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PayPayとVisaが国境を越える!海外旅行の支払いがスマホ一つで完結する未来へ

目次

旅行好きに朗報!決済の巨大プレイヤーが戦略的提携

日本のキャッシュレス決済を牽引するPayPayと、世界的な決済ネットワークを誇るVisaが、国境を越えた決済サービスの実現に向けた戦略的パートナーシップを発表しました。この提携は、国内外を旅する旅行者の支払い体験を劇的に変える可能性を秘めており、今後の国際旅行のあり方に大きな影響を与えるニュースとして注目されています。

具体的には、海外から日本を訪れる旅行者が、自国で普段使っているVisa提携の決済アプリを使い、日本全国のPayPay加盟店でQRコード決済ができるようになります。さらに将来的には、私たち日本人が海外へ行く際に、PayPayアプリを使って海外のVisa加盟店で支払いができるようになることも目指しています。

具体的に何が変わるのか?

今回の提携は、インバウンド(訪日客)とアウトバウンド(日本人海外旅行者)の双方に大きなメリットをもたらします。

日本を訪れる外国人旅行者向け

まず先行して実現するのは、インバウンド旅行者向けのサービスです。Visaの広範なネットワークと提携する海外の決済アプリユーザーは、日本に到着したその日から、両替や不慣れな日本円での支払いに悩むことなく、スマートフォン一つで買い物を楽しむことができます。

特に、都市部だけでなく地方の小規模な飲食店やお土産物店にも広く普及しているPayPayの加盟店ネットワークで支払いが可能になる点は、旅行者にとって大きな魅力です。これにより、これまで現金払いが中心だった場所でもキャッシュレス決済が利用しやすくなり、より深く、そして快適に日本観光を楽しめるようになります。

海外へ行く日本人旅行者向け

そして、私たち日本人旅行者にとって最も期待されるのが、PayPayアプリの海外展開です。将来的には、PayPayアプリを通じて、世界数千万カ所に広がるVisaの加盟店ネットワークでQRコード決済が可能になる構想です。

これが実現すれば、海外旅行の際にクレジットカードや多額の現地通貨を持ち歩く必要がなくなり、使い慣れたPayPayアプリだけで支払いが完結します。為替レートや手数料もアプリ上で明確に管理できるようになれば、海外での支出管理が格段に簡単かつ安心になるでしょう。

なぜ今この提携が実現したのか?その背景を探る

この歴史的な提携が今、実現した背景には、いくつかの重要な要因があります。

V字回復するインバウンド需要と決済の課題

新型コロナウイルスの水際対策緩和以降、日本のインバウンド需要は驚異的なスピードで回復しています。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年3月には訪日外客数が単月で初めて300万人を突破するなど、パンデミック以前を上回るペースで旅行者が日本を訪れています。

しかし、旅行者にとって日本での決済は長年の課題でした。経済産業省によると、2022年時点での日本のキャッシュレス決済比率は36.0%と、諸外国に比べてまだ低い水準にあります。特に地方や個人商店では依然として現金払いが主流であり、旅行者が不便を感じる場面も少なくありませんでした。

日本国内におけるPayPayの圧倒的な存在感

一方、日本国内ではQRコード決済が急速に普及しました。その中心にいるのがPayPayです。ユーザー数は6,400万人(2024年4月時点)を超え、日本の人口の約半分が利用する巨大なプラットフォームへと成長しました。このPayPayの広範な加盟店網を活用することは、訪日客の決済の利便性を一気に高めるための最も効果的な手段と言えます。

Visaにとっては、PayPayとの提携により、日本の隅々にまで広がる加盟店ネットワークで自社の決済インフラを提供できるようになり、PayPayにとっては、Visaのグローバルなネットワークを活用してサービスの国際化を加速できるという、双方にとって大きなメリットがあるのです。

この提携がもたらす未来と旅行者への影響

今回の提携は、単なる決済サービスの連携に留まらず、私たちの旅のスタイルそのものを変える可能性を秘めています。

シームレスな決済体験の実現

旅行者にとって最大のメリットは、国境を意識させない「シームレスな決済体験」です。面倒な両替の手間や手数料の心配から解放され、為替変動のリスクを気にすることなく、自国と同じ感覚で支払いができるようになります。これにより、旅行者はより安心して買い物や食事を楽しむことができ、旅行全体の満足度向上に繋がるでしょう。

地方観光の活性化にも期待

PayPayが導入されている地方の小規模店舗や観光施設でも、インバウンド旅行者が手軽に支払いできるようになることで、これまで機会を逃していた消費を取り込むチャンスが生まれます。旅行者の消費行動が多様化し、地方経済の活性化や、よりディープな日本文化体験の促進にも貢献することが期待されます。

アウトバウンド旅行の新たなスタンダードへ

将来的には、海外旅行の持ち物は「パスポートとスマートフォンだけ」という時代が訪れるかもしれません。PayPayが海外のVisa加盟店で利用可能になれば、それは日本人にとって海外旅行における決済の「新たなスタンダード」となるでしょう。セキュリティ面での安心感も高まり、より多くの人が気軽に海外へ飛び出すきっかけになるかもしれません。

まとめ:旅のスタイルを変える大きな一歩

PayPayとVisaの提携は、テクノロジーの力で国境の壁を低くし、人々の移動と交流をより自由で快適にする、まさに「旅の未来」を象徴する出来事です。この協力関係が、インバウンド・アウトバウンド双方の旅行者に革新的な価値を提供し、私たちの旅をさらに豊かなものにしてくれることは間違いありません。今後のサービスの具体的な開始時期や詳細についての続報に、大いに期待しましょう。

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この記事を書いたトラベルライター

SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

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