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【2024年最新版】クロアチア旅行を愉しむ愛煙家ガイド|喫煙ルール・マナー・電子タバコ事情を徹底解説

アドリア海の真珠と謳われるクロアチア。紺碧の海に映えるオレンジ色の屋根瓦、古代ローマの遺跡が息づく街並み、そして陽気な人々が織りなす活気。世界中を旅する中で、私が特に心を奪われた国の一つです。しかし、どれほど素晴らしいデスティネーションであっても、愛煙家にとって旅の快適さを左右する重要な要素があります。それは、現地の喫煙事情です。リラックスしたバカンスの合間、あるいは商談を終えた後の一服が、思わぬトラブルの原因になっては元も子もありません。

「クロアチアでは、どこでタバコが吸えるのだろう?」「電子タバコは持ち込めるのか?」「現地の人は喫煙に寛容なのだろうか?」――旅慣れた方であっても、こうした疑問は尽きないことでしょう。特にヨーロッパでは年々禁煙化が進んでおり、各国のルールは複雑化しています。そこでこの記事では、私の実体験と最新の情報に基づき、クロアチアを旅する愛煙家の皆様へ向けた完全ガイドをお届けします。法律や罰則といった遵守すべきルールから、タバコの購入方法、現地でのスマートな振る舞い、そしてトラブルを未然に防ぐための準備まで、あらゆる情報を網羅しました。この記事を読めば、あなたはクロアチアの喫煙文化を深く理解し、何一つ心配することなく、心ゆくまでその魅力を満喫できるはずです。さあ、アドリア海の風を感じながら至福の一服を愉しむ、ワンランク上の旅を始めましょう。

クロアチアでの喫煙ルールを理解したら、次は哲学の父デカルトの足跡を巡るヨーロッパの知的な旅で、思索を深める旅の計画を立ててみませんか。

目次

クロアチアの喫煙文化:ヨーロッパ屈指の喫煙大国という実像

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ヨーロッパと聞くと、健康志向が高く禁煙が進んでいる国が多いという印象を抱くかもしれません。しかし、クロアチアに足を踏み入れると、そのイメージが良い意味で覆されることに気づくでしょう。実際、クロアチアはヨーロッパの中でも特に喫煙率の高い国のひとつです。世界保健機関(WHO)のデータを見ても、その傾向は明確です。この背景には、同国に根付く独特の「カフェ文化」が大きく関係しています。

クロアチアの人々にとって、カフェで過ごす時間は生活に欠かせない重要な一部です。コーヒー、現地で「カヴァ(Kava)」と呼ばれる一杯を手に、友人や同僚と語らう際には、そばに自然とタバコが置かれています。特に、太陽の光が降り注ぐカフェのテラス席は、彼らにとって絶好の社交場であり、喫煙者にとっての憩いの場ともなっています。ザグレブのメインストリートであるイリツァ通りを歩けば、並ぶカフェのテラス席で多くの人々が煙をくゆらせながら会話を楽しむ姿が目に入るでしょう。それはまるで街全体が巨大なオープンエアのラウンジのような光景です。

この光景は首都ザグレブだけでなく、スプリットやドゥブロヴニクといったアドリア海沿岸の都市でも同様に見られます。海風に包まれ、歴史的な街並みを眺めながらゆったりと一服する。クロアチアでは、喫煙がコミュニケーションやリラクゼーションの大切なツールとして、生活文化に溶け込んでいるのです。そのため、屋外での喫煙に対しては非常に寛容であり、日本の都市部で見られるような路上喫煙への厳しい視線や息苦しさを感じることはほとんどありません。もちろん、これは無秩序な喫煙が許されているわけではなく、明確なルールやマナーが存在する中での寛容さです。日本人旅行者としては、現地の雰囲気を尊重しつつ、定められたルールを正しく理解し、スマートな行動を心がけることが求められます。次のセクションからは、そのための具体的な法律やルールについて、詳しく見ていきましょう。

【最重要】クロアチアの喫煙ルール:法律と罰則を正確に把握する

クロアチアの比較的寛容な喫煙文化は、法律の枠組み内で認められているものです。この枠組みを理解し、守ることが、快適で問題のない旅を楽しむための必須条件となります。知らなかったでは済まされない罰則も存在するため、ここでしっかりと確認しておきましょう。クロアチアの喫煙に関する規則は、「タバコおよび関連製品の使用制限に関する法律(Act on the Restriction of the Use of Tobacco and Related Products)」に基づいています。この法律のポイントを、具体的な状況別にわかりやすく解説していきます。

屋内喫煙は禁止が基本

まず押さえておきたい大原則は、クロアチアでは公共の屋内空間での喫煙が法律で原則として全面的に禁止されていることです。このルールは非常に厳格で、旅行者が訪れるほとんどの場所に適用されます。具体的に喫煙が禁止されているのは次のような場所です。

  • レストラン、カフェ、バーの店内
  • ショッピングモールや店舗などの商業施設内
  • 空港、駅、バスターミナルなどの公共交通施設内
  • バス、トラム、電車、フェリーなどの車両内および船内
  • ホテルや宿泊施設のロビーや廊下など共用エリア
  • 美術館、博物館、劇場、映画館といった文化施設内
  • 病院やクリニックなどの医療施設内

このリストからもわかるように、「屋根のある公共の場所」では基本的に禁煙だと覚えておくのがもっとも簡単で確実です。違反した場合、個人には最大で1,000クーナ(約135ユーロ)の罰金が科される可能性があります。楽しい旅の思い出を不意の罰金で台無しにしないためにも、この大原則を必ず守りましょう。

屋内喫煙の例外:喫煙者に優しい場所の見つけ方

原則として屋内禁煙ですが、いくつか例外も設けられています。悪天候の日や、静かな場所で一服したい時には、この「例外」を把握しておくと役立ちます。

最初の例外は、「完全に区切られ換気設備が整った喫煙専用室」です。レストランやバー、一部の空港ラウンジなどには、ガラス張りで明確に仕切られた喫煙スペースが設置されていることがあります。これらの部屋は法律に準じて設けられており、中では合法的に喫煙が許されています。入口に喫煙のマークが掲示されていることが多いので、探してみましょう。

もう一つの例外は、小規模で条件を満たしたバーやナイトクラブでの店内喫煙です。ただし、旅行者が外見だけで判断するのは難しいため、基本的には「テーブルに灰皿があるかどうか」を目安にするのが最も確実です。灰皿が置かれていれば喫煙可能だと考えて問題ありません。クロアチア語の表示では「Pušenje dozvoljeno」が「喫煙可」、「Zabranjeno pušenje」が「禁煙」を意味します。現地語を少し覚えておくと、よりスムーズな行動につながるでしょう。

また、カジノも多くの場合、喫煙が許されている例外施設の一つです。もしカジノに立ち寄る機会があれば、愛煙家にとっては貴重な憩いの場となるでしょう。

屋外喫煙:自由とマナーのさじ加減

クロアチアを訪れる愛煙家にとって魅力的なのは、屋外での喫煙自由度が高いことです。前述のように、クロアチアのカフェ文化はテラス席と共にあります。多くのレストランやカフェ、バーでは屋外のテラス席での喫煙がほぼ認められており、テーブルに灰皿が置かれていることがそれを示しています。アドリア海の美しい景色や活気ある旧市街の広場で、食事やコーヒーとともに一服を楽しむ。これこそクロアチアならではの至福のひとときと言えるでしょう。

路上や公園などの公共屋外空間での喫煙は、基本的には法律で禁じられていません。地元の人が歩きタバコをしている様子もよく見られます。ただし、自由だからこそ周囲への配慮が欠かせません。

絶対に守るべきマナーは、タバコのポイ捨てをしないことです。これは世界共通のルールですが、美しい景観を誇るクロアチアでは特に厳しく見られます。ポイ捨ては法律違反であり、罰金が科されることもあります。旅の思い出を汚さないためにも、携帯灰皿は必ず持参しましょう。スタイリッシュなポケットサイズの携帯灰皿があれば、行動が格段にスマートになります。

なお、屋外であっても喫煙が禁止される場所があります。例えば、病院や学校の敷地内およびその周辺、バス停やトラムの停留所など、多くの人が集まる場所や子どものいる可能性が高いエリアでは控えるのが賢明です。明確な禁止標識がなくても、周囲の状況を考慮し配慮ある行動をとることが、成熟した旅人のふるまいと言えるでしょう。

宿泊施設(ホテル・アパートメント)での喫煙について

宿泊先での喫煙は、最も注意を要するポイントのひとつです。ホテル予約時には必ず喫煙に関するポリシーを確認してください。

Booking.comやExpediaなどの大手予約サイトを利用する際は、検索時に「喫煙可(Smoking Room)」などのフィルターをかけて適した客室を選びましょう。多くのホテルは全館禁煙ですが、一部では喫煙フロアや喫煙可能な部屋を用意しています。ただ「喫煙希望」とリクエストするだけでなく、予約確定後にホテルへ直接連絡し、「I would like to confirm my booking is for a smoking room.(喫煙室の予約であることを確認したいのですが)」とメッセージを送って確約を得ることをおすすめします。

近年人気の個人宅のアパートメント(現地では「アパルトマン」と呼ばれます)では、ルールがホストによって大きく異なります。多くは室内禁煙ですが、バルコニーやテラスでの喫煙は許可している場合もあります。物件の詳細説明をよく読み、「喫煙ポリシー」の項目を必ず確認しましょう。わからないことがあれば、予約前にホストへ問い合わせることが重要です。室内喫煙の無断実施は、高額なクリーニング費や罰金請求につながることが実際に起きています。この種のトラブルは避けたいものです。事前に正直に確認し、ホストとの良好な関係を築くことが、快適な滞在を実現する鍵となります。

タバコの購入ガイド:どこで、何を、どう買うか

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現地でタバコを手に入れる際のコツは、愛煙家にとって重要なポイントとなります。クロアチアでのタバコ購入は非常にシンプルで、どこでも容易に入手できるため、心配はいりません。

主な購入場所:キオスク「Tisak」

クロアチアでタバコを買う際には、まず「Tisak(ティサック)」というキオスクを見つけるのがおすすめです。Tisakは街中に点在する、小さなニューススタンド兼コンビニのような店で、新聞や雑誌、飲み物、スナック、公共交通のチケットなどと一緒に、多種多様なタバコが揃っています。青とオレンジのロゴが目印で、ザグレブの市街地やドゥブロヴニクの旧市街の入口付近でも必ず見つけられるでしょう。欲しい銘柄を店員に伝えれば、カウンターの後方から取り出してくれます。

また、Tisak以外にもスーパーマーケット(KonzumやLidlなど)のレジやガソリンスタンドでもタバコを購入可能です。深夜や早朝にタバコが切れてしまった場合、24時間営業のガソリンスタンドが頼りになります。専門のタバコショップをわざわざ探す必要はありません。

クロアチアで人気の銘柄と価格帯

タバコの品揃えに関しては心配無用です。Marlboro(マルボロ)、Camel(キャメル)、Winston(ウィンストン)、Lucky Strike(ラッキーストライク)といった国際的な主要ブランドは、ほぼ全ての販売場所で入手可能です。

クロアチア滞在中に現地の銘柄を試すのも良い体験になるでしょう。かつてクロアチアのタバコ産業を牽引したTvornica Duhana Rovinj (TDR) 社のブランドは今も地元の人々に愛されています。とくに「Ronhill(ロンヒル)」は象徴的なブランドでしたが、現在は「Dunhill(ダンヒル)」に統合されたようです。それでもその流れを汲む銘柄や他の地元ブランドを探す楽しみがあります。「Local cigarettes, please.」と店員に尋ねてみるのも一興です。

価格は2024年現在、一箱あたりおよそ4ユーロから5.5ユーロ程度が相場です。日本円に換算すると700円から900円前後となり、日本よりはやや高めですが、西ヨーロッパ諸国と比べるとまだ手頃な水準といえます。EUの税制によって価格は徐々に上がっていますが、旅の費用に大きな影響を与えるほどではありません。

購入時の注意点と簡単なクロアチア語フレーズ

クロアチアでは18歳未満の未成年者へのタバコ販売が法律で禁止されています。そのため、若く見える場合は購入時に年齢確認をされることがあります。パスポートのコピーや年齢がわかる身分証明書を携帯しておくと手続きがスムーズです。

買う際に使えるクロアチア語の簡単なフレーズを覚えておくと便利です。 「Molim vas, jednu kutiju [銘柄].」(モリム ヴァス、イェドゥヌ クティユ [銘柄]) これは「[銘柄]を1箱ください」という意味です。「Molim vas(モリム ヴァス)」は英語の「Please」にあたる丁寧な表現で、とても役立ちます。

最後に、クロアチアを含むEU諸国のタバコパッケージには、健康警告を示す衝撃的な写真が大きくプリントされていることを念頭に置いてください。日本のパッケージに慣れていると少し驚くかもしれませんが、これはEUの共通規制に基づくものです。

電子タバコ・加熱式タバコの最新事情

近年、世界中で利用者が増えている電子タバコ(VAPE)や加熱式タバコ(IQOS、gloなど)。これらの製品に関するクロアチアの規則は、旅行者にとって非常に関心の高いポイントと言えるでしょう。結論を述べると、これらの製品は基本的に「紙巻きタバコ」と同じ扱いを受けます。

法律上の扱いは「紙巻きタバコ」と変わらない

クロアチアの法律では、電子タバコや加熱式タバコも「タバコ関連製品」として分類され、紙巻きタバコと同一の規制が適用されます。これは非常に重要な点であり、これまで説明してきた「屋内禁煙」の規則はIQOSやVAPEに対してもそのまま当てはまることを意味します。

レストランやバーの屋内での使用は禁止されていますし、ホテルの禁煙ルームでの利用も当然ながら認められていません。一方、喫煙が許可されている屋外のテラス席や、区切られた喫煙室では、これらの製品を問題なく使うことが可能です。「煙が出ないから」「臭いが少ないから」といった個人的な判断でルールを無視すると、重大なトラブルの原因となるため、絶対に避けるべきです。最も安全で分かりやすい基準は、周囲の人が紙巻きタバコを吸っている場所では、電子タバコや加熱式タバコも使用できると考えることです。

デバイスや消耗品を現地で入手できるか?

日本からデバイスや消耗品を持ち込むのが基本ですが、もし故障したりリキッドやヒートスティックが切れたりした際の現地調達が可能かどうかも気になるところです。

VAPE(電子タバコ) ザグレブ、スプリット、リエカなどの主要都市には、「Vape Shop」や「E-cigareta Shop」といった専門店が複数存在します。これらのショップでは、各種デバイスやニコチン入りを含む多彩なフレーバーのリキッド、交換用コイルなどが購入可能です。品ぞろえが充実しており、クロアチアにもヨーロッパ一般のVAPE文化が根付いていることがうかがえます。専門店を探す際は、Googleマップで「Vape Shop」と入力すれば簡単に見つけられます。

IQOS(加熱式タバコ) IQOSについても、クロアチアでの入手は比較的容易です。主要都市にはIQOSの公式ストアが展開されており、またタバコ販売の主要なチャネルであるキオスク「Tisak」でも、TEREA(テリア)やHEETS(ヒーツ)といったヒートスティックが購入可能です。日本でのフレーバーとは異なるラインナップが多いため、新しい味を試すチャンスと捉えることもできます。ただし、地方の小規模な町では手に入りにくい場合もあるため、滞在日数に余裕を持って予備を含めた量を日本から持ち込むのが賢明です。

愛煙家のためのクロアチア旅行準備リスト

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備えあれば憂いなし。快適な旅の始まりは、しっかりとした準備からです。ここでは、クロアチアへの渡航を控える愛煙家の皆さんに向けて、出発前に必ずチェックしておきたいポイントをまとめました。このリストを活用して、万全の態勢で旅を楽しみましょう。

持ち物チェックリスト

  • 携帯灰皿:最重要アイテムのひとつです。クロアチアの美しい街並みを守り、スマートな喫煙マナーを示すためにも必ず携帯しましょう。コンパクトでデザイン性に優れたものを選べば、旅の気分も一層盛り上がります。
  • ライター・マッチ:飛行機内への持ち込み制限(通常は1人1個まで)に注意しつつ、予備をスーツケースに入れておくと安心です。現地でも手軽に購入できますが、使い慣れたものがあると安心感があります。
  • 日本からの愛用タバコ:クロアチアでも主要な銘柄は購入可能ですが、普段愛用している銘柄があれば免税範囲内で持ち込むことをおすすめします。
  • 電子タバコ・加熱式タバコ関連品:デバイス本体に加え、充電用USBケーブルやACアダプターは必携です。クロアチアの電源プラグはCタイプ(丸いピン2本)で、日本のAタイプとは異なります。マルチ変換プラグを忘れず用意しましょう。また、リキッドやヒートスティックなどの消耗品も、滞在日数+余分に用意すると安心です。

日本からのタバコ持ち込み制限について

クロアチアはEU加盟国であるため、EU圏外からの旅行者向けの共通ルールが適用されます。2024年時点で空路で入国する場合の免税範囲は以下のとおりです。この範囲を超えなければ、税関での申告は不要です。

  • 紙巻きタバコ:200本(1カートン分)
  • 細葉巻(シガリロ):100本(1本あたり3g以下の葉巻)
  • 葉巻(シガー):50本
  • 刻みタバコ:250g
  • 加熱式タバコ:250g相当(製品ごとに異なりますが、おおむね1カートン分と考えられています)

これらの品目は「どれか1種類だけ」でも、「複数を組み合わせて」持ち込むことも可能です。例えば、紙巻きタバコ100本(免税範囲の半分)と葉巻25本(同じく半分)といった具合です。詳細はクロアチア税関の公式サイトで確認してください。もし免税範囲を超える場合は、必ず税関で申告し、関税および付加価値税を支払う必要があります。申告せずに超過分が発覚すると没収や罰金の対象になるため、ルールは厳守しましょう。

ホテル予約時のポイント

前述のとおり、宿泊施設での喫煙トラブルは避けたいところです。以下のステップに沿って、確実な予約を心がけましょう。

  • STEP1:検索時のフィルター設定

予約サイトでホテルを探す際、「喫煙ルーム」や「喫煙可」などのフィルターを必ずオンにして検索してください。

  • STEP2:部屋タイプの確認

絞り込んだリストから、予約したい部屋が「喫煙可」と明示されていることを改めてチェックします。

  • STEP3:予約後の直接確認

予約完了後に、サイトのメッセージ機能やホテルの公式メールに予約番号を添えて「喫煙ルームの予約が確実に確保されているか」を問い合わせましょう。これにより、当日の予期せぬ部屋変更や禁煙ルームへの案内を防止できます。

トラブルシューティング:もしもの時の対応策

どれだけ注意を払っていても、慣れない土地では予期せぬトラブルに見舞われることがあります。ここでは、喫煙に関連する「もしも」の場面と、そのスマートな対処法について説明します。

禁煙エリアで注意を受けた場合は?

誤って禁煙区域でタバコに火をつけてしまい、店員や警備員、あるいは一般の人から注意されることもあるかもしれません。その際、感情的になったり無視したりするのは避けましょう。最も大切なのは、素直に非を認めてすぐに態度を改めることです。

まずは速やかにタバコの火を消しましょう。そして、可能であればクロアチア語で「Ispričavam se.(イスプリチャヴァム セ / ごめんなさい)」と謝意を伝えてください。英語で「Oh, I’m so sorry. I didn’t know.(申し訳ありません、知りませんでした)」と言うだけでも十分です。誠意を持って対応すれば、多くの場合、大事には至りません。言い訳や反論をすると、状況が悪化することがあります。

罰金を課された際の対応手順

万が一、警察官などから法令違反として罰金を科される事態に直面した場合は、慌てず冷静に対処しましょう。クロアチアでは軽微な違反に対して、その場で罰金の支払いを求められることが一般的です。その際、必ず支払いの証明となる公式な領収書や書類(Potvrda)を受け取ってください。これがないと、後から二重請求などのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。もし提示された罰金額や手続きに疑問を感じた場合は、その場で支払う前に在クロアチア日本国大使館へ連絡し、指示を仰ぐのも一つの方法です。大使館の連絡先は事前にスマートフォンなどに控えておくと安心です。

タバコやライターを紛失・忘れてしまった場合は?

これはよくある些細なトラブルですが、喫煙者にとっては大変な問題かもしれません。しかし、クロアチアでは心配無用です。先述のとおり、街中にはキオスクの「Tisak」が多くあります。営業中であれば、主要な観光地や市街地なら数分歩くだけで必ず見つかるでしょう。もし深夜や早朝でTisakが閉まっている場合には、Googleマップで最寄りのガソリンスタンド(Benzinska postaja)を検索してください。多くは24時間営業で、タバコやライター、飲み物も購入可能です。

クロアチアの風を感じる、おすすめ喫煙スポット

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ルールとマナーをしっかりと守りながら、クロアチアの美しい風景を楽しみつつ一服する時間は、旅の思い出をより深く心に刻むことでしょう。ここでは、私自身が訪れて感動した合法的なテラス席の喫煙スポットをいくつか紹介します。

ドゥブロヴニク:城壁を見上げるカフェのテラス席

「アドリア海の真珠」と称される旧市街の堅牢な城壁のすぐ外側には、海に面したカフェが点在しています。特にピレ門近くのカフェのテラスからは、紺碧の海と太陽の光を浴びて輝く城壁の絶景を眺めながらくつろげます。潮風を感じつつ悠然と過ごす時間は、歴史の重みを感じさせる何ものにも代え難い贅沢です。

ザグレブ:にぎやかなトカルチチェヴァ通りのオープンカフェ

クロアチアの首都ザグレブで最も賑わう通りがトカルチチェヴァ通りです。カラフルな建物が立ち並び、その両側にはカフェやレストランのテラス席が所狭しと並んでいます。ここで行き交う人々を眺めながら、熱いカヴァとタバコを楽しむ時間は、ザグレブの生活に溶け込む至福のひとときです。夕暮れ時にはさらに活気が増し、クロアチアの活力を肌で感じられます。

スプリット:ディオクレティアヌス宮殿のそばで

古代ローマ皇帝の宮殿がそのまま街へと姿を変えた世界遺産のスプリット。宮殿の一部をなすリヴァ(Riva)と呼ばれる海沿いのプロムナードには、ヤシの木陰に多くのカフェが軒を連ねています。ここで、宮殿の南壁とアドリア海を行き交う船を眺めながら過ごす時間は格別です。二千年以上の歴史が息づくこの地でゆったりと煙を楽しめば、まるで時代を超えた旅人になったかのような気持ちになれるでしょう。

公式情報とさらなる情報源

本記事は2024年時点の最新情報に基づいて解説していますが、法律や規制は今後変更される可能性があります。旅行前には、ご自身で必ず最新の公式情報を確認されることをおすすめします。以下に、信頼できる情報源をまとめました。

  • 在クロアチア日本国大使館

安全情報や現地の法律に関する情報を提供しており、万が一のトラブル時には非常に頼りになる存在です。ウェブサイトでは滞在に関する注意事項も掲載されています。 在クロアチア日本国大使館 公式サイト

  • クロアチア政府観光局

クロアチアの観光に関するあらゆる公式情報を得ることができます。喫煙ルールについて直接詳述しているわけではありませんが、現地の文化や慣習を理解する際に非常に役立ちます。 クロアチア政府観光局 公式サイト(日本語)

  • クロアチア保健省

喫煙に関する法律(Act on the Restriction of the Use of Tobacco and Related Products)を管轄している省庁です。法律の原文や改正情報を確認したい場合はこちらのウェブサイトが最も正確な情報源となりますが、内容は専門的であり、クロアチア語または英語での閲覧が必要です。

ルールとマナーを守り、最高のクロアチア体験を

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これまで、クロアチアの喫煙事情について、法律やマナー、文化、さらに実践的なポイントまでさまざまな角度から詳しくご紹介してきました。振り返ると、クロアチアは「屋内は厳しく禁煙されている一方で、屋外では比較的寛容」というメリハリのある国であることが理解いただけたかと思います。

この国で人々に愛されているカフェのテラス席は、喫煙者にとってまさに楽園と言える空間です。美しい景色や美味しいコーヒー、そして心地よく一服できる時間。この素敵な体験は、現地のルールを尊重し、マナーを守ることでこそ楽しめるものであることを、決して忘れてはなりません。

旅の際には、携帯灰皿を必ず携行することをおすすめします。そして、「屋内では一切喫煙しない」というシンプルなルールを守り抜いてください。このちょっとした心遣いが、トラブルを防ぎ、周囲の尊敬を得るとともに、クロアチアの真の魅力をより深く味わう鍵となるでしょう。

この記事が、あなたのクロアチア旅行をより充実し快適なものにする一助となれば、これほど嬉しいことはありません。さあ、準備ができたなら、アドリア海の美しい風があなたを待っています。どうぞ心ゆくまで素晴らしい旅を満喫してください。

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この記事を書いたトラベルライター

外資系コンサルやってます。出張ついでに世界を旅し、空港ラウンジや会食スポットを攻略中。戦略的に旅をしたいビジネスパーソンに向けて、実用情報をシェアしてます!

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