MENU

「らんまん」の世界へ!家族で楽しむ牧野富太郎ゆかりの地とドラマロケ地巡り完全ガイド

2023年、日本中がそのひたむきな生き様に涙し、心を温かくしたNHK連続テレビ小説「らんまん」。植物学者・牧野富太郎博士をモデルにした主人公、槙野万太郎の物語は、ただ好きなことに真っ直ぐ向き合うことの素晴らしさを、私たちに教えてくれました。ドラマが終わってしばらく経ちますが、ふとした瞬間に、万太郎の屈託のない笑顔や、妻・寿恵子の凛とした姿、そして画面いっぱいに広がった瑞々しい植物たちの姿を思い出す方も多いのではないでしょうか。

「あの美しい風景が広がっていた場所は、一体どこなんだろう?」 「子供たちと一緒に、万太郎が見た植物の世界を体験してみたい」

そんな風に思ったことはありませんか。小学生の息子二人を持つ父親である私も、ドラマを見ながら、いつか家族であの場所を訪れてみたいと強く願っていました。この物語の魅力は、ただの「お話」で終わらないこと。万太郎のモデルとなった牧野博士が実際に歩き、研究し、愛した場所が、今も日本の各地に息づいているのです。

この記事では、そんな「らんまん」の世界にどっぷりと浸れるロケ地とゆかりの地を、徹底的にご紹介します。単なる場所の紹介だけではありません。家族旅行のプロとして、お子様連れでも安心して楽しめるモデルコース、現地のチケット情報、あると便利な持ち物リスト、そして旅の準備からトラブル対策まで、あなたの「行ってみたい」を「行ける!」に変えるための情報を、余すことなく詰め込みました。

さあ、植物の声に耳を澄まし、万太郎や寿恵子が見た景色を探す旅へ、一緒に出かけましょう。物語の扉は、もう一度、あなたの目の前で開かれようとしています。

この感動的な旅の先に、高知で生まれたやなせたかしの愛の物語を辿る旅も、きっとあなたの心を豊かにしてくれるでしょう。

目次

「らんまん」の物語を彩ったロケ地たち

japan-filming-locations

ドラマ「らんまん」の舞台は、主人公・万太郎の故郷である土佐(高知県)から始まり、学問へ情熱を注いだ東京、そして日本全国へと広がっていきます。各地が万太郎の人生の重要な節目を彩り、彼の成長を静かに見守ってきました。

ロケ地巡りの醍醐味は、ドラマのあの場面や感動を五感で追体験できることにあります。万太郎が駆け抜けた野山、寿恵子と語り合った植物園、仲間と議論を重ねた学び舎。そうした場所に実際に足を運ぶことで、画面越しには感じられなかった空気や光、風のにおいまでが物語の一部となって心に深く刻まれていきます。

この旅は大きく分けて二つのエリアに焦点を当てています。ひとつは、万太郎の植物への愛情の原点である雄大な自然が広がる【高知編】。もうひとつは、植物学者としての夢を追いかけ、寿恵子と共に家庭を築いた【東京編】です。

どちらのエリアにも、それぞれ異なる魅力があります。高知では、圧倒的な自然に触れ、植物の生命力を感じることができ、東京では日本の植物学の歴史や、牧野博士が残した偉大な功績の息吹を感じ取れるでしょう。さあ、まずは万太郎の故郷、土佐から旅を始めてみましょう。

【高知編】万太郎の原点!心躍る植物の世界へ

万太郎の「わし、この花の名前が知りたい!」という純粋な好奇心は、高知の豊かな自然環境の中で育まれました。太陽の光をたっぷり浴びて輝く植物たち、どこまでも澄み渡る青い川の流れ。ドラマの序盤に彩りを添えた美しい風景は、今も実際に高知の地で見ることができます。

高知県立牧野植物園 — まさに「らんまん」の世界が広がる場所

「らんまん」の旅をスタートさせるにあたり、このスポットは欠かせません。高知市五台山に広がる高知県立牧野植物園は、牧野富太郎博士の業績を称えるために開設された、まさに「らんまん」の世界観そのものを体現した植物園です。

園内に入ると、その広さと緻密に計算された美しい景観に圧倒されます。約8ヘクタールの敷地には、博士ゆかりの植物をはじめ3,000種類以上の植物が四季折々に咲き誇ります。ここは単なる植物の展示場ではなく、建築家・内藤廣氏が設計した牧野富太郎記念館は木の温もりと光が調和し、まるで森の中にいるかのような心地よい空間です。博士の生涯や業績を紹介する分かりやすい展示は、ドラマのシーンを思い返しながら見学すれば、子どもたちも興味津々になること間違いありません。

我が家の子どもたちが特に夢中になったのは、熱帯植物が集まる温室でした。巨大な葉を持つ植物や、見たこともない不思議な形の花々に向かって「うわー、大きい!」「これ、何て名前?」と大興奮。万太郎が初めて出会った植物を目にした時の、あのキラキラした瞳がよみがえりました。

旅の準備とポイント:牧野植物園編

  • チケット購入と料金について

チケットは現地の券売所で購入可能です。一般入園料は730円で、高校生以下は無料なのも家族連れには嬉しいポイントです。特別展など開催中は料金が変わることがあるため、訪問前に公式サイトでの確認をおすすめします。

  • アクセス情報

JR高知駅からは周遊観光バス「MY遊バス」が便利です。牧野植物園前で下車すればすぐに入口に着きます。フリーパスを購入すれば桂浜など他の観光地もお得に楽しめます。車の場合は高知インターチェンジから約20分。無料駐車場がありますが、週末や観光シーズンは混雑が予想されるため、余裕を持って出発してください。

  • 園内での過ごし方と持ち物

園内は広大で坂道も多いため、何より歩きやすい靴を用意しましょう。夏場は帽子、日焼け止め、水分補給の飲み物が欠かせません。自然豊かな場所なので虫よけスプレーもあると安心です。レストランやカフェもありますが、芝生の広場でお弁当を楽しむのも気持ちが良いです。ただし飲食可能エリアは指定されているので、ルールを守りましょう。植物の採取や傷つける行為は厳禁。静かに、優しく植物と対話する気持ちで訪れてください。

仁淀川(によどがわ) — 「仁淀ブルー」と万太郎の少年時代

ドラマで、万太郎が少年時代に植物採集や川遊びを楽しんだあの美しい川の多くのロケ地は、「奇跡の清流」と呼ばれる仁淀川です。

その水質は全国トップクラスで、光の加減によって神秘的な青色に輝くことから「仁淀ブルー」と呼ばれています。川底の石一つ一つまで見えるほどの透明度は息をのむ美しさ。特に「にこ淵」や「安居渓谷」などは、仁淀ブルーを満喫できる名所として知られています。

川辺に立てば、万太郎が姉の綾と手を繋いで歩いた土手や、竹雄と駆け回った河原の風景が思い浮かぶよう。穏やかな流れの場所を選べば水遊びも楽しめます。冷たく澄んだ水に足をつけると、日々の疲れがすっと洗い流されるような感覚です。ここでは難しいことを考えず、ただ自然と一体になって過ごすのが最高の贅沢でしょう。

旅の準備とポイント:仁淀川編

  • 服装と持ち物

川遊びをする際は水着やラッシュガード、濡れてもよいTシャツや短パンを用意しましょう。川底は滑りやすい石が多いため、かかとが固定できるスポーツサンダルやマリンシューズがおすすめです。ビーチサンダルは脱げやすく危険なので避けてください。着替えやタオルに加え、日差しを避ける帽子やサングラスも役立ちます。

  • 安全に楽しむための注意点

仁淀川は美しい自然の川です。流れが速い場所や深い箇所もあるため、お子さまからは目を離さないでください。遊泳前には現地の看板や案内で遊泳可能エリアを必ず確認しましょう。上流の天候によって急激に増水することもあるため、空模様が怪しい時は速やかに川から上がることが大切です。

  • マナーと持ち込みについて

バーベキュー可能な場所もありますが、自治体ごとにルールが異なります。事前に観光協会のウェブサイトなどで確認し、指定区域外での火の使用は厳禁です。何より大切なのはゴミを必ず持ち帰ること。この美しい仁淀ブルーを未来へと守り続けるために、訪れた時よりも美しくするつもりでマナーを守りましょう。

佐川町 — 万太郎の故郷「岸屋」の面影をたどって

万太郎の実家である造り酒屋「峰屋」のモデルとなったのが、牧野富太郎博士が生まれ育った佐川町の造り酒屋「岸屋」です。残念ながら岸屋そのものは現存しませんが、佐川町には今も白壁や古い商家が残る美しい町並みが広がっています。

この町を歩くと、まるでドラマの世界にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に包まれます。特に「酒蔵の道」と呼ばれるエリアは往時の面影を色濃く残し、散策するだけで心が弾みます。町の中心にある「牧野富太郎ふるさと館」では、博士の生い立ちや佐川町との深い関わりを学べます。こぢんまりとした施設ですが、展示は丁寧で博士の原点に触れる貴重な場です。

また、佐川町は酒造りも盛んな町です。現在も営業中の司牡丹酒造は、ドラマに登場した「司牡丹」の蔵元。お酒好きの方はぜひ訪れてみてください。歴史を感じさせる酒蔵見学や、美味しい地酒のおみやげ選びも旅の素敵な思い出となるでしょう。

旅の準備とポイント:佐川町編

  • 散策のコツ

佐川町観光では、JR佐川駅前の「さかわ観光協会」を訪れて町歩きマップを入手するのがおすすめです。見どころやルートを丁寧に案内してくれます。町並みは比較的コンパクトなので、徒歩でじっくり散策できます。

  • 駐車場案内

車で訪れる場合は観光協会や町中心部に無料駐車場が複数用意されています。案内に従って利用し、歴史的な町並みを守るため路上駐車は避けましょう。

  • 食事と休憩スポット

町内には古民家をリノベーションしたカフェや地元食材を使った飲食店が点在。散策中に気になるお店を見つけたらぜひ立ち寄って、歩き疲れたらコーヒーやスイーツでゆったりひと休みもおすすめです。

【東京編】万太郎が夢を追った学び舎と暮らしの舞台

tokyo-campus-life

故郷・土佐を離れ、植物学の研究に生涯を捧げる決意をした万太郎が、拠点としたのが東京でした。ここでは、彼の学問への探究心と寿恵子との愛に満ちた日々が描かれています。高知の雄大な自然とは異なる、知的好奇心と歴史の香りあふれる東京の風景を巡ってみましょう。

東京都立大学 牧野標本館 — 万太郎の研究の息吹を感じる場所

ドラマで万太郎が助手として勤務した「東京大学植物学教室」のモデルのひとつが、現在の「東京都立大学 牧野標本館」です。ここは牧野博士が収集した膨大な植物標本、いわゆる「牧野標本」を保存・管理する、日本の植物分類学研究の中心的な施設です。

館内に足を踏み入れると、整然と並ぶ標本棚の数に圧倒されます。その標本は約40万点にも及び、ひとつひとつに採集地や採取日、特徴などが博士の美しい筆跡で丁寧に記されています。これらは単なる植物の押し葉ではなく、万太郎が情熱を注ぎながら日本各地を踏破して生み出した研究の結晶と言えるでしょう。

ガラスケース越しに見る標本からは、インクの香りや紙の質感とともに、博士が研究に注いだ熱意と執念のようなものが伝わってきて、自然と背筋が伸びる思いがします。ドラマで万太郎が目を輝かせて標本を見つめていたあのシーンが、ここに現実として広がっているのです。研究施設のため普段は一般公開されていませんが、公開日に合わせてぜひ訪れてみてください。

旅の計画と実践ガイド:牧野標本館

  • 見学予約と公開日

牧野標本館は大学の研究施設であり、自由見学はできません。訪問は完全予約制で、一般公開日が設定されています。訪問前には必ず東京都立大学 牧野標本館公式サイトで公開日や予約方法を確認しましょう。予約がない場合は入館できません。

  • 館内のルール

貴重な標本を守るため、館内でのルールは厳格です。飲食は禁止されており、写真撮影も許可された場所のみ可能です。静かに、そして敬意をもって見学しましょう。係の方の説明が聞ける機会があれば、ぜひ参加してみてください。標本に込められた物語を知ることで、見方がまったく変わります。

  • アクセス

京王相模原線「南大沢駅」から徒歩約5分の好立地。都心からの日帰り旅行にぴったりの場所です。

小石川植物園 — 日本初の近代植物園で寿恵子が愛した場所

万太郎と寿恵子の運命的な出会いの舞台の一つである植物園のモデルが、文京区に位置する「小石川植物園(正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園)」です。

この植物園は、徳川幕府時代に設立された「小石川御薬園」を前身とし、非常に歴史の深い場所です。園内には、ニュートンのリンゴの木(接ぎ木)や、メンデルが実験に用いたブドウの木(分株)など、歴史的に貴重な植物が数多くあり、歩くだけで知的好奇心が刺激されます。

広大な園内は東京の中心にありながら緑豊かで静寂に満ちています。春は桜、秋は紅葉と四季折々の美しい風景が楽しめます。寿恵子が植物に親しみながら散策したように、ゆったりと時間をかけて歩いてみてください。分類標本園では植物が科ごとに整然と配置されており、万太郎が情熱を傾けた植物分類の世界を垣間見ることができます。子どもと一緒に「これは〇〇の仲間だね」と話しながら歩くのも楽しい体験です。

旅の計画と実践ガイド:小石川植物園

  • 入園料とチケット

入園料は大人500円、児童・生徒150円です。券売機でチケットを購入して入園します。開園時間や休園日(主に月曜日)は公式サイトで事前に必ず確認しましょう。

  • 持ち物

園内は広大で全部を見て回るには時間がかかります。歩きやすい靴は必須で、売店やレストランはないため飲み物を持参してください。お弁当の持ち込みも可能で、晴れた日にはレジャーシートを広げピクニックもおすすめです。遊具はありませんが、広さを活かして子どもたちは走り回ったりドングリ拾いを楽しんだりできます。

  • 公式サイトの活用

季節の見頃情報やイベントは公式サイトに掲載されています。訪れる時期にどんな花が見られるかを事前にチェックすると、より楽しめます。

練馬区立牧野記念庭園 — 万太郎と寿恵子の終の棲家

高知で生まれ、東京で学び、日本を旅した牧野博士が生涯の晩年26年間を家族と過ごしたのが、現在の「練馬区立牧野記念庭園」です。ここには万太郎と寿恵子が築いた家庭の温もりと、博士の植物への深い愛情が今も色濃く残っています。

博士の書斎や蔵書が収められた書庫は記念館として保存されており、博士の暮らしぶりを感じられます。庭園には博士が愛し、自ら植えた約300種類の草木が丁寧に手入れされており、その中には博士が発見し、妻・寿恵子の名前を冠した「スエコザサ」もあります。このササを前にしたあの感動的な場面—万太郎が「わしの宝物じゃ」と語りかけるシーンが鮮やかに蘇り、胸が熱くなるでしょう。

大きくはないものの、一株一株に博士の思いが込められているようで、非常に濃密な時間を過ごせます。ここは二人の愛の物語の終着点であり、また新たな始まりの場所でもあります。静寂の中で夫婦の絆や家族愛に思いを馳せるには最適の空間です。

旅の計画と実践ガイド:牧野記念庭園

  • アクセスと開園時間

西武池袋線「大泉学園駅」から徒歩約5分。住宅街の静かな環境に位置しています。開園時間は午前9時から午後5時までで、入園は無料です。休園日(主に火曜日)がありますので、訪問前に練馬区の公式サイトで確認しましょう。

  • 庭園散策時の注意事項

ここは博士が暮らした庭であり、貴重な植物が多くあります。遊歩道を外れたり植栽に触れたりしないよう注意してください。穏やかな気持ちで落ち着いた散策を楽しみましょう。記念館の展示も見応えがあるため、時間をとって見学することをおすすめします。

ロケ地巡りを120%楽しむための準備と心得

さあ、行きたい場所はもう決まりましたか?ここからは、旅をより充実させ、スムーズに楽しむための実用的な準備や心得をご紹介します。しっかり計画を立てることで、当日の満足度がぐっと高まります。

しっかり計画!モデルコースのご提案

どこをどう回ればいいか迷っている方に向けて、家族旅行を想定したモデルコースをご案内します。こちらをベースに、ご自身の興味やスケジュールに合わせて自由にカスタマイズしてください。

【高知満喫 2泊3日コース】家族で自然と歴史を感じる旅

  • 1日目:高知市内~牧野植物園を巡る

・午前:高知龍馬空港またはJR高知駅に到着。レンタカーを借り出発。 ・昼食:ひろめ市場でカツオのたたきなど高知の名物料理を堪能。 ・午後:高知県立牧野植物園へ。ゆったり時間を取り、万太郎の世界観に浸る。 ・夕方:高知市内のホテルにチェックイン。

  • 2日目:仁淀ブルーと万太郎の故郷を訪ねて

・午前:仁淀川周辺へドライブ。「にこ淵」や「安居渓谷」で神秘的な仁淀ブルーを満喫。 ・昼食:仁淀川エリアのカフェや道の駅で軽食。 ・午後:川遊びやカヌー体験などアクティビティを楽しむ。 ・夕方:佐川町へ移動して宿泊。

  • 3日目:佐川町散策&帰路へ

・午前:牧野富太郎ふるさと館や酒蔵の道など、佐川町の風情ある町並みをゆったり散策。 ・昼食:佐川町内の古民家レストランなどで。 ・午後:お土産選びのあと、高知龍馬空港またはJR高知駅へ向かう。

【東京日帰り・1泊2日コース】知的好奇心を満たす旅

  • 日帰りプラン

・午前:文京区の小石川植物園へ。都会のオアシスで寿恵子の気分に浸りながら散策。 ・昼食:植物園近辺のレストランでランチ。 ・午後:電車を乗り継いで練馬区の牧野記念庭園へ訪問。万太郎と寿恵子が過ごした静かな終の棲家でゆったりとした時間を楽しむ。

  • 1泊2日プラン

・1日目:上記の日帰りプランを満喫。夜は都心で宿泊。 ・2日目:午前、京王相模原線で南大沢へ移動し、「東京都立大学 牧野標本館」を見学(※事前予約が必要)。万太郎の研究の息吹を感じ取る。 ・午後:都心に戻り、ゆっくりランチやショッピングを楽しんでから帰路につく。

あると便利!持ち物リスト完全版

旅を快適にするのは、準備の充実度がポイントです。基本の持ち物に加え、『らんまん』ロケ地巡りならではのおすすめアイテムをまとめました。

  • 基本の持ち物

・歩きやすい靴(最重要!) ・着替えやタオル ・常備薬や絆創膏 ・健康保険証 ・モバイルバッテリー ・帽子、日焼け止め、サングラス(特に高知では必須) ・雨具(折りたたみ傘など)

  • ロケ地巡りに特化した持ち物

・カメラ:心に残った風景や植物を写真に収めましょう。 ・ドラマのガイドブックや関連書籍:現地で読むと感動が一層深まります。 ・小型の植物図鑑:気になった植物の名前をその場で調べて、万太郎気分を満喫。 ・虫眼鏡(ルーペ):子どもと一緒に植物の細部を観察するのに最適。葉脈や花の細かな部分まで発見が楽しめます。 ・双眼鏡:野鳥や高い木の花を観察するときに便利です。

  • 子連れにおすすめの持ち物

・おやつや飲み物:ぐずり対策の心強い味方。 ・ウェットティッシュや除菌ジェル ・着替え一式:水遊びや土遊びで汚れても安心。 ・小さなおもちゃや絵本:移動時や待ち時間の退屈しのぎに。 ・ビニール袋:ゴミ袋や汚れ物入れに重宝します。

ドラマの世界観をより味わうためのプラスα

せっかくの旅ですので、物語の世界観にさらに深く触れるための工夫をご紹介します。

出発前にドラマを再視聴する:旅先で見る景色の印象が格段に変わります。特に訪問予定のロケ地が登場するエピソードをチェックしておくのがおすすめです。 ・牧野富太郎博士の伝記や図鑑を読む:ドラマの背景にある博士の真実の人生や苦労、そして偉業を知ることで、旅の深みが増します。子ども向け伝記も多く出版されています。 ・登場人物になりきって歩く:牧野植物園では万太郎になったつもりで植物に語りかけるように観察し、小石川植物園では寿恵子のように凛とした姿勢で歩いてみる。少し照れくさいかもしれませんが、そんな「なりきり遊び」も旅の醍醐味です。

トラブル発生!そんな時はどうする?

emergency-troubleshooting-guide-4

どんなに準備を万全にしても、予想外のトラブルはつきものです。ですが、慌てずに対応できるよう、あらかじめ対処方法を把握しておくことが大切です。

  • 天候不順で計画が狂った場合

特に高知の仁淀川など、屋外でのアクティビティは天気の影響を強く受けます。雨天時は無理をせず、屋内の施設に切り替えるのが賢明です。例えば高知なら「高知県立歴史民俗資料館」や「海洋堂ホビー館四万十」、東京であれば科学館や博物館など、複数の代替案を用意しておくと安心です。

  • 楽しみにしていた施設が予期せず休館していた場合

これは非常に残念な状況ですよね。こうしたトラブルを避けるために、訪問の直前に公式サイトで開館状況を必ず確認する癖をつけましょう。臨時休館や営業時間の変更は意外と頻繁にあります。もしも休館していた場合は潔く諦め、近隣の別のスポットへ行くなど、臨機応変に計画を変える柔軟性が求められます。

  • 子どもがぐずってしまったとき

子連れの旅行ではよくあることです。まずは大人が焦らず落ち着くことが肝心です。子どものペースに合わせ、こまめに休憩をとりましょう。「次はアイスを食べようね」「あそこで少し休憩しよう」など、先の楽しみを伝えるのも効果的です。植物園の芝生広場や川辺の木陰など、落ち着ける場所でリフレッシュしましょう。無理にスケジュールを詰め込まず、ゆとりを持って計画を立てることが、ぐずり対策のポイントです。

  • チケットのキャンセルや返金について

予約制の施設やアクティビティを利用する際は、必ずキャンセルポリシーを確認しておきましょう。悪天候や体調不良など、やむを得ない理由でキャンセルする場合の返金の有無や手数料について把握しておくことで、いざという時に慌てず対応できます。

困ったときは、現地の観光案内所や施設の窓口に相談するのが最善です。親切に解決策を教えてくれることでしょう。

植物の魅力、そして「らんまん」が伝えるメッセージ

「らんまん」のロケ地を訪ねる旅は、ただの「聖地巡礼」を超えた特別な体験を私たちに届けてくれます。それは、牧野富太郎博士や万太郎が、生涯をかけて愛し続けた「植物」の魅力をあらためて感じさせてくれる旅なのです。

道端に咲く、小さな名前も知らない花。公園の片隅でひっそりと芽吹く、新たな命。普段の生活の中で気にも留めずに通り過ぎてしまう存在が、この旅を通じてとても愛おしく、輝きを放つように見えてきます。万太郎のように「なんて面白いんだ!」と心から思える瞬間に、きっと出会えるはずです。

また、この物語は植物を通して、私たち一人ひとりの生き方にも問いかけを投げかけてくれました。「好きなものに夢中になること」。その純粋な情熱がどれほど人生を豊かにし、周囲の人々をも幸せにするかを、万太郎の生き様が力強く示してくれたのです。

旅を終えて家に戻ったとき、きっとあなたも、そしてお子様も、足元の植物を見る目がすこし変わっていることでしょう。それは、万太郎が日本中の人々に届けたかった、何より素晴らしい贈り物なのかもしれません。さあ、図鑑と虫眼鏡をカバンに入れて、希望に満ちた物語の世界へと旅立ちましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いたトラベルライター

小学生の子どもと一緒に旅するパパです。子連れ旅行で役立つコツやおすすめスポット、家族みんなが笑顔になれるプランを提案してます!

目次