、といった対応が期待できます。パートナーとの大切な記念日旅行など、少し特別な滞在を求めるなら、このレベル以上のホテルを選ぶと安心です。

  • レベル3: 積極的・コミュニティの一員 (Actively Friendly / Community-focused)

最もフレンドリー度が高いのがこのレベルです。ホテル自体がLGBTQ+コミュニティの一員として、積極的に活動しています。プライド月間に特別なプランやイベントを実施したり、地元のLGBTQ+団体と提携したり、関連メディアに広告を出したりしています。スタッフの研修も徹底されており、どんなセクシュアリティやジェンダーアイデンティティを持つゲストでも、心から安心して過ごせる環境が整っています。こうしたホテルは、ただ泊まるだけでなく、コミュニティとの繋がりを感じられる特別な場所になるでしょう。国際的なホテルチェーンの中には、こうした取り組みに非常に熱心なブランドも増えています。

口コミサイトの賢い使い方

公式サイトの情報はもちろん重要ですが、よりリアルな声を知るためには、口コミサイトの活用が欠かせません。ただし、ただ点数を見るだけでは不十分。賢い使い方にはいくつかコツがあります。

まずは、検索窓に「gay」「LGBT」「同性」といったキーワードを入れて、レビューを絞り込んでみましょう。そうすると、実際に当事者やアライが宿泊した際の具体的な体験談が見つかることがあります。「パートナーと宿泊しましたが、スタッフがとても自然に接してくれて快適でした」「ダブルベッドの部屋を予約した際、特に何も聞かれずスムーズでした」といったポジティブな口コミは、大きな安心材料になります。

特に注目したいのが、海外からの旅行者による英語のレビューです。世界中のLGBTQ+旅行者が利用する情報サイトTravelGayのようなプラットフォームでは、より率直で詳細な情報が共有されていることが多いです。彼らはフレンドリーさの基準がより明確で、少しでも不快な思いをすればはっきりとレビューに書く傾向があります。逆に、心から歓迎されたと感じた際の賞賛も具体的です。「チェックインカウンターに小さなレインボーフラッグが置いてあって嬉しかった」なんていう細かな情報が、ホテル選びの決め手になることもあります。

ロケーションの重要性

言うまでもなく、ロケーションはホテル選びの最重要項目の一つです。特に新宿では、その目的によってベストな場所が変わってきます。

  • 新宿二丁目で夜遊びを満喫したいなら:

迷わず二丁目から徒歩圏内のホテルを選びましょう。理想は徒歩10分以内。新宿三丁目駅や新宿御苑前駅周辺が狙い目です。夜遅くまで飲んだり踊ったりした後に、ネオン街の喧騒から静かなホテルへすぐに戻れるのは、何物にも代えがたいメリットです。タクシーを捕まえる手間も、終電を気にするストレスもありません。

  • ショッピングや観光がメインなら:

新宿駅の南口や西口エリアが便利です。高島屋やニュウマン、ルミネといった商業施設に直結しているホテルも多く、買い物好きにはたまりません。また、都庁や新宿中央公園もこのエリアにあり、落ち着いた雰囲気です。西口の高層ホテルからの夜景は、息をのむほどの美しさですよ。

  • エンタメやナイトライフの中心地を体感したいなら:

歌舞伎町周辺のホテルが面白い選択肢です。かつての少し危険なイメージは薄れ、最近では新しい商業施設もオープンし、観光客で賑わっています。ゴールデン街も近く、ディープな新宿を味わいたい人にはぴったりです。ただし、夜はかなり賑やかなので、静かな環境を求める人には向かないかもしれません。

【目的別】新宿のおすすめゲイフレンドリーホテル

さあ、ここからは具体的なホテルをご紹介していきます。ラグジュアリーな記念日を過ごしたいあなたも、アクティブに動き回りたいあなたも、きっとお気に入りの一軒が見つかるはずです。それぞれのホテルの特徴や、僕が感じる「推しポイント」を詳しく解説していきますね。

一度は泊まりたい!ラグジュアリー体験ができるホテル

特別な日や、自分へのご褒美に。非日常の空間で過ごす時間は、旅の記憶をより一層色鮮やかなものにしてくれます。新宿には、世界に誇るトップクラスのラグジュアリーホテルが揃っています。

**パークハイアット東京**

  • こんな人におすすめ: 映画のようなロマンチックな滞在を求めるカップル、特別な記念日を祝いたい人
  • ゲイフレンドリー度: レベル2 (Welcoming)

新宿のラグジュアリーホテルと聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、このパークハイアット東京ではないでしょうか。新宿パークタワーの39階から52階を占めるこのホテルは、まさに天空の隠れ家。ソフィア・コッポラ監督の映画『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台としても世界的に有名ですよね。

僕がこのホテルを推す理由は、その圧倒的な「非日常感」と、時代を経ても色褪せない洗練された美学です。客室は45平米からと非常にゆったりとした造りで、大きな窓からは東京の街並みが一望できます。夜になれば、眼下に広がる光の海は、どんな言葉でも表現しきれないほどの美しさ。バスルームからも夜景が楽しめる設計になっていて、パートナーと二人、シャンパンを片手にバスタブで過ごす…なんて、最高の贅沢だと思いませんか?

そして、このホテルの象徴とも言えるのが、47階にあるプールです。ガラス張りの天井から自然光が降り注ぐ空間で、高層ビル群を眺めながら泳ぐ体験は、ここでしか味わえません。夜はライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に。プールサイドでのんびりと過ごす時間もまた、格別です。

最上階52階の「ニューヨークグリル&バー」は、ジャズの生演奏を聴きながら、最高の夜景と共にお酒や食事を楽しめる伝説的な場所。予約は必須ですが、訪れる価値は十分にあります。

ゲイフレンドリーという点では、ハイアットグループ全体がLGBTQ+へのインクルージョンを推進しており、スタッフのホスピタリティは非常に高く、洗練されています。どんなカップルであっても、スマートかつ丁寧に対応してくれる安心感があります。新宿二丁目からは少し歩きますが(徒歩20分程度)、その距離すらも特別な時間へのプロローグに感じさせてくれる、そんな唯一無二のホテルです。

**キンプトン新宿東京**

  • こんな人におすすめ: デザインやアートが好きなおしゃれなカップル、ペットと一緒に旅をしたい人
  • ゲイフレンドリー度: レベル3 (Actively Friendly)

ニューヨークのアートシーンにインスパイアされた、デザインコンシャスなラグジュアリーライフスタイルホテル。それがキンプトン新宿東京です。IHGホテルグループの中でも特に個性的で、多様性を尊重するブランドとして知られています。

エントランスに足を踏み入れた瞬間から、その世界観に引き込まれます。まるでギャラリーのような空間に、厳選されたアート作品が飾られ、時間帯によって変わるBGMが気分を盛り上げてくれます。スタッフのユニフォームも有名デザイナーが手掛けたもので、とにかく隅々まで「おしゃれ」。

キンプトンの素晴らしいところは、そのフレンドリーさが制度として確立されている点です。公式サイトでもダイバーシティ&インクルージョンを明確に謳っており、スタッフは皆、自然体でゲストに寄り添ってくれます。また、キンプトンはペットフレンドリーでもあり、「ペットがエレベーターに乗れるサイズなら」どんな動物でも追加料金なしで宿泊可能。愛犬や愛猫も大切な家族の一員として、一緒にラグジュアリーな滞在を楽しめるのは嬉しいですよね。

毎日夕方に開催される「イブニングソーシャルアワー」では、宿泊者が無料でワインやカナッペを楽しめる時間があり、他のゲストやスタッフと気軽に交流できるのもキンプトンならでは。こうしたコミュニケーションを大切にする文化が、ホテルの温かい雰囲気を作り出しています。

客室はマンハッタンのロフトを思わせるスタイリッシュなデザイン。バスアメニティは高品質なものが用意され、ヨガマットが全室に完備されているなど、ウェルネスへの配慮も感じられます。新宿駅からは少し歩きますが、都庁前に位置しているため、西新宿の夜景は息をのむ美しさです。二丁目へはタクシーを使えばすぐ。自分たちらしいスタイルを大切にするカップルに、ぜひ体験してほしいホテルです。

**ホテルグレイスリー新宿**

  • こんな人におすすめ: エンタメ好き、海外からの友人を案内したい人、話のネタになるホテルに泊まりたい人
  • ゲイフレンドリー度: レベル1 (Tolerant)

歌舞伎町の中心、新宿東宝ビルの8階から30階に位置するホテルグレイスリー新宿。このホテルの何よりのシンボルは、テラスから顔をのぞかせる実物大の「ゴジラヘッド」です。そのインパクトは絶大で、新宿の新たなランドマークとなっています。

このホテルは、ラグジュアリーというよりは「ユニークで快適」なホテル。客室は機能的でコンパクトですが、全室バス・トイレが独立型になっているのが嬉しいポイント。日本のビジネスホテルではユニットバスが多い中、洗い場付きのバスルームでゆっくりと湯船に浸かれるのは、旅の疲れを癒す上で非常に重要です。

ゲイフレンドリー度としては「黙認」レベルですが、歌舞伎町という土地柄、多様な人々が訪れるため、同性カップルで宿泊しても全く問題ありません。むしろ、そのエンターテインメント性の高さから、海外のLGBTQ+旅行者にも非常に人気があります。

おすすめは、ゴジラヘッドが間近に見える「ゴジラビュールーム」。窓の外に迫力満点のゴジラがいるという、非日常的な体験ができます。また、一日一室限定の「ゴジラルーム」は、内装からアメニティまでゴジラ一色で、ファンにはたまらない空間です。

立地はまさに歌舞伎町のど真ん中。夜遊びには最高のロケーションです。ゴールデン街も目と鼻の先。そして、新宿二丁目へも歩いて15分ほど。新宿の喧騒を肌で感じたい、アクティブな夜を過ごしたいというカップルには、最高の拠点となるでしょう。チェックインは専用のエレベーターで8階のロビーへ。1階の喧騒から切り離された空間になっているので、セキュリティ面でも安心です。

デザインと快適さを両立!スタイリッシュなホテル

ラグジュアリーホテルほど気負わず、でもビジネスホテルよりは特別感がほしい。そんなわがままを叶えてくれるのが、デザイン性に優れたスタイリッシュなホテルです。機能性と美しさを兼ね備えた空間は、旅の質をぐっと高めてくれます。

**JR九州ホテル ブラッサム新宿**

  • こんな人におすすめ: 交通の便を最優先したい人、和モダンなデザインが好きな人、質の高い眠りを求める人
  • ゲイフレンドリー度: レベル2 (Welcoming)

新宿駅南口から徒歩わずか3分。バスタ新宿にも近く、空港からのアクセスも抜群。この圧倒的な利便性だけでも選ぶ価値があるのが、JR九州ホテル ブラッサム新宿です。

JR九州が手掛けるホテルということで、デザインには九州の伝統工芸や自然がモチーフとして取り入れられています。ロビーには博多織のアートパネルが飾られ、客室のカーペットは波の揺らぎをイメージしたもの。派手さはありませんが、上質で落ち着いた「和モダン」の空間が広がっており、心からリラックスできます。カナダで日本のものが恋しくなった時、こういう繊細なデザインに触れると心が安らいだのを思い出します。

僕がこのホテルで特に素晴らしいと感じるのは、客室の快適さへのこだわりです。ベッドはシモンズ社と共同開発したオリジナルのもので、寝心地は最高。そして、窓には障子が使われており、柔らかな光を取り込みつつプライバシーを確保してくれます。この障子があるだけで、部屋の雰囲気がぐっと和らぎ、日本の宿らしい情緒が感じられます。

口コミを見ても、スタッフの対応の丁寧さには定評があります。JR九州という信頼ある企業が運営していることもあり、ホスピタリティのレベルは非常に高いです。LGBTQ+ゲストに対しても、プロフェッショナルかつフレンドリーな対応が期待できます。

新宿二丁目へも徒歩10分程度と、十分に徒歩圏内。駅近の利便性と、喧騒から一歩引いた落ち着いた環境を両立した、非常にバランスの取れたホテルです。ビジネス利用からカップルでの滞在まで、幅広いニーズに応えてくれる、頼れる一軒と言えるでしょう。

**ONSEN RYOKAN 由縁 新宿**

  • こんな人におすすめ: 都会の真ん中で温泉を楽しみたい人、日本の文化を体験したいカップル、静かな環境を求める人
  • ゲイフレンドリー度: レベル2 (Welcoming)

「新宿に温泉旅館?」と驚かれるかもしれませんが、それを実現してしまったのが、この「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」です。新宿御苑のすぐ近く、都心の喧騒が嘘のような静かなエリアに佇むこの宿は、伝統的な旅館の要素を現代的に再構築した、新しいスタイルの宿泊施設です。

この宿の最大の魅力は、何と言っても最上階18階にある露天風呂。箱根の源泉から運ばれた温泉に浸かりながら、新宿の摩天楼を眺めるという、まさにここでしかできない贅沢な体験が待っています。夜景を眺めながら入る温泉は格別で、日中の観光で疲れた体を芯から癒してくれます。大浴場なのでパートナーと一緒に入ることはできませんが、それぞれがリフレッシュした後に部屋で合流する、というのも良いものですよ。

客室はコンパクトながら、無垢材を多用した温かみのある空間。畳の小上がりがあったり、雪見障子のような窓があったりと、随所に和の意匠が凝らされています。ベッドは低めに設定されており、旅館らしい落ち着きとホテルの快適さを両立しています。

スタッフの接客も、旅館ならではの丁寧さと、ホテルらしいスマートさを兼ね備えており、非常に心地よいものです。外国人観光客にも非常に人気が高く、多様なゲストを迎え入れることに慣れているため、安心して滞在できます。

新宿二丁目までは徒歩10分強。新宿三丁目駅や新宿御苑前駅が最寄りで、散歩がてら二丁目に向かうのにちょうど良い距離感です。都会の利便性と、温泉旅館の癒やし。その両方を手に入れたいという欲張りな願いを叶えてくれる、ユニークで魅力的な宿です。

コスパ最強!賢く泊まる機能的なホテル

旅の予算はホテルだけにかけるものではありません。食事やショッピング、ナイトライフも存分に楽しみたい。そんな賢い旅行者のために、価格を抑えつつも快適な滞在が約束された、コストパフォーマンスに優れたホテルをご紹介します。

**ホテルサンルートプラザ新宿**

  • こんな人におすすめ: とにかく駅近を重視する人、ビジネス利用も兼ねている人、安定したクオリティを求める人
  • ゲイフレンドリー度: レベル1 (Tolerant)

新宿駅南口から徒歩3分という、抜群の立地を誇る老舗のホテル。羽田・成田空港行きのリムジンバスがホテル前から発着するため、飛行機を利用する旅行者にとってはこれ以上ないほど便利です。

いわゆる「ザ・シティホテル」といった趣で、派手さや斬新さはありませんが、長年培われてきた安定感と信頼感があります。客室は清潔で機能的にまとめられており、ビジネス利用のシングルルームから、カップル向けのダブル、ツインまで幅広いタイプが揃っています。近年リニューアルされた客室は、モダンで落ち着いた内装になっており、快適に過ごせます。

ゲイフレンドリー度としては「黙認」レベルですが、ビジネス客から観光客まで、日々多くの人々が利用する大規模なホテルのため、スタッフはどんなゲストにも手際よく、かつ丁寧に対応してくれます。余計な干渉をされず、プライベートな時間を静かに過ごしたいという人には、むしろこのくらいの距離感が心地よいかもしれません。

新宿二丁目へは徒歩約12分。高島屋やニュウマンといった商業施設もすぐ近くなので、ショッピングや食事にも困ることはありません。突出した個性はないかもしれませんが、「立地」「清潔さ」「価格」のバランスが非常に高く、誰にでもおすすめできる優等生的なホテルです。特に初めて新宿に泊まるという方には、失敗のない選択肢として最適でしょう。

**新宿プリンスホテル**

  • こんな人におすすめ: 西武新宿線を利用する人、歌舞伎町で夜遊びしたい人、ショッピングを楽しみたい人
  • ゲイフレンドリー度: レベル1 (Tolerant)

西武新宿駅に直結し、建物の下層階はファッションビルの「西武新宿ペペ」、そして地下にはスーパーマーケットやレストラン街が広がるという、ユニークな構造のホテルです。雨の日でも濡れずに駅や店舗にアクセスできるのは大きな魅力。

レンガ色の特徴的な外観は、新宿東口のランドマークの一つにもなっています。客室は高層階に位置しており、特に歌舞伎町側の部屋からの夜景は、眠らない街のネオンを間近に感じることができて圧巻です。客室タイプによってはリニューアルが進んでおり、モダンで機能的な空間になっています。

このホテルの最大のメリットは、歌舞伎町へのアクセスの良さ。ホテルを出れば、そこはもうエンターテイメントの中心地です。食事、飲み、映画、ライブハウス…夜通し遊んでも、すぐにホテルに戻れる安心感があります。新宿二丁目へも徒歩15分ほどで行けるので、二丁目と歌舞伎町、両方のナイトライフを楽しみたいという欲張りなプランも可能です。

プリンスホテルという大手ブランドの安心感もあり、スタッフの対応は安定しています。こちらもサンルートプラザと同様、多様なゲストに慣れているため、気兼ねなく滞在することができます。特にトップフロアにある和食レストランとバーは、素晴らしい景色と共に食事が楽しめる穴場スポットですよ。

ホテルだけじゃない!新宿滞在を120%楽しむためのヒント

最高のホテルを見つけたら、次はいよいよ新宿の街へ繰り出しましょう。ホテルを拠点に、この街が持つ無限の魅力を存分に味わうためのヒントをいくつかご紹介します。

新宿二丁目の歩き方

初めて二丁目を訪れる人は、その店の多さと熱気に少し圧倒されるかもしれません。でも、心配は無用です。いくつかのポイントさえ押さえれば、誰でも楽しむことができます。

  • まずは情報収集から: 二丁目には、初心者でも入りやすいミックスバー(セクシュアリティを問わず誰でも歓迎するバー)がたくさんあります。事前にインターネットやSNSで評判の良いお店をいくつか調べておくと安心です。有名なのは「AiiRO CAFE」や「Alamas Cafe」などで、早い時間からオープンしており、カフェ感覚で気軽に立ち寄れます。
  • 仲通りを歩いてみる: 二丁目のメインストリートである「仲通り」をまずは歩いてみましょう。通りの雰囲気を感じるだけでもワクワクするはずです。気になるお店があれば、勇気を出してドアを開けてみてください。多くのバーでは、チャージ料金(席料)とドリンク一杯で2,000円〜3,000円程度が相場です。
  • リスペクトを忘れずに: 二丁目は多くの人にとって、自分らしくいられる大切な「ホーム」です。コミュニティへのリスペクトを忘れず、節度ある行動を心がけましょう。特に、許可なく他のお客さんやスタッフの写真を撮ることは厳禁です。

二丁目以外の新宿の魅力

新宿の魅力は二丁目だけではありません。少し足を延せば、全く違う顔を見せてくれます。

  • 新宿御苑: 高層ビル群の中に広がる、都会のオアシス。広大な敷地には、日本庭園、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園と、趣の異なる庭園が整備されています。天気の良い日に、パートナーと散策したり、テイクアウトしたコーヒーを飲みながらのんびりしたりするのに最高の場所です。季節ごとに咲く花々も見事で、いつ訪れても新しい発見があります。
  • ゴールデン街: 狭い路地に200軒以上の小さな飲み屋がひしめき合う、昭和レトロなエリア。かつては文豪や文化人が集ったことでも知られ、一軒一軒に個性的なマスターがいます。勇気を出してお気に入りの一軒を見つけるのも、旅の醍醐味です。最近は外国人観光客も多く、以前より入りやすい雰囲気になっています。
  • デパート巡り: 新宿は日本を代表するデパートの激戦区。「伊勢丹 新宿店」のファッションフロアやデパ地下(食品売り場)の品揃えは圧巻です。「高島屋」や「小田急百貨店」、「京王百貨店」などもそれぞれ特色があり、見て回るだけでも楽しめます。

LGBTQ+旅行者のための安全情報

日本は世界的に見ても安全な国ですが、それでも知っておくと安心な情報があります。

  • パートナーシップ制度: withus/” target=”_blank”>OUT JAPAN Co., Ltd.のような専門企業がそのサポートをしています。ホテルのスタッフが身につけているレインボーカラーのバッジなどは、アライの印であることも。そうしたサインを見つけたら、より安心してコミュニケーションが取れるでしょう。

カナダと日本の「ゲイフレンドリー」の違い

カナダのバンクーバーで暮らしていた頃、デイビーストリートの交差点がレインボーカラーに塗られているのを見て、街全体がLGBTQ+コミュニティを祝福しているように感じ、とても感動したのを覚えています。カフェや書店の窓には当たり前のようにプライドフラッグが掲げられ、企業も行政も、プライドパレードに積極的に参加していました。そこにあるのは、声高らかに「私たちはあなたたちを歓迎します!」と宣言する、オープンでパワフルなフレンドリーさでした。

一方、日本の、特に新宿の「ゲイフレンドリー」は、少し趣が違うように感じます。もちろん、キンプトンのように欧米のスタイルを取り入れた積極的なホテルもありますが、多くの場合は、より静かで、繊細な「おもてなし」の心に基づいているように思います。

それは、ゲストのプライバシーに過度に踏み込まず、どんな背景を持つ人でも「お客様」として、偏見なく、丁寧かつ平等に接するという姿勢です。あえて「LGBTQ+歓迎」と大きく掲げなくても、その行動や雰囲気で「あなた方はここで安心して過ごせますよ」というメッセージを伝えてくれる。これは、日本の文化に深く根差した、奥ゆかしいフレンドリーさなのかもしれません。

どちらが良い悪いという話ではありません。カナダのオープンな雰囲気も素晴らしいし、日本のさりげない配慮もまた、非常に心地よいものです。大切なのは、その違いを理解し、その場所の文化を尊重しながら旅を楽しむこと。そして、自分たちがどんなスタイルの「フレンドリーさ」を求めているのかを考えることだと思います。

新宿で、あなただけの最高の物語を

ホテルは、旅の拠点であると同時に、あなた自身の物語が生まれる舞台でもあります。窓から見える夜景を見ながらパートナーと将来を語り合ったり、一人で静かに旅の計画を練ったり、新しい友人とバーで笑い合ったり。そこで過ごす時間の一つひとつが、かけがえのない思い出になっていきます。

新宿という街は、訪れるたびに新しい顔を見せてくれる、まるで万華鏡のような場所です。刺激的な夜も、穏やかな朝も、ロマンチックな午後も、すべてがここにあります。だからこそ、その中心となるホテル選びは、あなたの旅の体験そのものをデザインする、クリエイティブな作業なのです。

この記事でご紹介したホテルは、数ある選択肢の中のほんの一部に過ぎません。大切なのは、あなたが心から「ここに泊まりたい」と思える場所を見つけること。そして、そこで自分らしく、安心して羽を伸ばすことです。

さあ、荷物をまとめて、眠らない街・新宿へ出かけましょう。 最高のホテルが、そしてあなただけの特別な物語が、きっと待っています。

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この記事を書いたトラベルライター

カナダでのワーホリ経験をベースに、海外就職やビザ取得のリアルを発信しています。成功も失敗もぜんぶ話します!不安な方に寄り添うのがモットー。

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