みなさん、こんにちは。アラサーOLの沙耶です。普段は都内で働きながら、週末はK-POPアイドルの追っかけや最新のトレンドスポット巡りに精を出している私ですが、今回はそんな喧騒を離れて、地球の鼓動をダイレクトに感じるような、圧倒的なスケールの絶景スポットをご紹介したいと思います。それは、チェコ共和国の北東部に位置する「アドゥルシュパフ=テプリツェ岩群(Adršpašsko-teplické skály)」。ここは、まるでお気に入りのアイドルのミュージックビデオのロケ地として出てきそうな、幻想的でミステリアスな砂岩の「岩の街」なんです。実際に、映画「ナルニア国物語」の撮影が行われたことでも知られていて、一歩足を踏み入れれば、そこには現代社会とは思えない異世界の光景が広がっています。自然が何百万年もの歳月をかけて作り上げた芸術作品は、どんなに精巧なCGも敵わないほどの迫力。カメラのシャッターを切る手が止まらなくなること間違いなしの、究極の映えスポットでもあります。まずはその場所を、地図で確認してみてくださいね。
岩の街に足を踏み入れるための心得と準備

アドゥルシュパフ=テプリツェ岩群を訪れるにあたり、まず押さえておきたいのは、ここが単なる公園ではなく、非常に広大で起伏に富んだ自然保護区であるという点です。おしゃれをして出かけたくなる気持ちは理解できますが、ここでは「見た目の良さ」と「実用性」を兼ね備えた、本格的なアウトドアスタイルで挑むのがベストです。特に足元の準備は欠かせません。歩き慣れたスニーカー、できればグリップ力のあるトレッキングシューズが必須です。岩の間を行くルートには急な階段や滑りやすい場所、狭い隙間が多数あります。厚底のサンダルやヒールのある靴で訪れると、自身の足に負担がかかるだけでなく、周りのペースも乱してしまう恐れがあるため注意が必要です。
準備しておくべき持ち物リスト
・歩きやすい靴(トレッキングシューズをおすすめします) ・体温調節しやすい服装(岩の隙間や日陰は夏でも冷んやりします) ・雨具(山の天候は変わりやすいため、軽量レインコートがあると安心です) ・飲み物(エリア内の売店は限られているので事前に用意しましょう) ・モバイルバッテリー(写真や動画を多く撮るとすぐにバッテリーが切れます) ・オフラインマップ(一部の場所では電波が届きにくいことがあります)
さらに、チェコの自然を楽しむためのルールも必ず確認しておきましょう。このエリアは「国立自然保護区」に指定されており、非常に厳しい規則があります。まず、決められた遊歩道以外の場所に入ることは厳禁です。これは貴重な苔や植物を守るためであり、同時に訪れる人の安全を確保するためでもあります。火気の使用はもちろん禁止されており、喫煙は指定された場所以外ではできません。出したゴミは必ず持ち帰ることが求められます。さらに、ドローンの使用も原則として禁止されています。美しい景色を空撮したい気持ちはわかりますが、静けさを楽しみに来ている他の観光客や野生動物への配慮を忘れてはいけません。ペットの同伴は可能ですが、必ずリードをつけることが義務付けられています。
計画的に楽しむためのチケット購入と手続きの流れ
近年、アドゥルシュパフは非常に人気の高い観光スポットとなっています。特に観光シーズン中は入場制限が行われることがあり、当日窓口でチケットを購入しようとすると、長時間の待ち時間が発生したり、場合によっては入場できないこともあります。そこでぜひおすすめしたいのが、事前に公式サイトからオンラインでチケットを予約しておくことです。チケットは「時間指定制」となっており、予約した時間内に入場しなければなりません。オンライン購入のメリットとして、料金が若干割安になる点も挙げられます。
チケット購入から入場までの流れ
・公式サイト(後述のリンクをご参照ください)にアクセスして、訪問日と入場時間を選択します。 ・アドゥルシュパフ側またはテプリツェ側の入口を選びます(一般的にはアドゥルシュパフ側の入口が人気です)。 ・クレジットカードなどで支払いを完了し、届いたQRコード付きのメールを保存します。 ・当日は入口のスキャナーにスマートフォンの画面や印刷したチケットをかざして、スムーズに入場できます。 ・車で来場する場合は、駐車場の予約もオンラインで同時に行うことが重要です。駐車場もすぐに満車になるためです。
万が一、急な体調不良や予定の変更で予約した時間に来場できなくなった場合、基本的には返金は難しいと考えたほうが良いでしょう。ただし、悪天候など施設側の都合で閉鎖が決定された際には、代替案や払い戻しの案内が公式サイトに掲載されます。最新情報は常に公式サイトのトップページで確認することをおすすめします。また、公共交通機関(電車)を利用する場合、最寄り駅の「Adršpach」は入口のすぐ目の前に位置しています。プラハからは直通列車が運行されることもありますが、多くの場合トゥルトゥノフ(Trutnov)駅で乗り換えが必要です。電車の本数は限られているため、帰りの時刻表も事前にチェックしておくと、より快適な旅になるでしょう。
アドゥルシュパフ岩群の見どころを巡る

入口を抜けると、まず視界に飛び込んでくるのは、澄み切ったエメラルドグリーンの水をたたえた「ピースコヴナ湖(Pískovna)」です。ここはかつて砂利採掘場だった場所が湖へと変わり、その美しさには思わず息を飲んでしまいます。湖の周囲に続く遊歩道だけでも十分に楽しめますが、真の「岩の街」へ向かう本当の入口はここからです。青いマークのトレイルに沿って歩みを進めましょう。
少し歩くと、巨大な岩の門が姿を現します。これは1839年に建てられた「ゴシック様式の門」で、ここをくぐると一変した空気に包まれます。まるで目に見えない境界線を越え、ファンタジー映画のセットに迷い込んだような感覚を味わえるでしょう。この先には、それぞれ個性的な名前を持つ奇岩群が次々と現れます。「シュガーローフ(砂糖菓子)」「ギロチン」、そしてこのエリアの見どころの一つである「市長と市長夫人(Starosta a Starostová)」など。これらの岩は高さが数十メートルに及び、見上げるだけで首が痛くなるほどの迫力があります。岩肌をじっくり観察すると、何世紀も前の観光客が刻んだ印が残されていることもあり、そこに長い歴史の重みを感じさせます。
さらに奥へ進むと、ひっそりと佇む滝「大滝(Velký vodopád)」が見えてきます。この滝を訪れるためには、岩の隙間を通り抜け、急な階段を登る必要があります。しかし、その先に待つ神秘的な空間は、苦労を払拭するほどの涼やかさと力強さに満ちています。滝のそばではぜひ深く息を吸い込み、マイナスイオンを全身で感じてみてください。まるでK-POPアイドルのライブで全力を出し切った後のような、爽快で心地よいリフレッシュ感を味わえることでしょう。
テプリツェ岩群の野生的な魅力を探索
アドゥルシュパフ側は「美しく手入れされた庭園のような岩の街」と表現される一方で、隣接するテプリツェ側は「荒々しく野性味あふれる迷路」に例えられます。両者を結ぶのは「狼の谷(Vlčí rokle)」と呼ばれる黄色の標識がついたトレイルですが、この道は湿地帯を通るため、かなり体力を消耗するルートです。体力に自信のある方は、ぜひ挑戦してみてください。テプリツェ側はアドゥルシュパフに比べて観光客が少なく、より静かに自然と向き合いたい人に適しています。
テプリツェ岩群の象徴といえば、そそり立つ断崖が連なる「テンプルの壁(Chrámové stěny)」です。ここでは本格的なロッククライミングを楽しむ人たちの姿を見かけることもあります。圧倒的な高さを持つ岩壁は、訪れる者に自分の小ささを強く感じさせます。また、このエリアには「氷の洞窟(Sibiř)」と呼ばれる場所があり、狭い岩の裂け目に一年中冷気が滞留しているため、夏でも氷が残っていることがあります。ひんやりとした空気に包まれて歩く体験は、都会の暑さを忘れさせてくれるでしょう。
テプリツェ側の散策を終えたら、近くの小さなレストランや売店でチェコ名物の「トゥルデルニーク(シナモンシュガーがまぶされた筒状のパン)」を味わいながらひと休みするのもお勧めです。その甘い香りともちもちとした食感は、疲れた体にしっかりと染みわたります。また、チェコを訪れた際には地元産のビールもぜひ味わってみてください。この地域の澄んだ水で醸造されたビールは、格別の味わいを楽しめます。
撮影を楽しむためのフォトジェニック・アドバイス

せっかくこんな素晴らしい場所に訪れたのなら、SNSにアップしたくなるような魅力的な写真を撮りたいですよね。私、沙耶が岩の街で実際に使っている撮影テクニックをいくつかご紹介します。まず、岩の大きさをしっかり伝えたいときは、人物を小さく配置した「引き」の構図が効果的です。広角レンズ(スマホの0.5倍モードなど)を使用し、下から見上げるアングルで撮ると、岩の高さがより強調されます。一方で、狭い岩の隙間を通り抜けるシーンでは、動画のシネマティックモードでゆっくり歩きながら撮影すると、まるで映画の主人公になったかのような臨場感を出せます。
光の加減も非常に大切です。最適な時間帯は、太陽が真上にある正午よりも、少し傾いた午前中や午後の遅い時間です。岩の表面に影が落ちることで、岩肌の凹凸がはっきりと浮かび上がり、より立体感のある写真になります。また、湖の周辺では、水面が岩を鏡のように映す「リフレクション」を狙ってみてください。風のない穏やかな日は、完璧なシンメトリーの風景を切り取ることが可能です。衣装選びに関しては、岩の色合い(ベージュやグレー)に映える白や明るいパステルカラーのトップスがおすすめで、顔映りも良くなります。お気に入りの推しのアクリルスタンドやフォトカードを持ち込んで、岩と一緒に撮影する「ぬい撮り」や「アクスタ撮影」も、この幻想的な背景ならとても感動的な一枚になるでしょう。
旅をより深く楽しむための公式リソース
アドゥルシュパフ=テプリツェ岩群の魅力は、一日で語り尽くすことはできません。季節ごとに異なる表情を見せ、新緑あふれる春、鮮やかな緑が広がる夏、黄金色に染まる秋、そして雪に包まれた静寂の冬。訪れるたびに新たな発見が待っています。ご旅行を計画される際は、ぜひ以下の公式サイトや観光局の情報をチェックして、最新情報を確認してください。特にチケットのオンライン予約は今や欠かせない手段です。現地のスタッフはとても親切ですが、英語が通じにくいこともあるため、翻訳アプリの準備をお忘れなく。
チェコ北部にあるこの奇跡の場所で、自然が生み出す圧倒的なエネルギーをぜひ体感してみてください。都会の悩みやストレスが小さなものに感じられることでしょう。皆さまの旅が素敵な冒険となることを心より願っています。
詳しい情報は、以下の公式ページをご覧ください。 Adršpach-Teplice Rocks Official Website Visit Czechia – Rock Cities National Nature Reserve Adršpach-Teplice Rocks Information
もしもの時のトラブル対応と心得

旅にはトラブルがつきものですが、あらかじめ対処法を把握しておけば慌てずに済みます。もし現地で道に迷ったときは、無理に森の奥へ進まず、最後に見かけた道標(カラーマーク)まで戻ることが基本です。トレイルには非常に細かくマークが付けられているため、よく探せば必ず元のルートに戻れます。また、急な雷雨に遭遇した場合は、大きな木の下を避け、なるべく低くて頑丈な岩の軒下などで雨宿りをしましょう。雨上がりの岩場は非常に滑りやすくなるため、無理に歩き続けずに安全を最優先に判断してください。
体調が悪くなった場合は、無理をせずに最寄りの出口(アドゥルシュパフ駅側かテプリツェ駅側)を目指すことが大切です。エリア内は車両の進入が禁止されている場所が多いため、自力で歩く必要があります。もしも自力での歩行が困難な怪我を負った際は、近くにいる他の観光客に助けを求めるか、緊急連絡先に電話してください。チェコの緊急連絡番号は共通で112番です。こうした状況に備え、海外旅行保険に加入しておくのはもちろん、現地の言葉で「助けてください(Pomoc!)」といった最低限のフレーズをメモしておくことも重要です。
また、見落としがちなのがトイレの場所です。岩群のエリア内には、一度入るとトイレがほとんどありません。入場ゲート付近にある有料トイレで、必ず出発前に済ませておきましょう。多くの場合、小銭(チェココルナ)が必要なので、カード決済だけでなく少しの現金も携帯しておくと安心です。万全の準備を整えて、思う存分この「岩の迷宮」を満喫してくださいね。さあ、カメラを手に、自分だけの物語を探しに出かけましょう!

