「地上の楽園」と称されるミクロネシアの美しい島国、パラオ。どこまでも透き通る青い海と、緑豊かなロックアイランドが織りなす絶景は、一度訪れたら忘れられない感動を与えてくれます。ダイビングやシュノーケリングといったマリンアクティビティが有名ですが、実はこの楽園、食の魅力も計り知れないことをご存知でしょうか。新鮮な海の幸はもちろん、南国の太陽をたっぷり浴びたフルーツ、そして多様な文化が融合して生まれたユニークなローカルフードの数々。我が家でも、小学生の子供たちがパラオの自然と同じくらい、その「おいしい!」に夢中になりました。
この記事では、30代の父親ライターである私が、家族みんなで心から楽しんだパラオのグルメを徹底的にご紹介します。定番の伝統料理から、子連れでも安心して利用できるレストラン、さらには旅をより豊かにするための実践的な情報まで、12000字を超える大ボリュームでお届けします。この記事を読み終える頃には、あなたのパラオ旅行の計画は、美しい景色だけでなく、忘れられない「味」の記憶で彩られていることでしょう。さあ、楽園の恵みを五感で味わう、美食の旅へと出発しましょう。
パラオと同じミクロネシアの島国でありながら、食文化や社会の在り方に大きな違いを見せるナウル共和国の光と影に迫った記事も、南太平洋の多様性を理解する上で一読の価値があります。
パラオの食文化を知る|旅がもっと楽しくなる豆知識

パラオでのグルメ旅を120%満喫するために、まずはその背景にある食文化について少し触れておきましょう。料理の起源を知ることで、一口味わった時の感動がいっそう深まることでしょう。
多様な文化が交差する料理のルーツ
パラオの食文化は、その複雑な歴史の影響を強く受けています。古くからミクロネシアの伝統を基盤にしつつも、スペインやドイツ、特に日本の統治時代の影響が色濃く残っています。さらに戦後はアメリカの信託統治領となり、近年ではフィリピンからの移住者が増加することでアジア各地の味も取り入れられました。この文化の交差点こそが、パラオ料理の独特な魅力と深みを生み出しているのです。
例えば、パラオの食卓には欠かせない「刺身」。これは明らかに日本の食文化が伝わったもので、新鮮なマグロやカツオを醤油とわさびでいただくスタイルが地元でも大変人気です。醤油は「ショーユ」と呼ばれ、現地の言葉に溶け込んでいます。また、スパム料理が多いのはアメリカ文化の影響であり、甘辛い味付けのBBQにはフィリピン料理の色合いが見られます。
伝統的な調理法「ウム」
パラオには「ウム」と呼ばれる伝統的な調理技術があります。これは地面に掘った穴に熱した石を入れ、その熱を利用して食材を蒸し焼きにする、自然のオーブンのようなものです。バナナやタロイモの葉に包んだ魚や肉、芋類はウムでじっくりと調理され、食材の旨味が凝縮されて非常に柔らかくジューシーに仕上がります。お祝いの席など特別な機会に使われることが多く、滞在中にウム料理を体験できたらとても貴重な経験と言えるでしょう。
主食はイモ類!南国ならではの恵み
パラオの主食はお米ではなく、タロイモやキャッサバ(タピオカの原料)などのイモ類です。特にタロイモはパラオの人々の生活と文化に深く根付いており、女性が畑で育てる重要な作物とされています。蒸す、茹でる、揚げるなど多様な調理法があり、すり潰して作るコロッケやココナッツミルクで煮込んだスープは、素朴ながら味わい深く、子どもから大人まで楽しめる優しい味です。スーパーマーケットではタロイモチップスも販売されており、お土産にもぴったりです。
絶対に外せない!パラオの伝統料理と必食グルメ
さあ、ここからはパラオに訪れたらぜひ味わってほしい、代表的なグルメをご紹介します。見た目も楽しい料理から、少し勇気がいるかもしれない珍味まで、南国の味を思う存分楽しんでください。
新鮮さが命!極上のシーフード
四方を美しい海に囲まれたパラオは、まさにシーフードの楽園です。日本では高級魚として認知されている魚も、ここでは日常的に食卓に並びます。まずは、新鮮な魚介類を味わってみてください。
パラオの刺身
前述のように、パラオでは刺身がローカルフードとして親しまれています。特に地元で捕れるマグロは逸品です。日本のものに比べ脂身は控えめですが、その分赤身の濃厚な旨みとしっかりとした歯応えが楽しめます。鮮度が良いため、身が引き締まり、噛むほどに甘みが口いっぱいに広がります。レストランでは一般的にワサビと醤油が添えられて提供されます。子どもたちも「このマグロ、とても美味しい!」と喜び、日本と変わらぬ味に安心して箸を進めていました。マグロ以外にも、カツオや白身魚の刺身もおすすめです。
シャコガイの刺身
パラオならではの味覚としてぜひ挑戦してほしいのが、シャコガイ(現地名:ウカッチ)の刺身です。美しい海で育った大型二枚貝で、その貝柱はコリコリとした独特の食感が特徴。噛むと磯の香りとほんのりとした甘みが広がります。日本ではあまり見かけない貴重な食材ですが、パラオでは養殖も行われており、比較的気軽に楽しめます。ただし、天然のシャコガイは保護対象のため、必ず養殖ものを使用している信頼できる店でいただきましょう。
魚のココナッツミルク煮
南国らしい一品として、魚をココナッツミルクで煮た料理があります。パラオでは様々な魚がこの調理法で楽しまれています。ココナッツミルクのまろやかでクリーミーな甘味が淡白な白身魚の旨みを引き立て、絶妙なハーモニーを作り出します。玉ねぎや香味野菜と一緒に煮込むことで味に深みが加わり、ご飯との相性も抜群。辛みはほぼないため、小さな子どもも安心して食べられます。店舗によってはレモングラスが効いており、爽やかな後味が食欲をそそります。
マングローブ蟹(泥ガニ)
濃厚な旨味とクリーミーなミソが魅力のマングローブ蟹も、パラオを代表する高級食材です。汽水域のマングローブに生息し、身がぎっしり詰まっています。調理法は蒸し、ガーリック炒め、チリソース炒めなど多彩ですが、素材の味をシンプルに楽しめる蒸しが特におすすめ。蒸しあがったカニを豪快に手で割り、甘くて弾力のある身を口に頬張る瞬間はまさに至福。ただし、時価で提供されることが多く、やや高額なので注文前に料金を必ず確認しましょう。家族の記念日ディナーに特別に味わうのも良いでしょう。
滋味あふれる大地の恵み
海の幸ばかりでなく、豊かな大地がもたらす恵みもパラオ料理の大切な一面です。素朴で優しい味わいが、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
タロイモ料理
パラオの食卓に欠かせないタロイモ。もっとも一般的なのは蒸すか茹でるシンプルな調理法ですが、一手間加えた料理も絶品です。マッシュしたタロイモを揚げたコロッケは外はサクサク、中はもっちりした食感が楽しめて、子どものおやつにもぴったり。また、タロイモとココナッツミルクを一緒に煮込んだスープは、ほのかな甘みがあり、心も体も温かくなる優しい味わいです。
タピオカのデザート
日本でもおなじみのタピオカは、キャッサバという芋から作られます。パラオには、このタピオカを使った伝統的なデザートがあります。タピオカの粉を練って蒸し、温かいココナッツミルクソースをかけて提供され、多くのデザートメニューに「タピオカ」として載っています。もっちりした食感とココナッツの自然な甘さが特徴で、食後のデザートに最適です。我が家の子どもたちも、この素朴な甘みにはまっていました。
ちょっと個性的?パラオ名物
パラオには少しユニークな名物料理もあります。旅の思い出に、勇気を出して試してみるのも一興です。
フルーツバットスープ(コウモリのスープ)
パラオで最も有名な珍味といえば、フルーツバット(大きなコウモリ)を使ったスープです。果実を主食とするコウモリを丸ごと一羽、ココナッツミルクや香辛料とともに煮込んだもの。見た目のインパクトは抜群で、スープ皿の中でコウモリの姿が覗くこともあります。勇気を出して一口飲むと、意外や鶏肉に似た上品な出汁が感じられ、臭みはほとんどありません。肉質は柔らかく、鶏のささみのようだと言われます。ただし、誰もが気軽に食べられる料理ではないため、好奇心旺盛な方におすすめ。提供する店も限られています。
地ビール「レッドルースタービア」
パラオ唯一の地ビール「レッドルースタービア」は、ビール好きはもちろんそうでない人もぜひ一度味わってほしい一杯です。醸造過程に日本の技術が導入されており、日本人の口に合うスッキリとした味わいが特徴です。ラガーの「ライト」、アンバーエールの「アンバー」、黒ビールの「スタウト」、そして小麦を使った「ウィート」の4種類が揃います。常夏のパラオで、美しい海を眺めながら冷えたレッドルースターを飲む贅沢なひとときは格別です。スーパーやレストランで手軽に購入が可能です。
家族連れにおすすめ!パラオの人気レストラン徹底ガイド

ここでは、実際に私たちが訪れて「また来たい!」と思った、特に家族連れにおすすめのレストランをご紹介します。味はもちろんのこと、店の雰囲気やサービスの質にもこだわって選びました。
エリライ・レストラン&バー (Elilai Restaurant and Bar)
コロールの中心部から少し高台に位置しており、絶景が自慢のレストランです。テラス席からはロックアイランドと美しいラグーンが一望でき、特に夕暮れ時の景色は息を呑むほど幻想的。ロマンティックな空間ですが、スタッフは親しみやすく子連れでも温かく迎えてくれます。
料理はパラオ産の食材を使った創作アジア料理がメインで、盛り付けも美しく特別な日のディナーにぴったり。おすすめは「マグロのたたきサラダ」や「シーフードパスタ」。キッズメニューはありませんが、ポテトフライやシンプルなパスタなど子ども向けメニューも相談可能です。価格はやや高めですが、その景色と味わいには十分な価値があります。記念日やちょっと贅沢したい夜にぜひ訪れてみてください。人気のため、特にテラス席をご希望の場合は公式サイトからの事前予約が必須です。
カープ・レストラン (Carp Restaurant)
パラオ・ロイヤル・リゾート内にあるレストランですが、宿泊者以外でも利用可能です。日本人シェフが腕を振るっており、本格和食や日本風味を取り入れたパラオ料理が楽しめます。味付けが日本人好みで、子どもから高齢者まで誰もが安心して食べられるのが特長です。
看板メニューは新鮮な「お刺身盛り合わせ」。その日の朝に捕れた魚介は鮮度が抜群です。また、丸ごと一杯使った巨大なマングローブ蟹料理も人気。私たちは揚げ出し豆腐や鶏の唐揚げなどの居酒屋メニューも頼みましたが、どれも日本の味そのままで、旅の途中で和食が恋しくなった胃袋をしっかり満たしてくれました。店内は広々しており、家族連れに最適です。
モグモグ (Mog Mog Restaurant)
コロールの中心街にある日本人経営のアットホームなレストラン。店内は日本の居酒屋のような雰囲気で、のんびりとくつろぎながら食事を楽しめます。メニューは非常に豊富で、刺身や寿司の和食からチャモロ風BBQ、パスタ、ピザ、さらにはフルーツバットスープまで、パラオで味わいたいものがほぼ揃っています。
この店の魅力は、どの料理も美味しいこととコスパの良さ。家族で訪れて、いろいろな料理をシェアするのにぴったりです。おすすめは甘辛いタレが食欲をそそる「ポークリブのBBQ」と、パラオ産シャコガイを使った「シャコガイチャウダー」。どちらも子どもたちに大人気でした。地元に住む日本人やローカルの方でいつもにぎわっているため、ディナータイムは予約をしておくと安心です。
ペントハウス・ホテル・レストラン (The Penthouse Hotel Restaurant)
地元の人からも愛される、リーズナブルで美味しい食事処をお探しの方におすすめです。ペントハウス・ホテルの併設レストランで、観光客向けというより地域密着型の食堂といった雰囲気。気取らない空間で、ボリューム満点のパラオ家庭料理が味わえます。
メニューは英語と写真付きでわかりやすく、指差し注文もできるのが嬉しいポイント。フィリピン料理の影響を受けた炒め物や魚のフライ、生姜のきいたスープなど、ご飯が進む料理が豊富に揃っています。中でも「フライドチキン」は外はカリッと、中はジューシーで絶品。価格もとても良心的で、お腹いっぱい食べても財布に優しいのが魅力です。パラオの日常の味を体験したいなら、ぜひ足を運んでみてください。
クレイマーズ・カフェ (Kramer’s Cafe)
マラカル島のマリーナ沿いに位置する、開放的な雰囲気のカフェレストランです。ヨットやクルーザーが停泊する風景を眺めながら、ゆったりと食事が楽しめます。欧米からの観光客やダイバーに人気があり、国際的なムードが漂います。
名物は肉厚なパティ自慢の「クレイマーズバーガー」。ボリューム満点で、付け合わせのフライドポテトもたっぷり。マリンアクティビティでお腹が空いた後のランチにぴったりです。もちろん、新鮮な魚を使ったポケ(ポキ)丼や日替わりフィッシュスペシャルも絶品。夕方にはハッピーアワーも開催されており、美しい夕日を眺めながら地ビール「レッドルースター」を味わうのもおすすめ。カジュアルな雰囲気なので、子ども連れでも気兼ねなく利用できます。
パラオ旅行で食を楽しむための実践ガイド|準備からトラブル対策まで
美味しい料理を存分に味わうためには、事前の準備と現地でのちょっとした知識が欠かせません。ここでは、パラオでの食事に役立つ実践的な情報をご紹介します。
旅行前の準備と持ち物チェックリスト
準備万端なら安心です。快適なグルメ旅を楽しむために、日本であらかじめ用意しておきたい項目をまとめました。
レストランの予約
特にディナータイムや、先にご案内した「エリライ」などの人気店は、予約しておくことをおすすめします。満席で入店できないといったトラブルを避けるため、日本から予約を済ませておきましょう。多くのレストランは公式サイトの予約フォームやメールでの予約が可能です。英語でのコミュニケーションに自信がない場合は、宿泊先ホテルのコンシェルジュに依頼するのが確実で簡単です。「I’d like to make a reservation for [人数] people at [時間] on [日付]. My name is [名前].」といったシンプルな英語で十分通じます。
持って行くと便利なもの
- 胃腸薬: 慣れない環境や食事で体調を崩すこともあるため、普段から使い慣れている胃腸薬や整腸剤を持参すると安心です。
- 除菌アイテム: ウェットティッシュやアルコールジェルは必携アイテムです。屋台やローカル食堂では衛生面が気になる場合もありますので、食事の前に手をサッと清潔にできると便利です。
- エコバッグ: パラオでは環境保護の一環として、スーパーのレジ袋が有料のところが多いです。お土産や飲み物を買う際にエコバッグがあると役立ちます。
- 現金(米ドル): パラオの通貨は米ドルで、大きなホテルやレストランではカードが使えますが、ローカルな食堂やマーケット、タクシーでは現金のみのところが多いです。1ドル、5ドル、10ドル紙幣を多めに持っておくと支払いがスムーズです。
パラオでの食事マナーと注意事項
より気持ちよく食事を楽しむために、現地のルールや注意点を確認しておきましょう。
服装のポイント(ドレスコード)
多くのレストランはカジュアルな服装で問題ありません。Tシャツや短パン、サンダルといったリゾートらしい軽装で大丈夫です。ただし、「エリライ」のような高級店ではスマートカジュアルが望まれます。男性なら襟付きシャツに長ズボン、女性はワンピースなど、あまりにもラフすぎない服装を心がけましょう。なお、水着のままでの入店はマナー違反ですので避けてください。
チップについて
パラオでは基本的にチップの習慣はありません。多くの店で料金にサービス料が含まれているため、必須ではないのです。ただし、特に良いサービスを受けたり、特別な要望に応えてもらった場合は、感謝の気持ちとして渡すと喜ばれます。目安は料金の10~15%程度で、会計時にお釣りの小銭をテーブルに残すなどスマートな方法が一般的です。
衛生面の留意点
- 水: パラオの水道水はそのまま飲むのはおすすめできません。必ず市販のミネラルウォーターを利用しましょう。ホテルの客室にも用意されていることが多いです。レストランの氷も気になる場合は避けた方が安心です。特にお子様には、ボトルウォーターの利用を徹底することを推奨します。
- 生食材: 新鮮な刺身はパラオの魅力ですが、小さいお子様や胃腸の弱い方は、火を通した料理を中心に選ぶとより安心です。鮮度管理がきちんとされている、信頼できる店を選びましょう。
持ち込み規制について
パラオは「プリスティン・パラダイス・パラオ」という理念のもと、環境保護を強く推進しています。食品の持ち込みに関しても、生態系に悪影響を与えかねないものは制限されています。肉製品や生の果物、野菜の持ち込みは禁止または制限されていることが多いので、詳しくはパラオ国際空港の公式サイトで事前に確認し、トラブルを回避しましょう。
レストランでの注文と支払いのポイント
注文方法
パラオの公用語はパラオ語と英語です。観光客対応に慣れたスタッフが多く、基本的な英語で困ることはほとんどありません。メニューはほとんどが英語表記か写真付きなので、指で示して「This one, please.」と伝えれば注文できます。お子様向けに辛さを控えてほしい場合は、「No spicy, please. For kids.」と伝えれば、快く対応してくれます。
支払い方法
コロールの中心部にある主要ホテルやレストランではVisaやMastercardなどの国際クレジットカードが使えますが、JCBやAmerican Expressは対応していない場合が多いので注意が必要です。小規模の店やタクシーは現金のみがほとんどなので、現金(米ドル)をある程度持ち歩くことをおすすめします。支払いはテーブルで行うこともあれば、レジで精算する場合もあります。周囲の様子を観察し、「Check, please.」または「Bill, please.」で伝票をお願いしましょう。
トラブル発生時の対処法
予期せぬ問題に備え、対処方法を知っておくことも重要です。
体調不良の場合
食事による腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出た場合は、無理をせず安静にし、十分な水分補給を心がけましょう。持参した胃腸薬を服用し、症状が改善しない、または高熱が出るなど重い場合は速やかに医療機関を受診してください。パラオの主な医療機関はコロールにあるベラウ国立病院(Belau National Hospital)です。海外旅行保険に加入していれば、提携病院でキャッシュレス診療を受けられたり、医療費の補償が受けられたりします。出発前に必ず保険加入を済ませ、保険会社の緊急連絡先を控えておきましょう。詳しくは外務省の海外安全ホームページをご確認ください。
予約や注文でトラブルがあった場合
予約が伝わっていなかった、注文と違う料理が出てきたといったトラブルは海外旅行ではよくあることです。予約なら、予約確認メールやスクリーンショットなどを提示するとスムーズです。ホテル経由の予約ならホテルスタッフに仲介してもらうのが良いでしょう。注文ミスがあった場合は遠慮せずスタッフに伝えましょう。「Excuse me, I think I ordered [注文した料理名], not this.」と丁寧に伝えれば、多くの場合快く交換してもらえます。
パラオの食をさらに深く知る体験

レストランでの食事にとどまらず、現地の食文化に直接触れる体験こそが旅の醍醐味です。ここでは、パラオの「食」をより深く知るためのアクティビティをご紹介します。
ローカルマーケット散策
地元の生活を感じたいなら、マーケット訪問が最適です。コロールでは、定期的にナイトマーケットや朝市が開催され、多彩な南国フルーツや野菜、新鮮な魚介類、ローカルフードの屋台が軒を連ねます。BBQの香ばしい匂いが漂い、地元の人々の活気に満ちあふれた場所です。
マーケットに並ぶタロイモやキャッサバ、巨大なバナナなど、普段日本では見かけない食材を眺めるだけでも楽しいものです。屋台のBBQ串やココナッツジュースを片手に歩くのもおすすめ。子どもたちも祭りのような雰囲気に大はしゃぎでした。ただし、衛生面には十分注意し、しっかり火が通ったものを選ぶようにしましょう。
スーパーマーケットでのお土産探し
現地のスーパーマーケットは食文化の宝庫であり、お土産探しにもぴったりのスポットです。パラオのスーパーにはアメリカやアジアからの輸入品が混在しており、その品揃えを見るだけでも楽しめます。おすすめのお土産は以下の通りです。
- タロイモチップス/バナナチップス: パラオ産のイモやバナナを原料としたスナック。素朴な塩味やほのかな甘みがクセになる美味しさです。
- パラオ産チリソース: パラオの食卓に欠かせない調味料で、ピリリとした辛さがさまざまな料理のアクセントになります。
- ハチミツ: 熱帯の花々から採れたパラオ産のハチミツは濃厚で香り豊か。パンやヨーグルトにかけるだけで南国気分を味わえます。
- スパム: アメリカ文化の影響を受け、パラオでは多種多様なスパムが販売されています。日本では見かけないフレーバーもあり、話題の一つになるでしょう。
離島で楽しむBBQツアー
パラオの魅力を満喫するなら、オプショナルツアーへの参加が断然おすすめです。特に人気なのは、ロックアイランドの無人島に上陸し、そこでランチBBQを楽しむツアー。シュノーケリングやカヤックで美しい海を堪能した後、ビーチで味わう焼きたてのBBQは格別です。ツアーガイドが手際よく焼き上げる魚や肉は、目の前に広がる絶景と相まって忘れがたい味わいになります。青い海と白い砂浜を眺めながらの食事は、家族みんなの最高の思い出となることでしょう。
楽園の恵みを五感で味わう、最高のパラオ旅行へ
パラオの旅は、海の青さや豊かな自然だけでは語り尽くせません。大地や海が育んだ豊かな食材に触れ、多彩な文化が融合して生まれた独特の食文化を体験することで、旅はより深みを増し、心に刻まれるものとなるでしょう。
新鮮なマグロの刺身を味わい、南国のフルーツの甘さに感動し、地元の人々と肩を並べてBBQを楽しむ。家族みんなで同じテーブルを囲み、「おいしいね」と笑顔を交わすひとときは、何にも代えがたいかけがえのない宝物です。
この記事でご紹介した情報が、あなたのパラオ旅行のプランニングに役立てば幸いです。衛生面や現地のルールに気を配りつつ、ぜひパラオならではの食の冒険を存分に満喫してください。きっと、五感すべてが満たされる、かけがえのないグルメ体験があなたを待っています。それでは、楽園の恵みを存分に味わう旅へと出発しましょう!

