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『エミリー、パリへ行く』の世界へ!予算1万円台で巡る、夢のパリ聖地巡礼モデルプラン

「ボンジュール、パリ!」

憧れの街、パリの石畳を踏みしめる高揚感。Netflixの大人気シリーズ『エミリー、パリへ行く』を観て、そう心の中で叫んだことがあるのは、きっと私だけではないはず。マーケティング会社で働くアメリカ人女性エミリー・クーパーが、仕事に恋に友情に、パリの街で奮闘する姿は、私たちにたくさんのトキメキと、旅への渇望を与えてくれました。キラキラしたファッション、美しい街並み、美味しそうなパン・オ・ショコラ…。画面の向こうのパリに、心を奪われた方も多いのではないでしょうか。

「でも、パリ旅行なんて高そう…」「海外旅行は久しぶりで、何から準備すればいいかわからない」。そんな風に思っていませんか?大丈夫です。この記事では、旅サイトのプロライターである私が、皆さんの背中をそっと押すための、とっておきのプランをご提案します。テーマはズバリ、「予算1万円台で楽しむ、1泊2日のエミリー聖地巡礼」。

この旅の主役は、あなたです。エミリーのように、時には迷いながらも、自分だけのパリの物語を見つけにいきましょう。この記事を読み終える頃には、きっと航空券を検索する指が止まらなくなっているはず。さあ、エミリーが駆け抜けたパリの地図を、一緒に広げてみませんか?

さあ、エミリーが駆け抜けたパリの地図を、一緒に広げてみませんか?さらに深くパリの魅力を探求したい方は、推し活女子が巡るパリのリアルな歩き方もぜひ参考にしてみてください。

目次

パリ聖地巡礼へ出発!旅の準備と心構え

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夢の聖地巡礼を叶えるためには、まず何よりも入念な準備が重要です。特に予算を意識した旅では、事前の情報収集が成功のポイントとなります。ここでは、パリの街を賢く、安全に楽しむための基本をしっかり押さえていきましょう。

賢く旅しよう!予算1万円台でパリを満喫する秘訣

「1泊2日で1万円台なんて、本当に可能なの?」と思われるかもしれません。もちろん航空券やユーロスターの費用は別ですが、パリ到着後の滞在費は工夫次第で大幅に抑えられます。私がいつも実践している、財布に優しいパリの楽しみ方をご紹介します。

交通費は「Navigo Découverte」で賢く節約

パリの移動手段は主にメトロ(地下鉄)とバスです。1回券(Ticket t+)をその都度購入する方法もありますが、頻繁に利用するなら断然フリーパスがお得です。特におすすめなのが「Navigo Découverte(ナビゴ・デクーヴェルト)」というICカード。これは月曜から日曜までの1週間、パリ市内と郊外(ゾーン1〜5)が乗り放題となります。料金は30ユーロ(2024年現在)で、カード発行手数料が別途5ユーロかかります。シャルル・ド・ゴール空港やヴェルサイユ宮殿へのアクセスも含まれるため、滞在期間が週の初めにかかる方には最高のコスパを発揮します。

購入時には縦3cm×横2.5cmの証明写真が必要なので、日本から忘れずに持参しましょう。もし忘れても駅に設置されている証明写真機で撮影可能ですが、少し割高になります。メトロの有人窓口で「Je voudrais un passe Navigo Découverte, s’il vous plaît.(ジュ・ヴドレ・アン・パス・ナビゴ・デクーヴェルト、シル・ヴ・プレ)」と伝え、写真と料金を渡せば簡単に発行してもらえます。

短期滞在や週末のみの利用の場合は、1日乗り放題の「Mobilis(モビリス)」や若者向けの週末割引チケット「Ticket Jeunes Week-end」も検討すると良いでしょう。自分の行動計画に合わせて最適なチケットを選ぶことが、節約の第一歩です。詳しくはRATP(パリ交通公団)公式サイトをご覧ください。

食事は「ブーランジェリー」と「マルシェ」が主役

パリのレストランは魅力的ですが、毎食外食だと予算が膨らみがちです。そこで活用したいのが街のパン屋さん「Boulangerie(ブーランジェリー)」と市場「Marché(マルシェ)」です。

ブーランジェリーでは焼きたてのクロワッサンやバゲットサンドが数ユーロで購入できます。特にジャンボン・フロマージュなどのバゲットサンドはボリューム満点でランチに最適。公園のベンチで味わえば、それだけでまるで本物のパリジェンヌ気分に浸れます。

マルシェでは新鮮なフルーツやチーズ、ハムなどをリーズナブルに購入可能。量り売りで好きな分だけ買えるのも嬉しいポイント。ホステルに宿泊するなら簡単な自炊も楽しめます。スーパーマーケットの「Monoprix(モノプリ)」や「Carrefour City(カルフール・シティ)」も惣菜やヨーグルト、飲み物を買うのに便利です。エコバッグを持参して、現地の食文化を満喫してみてください。

宿泊は「ホステル」という選択肢

パリのホテルは高額なイメージがありますが、近年は清潔でおしゃれなホステルも増えています。ドミトリー(相部屋)なら1泊30〜50ユーロほどで見つかることも。女性専用ドミトリーが備わっている施設も多いので、一人旅でも安心です。また、同じく旅をする人々との交流もホステルの大きな魅力のひとつ。旅の情報交換や一緒に食事に出かけるなど、思わぬ出会いにも期待できます。予約サイトで口コミをよく確認し、立地や設備の良いホステルを選びましょう。

これだけは持って行きたい!聖地巡礼持ち物リスト

旅の快適さは持ち物によって大きく左右されます。忘れ物があると余計な出費に繋がることもあるため、リストアップしてしっかり準備しましょう。

  • 必須アイテム
  • パスポート:有効期限の確認を忘れずに。コピーやスマホでの写真保存も安心材料です。
  • スマートフォンと充電器:地図や翻訳、チケット管理など現代旅行の必需品。
  • モバイルバッテリー:一日中歩き回ると電池がすぐ減るため、大容量タイプがおすすめ。
  • 変換プラグ(CタイプまたはSEタイプ):日本のAタイプは使用不可です。
  • クレジットカードと少額の現金:カード社会ですが、マルシェや個人商店では現金が求められる場合も。
  • 海外旅行保険証:万一の病気や盗難に備え、必ず加入しましょう。
  • あると便利なアイテム
  • 歩きやすい靴:パリは石畳が多いのでスニーカーを基本に。おしゃれも大切ですが、足が疲れると楽しさが半減します。
  • エコバッグ:レジ袋有料店が多いため、買い物時に役立ちます。折りたためる小さなものが便利です。
  • ウェットティッシュ・除菌ジェル:食事前やちょっとした汚れを拭き取るのに重宝します。
  • 小型の水筒やペットボトル:街中の給水スポットで補充すれば飲料費を節約できます。
  • S字フック:カフェのテーブルやトイレでバッグを床に置きたくないときに便利です。
  • エミリー気分を盛り上げるアイテム
  • おしゃれなスカーフ:エミリーのファッションアイコン。首に巻いたりバッグに結んだりすれば、一気にパリジェンヌ風に。
  • カメラ:スマホもいいですが、お気に入りのカメラで街を切り取れば、思い出がさらに深まります。
  • 日記帳やノート:訪れた場所の感想やカフェでの思いつきを書き留めて、自分だけのパリ記録に。

パリの基本ルールとマナー

心地良い旅にするためには、現地の文化を尊重することが欠かせません。ちょっとした配慮で、地元の人とのコミュニケーションもスムーズになります。

  • 挨拶は魔法の言葉
  • 店に入る時やメトロの窓口、ホテルのフロントなど、どんな場面でもまずは「Bonjour!(ボンジュール!/こんにちは)」と笑顔で挨拶するのが基本です。夕方以降は「Bonsoir!(ボンソワール!/こんばんは)」に変わります。店を出る際は「Merci, au revoir!(メルシー、オー・ルヴォワール!/ありがとう、さようなら)」を忘れずに。挨拶ひとつで応対が丁寧になることも多いです。
  • カフェ・レストランでの振る舞い
  • レストランでは入口で案内を待つのがマナー。勝手に席に着くのは避けましょう。
  • カフェの料金は、カウンター利用(au comptoir)、テーブル席(en salle)、テラス席(en terrasse)で異なることがあります。一般的にカウンターが一番安く、テラスが最も高いです。
  • お会計はテーブルで「L’addition, s’il vous plaît.(ラディスィオン、シル・ヴ・プレ / お勘定をお願いします)」と伝えます。チップはサービス料込みが多いため必須ではありませんが、良いサービスを受けた際はお釣りの小銭を少し残すのがスマートです。
  • スリ・置き引きには最大限の警戒を
  • 残念ながらパリはスリが多い街。特に観光地での注意が必要です。
  • バッグは必ず身体の前で抱えるようにし、ファスナー付きのものを選びましょう。リュックは前に背負うのが安全です。
  • スマホをテーブルの上に置くのは避け、ポケットに入れる場合も後ろポケットは狙われやすいので控えましょう。
  • 「アンケートにご協力ください」と複数人で近づくグループや、わざとぶつかってくる手口には警戒を。毅然と「Non, merci.(ノン、メルシー / 結構です)」と断り、その場を離れましょう。

1日目:エミリーのアパルトマンから始まるパリ散策

さて、いよいよエミリーが暮らすパリの世界に踏み出す準備が整いました。初日はドラマの象徴的スポットが点在する左岸、カルチェ・ラタンからスタート。パリの暮らしとロマンチックな景色が交錯するエリアを、ゆったりと歩いてみましょう。

【午前】憧れのカルチェ・ラタンへ:エミリーのアパルトマンとパン屋さん

パリの5区、パンテオンのすぐそばに位置する「プラス・ド・レストラパード(Place de l’Estrapade)」。ここにはエミリーの住むアパルトマンや、階下にあるシェフのガブリエルのレストランがあるあの広場があります。メトロ10号線の「Cardinal Lemoine」駅や7号線の「Place Monge」駅から徒歩数分の距離です。

広場に足を踏み入れた瞬間、「ドラマと同じだ!」と感嘆の声が自然と漏れるでしょう。中央にある噴水、緑豊かな樹々、そして囲むように建つアパルトマンの建物が、まるでドラマのセットに入り込んだかのような気分にさせてくれます。

エミリーのアパルトマンは、広場に面した赤い扉が目印の建物です。実際に住人がいるため、中へ入ることはできません。周囲の住民に迷惑をかけないように、静かに外から眺めて写真撮影を楽しみましょう。大声を出したり、長時間の滞在はマナー違反なので控えてください。節度を守って憧れの場所の空気を堪能しましょう。

隣にはガブリエルのレストラン「Les Deux Compères(レ・ドゥ・コンペール)」のロケ地となったイタリアンレストラン「Terra Nera」があります。赤いファサードが印象的で、ここも写真映えするスポットです。ランチやディナーで訪れるのもおすすめです。

このエリアに来たら欠かせないのが、エミリーが初めて「パン・オ・ショコラ」を買い、その美味しさに感激したパン屋さん「Boulangerie Moderne」。広場のすぐそばにあり、ドラマの影響でいつも大勢の人で賑わっています。

ショーケースに並ぶパンはどれも魅力的で迷ってしまいますが、ここはぜひ「un pain au chocolat, s’il vous plaît.(アン・パン・オ・ショコラ、シル・ヴ・プレ)」と注文してみてください。サクサクの生地ととろけるチョコレートの相性は絶品です。広場のベンチに座って、エミリーと同じ喜びを味わう時間は、旅の最高の思い出となるでしょう。

時間に余裕があれば、少し足を伸ばして「リュクサンブール公園」まで散策するのもおすすめです。広大な敷地には美しい庭園や噴水があり、地元の人たちの憩いの場となっています。そこでブーランジェリーで買ったサンドイッチを楽しみながらピクニックをするのも素敵なプランです。

【午後】セーヌ川沿いを歩く:パレ・ロワイヤルと恋人たちの橋

カルチェ・ラタンの庶民的な雰囲気から一転して、午後はパリ中心部へ移動します。ルーヴル美術館の近くを目指し、エミリーが中国からの友人ミンディーと出会った美しい「パレ・ロワイヤル庭園(Jardin du Palais Royal)」を訪れましょう。

メトロ1号線または7号線の「Palais Royal – Musée du Louvre」駅からすぐ。回廊に囲まれたこの庭園は、都会の喧騒を忘れさせる静かで洗練されたスポットです。中央の噴水の周りにはベンチが並び、エミリーとミンディーが座っていたあの場所を探してみるのも楽しいかもしれません。「You’re in Paris now. I’m sure we can find you something to wear.」というミンディーのセリフが聞こえてくるようです。

庭園の南側には、白黒のストライプ模様の円柱がならぶ現代アート「ビュランの円柱(Les Deux Plateaux)」があります。シーズン1でエミリーが自撮りをしていた印象的なスポットでもあります。円柱に腰かけたり立ったりしながら、様々なポーズでユニークな写真を撮ってみてください。短い動画を撮るなら、円柱の間を歩きながらカメラを回すと面白い映像になるでしょう。

パレ・ロワイヤルで優雅な時間を楽しんだ後は、セーヌ川へと向かいます。ルーヴル美術館を横目に歩くと見えてくるのが、「恋人たちの橋」として知られる「ポン・デザール(Pont des Arts)」です。

かつては世界中のカップルが愛の南京錠を掛けたことで有名でしたが、重みで橋が危険になったため、現在は金網がガラス板に変わっています。南京錠はなくなりましたが、ここからのセーヌ川の眺めや対岸のフランス学士院の風景は格別です。シーズン1でミンディーが力強く『ラ・ヴィ・アン・ローズ』を歌い上げたのもこの橋の上。夕暮れ時に訪れれば、よりいっそうロマンチックな情景に包まれます。

川沿いの散策も良いですが、予算に余裕があればセーヌ川クルーズ「バトームーシュ」に乗船してみるのもおすすめです。エミリーがサヴォワールのパーティで乗った、キラキラ輝くあの船です。昼のクルーズも気持ちいいですが、夜にライトアップされたパリの街並みを川上から眺める体験は格別で、忘れがたい思い出になるでしょう。チケットはオンラインで事前に購入すると割引が適用されることも多いので、ぜひ確認してください。

2日目:華やかなパリの中心地とアートなモンマルトルへ

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2日目は、エミリーが働く華やかなエリアから一日を始め、午後は数多くの芸術家たちに愛された丘、モンマルトルへと向かいます。対照的な魅力を持つ二つのスポットで、パリの多様な美しさをじっくり味わってみましょう。

【午前】サヴォワールの舞台とショッピングの夢:ヴァンドーム広場周辺

まずは、エミリーの勤務先であるマーケティングエージェンシー「サヴォワール(Savoir)」のオフィスが位置する「プラス・ド・ヴァロワ(Place de Valois)」へ足を運びます。パレ・ロワイヤルのすぐ隣にあるこちらは、観光客で混雑しにくい、静かで美しい小さな広場です。その落ち着いた雰囲気がとても魅力的です。

この広場に面した建物の一つが、ドラマ内でサヴォワールのオフィスの外観として撮影に使われています。建物の中にはアンティークギャラリーが入っていますが、残念ながらドラマのように中に入ってシルヴィーに会うことはできません。ここでも外からじっくりとドラマの空気感を楽しみましょう。シルヴィーやジュリアン、リュックがタバコを吸いながら和やかに談笑する様子が目に浮かびます。

プラス・ド・ヴァロワから少し歩けば、パリ屈指の豪華で美しい広場「ヴァンドーム広場(Place Vendôme)」に到着します。八角形の広場中央にはナポレオンの像を冠した円柱がそびえ、周囲には「リッツ・パリ」などの高級ホテルや有名ジュエラーのブティックが軒を連ねています。

この場所は、エミリーが香水のクライアントのCM撮影に参加したシーンの舞台でもありました。ベッドが置かれ、モデルが裸で横たわるという斬新な演出が印象的でした。ウィンドウショッピングだけでもその華麗な雰囲気に心が躍ることでしょう。いつか自分へのご褒美に、ここのジュエリーを手に入れる夢を描くのも楽しいひとときです。

【午後】芸術家たちの丘へ:モンマルトルでエミリーの足跡を辿る

午後は気分を一変させて、パリ北部の丘陵地帯「モンマルトル(Montmartre)」へ向かいます。かつてピカソやゴッホら多くの著名な芸術家が愛したこのエリアは、入り組んだ石畳の細い路地や絵画のように美しい風景があちこちに広がっています。

メトロ2号線の「Anvers」駅で下車後、丘の頂上を目指しましょう。急な坂道や階段が続くため、体力に自信がない場合はケーブルカー「フニクレール」がおすすめです。メトロのチケットで乗車できますので便利です。

丘の頂上には、ビザンティン様式が美しい白亜の「サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)」が堂々と立っています。シーズン1でミンディーがエミリーに「パリで最も美しい場所」と伝えた場所でもあります。寺院内部は無料で見学可能ですが、神聖な空間のため服装にはちょっとした配慮が必要です。肩や膝が露出しすぎない服を選び、帽子は脱いで静かに参観しましょう。内部での写真撮影は禁じられています。

寺院前の階段からはパリの街並みが一望できる絶景が広がり、ここで少し休憩しながら眼下の景色を楽しんでください。ただし、この付近ではミサンガを無理に腕に結ぼうとしたり、署名を求めてきたりする人が多いので注意が必要です。はっきりと「ノン!」と断り、相手にしないようにしましょう。

サクレ・クール寺院の裏手に進むと、画家たちが集う「テルトル広場(Place du Tertre)」があります。そしてその先には、エミリーの聖地巡礼で特に写真映えするスポットの一つ、シーズン1でミンディーと訪れたピンクの壁が印象的なレストラン「ラ・メゾン・ローズ(La Maison Rose)」が見えます。ツタが絡まるピンクの壁と緑色の窓枠のコントラストはまるで絵本の一場面のよう。多くの観光客が写真を撮影しに訪れる人気スポットなので、できるだけ人が少ないタイミングを狙うのがおすすめです。

さらにその近くには、シーズン2でエミリーが「最も美しい通り」としてインスタグラムに投稿した「アブルヴォワール通り(Rue de l’Abreuvoir)」があります。石畳の坂道の先にはサクレ・クール寺院の白いドームが望め、まるで絵葉書のような風景が広がっています。この通りをゆっくり散策しながら、自分だけのお気に入りの撮影スポットを見つけてみてください。

もっと深く楽しむ!『エミリー、パリへ行く』聖地巡礼TIPS

ロケ地を訪れるだけでなく、旅の過程自体をもっとスムーズで楽しいものにするためのポイントをいくつかご紹介します。これを知っていれば、あなたもパリ旅行の達人です。

チケット予約と列に並ばず入場するコツ

パリの代表的な観光スポット、ルーヴル美術館やオルセー美術館、エッフェル塔の展望台などでは、入場時に長い行列ができることがほとんどです。貴重な旅の時間を無駄にしないためにも、ネットで事前に予約することが欠かせません。

多くの施設は公式サイトで、日時指定の電子チケットを購入できます。スマートフォンでQRコードを提示すればスムーズに入場できる場合が多いです。特にルーヴル美術館のような規模の大きい施設は、予約なしだと入場不可の場合もあるため、必ず公式サイトをチェックしてください。

もし複数の美術館を訪れるなら、「パリ・ミュージアム・パス」の購入もおすすめです。対象の美術館や博物館に何度でも入れるパスで、チケット購入の行列に並ぶ手間が不要になります。ただし、施設によってはパス所有者でも別途時間指定の予約が必要なことがありますので、利用条件をよく確認しましょう。

チケットのキャンセルや変更が必要になった場合に備えることも大切です。公式サイトのFAQや利用規約にはキャンセルポリシーが記載されており、返金不可のケースが多いものの、日程変更が手数料なしで可能な場合もあります。予約確認メールはすぐに見られるよう整理しておくと安心です。

パリの交通機関を賢く使いこなそう!Navigoカードとメトロのポイント

パリのメトロは非常に発達しており、市内のほぼすべての場所へ簡単にアクセスできます。路線図が複雑に見えますが、慣れれば非常に便利です。目的地の最終駅名(乗車方向)を確認のうえ、正しいホームから乗るのがコツです。

先に挙げた「Navigo Découverte」は非常に便利なカードですが、購入には証明写真が必要で、利用期間が月曜から日曜の1週間単位で固定されている点に注意してください。例えば、水曜や木曜にパリ入りすると、少し損した気分になるかもしれません。そのような場合は、10枚綴りの回数券「Carnet(カルネ)」と1日乗車券「Mobilis」を組み合わせるなど、滞在日数や交通計画に応じて柔軟に選ぶのがおすすめです。

旅の心強い味方となるのが、RATP(パリ交通公団)公式アプリです。乗り換え案内だけでなく、遅延や運休、ストライキの最新情報もリアルタイムで取得できます。フランスではストライキが比較的頻繁に発生するため、もしメトロが止まってもこのアプリがあればバスなど代替手段をすぐに見つけることが可能です。渡航前にダウンロードしておくと安心です。

ショート動画で旅の記憶を鮮やかに残そう!撮影テクニック

せっかくの聖地巡礼では、写真だけでなくショート動画も活用して思い出を残すのも素敵ですね。私も旅先でリールやTikTok向けの動画をよく撮影しています。エミリー風にパリの魅力を切り取ってみましょう。

  • トランジションを活用する

例えば、エミリーのアパルトマン前でパン・オ・ショコラをカメラに差し出し、次の瞬間にはリュクサンブール公園で食べているシーンに切り替えるといったトランジションを使うと、テンポ良く仕上がります。カメラを手で覆ったり、回転させる動作を取り入れると編集の繋ぎがスムーズになりますよ。

  • エミリー風のファッションを取り入れる

赤いベレー帽やカラフルなコート、スタイリッシュなミニバッグなど、エミリーを象徴するアイテムを一つ身につけるだけで動画の主役になりきれます。全身コーデを真似るのが難しくても、小物一つでぐっと雰囲気が出ます。

  • BGM選びにこだわる

パリらしいシャンソンや、ドラマで使われているような軽快なポップミュージックを選ぶと動画の魅力が格段にアップします。InstagramやTikTokの音楽ライブラリには、著作権を気にせず使える曲が豊富にあるのでぜひ活用してください。

  • 同じ場所で異なる表情を撮影する

例えばパレ・ロワイヤルのビュランの円柱で、クールに決めるシーンと、思い切り笑顔でジャンプするシーンの両方を撮っておくと動画にストーリー性が生まれ、見応えが増します。

パリの治安とトラブル対策:安心して聖地巡礼するために

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楽しい旅を満喫するには、何よりも安全が最優先です。パリは魅力ある街ですが、残念ながら軽犯罪が多発しているのも現実です。リスクを事前に把握し、対策を講じておくことで、トラブルを未然に防げます。

スリ・置き引きから身を守るポイント

前述の通り、スリ対策は非常に大切です。特に狙われやすい場所は、メトロの車内や駅構内、美術館の入口、デパートなど、混雑している場所です。

  • 貴重品は分散して持つ
  • 現金やクレジットカード、パスポートを一つにまとめず、複数に分けて携帯しましょう。例としては、少額の現金をポケットに入れ、クレジットカードはバッグの内ポケットに、パスポートはホテルのセーフティボックスに保管する方法があります。
  • バッグは常に目の届く範囲に置く
  • レストランやカフェでバッグを椅子や床に置くのは非常に危険です。必ず膝の上に乗せるか、しっかりと抱えるようにしましょう。
  • 知らない人に話しかけられても警戒を怠らない
  • 親切そうに道を尋ねたり、何かを落としたと注意を引く手口で、その間に仲間が荷物を盗む集団スリも存在します。見知らぬ人に話しかけられても、荷物から目を離さないように気をつけてください。

緊急時の連絡先と対処法

どんなに注意しても、トラブルに遭う可能性はゼロとは言い切れません。万が一に備えて、緊急連絡先をメモしておきましょう。

  • 警察:17
  • 救急(SAMU):15
  • 消防(救急車も兼用):18

パスポートを紛失または盗難に遭った場合は、まず最寄りの警察署で盗難・紛失証明書(déclaration de perte ou de vol)を発行してもらう必要があります。その後、証明書と顔写真、戸籍謄本など本人確認書類を持参し、在フランス日本国大使館で帰国用の渡航書の申請手続きを行います。手続きには時間を要するため、帰国便の変更が必要になることもあります。こうしたトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入し、保険会社の緊急連絡先も控えておくことが重要です。また、パスポートのコピーや顔写真データをスマホやクラウドに保存しておくと、手続きがスムーズになります。

パリが、あなたを待っている

『エミリー、パリへ行く』の舞台を巡る旅はいかがでしたか。エミリーのアパルトマンが佇む静かな広場から、芸術の薫るモンマルトルの丘まで。彼女の足跡をたどるこの旅は、ただのロケ地めぐりにとどまらず、特別な体験をもたらしてくれることでしょう。

パン・オ・ショコラの甘みを口にして笑顔になり、セーヌ川の光に目を細め、石畳の道を自分の足で歩く。そのひとつひとつの瞬間が、あなただけのパリ物語のページを彩っていきます。ドラマのフィルターを通して見ていたパリは、いつの間にか、あなたの五感で感じるリアルで愛しい街へと変わっていくはずです。

もちろん、今回ご紹介したプランはほんの一例に過ぎません。エミリーが訪れたカフェで一息ついたり、プランタン百貨店の屋上からの絶景を楽しんだり、ヴェルサイユ宮殿まで足を伸ばすのも素晴らしいでしょう。大事なのは、エミリーのように好奇心を持ち、ポジティブな気持ちで目の前の出来事を楽しむことです。

もし道に迷ってしまっても、それはまた新たな発見の始まり。言葉が通じなくても、笑顔と「メルシー」があれば心はつながります。この旅の中で、きっとあなたは新しい自分自身と出会えることでしょう。

さあ、スマートフォンを置いて、窓の外を見てみてください。 パリの空も街も、そして新しい物語が、あなたを待っています。Bon voyage!

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この記事を書いたトラベルライター

「お金がなくても旅はできる!」を信条に、1万円以下で海外を楽しむ術をSNSで発信中。Z世代らしく、旅と節約を両立させる方法を模索してます。

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