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【2024年版】楽園セブ島の魅力を完全攻略!定番から穴場まで、忘れられない旅の作り方

どこまでも続くエメラルドグリーンの海、降り注ぐ太陽の光、そして陽気な人々の笑顔。フィリピンが誇る南国の楽園、セブ島。そこは、一度訪れた者を虜にする不思議な魅力に満ち溢れています。

「リゾートでのんびりしたい」「手つかずの自然に触れたい」「エキサイティングな冒険がしたい」「美味しいものをたくさん食べたい」…そんな旅人のあらゆる願いを叶えてくれるのが、セブ島の懐の深さ。セブシティの活気、マクタン島の豪華リゾート、そして南部エリアに広がる雄大な大自然。ひとつの島に、これほど多彩な顔が詰め込まれている場所は、世界中を探してもそう多くはありません。

この記事は、単なる観光スポットの羅列ではありません。あなたがセブ島で最高の思い出を作るための、いわば「旅の羅針盤」です。定番の観光地はもちろん、旅慣れた人をも唸らせる穴場スポット、魂を揺さぶるアクティビティ、お腹も心も満たす絶品グルメ、そして快適な滞在を約束するホテル選びのコツまで。プロの視点で、セブ島の魅力を余すところなく、深く、そして情熱的にお伝えします。

さあ、日常をしばし忘れ、心躍る冒険の扉を開きましょう。あなたの知らない、本当のセブ島がここにあります。まずは、この楽園がどこにあるのか、地図で確かめてみてください。

目次

セブ島ってどんなところ? 楽園の基本情報

旅の計画を立てる前に、まずはセブ島の基本的なプロフィールを知っておきましょう。気候やアクセス、文化の背景を少しでも理解しておけば、旅の深みがぐっと増すはずです。

なぜ人々はセブに魅了されるのか

セブ島が「クイーンシティ・オブ・ザ・サウス(南の女王都市)」と称されるのには、確固たる理由があります。その魅力は、ひと言では語り尽くせません。

まず挙げられるのが、その圧倒的な「自然の美しさ」。透明度の高い海は、シュノーケリングやダイビングの聖地。カラフルなサンゴ礁に熱帯魚が舞い踊る光景は、まるで竜宮城のよう。少し足を延せば、巨大なジンベエザメと並んで泳ぐという、一生忘れられない体験も待っています。山に目を向ければ、幾重にも連なる滝や緑豊かな丘陵地帯が広がり、トレッキングやキャニオニングといったアドベンチャーが楽しめます。

次に、その「歴史的な深み」。セブは、1521年に探検家マゼランが上陸した地であり、フィリピンにおけるキリスト教発祥の地でもあります。セブシティには、マゼランが建てた十字架や、奇跡のサントニーニョ像を祀る教会など、スペイン統治時代の面影を色濃く残す歴史的建造物が点在しています。リゾートの華やかさの裏側にある、この重厚な歴史が、セブの旅に奥行きを与えてくれるのです。

そして何より、フィリピンの人々の「ホスピタリティ」。陽気でフレンドリーなセブアノ(セブの人々)の笑顔は、旅人の心を和ませてくれます。困っていると自然に声をかけてくれる優しさ、片言の英語でも一生懸命理解しようとしてくれる真摯さ。この人々の温かさに触れるたび、またこの場所に戻ってきたいと思わされるのです。

物価が比較的安く、少ない予算でも十分に楽しめるコストパフォーマンスの高さも、日本人観光客にとっては大きな魅力と言えるでしょう。

ベストシーズンはいつ? 気候と服装ガイド

セブ島は熱帯モンスーン気候に属し、年間を通して温暖です。平均気温は26〜30℃ほどで、日本の夏のような気候が一年中続きます。季節は大きく分けて、乾季と雨季の2つ。

  • 乾季(12月~5月)

この時期は、セブ島のベストシーズンと言われます。晴天の日が多く、湿気も比較的少ないため、カラッとした過ごしやすい気候が続きます。海の透明度も高く、マリンアクティビティを満喫するには最高のコンディション。特に1月〜3月は気候が安定しており、観光客で最も賑わうシーズンです。

  • 雨季(6月~11月)

雨季といっても、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは稀です。多くは「スコール」と呼ばれる短時間で激しい雨が降り、その後はカラッと晴れ上がることがほとんど。そのため、雨季でも十分に観光を楽しむことは可能です。ただし、台風シーズン(特に9月〜11月)と重なるため、天気予報には注意が必要です。雨季のメリットは、航空券やホテル代が安くなる傾向にあること。そして、南国のフルーツが旬を迎え、マンゴーやマンゴスチンなどがより美味しく、安く手に入ることです。

服装については、基本的に日本の夏の服装で問題ありません。Tシャツ、ショートパンツ、ワンピースなど、通気性の良い服装が快適です。ただし、セブ島旅行で忘れてはならないのが「羽織もの」。ショッピングモールやレストラン、ホテル、タクシーの中は、冷房がかなり強く効いています。カーディガンや薄手のパーカーなどを一枚持っていると、体温調節に非常に役立ちます。また、日差しが強烈なので、帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテム。日焼け対策を怠ると、火傷のような状態になってしまうこともあるので注意しましょう。

教会などの宗教施設を訪れる際は、肌の露出を控えるのがマナーです。ショートパンツやノースリーブでは入場を断られることもあるため、肩や膝が隠れる服装、もしくはストールなどを持参すると安心です。

日本からのアクセスと島内交通

日本からセブ島へのアクセスは非常に便利です。成田、関西、中部の各国際空港から、フィリピン航空やセブパシフィック航空などの直行便が就航しており、フライト時間は約4時間半から5時間ほど。時差も1時間しかないので、体への負担が少なく、気軽に海外旅行を楽しめるのが嬉しいポイントです。

セブ島の玄関口は、マクタン島にある「マクタン・セブ国際空港」。この空港は、リゾート感あふれる美しいデザインで知られ、到着した瞬間から南国気分を盛り上げてくれます。

島内の移動手段は、目的や予算に応じて様々です。

  • タクシー

最も一般的で便利な移動手段。メーター制の「ホワイトタクシー」と、少し割高ですが空港などで利用できる定額制の「イエロータクシー(エアポートタクシー)」があります。乗車時にメーターが作動しているか必ず確認しましょう。

  • Grab(グラブ)

東南アジアで広く使われている配車アプリ。アプリで行き先を指定し、料金も事前に確定するため、料金交渉の必要がなく、言葉の心配もありません。タクシーよりも安心して利用できるため、旅行者には強くおすすめします。日本にいる間にアプリをダウンロードし、クレジットカード情報を登録しておくとスムーズです。

  • ジプニー

フィリピン名物の乗り合いバス。派手な装飾が施された車体が特徴で、地元の人々の足として活躍しています。運賃は非常に安いですが、路線が複雑で旅行者にはハードルが高め。スリなどのリスクもあるため、利用する際は細心の注意が必要です。ローカルな雰囲気を味わってみたい上級者向けの移動手段と言えるでしょう。

  • トライシクル/ハバルハバル

トライシクルはサイドカー付きのバイク、ハバルハバルはバイクタクシーのこと。近距離の移動に便利ですが、料金は交渉制です。乗車前に必ず料金を確認しましょう。

長距離の移動、例えばセブシティから南部や北部へ向かう場合は、バスが主要な交通手段となります。セブシティにはノースバスターミナルとサウスバスターミナルがあり、各方面へのバスが頻繁に発着しています。

知っておきたい通貨・言語・文化

  • 通貨

フィリピンの通貨単位は「フィリピン・ペソ(PHP)」。日本円からの両替は、日本の空港よりもセブの空港や街中の両替所、ショッピングモール内の両替所の方がレートが良い場合がほとんどです。特にアヤラセンター・セブやSMシティ・セブなどの大型モール内の両替所は、レートが良く信頼性も高いのでおすすめです。クレジットカードは、ホテルや大きなレストラン、ショッピングモールでは広く使えますが、ローカルな食堂や市場、個人商店では現金のみの場合が多いので、ある程度の現金は常に用意しておきましょう。

  • 言語

公用語はフィリピン語(タガログ語)と英語です。また、セブ島では現地の言葉である「セブアノ語(ビサヤ語)」が日常的に話されています。フィリピンはアジアで最も英語が通じる国の一つであり、観光地やホテル、レストランではほとんどの場所で英語が通じます。学校の授業も英語で行われているため、多くの人が流暢な英語を話します。そのため、言葉の壁を感じることは少なく、安心して旅行を楽しむことができます。簡単な挨拶「Salamat(サラマッ/ありがとう)」などのセブアノ語を覚えておくと、地元の人々との距離がぐっと縮まるかもしれません。

  • 文化と宗教

フィリピンは国民の80%以上がカトリック教徒という、アジアでは珍しいキリスト教国です。そのため、街の至る所に美しい教会があり、人々の生活に宗教が深く根付いています。教会を訪れる際は、静粛にし、敬意を払うことを忘れずに。また、フィリピンの人々は家族を非常に大切にする文化を持っています。週末になると、家族総出でショッピングモールに出かけたり、ビーチでピクニックを楽しんだりする光景をよく目にします。陽気で歌やダンスが大好き、そして非常に親切。それがフィリピンの人々の魅力です。

エリア別で巡る! 多彩な顔を持つセブ島の歩き方

セブ島は、訪れるエリアによって全く異なる表情を見せてくれます。都会の刺激、リゾートの癒し、大自然の感動。あなたが求める旅のスタイルに合わせて、訪れるべきエリアを選んでみましょう。

セブシティ – 歴史と活気が交差する都会のオアシス

セブ島の中心地であり、経済と文化のハブでもあるセブシティ。高層ビルが立ち並び、巨大なショッピングモールが賑わう一方で、スペイン統治時代の歴史を物語る史跡が大切に保存されています。リゾートのイメージが強いセブ島ですが、この都会的な側面もまた、大きな魅力の一つです。

マゼラン・クロスとサント・ニーニョ教会

セブシティを訪れたなら、絶対に外せないのがこの2つの歴史的スポット。これらは隣接しており、セブの、そしてフィリピンの歴史の原点とも言える場所です。

「マゼラン・クロス」は、1521年に探検家フェルディナンド・マゼランがフィリピンで最初のキリスト教徒の洗礼を行った際に建てたとされる、大きな木製の十字架です。現在は、オリジナルの十字架を保護するために作られたレプリカが、八角形の聖堂の中に安置されています。天井に描かれた当時の洗礼の様子を描いた美しい壁画は圧巻。多くの地元の人々が祈りを捧げに訪れる、神聖な場所です。

そのすぐ隣に立つのが、「サント・ニーニョ教会」。フィリピン最古の教会であり、セブの守護聖人である「サント・ニーニョ(幼きイエス・キリスト)」像が祀られています。この像はマゼランが寄贈したものとされ、数々の火災や災害を乗り越えてきたことから「奇跡の像」として、人々の深い信仰を集めています。教会内部の荘厳な雰囲気、そして熱心に祈る人々の姿に、きっと心を打たれることでしょう。毎週金曜日には多くの信者が集まり、教会の外まで人が溢れるほどの賑わいを見せます。

巨大モールでショッピング&グルメ三昧

セブシティは、ショッピング天国でもあります。「アヤラ・センター・セブ」と「SMシティ・セブ」は、地元の人々にも観光客にも人気の二大巨大ショッピングモール。ファッション、コスメ、雑貨、スーパーマーケット、レストラン、カフェ、映画館まで、ありとあらゆるものが揃っています。

「アヤラ・センター・セブ」は、緑豊かな中庭「ザ・テラス」を囲むようにレストランが配置されており、開放的で少し高級感のある雰囲気が特徴。おしゃれなカフェで休憩したり、オープンエアのレストランで食事を楽しんだりするのに最適です。

一方、「SMシティ・セブ」は、より庶民的で活気のある雰囲気。広大な敷地内には数えきれないほどの店舗がひしめき合い、一日中いても飽きることがありません。お土産探しにも最適で、スーパーマーケットではドライマンゴーやバナナチップス、パパイヤ石鹸など、フィリピンの定番土産をお得に手に入れることができます。

これらのモールは、ただ買い物をする場所ではありません。涼しく快適な空間で、セブの最新トレンドを感じたり、様々なフィリピン料理に挑戦したり、地元の人々の日常を垣間見たりできる、一大エンターテイメント施設なのです。

丘の上からの絶景、トップスとシラオガーデン

セブシティの喧騒から少し離れて、絶景を楽しみたいなら、ブサイの丘(Busay Hills)を目指しましょう。

「トップス(Tops Lookout)」は、標高約600メートルの山頂にある展望台。ここから見下ろすセブシティとマクタン島のパノラマビューは、まさに息をのむ美しさ。昼間の景色も素晴らしいですが、特におすすめなのは夜景です。無数の光が宝石のようにきらめく光景は、ロマンチックな雰囲気に満ちています。

近年、トップスと並んで人気を集めているのが「シラオ・ガーデン(Sirao Garden)」。”リトル・アムステルダム”の愛称で親しまれるこのフラワーガーデンは、SNS映えするスポットとして若者を中心に絶大な支持を得ています。カラフルな花々が咲き誇る中に、巨大な手や風車などのユニークなオブジェが点在しており、どこを切り取っても絵になります。セブの自然と人工的なアートが融合した、ユニークな空間です。

マクタン島 – 極上リゾートとマリンアクティビティの聖地

セブ島の旅の拠点となるのが、マクタン・セブ国際空港があるマクタン島。セブ本島とは2本の橋で結ばれており、アクセスも良好です。この島こそ、多くの人が「セブ島」と聞いてイメージする、美しいビーチと豪華なリゾートホテルが集中するエリアです。

プライベートビーチを持つ高級リゾート

マクタン島の海岸線には、世界に名だたる高級リゾートホテルが軒を連ねています。これらのホテルの多くは、宿泊者だけが利用できるプライベートビーチや、広大なプール、充実したレストランやスパを備えており、ホテルから一歩も出なくても極上のリゾートライフを満喫できます。

  • シャングリ・ラ マクタン セブ

言わずと知れた、マクタン島を代表する最高級リゾート。広大な敷地には、海洋保護区に指定されている美しいビーチ、トロピカルガーデン、複数のプールがあり、まさに楽園そのもの。ファミリー向けの施設も充実しており、誰にとっても最高の滞在を約束してくれます。

  • クリムゾン リゾート&スパ マクタン

インフィニティプールが象徴的な、モダンでスタイリッシュなリゾート。ヴィラタイプの客室も人気で、プライベート感を重視するカップルやハネムーナーにおすすめです。夕暮れ時には、ビーチサイドのバー「アズーア・ビーチ・クラブ」が幻想的な雰囲気に包まれます。

  • プランテーション ベイ リゾート&スパ

世界最大級のラグーンプールがホテルの中心に広がる、ユニークなリゾート。海水を引き込んだ広大なラグーンでは、カヤックやスタンドアップパドルなどのウォータースポーツを楽しむことができます。まるで一つの村のような広大な敷地で、非日常的な時間を過ごせます。

これらのリゾートに宿泊しなくても、「デイトリップ(日帰り利用)」プランを用意しているホテルも多いので、予算を抑えつつリゾート気分を味わいたい方はチェックしてみると良いでしょう。

気軽に楽しむアイランドホッピング

マクタン島に来たら絶対に体験したいのが「アイランドホッピング」。バンカーボートと呼ばれるフィリピン独特のアウトリガー付きのボートに乗って、近隣の美しい島々を巡るツアーです。

ツアーの行き先として人気なのは、「ナルスアン島」と「ヒルトゥガン島」。これらの島周辺は海洋保護区に指定されており、海の透明度と魚の多さは格別です。

  • ナルスアン島

長い桟橋がシンボルのこの島は、遠浅の海が広がり、シュノーケリングに最適。桟橋から海を覗き込むだけでも、たくさんの魚を見ることができます。干潮時には美しいサンドバー(砂州)が現れることも。

  • ヒルトゥガン島

こちらも海洋保護区で、シュノーケリングやダイビングのポイントとして有名。ナルスアン島よりも少し水深があり、より多くの種類のサンゴや魚に出会えます。餌付けされているため、パンくずを投げると無数の魚たちが集まってくる光景は圧巻です。

アイランドホッピングツアーには、ボートの上で楽しむBBQランチが含まれていることがほとんど。青い海と空に囲まれて食べる新鮮なシーフードやフィリピン料理の味は、忘れられない思い出になるはずです。ツアーは、現地のツアー会社やホテルのツアーデスクで簡単に申し込むことができます。

セブ島南部 – 地球の鼓動を感じるアドベンチャーゾーン

セブシティやマクタン島の華やかなリゾートエリアとは対照的に、セブ島の南部には、手つかずの雄大な自然が広がっています。ここは、冒険心をくすぐるエキサイティングなアクティビティの宝庫。セブ島の旅をより深く、忘れられないものにしたいなら、ぜひ南部まで足を延ばしてみてください。

オスロブで夢のジンベエザメ・スイム

セブ島南部で最も有名なアクティビティが、オスロブでの「ジンベエザメ・ウォッチング」です。世界最大の魚類であるジンベエザメと、目と鼻の先で一緒に泳ぐことができる。そんな夢のような体験が、ここオスロブでは叶います。

地元の漁師が餌付けに成功したことで、ジンベエザメがこのエリアに定着し、ほぼ100%の確率で出会えるようになりました。小さなボートに乗って沖に出ると、すぐに巨大な影が現れます。その大きさと、ゆったりと泳ぐ優雅な姿には、誰もが圧倒されることでしょう。シュノーケルを付けて海に入れば、すぐ隣をジンベエザメが通り過ぎていくという、信じられないような光景が広がります。

ただし、この体験には守るべきルールがあります。ジンベエザメに触れないこと、日焼け止めや化粧品を塗ったまま海に入らないこと(ジンベエザメの健康を守るため)、フラッシュ撮影をしないことなど。この貴重な体験を未来に残すためにも、環境に配慮する心を忘れないようにしましょう。セブシティからは車で3〜4時間ほどかかるため、早朝に出発する日帰りツアーに参加するのが一般的です。

カワサン滝でマイナスイオンと絶叫キャニオニング

オスロブと並んで南部観光のハイライトとなるのが、「カワサン滝」。エメラルドグリーンに輝く滝壺は、神秘的な美しさで知られ、多くの観光客を魅了しています。滝壺で泳いだり、イカダに乗って滝に打たれたりするだけでも十分に楽しめますが、ここでぜひ挑戦してほしいのが「キャニオニング」です。

キャニオニングとは、ライフジャケットとヘルメットを装着し、渓谷を体一つで下っていくアドベンチャースポーツ。天然のウォータースライダーを滑り降りたり、岩の上から滝壺へ飛び込んだり、ロープを使って崖を下ったりと、スリル満点の体験が次々と待ち受けています。コースの最後には、あの美しいカワサン滝がゴールとして現れます。大自然と一体になる爽快感と達成感は、他では味わえません。専門のガイドが必ず同行するので、初心者でも安心して参加できます。体力に自信のある方は、ぜひ挑戦してみてください。

モアルボアルの神秘、イワシの大群

ダイバーやシュノーケラーの間で絶大な人気を誇るのが、セブ島南西部に位置する「モアルボアル」。ここの最大の魅力は、数百万匹とも言われるイワシの群れが作り出す「イワシトルネード」です。

パナグサマ・ビーチのすぐ沖合、岸からほんの数十メートルの場所で、この圧巻の光景を一年中見ることができます。イワシの群れは、時に巨大な壁となり、時に渦を巻き、太陽の光を浴びてキラキラと輝きながら、まるで一つの生き物のように形を変え続けます。その中に飛び込むと、四方八方をイワシに囲まれるという、幻想的で少し不思議な感覚に包まれます。

また、モアルボアルの海はウミガメの遭遇率が非常に高いことでも知られています。イワシの群れと一緒に、優雅に泳ぐウミガメの姿を見つけることができるかもしれません。ダイビングはもちろん、シュノーケリングでも十分に楽しむことができるのが、モアルボアルの素晴らしいところです。

セブ島北部 – 手つかずの自然が残る秘密の楽園

観光客で賑わう南部とは対照的に、セブ島の北部は、より静かで素朴な雰囲気が漂います。アクセスに少し時間はかかりますが、そこには「これぞ楽園」と呼ぶにふさわしい、手つかずの自然と穏やかな時間が流れています。人混みを離れて、のんびりと過ごしたい人におすすめのエリアです。

バンタヤン島 – 白砂のビーチがどこまでも続く島

「フィリピンのボラカイ島を彷彿とさせる」とも言われるバンタヤン島。その魅力は、なんといってもパウダーのようにきめ細かく、どこまでも続く白砂のビーチです。特にコタ・ビーチは有名で、干潮時に現れる長く美しいサンドバーは、訪れる人々を魅了します。

バンタヤン島の海は、非常に遠浅で波も穏やか。エメラルドグリーンからコバルトブルーへと続くグラデーションは、ただ眺めているだけで心が洗われるようです。ここでは、アクティブに動き回るよりも、ビーチでのんびりと読書をしたり、ハンモックに揺られたり、美しい夕日を眺めたりと、何もしない贅沢を味わうのがおすすめです。島内の移動は、レンタルバイクやトライシクルが便利。素朴な村を散策したり、マングローブの森を訪れたりするのも楽しいでしょう。

マラパスクア島 – ニタリ(オナガザメ)と出会うダイバーの憧れ

セブ島の最北端に浮かぶ小さな島、マラパスクア島。この島は、世界中のダイバーにとって特別な場所です。なぜなら、深海に生息し、通常は滅多に出会うことができない希少なサメ「ニタリ(英名:Thresher Shark)」を、高い確率で見ることができる世界唯一の場所だからです。

島の沖合にある「モナドショール」というクリーニングステーション(魚が他の魚に体を掃除してもらう場所)に、早朝、ニタリが集まってきます。長い尾びれを優雅に揺らしながら泳ぐその姿は、神々しくさえあります。この貴重な体験を求めて、世界中からダイバーが集まってくるのです。

もちろん、ダイビングをしない人でもマラパスクア島は楽しめます。バンタヤン島に劣らない美しいホワイトサンドビーチが広がり、のんびりとしたアイランドライフを満喫できます。夜には満点の星空が広がり、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれます。

これだけは外せない! セブ島でしたいことリスト

セブ島には、あなたの旅を彩る無数の体験が待っています。ここでは、数ある選択肢の中から「これだけは!」という必見のアクティビティ、グルメ、癒し、そしてお土産を厳選してご紹介します。

感動体験! 珠玉のアクティビティ

セブ島の自然を全身で感じるアクティビティは、旅のハイライトになること間違いなし。先に紹介したもの以外にも、魅力的な体験がたくさんあります。

  • ボホール島日帰りツアー

セブ島から高速フェリーで約2時間。隣のボホール島へ足を延ばすのも人気のオプショナルツアーです。ボホール島では、世界最小のメガネザル「ターシャ」に会ったり、不思議な地形「チョコレートヒルズ」を眺めたり、ロボック川をクルーズしながらランチを楽しんだりと、セブ島とはまた違った魅力を満喫できます。

  • ジップラインで空中散歩

セブシティのクラウンリージェンシーホテル&タワーズでは、ビルの屋上から隣のビルへとワイヤーで滑り降りる「ジップライン」が体験できます。高層ビルの間を滑空するスリルと、眼下に広がるセブシティの景色は格別です。他にも、山の地形を活かしたジップライン施設が各地にあります。

  • 水上バイクやパラセーリング

マクタン島のリゾートエリアでは、水上バイク(ジェットスキー)やパラセーリングといった定番のマリンスポーツも盛んです。空から見下ろすエメラルドグリーンの海は、忘れられない光景となるでしょう。

胃袋を掴む! 必食セブアノグルメ

旅の楽しみといえば、やはり食事。セブ島には、フィリピンの他の地域とは一味違う、独自の食文化「セブアノ料理」があります。安くて美味しいローカルフードから、雰囲気の良いレストランまで、あなたの胃袋を必ず満たしてくれます。

  • レチョン(Lechon)

セブに来たら絶対に食べなければならないのが、豚の丸焼き「レチョン」。特にセブのレチョンはフィリピンで一番美味しいと言われています。炭火でじっくりと時間をかけて焼かれた皮はパリパリと香ばしく、中は驚くほどジューシー。お祝いの席には欠かせない国民食であり、その味はまさに絶品です。

  • シーフード

海に囲まれたセブ島では、新鮮なシーフードが豊富に手に入ります。エビやカニ、ラプラプ(ハタ科の高級魚)などを、グリル(炭火焼き)、スチーム(蒸し料理)、ガーリックバター炒めなど、好みの調理法で楽しむことができます。「ランタウ・フローティング・ネイティブ・レストラン」のように、海の上に建てられたレストランで、美しい景色と共にシーフードを味わうのは最高の贅沢です。

  • シニガン(Sinigang)

タマリンドという果実を使った、酸味のあるスープ。フィリピンの代表的な家庭料理で、トムヤムクンにも似た酸っぱさが特徴です。エビや豚肉、野菜がたっぷり入っており、暑さで疲れた体に染み渡る美味しさ。一度食べると病みつきになる人も多い、フィリピンのソウルフードです。

  • アドボ(Adobo)

鶏肉や豚肉を、醤油と酢、ニンニクで煮込んだ料理。日本の角煮にも似た、甘辛い味付けは日本人の口にもよく合います。ご飯との相性は抜群で、フィリピンの食卓には欠かせない定番のおかずです。

  • ハロハロ(Halo-halo)

フィリピンを代表するデザートといえばこれ。かき氷の上に、ウベ(紫芋)のアイスクリーム、レチェフラン(フィリピン風プリン)、ナタデココ、豆、ゼリーなど、様々な具材が乗ったごちゃ混ぜスイーツ。「ハロハロ」とはタガログ語で「混ぜこぜ」という意味。その名の通り、全部をよくかき混ぜて食べるのがフィリピン流です。

自分にご褒美! 極上スパ&マッサージ

南国リゾートの醍醐味の一つが、スパやマッサージ。セブ島には、高級リゾートホテル内の豪華なスパから、街中のリーズナブルなマッサージ店まで、数多くの選択肢があります。

日頃の疲れを癒し、旅の疲れをリフレッシュするために、ぜひスパ体験を旅のプランに組み込んでみてください。フィリピン伝統のオイルマッサージ「ヒロット」は特におすすめ。ココナッツオイルを使い、絶妙な力加減で全身をほぐしてくれます。

街中のマッサージ店なら、1時間数百円という驚きの価格で本格的なマッサージを受けられることも。遊び疲れた日の夜に、気軽に立ち寄れるのが魅力です。

何を買う? 定番からばらまきまで人気のお土産

旅の思い出と共に持ち帰りたいのがお土産。セブ島には、南国らしくて喜ばれるアイテムがたくさんあります。

  • ドライマンゴー

セブ土産の王道中の王道。濃厚な甘みと適度な酸味が特徴のセブ産マンゴーを使ったドライフルーツは、誰にでも喜ばれる鉄板土産です。チョコレートでコーティングされた「チョコマンゴー」も人気。スーパーマーケットで様々なブランドのものが手に入ります。

  • バナナチップス

こちらも定番の人気土産。薄くスライスしたバナナをココナッツオイルで揚げ、砂糖をまぶしたもので、サクサクとした食感と優しい甘さが後を引きます。

  • パパイヤ石鹸

美白効果があると言われるパパイン酵素が含まれた石鹸。リーズナブルな価格で手に入るため、女性へのばらまき土産として人気です。

  • オタップ(Otap)

セブ発祥の伝統的なお菓子。パイ生地を何層にも重ねて焼いた、軽くてサクサクした食感のクッキーです。素朴な甘さで、コーヒーや紅茶とよく合います。

  • ギター

実は、マクタン島はギターの生産地として有名です。熟練の職人が手作りするギターは品質が高く、音楽好きにはたまらないお土産になるでしょう。

これらの商品は、SMシティやアヤラセンターなどの大型モールのスーパーマーケットに行けば、一度に効率よく探すことができます。

旅の質を高める! セブ島ホテル選びの極意

どこに泊まるかは、旅の満足度を大きく左右する重要な要素です。セブ島には、予算や目的に合わせて選べる多種多様な宿泊施設があります。あなたの理想の旅にぴったりの宿を見つけましょう。

憧れの滞在を約束するラグジュアリーリゾート

マクタン島に集中する高級リゾートは、非日常的な空間で最高級のサービスを受けたい人に最適です。プライベートビーチ、美しいプール、洗練されたレストラン、豪華なスパなど、全ての施設が一級品。ホテル内で一日中過ごしても飽きることがありません。ハネムーンや記念日など、特別な旅行にふさわしい選択肢です。先に紹介したシャングリ・ラ、クリムゾン、プランテーションベイの他にも、Jパークアイランドリゾート&ウォーターパーク(ウォータースライダーが充実)やデュシタニ マクタンセブ(タイ資本のエレガントなリゾート)などが人気です。

家族みんなで楽しめるファミリー向けホテル

子供連れの家族旅行では、子供が楽しめる施設が充実しているかどうかが重要なポイントになります。マクタン島の多くのリゾートはファミリーフレンドリーですが、中でも「Jパークアイランドリゾート&ウォーターパーク」は、巨大なウォータースライダーや流れるプールなどを備えたウォーターパークが併設されており、子供たちに大人気です。キッズクラブ(子供預かりサービス)が充実しているホテルも多く、子供たちが安全に遊んでいる間に、大人はのんびりと自分たちの時間を過ごすことも可能です。

コスパ最強! 賢く泊まるシティホテル&ブティックホテル

「ホテルは寝るだけ」「日中はアクティビティで外に出ていることが多い」というアクティブな旅人には、セブシティのホテルがおすすめです。リゾートホテルに比べて宿泊費を大幅に抑えることができ、その分をアクティビティや食事、ショッピングに回すことができます。

アヤラセンターやITパーク周辺には、新しくて清潔なビジネスホテルや、デザイン性の高いブティックホテルがたくさんあります。ショッピングモールやレストランへのアクセスも良く、非常に便利。最近では、屋上にインフィニティプールやルーフトップバーを備えたホテルも増えており、シティホテルでも十分にリゾート気分を味わうことができます。コスパを重視しつつも、快適さと利便性を求めるなら、セブシティのホテルは賢い選択と言えるでしょう。

安心して楽しむために。セブ島旅行の準備と心得

最高の旅は、万全の準備から始まります。最後に、セブ島を安全かつ快適に楽しむための実用的な情報と、心に留めておきたい注意点をお伝えします。

これがあれば完璧! 旅の持ち物チェックリスト

基本的な旅行の持ち物に加え、セブ島旅行であると便利なアイテムをリストアップしました。

  • 必須アイテム
  • パスポート(残存有効期間の確認を)
  • 航空券(eチケット)
  • 現金(日本円とフィリピン・ペソ)
  • クレジットカード
  • 衣類
  • 夏服(Tシャツ、ワンピース、ショートパンツなど)
  • 水着
  • ラッシュガード(日焼け対策とクラゲ対策に)
  • 羽織もの(長袖カーディガン、パーカーなど)
  • 下着、靴下
  • 部屋着
  • フォーマルな服装(高級レストランへ行く場合)
  • 日用品・衛生用品
  • 日焼け止め(SPF50+、PA++++推奨)
  • サングラス、帽子
  • 虫除けスプレー、かゆみ止め
  • 常備薬(胃腸薬、頭痛薬、酔い止めなど)
  • ウェットティッシュ、除菌ジェル
  • 歯ブラシ、歯磨き粉(海外ホテルにはない場合も)
  • シャンプー、リンス(ホテルのものが合わない場合に)
  • 防水ケース(スマホや貴重品用)
  • その他
  • スマートフォンの充電器、モバイルバッテリー
  • 変換プラグ(フィリピンは日本と同じAタイプが主流ですが、稀にCタイプもあるため、マルチタイプが安心)
  • カメラ
  • エコバッグ(買い物の際に便利)

気になる治安と安全対策

「フィリピンは治安が悪い」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、セブ島の観光エリアは、基本的に安全に過ごすことができます。しかし、日本と同じ感覚でいるのは禁物です。楽しい旅行にするために、最低限の危機管理意識は持っておきましょう。

  • スリ・置き引きに注意

最も多い犯罪は、スリや置き引きなどの軽犯罪です。人が多い場所(ショッピングモール、市場、ジプニーの中など)では、バッグは前に抱えるように持ちましょう。レストランなどで席に荷物を置いたまま離れるのは絶対にやめてください。

  • 夜間の単独行動は避ける

特に女性の一人歩きや、深夜に人通りの少ない路地を歩くのは危険です。移動はGrabや信頼できるタクシーを利用しましょう。

  • 貴重品の管理

多額の現金やパスポートは、ホテルのセーフティボックスに預け、持ち歩くのはその日に使う分だけにしましょう。華美なアクセサリーや高級ブランド品を身につけて歩くのも避けた方が無難です。

  • 親切を装った詐欺

「トランプ詐欺」など、親しげに話しかけてきて詐欺に巻き込もうとするケースも報告されています。知らない人からの甘い誘いには、安易に乗らないようにしましょう。

基本的なことに気をつけていれば、過度に怖がる必要はありません。危険な場所には近づかない、自分の身は自分で守るという意識を持つことが大切です。

快適な旅の鍵を握る通信環境(Wi-FiとSIM)

旅行中のインターネット接続は、地図アプリを使ったり、お店の情報を調べたり、SNSに投稿したりと、今や不可欠なもの。セブ島での通信手段は主に3つです。

  • 海外用Wi-Fiルーターのレンタル

日本で事前にレンタルしていく方法。複数のデバイスを同時に接続でき、設定も簡単なので手軽です。グループ旅行におすすめ。

  • 現地SIMカードの購入

マクタン・セブ国際空港やショッピングモールで、ツーリスト向けのSIMカードを安価で購入できます。通信会社のカウンターで設定までやってもらえることが多く、コストを抑えたい人におすすめです。

  • ホテルやカフェの無料Wi-Fi

ほとんどのホテルや多くのカフェ、レストランで無料Wi-Fiが提供されています。ただし、速度が遅かったり、セキュリティ面に不安があったりする場合も。常に接続したい場合は、上記2つのいずれかを用意するのが安心です。

自分の使い方に合わせて、最適な通信手段を選びましょう。

あなただけの物語が、ここから始まる

コバルトブルーの海に抱かれ、歴史の息吹を感じ、人々の温かい笑顔に触れる。セブ島は、訪れる人々の五感を刺激し、心の奥深くに鮮やかな記憶を刻み込む場所です。

巨大なジンベエザメと目があった瞬間の感動。 カワサン滝の飛沫を浴びた時の爽快感。 ビーチに沈む夕日を眺めながら過ごす、穏やかな時間。 ローカル食堂で味わった、飾らないけれど心に染みる一皿。

セブ島での体験は、きっとあなたの人生のワンシーンを、より豊かに、より色鮮やかに彩ってくれるはずです。そこには、ガイドブックには載っていない、あなただけの発見と感動が待っています。

日常から少しだけ飛び出して、この南国の楽園で、新しい物語のページをめくってみませんか。計画を立てるその時間さえも、旅の一部。この記事が、あなたの素晴らしいセブ島旅行の、確かな一歩となることを心から願っています。さあ、冒険の準備はできましたか?セブ島が、あなたを待っています。

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この記事を書いたトラベルライター

SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

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