紅海(レッドシー)の青と、シナイ半島の砂漠が織りなすコントラストが息をのむほど美しいリゾート地、シャルム・エル・シェイク。世界中のダイバーが憧れる透明度の高い海、ラグジュアリーなホテル、そしてエキゾチックな夜の街。そんな魅力あふれる場所を、心ゆくまで満喫したいですよね。でも、旅の計画で意外と頭を悩ませるのが、大きなスーツケースの存在です。
「空港に到着して、そのままダイビングに行きたい!」 「ホテルのチェックアウト後、フライトまでの時間を手ぶらで観光したい!」
そんな時、日本の駅でよく見かける「コインロッカー」があれば便利なのに…と思ったことはありませんか? 実は、シャルム・エル・シェイク、そしてエジプトの多くの場所では、公共のコインロッカーを見つけるのは非常に困難です。でも、がっかりしないでください。コインロッカーがなくても、旅のスタイルに合わせて賢く荷物を預ける方法はたくさんあるんです。
この記事では、シャルム・エル・シェイクでスーツケースなどの大きな荷物を預けるための具体的な方法を、私の体験談も交えながら徹底的に解説します。空港の手荷物預かり所から、ホテルでのスマートな活用法、さらには最新の民間サービスまで。あなたの旅がもっと自由に、もっと快適になるヒントがきっと見つかるはずです。さあ、重い荷物から解放されて、身軽にシャルム・エル・シェイクの魅力を探る旅に出かけましょう!
シャルム・エル・シェイクにコインロッカーはある?現実と賢い代替案

まず結論から申し上げます。シャルム・エル・シェイクの市街地や主要観光地、バスターミナルなどで、日本でよく見かける鍵式のコインロッカーや交通系ICカードで使える最新型ロッカーを探すのは、残念ながらほぼ困難です。この状況は、安全面や文化的な事情が影響していると考えられています。
しかし、経験豊富な旅行者たちは、うまく別の手段を利用して身軽に移動しています。ここでは、コインロッカーの代わりとして信頼性が高く便利な荷物預かりの方法を4つご紹介します。
現状:公共のコインロッカーは見つけるだけ無駄?
旅行の計画中に「シャルム・エル・シェイク コインロッカー」で検索する人は多いでしょう。しかし、検索結果に出てくる情報は非常に乏しく、あったとしても古いものや信頼性が低い情報ばかりです。地元の知人に尋ねても、「そんなものは見たことがない」という返答がほとんど。市内を探し回る時間があるなら、これから紹介する方法を検討したほうがずっと効率的かつ確実です。
代替案1:旅の出発点!シャルム・エル・シェイク国際空港(SSH)の手荷物預かり所
最も確実で多くの旅行者に利用されているのが、シャルム・エル・シェイク国際空港(SSH)内の手荷物預かり所(Left Luggage / Baggage Storage)です。到着日にそのまま観光へ向かいたい場合や、最終日に市内で過ごしてから空港に戻る際に非常に便利です。多くの場合24時間対応しており、フライト時間に左右されず利用できるのが最大のメリットです。詳しい場所、料金、利用方法は後ほど説明します。
代替案2:手軽かつ安心!宿泊先ホテルの荷物預かりサービス
おそらく、多くの旅行者が最もよく利用する方法です。ほとんどのホテルでは、チェックイン前やチェックアウト後に無料で荷物を預かってくれます。フロントで申し出るだけで、クロークや専用の保管スペースで安全に預かってもらえるので、手続きも簡単で安心できます。特に高級リゾートホテルではセキュリティ面も万全で信頼度が高いです。ただし、ホテルによって預けられる時間が制限される場合や、数日間の長期預かりは有料、もしくは受け付けない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
代替案3:市街地での預け場所を探すなら!民間の手荷物預かりサービス
最近は、世界中の観光地でカフェやお土産店などの空きスペースを活用し、アプリやウェブサイトから手軽に荷物を預けられるサービスが増えています。代表的なプラットフォームに「Radical Storage」や「Stasher」があり、空港やホテルから離れた街の中心部で荷物を預けたいときに便利です。ただし、シャルム・エル・シェイクでの普及状況はまだ限られているため、利用前にアプリなどで自分の行動範囲に預けられる場所(Storage Point)があるかどうかを必ず確認しましょう。
代替案4:アクティビティ利用者向け!ダイビングセンターやツアー会社の荷物預かりサービス
シャルム・エル・シェイクを訪れる主な目的がダイビングや砂漠ツアーなどの場合、そのツアー会社が荷物預かりをしてくれることがよくあります。特にダイビングセンターでは、小型の貴重品用ロッカーを用意していたり、大きな荷物は事務所の一角に保管してくれたりするのが一般的です。ツアーに参加する前に荷物をオフィスに預け、必要なものだけを持って出かけられるので、終了後に受け取ってホテルへ戻るというスマートな動きが可能です。予約時に荷物預かりの対応について確認しておくことをおすすめします。
【ケース別】あなたの旅に最適な荷物預かり方法の選び方
選択肢が複数あると、自分にとってどれが最適か迷ってしまいますよね。ここでは、旅の様々なシーンに応じた荷物預かりのベストな方法を考えてみましょう。
到着日:空港からそのまま観光やアクティビティに向かう場合
早朝にシャルム・エル・シェイクに到着する飛行機。ホテルのチェックインは午後からだけれど、すぐにでも青い海へ飛び込みたい!そんなアクティブな方には、シャルム・エル・シェイク国際空港の手荷物預かり所がぴったりです。空港でスーツケースを預ければ、軽装でダイビングセンターやビーチへ直行できます。必要な水着や日焼け止めなどは、事前に小さな手荷物用バッグにまとめておくと動きやすいですよ。思い切りアクティビティを楽しんだ後、夕方に空港に戻って荷物を受け取り、ホテルにチェックインする流れが理想です。
最終日:チェックアウト後、フライトまでの時間を有効に使いたいとき
深夜便で帰国する最終日。ホテルのチェックアウトは昼頃で、フライトまでに半日以上時間が余る…そんな状況では、滞在先ホテルの荷物預かりサービスを活用するのが賢明です。多くのホテルでは、チェックアウト後でもフライト時間まで荷物を預かってくれます。最後の時間をプールサイドでゆったり過ごしたり、お土産を探しにオールド・マーケットへ行ったりして過ごせます。空港へ行く直前にホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーに乗れば準備完了。追加料金がかからないことも多い、最も手軽な方法と言えます。
滞在中:日帰りツアーやダイビングでできるだけ身軽に行動したい場合
滞在中にラス・モハメッド国立公園への日帰りダイビングやシナイ山のサンライズツアーに参加予定はありませんか?その場合は、大きな荷物はホテルに置いたまま、必要最小限の荷物だけで参加するのが基本です。ただし、もしホテルを移動する日で、次のホテルのチェックイン前にツアーを行うようなスケジュールなら、ツアーを主催する会社にあらかじめ相談してみるのがベストです。多くの場合、ツアー会社のオフィスで荷物を預かってもらえるなど柔軟に対応してもらえます。事前にメールなどで確認しておけば、当日の朝も慌てずに済みますよ。
シャルム・エル・シェイク国際空港(SSH)の手荷物預かり所を徹底解説

空港のサービスは旅行者にとって頼もしい存在です。ここでは、シャルム・エル・シェイク国際空港の手荷物預かり所について、私自身の体験を交えながら、具体的にご紹介します。
どこにある?ターミナル別の情報
シャルム・エル・シェイク国際空港には、主に国際線が発着するターミナル1と、国内線および一部の国際LCCが利用するターミナル2があります。手荷物預かり所のカウンターは、ほとんどの場合、各ターミナルの到着ロビー内に設置されています。税関を通過して到着ホールに出ると、「Left Luggage」や手荷物のピクトグラムが描かれた案内板が見つかるでしょう。もし見つけにくい場合は、遠慮せずインフォメーションデスクのスタッフに「Excuse me, where is the left luggage counter?」と尋ねてみてください。親切に案内してもらえます。
私が利用した際は、ターミナル1の到着ロビーの隅にこぢんまりとしたカウンターがありました。大きくはないものの、常時スタッフが配置されているようでした。
営業時間と料金の概要
営業時間
利用しやすい手荷物預かり所の大きなメリットは、24時間営業であることです。これにより、深夜便や早朝便の利用者も時間を気にせず荷物の預け入れや受け取りが可能です。ただし、稀にスタッフの休憩時間で一時的に不在になる場合もあります。その際は少し待てば戻ってくることがほとんどですが、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
料金について
料金は荷物のサイズや預ける期間によって異なります。カウンターにはほぼ確実に料金表が掲示されていますが、目安は以下の通りです。
- 標準的なスーツケース(24時間あたり): 約100~150エジプトポンド(EGP)
- 大型や特殊形状の荷物: 通常料金よりやや高くなるケースがあります。
料金は時間制ではなく、24時間単位での課金が基本です。たとえば25時間預けると48時間分(2日分)の料金請求となるため注意が必要です。料金は変更される場合があるので、預ける際には必ずカウンターで最新の情報を確認してください。
支払い方法
支払いは基本的に現金(エジプトポンド)限定と考えておくのが安全です。小規模なカウンターではクレジットカード端末がなかったり、故障している場合もあります。到着したら空港内の両替所やATMである程度の現地通貨を用意しておくことを強く推奨します。手荷物預かり料のみならず、タクシー代やチップなど現金がすぐに必要になることが多いためです。
預ける際の手続き(ステップ)
初利用時は緊張するかもしれませんが、手順は非常にシンプルです。以下の流れを覚えておけばスムーズに対応できます。
ステップ1:カウンターに向かう
到着ロビーの「Left Luggage」サインを目印にカウンターへ向かいます。
ステップ2:パスポート提示と荷物チェック
スタッフに荷物を預けたい旨を伝えると、本人確認のためパスポートの提示を求められます。同時に荷物が危険物でないか目視やX線検査が行われることがあります。
ステップ3:申込書の記入
氏名、パスポート番号、連絡先(電話番号やメールアドレス)、預ける荷物の個数などを簡単な申込書に記入します。難しくありませんので落ち着いて記入しましょう。
ステップ4:料金の支払い
預ける期間を伝えて料金を支払います。現金での全額前払いが一般的です。
ステップ5:クレームタグ(引換証)受け取り
支払い後、荷物にタグが付けられ、その半券にあたるクレームタグを受け取ります。このタグは荷物引き取り時に必須の非常に重要な書類です。絶対に紛失しないよう、お財布やパスポートケースなど安全な場所に保管しましょう。私はいつもスマホで写真を撮り、万一の紛失時に備えています。
準備しておくべき持ち物
空港で手荷物を預ける際に必ず持参すべきアイテムをまとめました。事前に用意しておくと、慌てずに手続きが行えます。
パスポート(原本)
コピーでは受付不可の場合が多いため、必ず原本を持参してください。
現金(エジプトポンド)
料金支払い用に十分な現金を用意しましょう。
預ける荷物
もちろん、預けたいスーツケースなど荷物一式を忘れずに。
筆記用具
申込書記入用にボールペンを1本持っていると便利です。
利用上の注意点と禁止事項
安心してサービスを利用するために、知っておきたいルールをいくつかご紹介します。
貴重品は預けないこと
現金、クレジットカード、パスポート、スマホ、カメラ、パソコン、宝飾品などの貴重品は手荷物に入れず、必ず自身で管理してください。紛失や盗難が起きても補償対象外となるケースがほとんどです。
預かり禁止物について
引火性物質(ライター、スプレー缶など)、爆発物、腐敗しやすい生鮮品、動物などは預けることができません。常識的な範囲で荷物をまとめてください。
預かり期間の制限
多くの預かり所では最大預かり期間が設定されています(例:30日までなど)。長期預かりを希望する場合は、事前にカウンターに確認しましょう。
ホテルでの荷物預かりをスマートに活用するコツ
空港のサービスも便利ですが、やはり最も手軽に利用できるのは宿泊先のホテルで荷物を預ける方法です。ここでは、ホテルでの荷物預かりをスムーズかつ快適に活用するためのちょっとしたポイントをご紹介します。
チェックイン前・チェックアウト後の荷物預かりは基本サービス
シャルム・エル・シェイクのような世界的なリゾート地では、チェックイン時間より早く到着したり、チェックアウト後に時間を持て余したりするゲストのために荷物を預かるのは、もはや当然のサービスの一つです。特別なお願いではなく、フロントに「Could you keep my luggage until check-in time?(チェックインまで荷物を預かってもらえますか?)」や「…after check-out?(チェックアウト後ですが…)」と伝えれば、笑顔で対応してもらえるでしょう。
一般的に、荷物はフロント付近のクロークルームや、鍵のかかったバックヤードの部屋で保管されます。荷物を預ける際は、空港と同様に番号が記されたタグの半券を受け取るため、紛失しないように大切に保管してください。
交渉のポイントとマナー
チップは必要?
基本的には、チェックイン前やチェックアウト後の短時間の荷物預かりにチップは必要ありません。しかし、重い荷物を運んでくれたベルスタッフや特に親切に対応してくれたスタッフには、感謝の気持ちとして20〜30EGP程度の少額チップを渡すと、とても喜ばれ、滞在中のサービスもより良くなるかもしれません。これはあくまで任意のマナーであり、スマートに渡すと旅慣れた印象を与えられます。
長期の荷物預かりは可能か?
例えば、「シャルム・エル・シェイクをベースに2泊3日のカイロやルクソールの小旅行に出かける間、スーツケースを預かってほしい」といった場合。これはホテルの方針によります。無料で快く引き受けてくれるホテルもあれば、有料サービスとして提供している場合や、セキュリティ上の理由から宿泊者以外の荷物を長期間預かれないと断られることもあります。このような計画がある場合は、必ず事前にホテルへメールなどで問い合わせて確認することが大切です。ある旅行ガイドブックの編集者は「エジプト観光庁の公式サイトで紹介されているような信頼できるホテルなら、柔軟に対応してくれることが多いでしょう」と話していました。
安全性について — タグの確認と貴重品の管理
ホテルの荷物預かりは非常に安全ですが、100%の安心を保証するものではありません。以下の点には常に注意しましょう。
- タグの照合:荷物を受け取る際には、スタッフが引換証に書かれた番号と荷物のタグ番号を必ず照合します。自分でも番号が合っているか軽く確認する習慣をつけると、似たような荷物と取り違える単純ミスを防げます。
- 貴重品の自己管理:重ねて言いますが、非常に重要なポイントです。パスポートや現金、カード類、電子機器は、ホテルに荷物を預ける際にも必ず手元に持ち、身軽なデイパックやショルダーバッグにまとめて常に身につけて行動するのが鉄則です。
- 施錠を忘れずに:荷物を預ける前に、必ずスーツケースに鍵をかけましょう。アメリカの旅行でよく使われるTSAロック付きスーツケースなら、万が一セキュリティチェックで中身を確認される際にも鍵を壊されずに済むのでおすすめです。
新定番!民間の手荷物預かりサービス(アプリ)を使ってみよう

テクノロジーの進歩は、旅のスタイル自体にも大きな変化をもたらしています。特に近年、都市部を中心に急速に普及しているのが、オンラインで手荷物の預かり場所を予約できるプラットフォームです。シャルム・エル・シェイクではまだ選択肢が限られているかもしれませんが、知っておくと便利な新たなサービスです。
Radical StorageやStasherといったサービスの特徴
これらのサービスは、いわば「荷物預かりのAirbnb」とも言える仕組みです。提携しているカフェやレストラン、ホテル、土産物店などが自店舗の空きスペースを活用して、旅行者の荷物を預かっています。
利用のメリット
- 柔軟な預け場所:空港や特定のホテルのみに限定されず、市街地の便利な場所で預けられる可能性があります。例えば、ナアマ・ベイの中心地で預けられれば、ショッピングや食事の際に非常に役立ちます。
- 簡単なオンライン予約:スマホのアプリやウェブサイトから、地図上で預けたい場所を選んで簡単に予約・決済ができます。当日は予約画面を見せるだけなので、言葉に不安があっても安心です。
- 分かりやすい固定料金:多くの場合、荷物のサイズに関係なく1日単位の固定料金が設定されており、料金体系が明確です。
利用時の注意点
シャルム・エル・シェイクでの普及状況:カイロや欧米の主要都市と比較すると、シャルム・エル・シェイクで利用可能な提携店舗(「Angel」や「StashPoint」と呼ばれます)はまだ少ないことがあります。利用する前にアプリで必ず検索し、自分の行動範囲に便利な店舗があるかを確認しましょう。
予約から荷物預けまでの流れ
該当する店舗が見つかった場合、利用手順はシンプルです。
ステップ1:アプリやサイトで検索
現在地や預けたいエリアを入力し、利用可能な店舗を地図上で確認します。
ステップ2:予約とオンライン決済
預ける店舗、日時、荷物の個数を選択し、クレジットカードで決済を完了させます。
ステップ3:予約完了メールの確認
決済後、予約内容や預け入れ場所の詳細を記載した確認メールが届きます。
ステップ4:現地で荷物を預ける
指定日時に店舗へ赴き、スタッフに予約画面(QRコードなど)を提示して荷物を預けます。この際、身分証明書(パスポート等)の提示が求められる場合もあります。
トラブル発生時の対処法
オンラインの荷物預かりサービス利用にあたって気になるのは、万が一のトラブル時の対応です。これらのプラットフォームではそうした点にも配慮しています。
保険の付帯
多くのサービスでは、預けた荷物に対する盗難や破損を補償する保険が自動適用されています。補償額には上限がありますが、もしもの時の安心材料として役立ちます。
カスタマーサポート
問題が起きた際は、アプリやウェブサイトから24時間対応のカスタマーサポートに連絡可能です。チャットやメールで状況を伝え、指示を仰ぎましょう。
利用を検討する際は、必ず公式サイトでシャルム・エル・シェイクがサービス提供エリアに含まれているか、最新情報を確認してください。
女性目線の安全対策!荷物を安心して預けるためのチェックリスト
旅ライターとして、特に女性の皆さんに向けて、安全対策についても丁寧にお伝えしたいと思います。荷物を預けるということは、一時的に自分の所有物を他者の管理下に置く行為です。以下のチェックリストを頭に入れておくだけで、トラブルを未然に防ぎ、安心して旅を楽しむことができるでしょう。
貴重品は絶対に預けない、という基本ルール
基本中の基本ですが、何度でも強調したいポイントです。以下の品は、どんなに信頼できる場所に預ける場合でも、必ずご自身で管理してください。
- パスポート:身分証明として最も重要な書類です。
- 現金・クレジットカード:お金にかかわるものは全て手元で持ち歩きましょう。
- スマートフォン・カメラ・パソコン:高価な電子機器で、思い出のデータも入っています。
- 航空券(Eチケット控え):すぐに取り出せるようにしておくのが望ましいです。
- 常備薬:持病がある方は特に、命に関わる場合もあります。
- 家の鍵:帰国まで絶対に紛失できません。
これらの貴重品は、斜め掛けの小さなバッグや服の下に隠せるセキュリティポーチなどに入れ、常に身につけておくのが賢明です。
荷物には必ず鍵をかける(TSAロックがおすすめ)
スーツケースを預ける際には必ず施錠しましょう。鍵をかけることで、中身の抜き取りといった盗難リスクを大幅に低減できます。また、偶発的にスーツケースが開いて中身が散乱するのを防ぐ効果もあります。特に航空会社に預ける場合や、アメリカおよびその関連領域を経由する便を利用する際は、TSAロック付きのスーツケースや鍵を使うことをおすすめします。これは、運輸保安庁(TSA)の職員が特別な工具で必要に応じて開錠し検査できるため、鍵を壊される心配がありません。
引換証や予約確認メールは命綱
荷物を預けた証明となる引換証(クレームタグ)や、アプリの予約確認画面は、荷物を取り戻すための唯一の「合言葉」です。絶対に紛失しないよう細心の注意を払って保管してください。
- 物理的なタグの場合:財布の決まったポケットやパスポートケースに挟むなど、保管場所を決めておきましょう。
- デジタル証明の場合:スマホのスクリーンショットを撮っておくとオフラインでもすぐに表示でき便利です。また、信頼できる家族や友人にメールを転送しておけば、スマホ紛失時のバックアップにもなります。
もし引換証を紛失した場合は、速やかに預けた場所のスタッフに申し出てください。パスポートを提示し、荷物の特徴(色・形・ブランドなど)を詳しく説明すれば、本人確認の上で返却されることが多いですが、その分余計に時間と手間がかかります。
万が一に備えて – 荷物の中身を写真で記録する
少し上級のテクニックですが非常に有効な自己防衛策です。パッキングが終わったら、スーツケースを開けた状態で中身全体が見えるようにスマートフォンで数枚写真を撮っておきましょう。もし荷物の紛失や盗難(ロストバゲージを含む)に遭い、保険請求が必要になった際に、「何が入っていたか」を示す有力な証拠となります。特に高価な衣類や靴などを入れている場合は、ぜひ実践してみてください。
荷物を預けて身軽に!シャルム・エル・シェイクのおすすめスポット

さあ、重いスーツケースから解放されたあなたは、どこへ向かいますか? 身軽だからこそ訪れたい、シャルム・エル・シェイクの魅力あふれるスポットをいくつかご紹介しましょう。
ナアマ・ベイでショッピングやカフェめぐりを楽しむ
シャルム・エル・シェイクで最も賑わうのがナアマ・ベイです。遊歩道沿いにはレストランやカフェ、シーシャ(水タバコ)バー、そしてお土産屋さんがずらりと立ち並び、夜遅くまで活気にあふれています。大きな荷物を持っていると、混雑した場所を歩くのも一苦労。しかし、手ぶらなら気になったお店に気軽に立ち寄ったり、オープンカフェでミントティーを片手に人々の様子を眺めたりと、自由にのんびり過ごせます。エジプト綿のワンピースや可愛いアクセサリーを探しに、おしゃれなブティックをのぞくのもおすすめです。
オールド・マーケットで地元の風情を堪能する
よりエキゾチックで地元らしい雰囲気を求めるなら、オールド・マーケットがぴったり。スパイスの香りが漂い、カラフルなランプや手作りの工芸品が迷路のように並ぶ市場は、歩くだけでワクワクが止まりません。こちらでは店主との値段交渉も醍醐味のひとつ。大きな荷物を持っていると動きづらく、スリのリスクも高まりますが、軽装なら地元の雰囲気に自然に溶け込み、安心してショッピングを楽しめます。
ソーホー・スクエアで多彩なエンターテイメントを満喫
近代的な楽しみを求めるなら、ソーホー・スクエアへ足を運んでみてください。毎晩開催される光と音の噴水ショーは見逃せません。スケートリンクやボウリング場、おしゃれなレストランやバーが揃い、家族連れからカップルまで幅広く楽しめます。洗練された空間の中、重い荷物のことを気にせずにディナーやショーを心ゆくまで味わえるのは、まさに贅沢なひとときです。
シャルム・エル・シェイクの服装規定と持ち物に関するQ&A
荷物を預けることに関する話題に加えて、現地での服装や持ち物に関するルールを把握しておくと、よりスマートに旅行を楽しむことができます。
リゾートエリアでの服装について
シャルム・エル・シェイクは国際的なリゾート地であるため、ホテルやビーチ、ナアマ・ベイなどの観光地では、欧米のリゾート地と同様の服装で問題ありません。ショートパンツやキャミソール、ワンピースなどで快適に過ごせます。ただし、エジプトがイスラム教国であることは念頭に置いておきましょう。特に女性は、過度に肌の露出が多い服装でリゾートエリアの外に出ることはあまり推奨されません。地元の人々が多く訪れるマーケットなどに出かける際は、肩や膝を覆う服装を意識すると、余計な注目を避けられ、現地の文化に対する敬意も示せます。
モスクや宗教施設を訪問する際の注意点
オールド・マーケット内にある美しいアル・サハバ・モスクなどの宗教施設を訪れる場合、服装に特別な配慮が必要です。女性は髪を覆うスカーフを着用し、長袖や長ズボン(またはロングスカート)で肌の露出を控えるのがマナーです。多くのモスクでは観光客向けに体を覆うためのガウン(アバヤ)を貸し出していますが、自分で薄手のカーディガンやパシュミナのストールを一枚持参しておくと、いつでも対応できて大変便利です。これらは日差しの強い日に日除けとして使えるほか、冷房が強い場所での防寒対策にもなるため、旅の必需品と言えるでしょう。
持ち込み禁止・制限されているものについて
エジプトへ入国、特にシャルム・エル・シェイクを訪れる際に注意が必要なのがドローンです。在エジプト日本国大使館も注意を呼びかけていますが、エジプトではドローンの持ち込みに厳しい規制があり、事前の許可なく持ち込むと空港で没収されたり、最悪の場合スパイの疑いで拘束されることもあり得ます。美しい紅海の空撮をしたい気持ちは理解できますが、トラブルを避けるためにも、ドローンは日本に置いて来るほうが賢明です。
旅のプランニングに役立つ公式情報とリンク

最後に、あなたのシャルム・エル・シェイク旅行がより充実したものになるよう、信頼性の高い情報源をいくつかご紹介します。最新の情報をチェックし、しっかりと準備を整えてから出発してくださいね。
エジプト観光・考古庁
エジプト全土の観光情報や各地域の名所に関する公式情報を入手できます。旅のアイデアを膨らませるのにぴったりです。
在エジプト日本国大使館
現地の治安状況や渡航にかかわる注意事項など、安全な旅行に欠かせない情報を提供しています。渡航前には必ず確認することを強くおすすめします。
シャルム・エル・シェイク国際空港(SSH)
フライトの運行情報や空港施設の詳細は、公式サイトや信頼できる空港情報サイトでご確認ください。手荷物預かりサービスの場所や料金についても、最新の情報が掲載されていることがあります。
シャルム・エル・シェイクは、一度訪れたら誰もがその魅力に心奪われる場所です。重い荷物の煩わしさから解放され、心身ともに軽やかに、この美しいリゾートを存分に楽しんでください。この記事が、あなたの快適で安心できる旅の計画に少しでも役立てば幸いです。それでは、素敵な紅海の休日をお過ごしください!

