微笑みの国、タイ。エキゾチックな寺院の輝き、活気あふれるナイトマーケット、そして心を癒す美しいビーチ。考えただけでも、次の長期休暇が待ち遠しくなりますよね。アパレル企業で働きながら世界を旅する私にとっても、タイは何度訪れても新しい発見がある、特別な場所の一つです。
おしゃれなカフェでタイティーを片手に過ごす午後、センスの良い雑貨を探して歩く週末マーケット。そんな心ときめく旅の計画を立てているあなたに、今日は少しだけ真面目だけれど、絶対に知っておいてほしいお話をします。それは、タイの「税関ルール」について。特に、持ち込みに関する決まりごとです。
「税関なんて、何か特別なものを持ち込むわけじゃないし大丈夫でしょう?」なんて思っていたら、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。実はタイの税関ルールは、他の国と比べて非常に厳しい項目がいくつかあり、知らなかったでは済まされない高額な罰金や、最悪の場合は逮捕に至るケースも報告されているのです。特に、日本では当たり前に使っている「あのアイテム」が、タイでは法律違反になることは、絶対に覚えておかなければなりません。
せっかくの楽しい旅行が、空港に着いた瞬間に台無しになってしまうなんて、絶対に避けたいですよね。この記事では、タイへ持ち込みが禁止されているもの、制限があるもの、そして多くの人がうっかり違反してしまいがちな注意点を、私の経験も交えながら、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。この記事を最後まで読めば、あなたは安心してタイ行きの飛行機に乗り込むことができるはず。さあ、スマートで安全な旅の準備を始めましょう。
まずは、旅の玄関口となるスワンナプーム国際空港の場所を確認しておきましょう。
特に、近年法規制が複雑化している大麻の扱いについては、渡航前に最新のルールを確認しておくことが不可欠です。
タイ旅行の第一関門!税関ルールを理解する重要性

旅のスタートは常に心が躍るものです。しかし、その最初の関門である空港の税関は、その国の規則を象徴する重要な場所と言えます。ここをスムーズに通過できるかどうかで、その後の旅の気分が大きく左右されることも珍しくありません。
なぜこれほどまでにタイの税関規則を強調するのかというと、タイが観光大国である一方で、国の安全や文化、国民の健康を守るために非常に厳しい規制を設けているからです。例えば、日本で合法とされているものがタイでは重い罪に問われる場合もありますし、免税範囲の解釈が独特なため、グループでの旅行者がまとめて罰金を科されるケースも少なくありません。
「知らなかった」という言葉は、残念ながら言い訳になりません。税関職員は法律に基づいて厳格に業務を遂行します。違反が発覚すれば、その場で高額な罰金を支払うか、違反品を没収されることになるでしょう。罰金の額は物品の価格の数倍に達することもあり、旅の予算が大きく狂うばかりか、本来楽しいはずの思い出が一転して悪夢に変わる可能性もあります。
この記事を読んでいるあなたは、きっとタイでの素晴らしい時間を心待ちにしていることでしょう。だからこそ、旅の準備の最終段階として、手荷物やスーツケースの中身をもう一度確認してみませんか?これから紹介するルールをしっかりと理解しておけば、何も不安に感じることはありません。自信を持って税関を通過し、最高の笑顔でタイ旅行をスタートさせましょう。
絶対に持ち込んではいけない!タイへの持ち込み禁止品リスト
まずは、いかなる理由があってもタイへの持ち込みが禁止されている「禁止品」について確認していきましょう。これらは所持するだけで厳しい罰則が科される対象となるため、絶対に荷物に入れないよう徹底してください。
麻薬・向精神薬
説明するまでもありませんが、ヘロイン、コカイン、MDMA、大麻などの麻薬類は、タイへの持ち込みが厳格に禁止されています。タイは麻薬犯罪に対して世界でも特に厳しい法規制を設けており、違反した場合には終身刑や死刑など非常に重い刑罰を受けることがあります。好奇心や他人から荷物を預かる行為は絶対に避けてください。これはあなたの人生を台無しにする大きなリスクとなります。
わいせつ物
ポルノ雑誌やアダルトDVD、性的な内容を含むデジタルデータなど、わいせつと判断される物品の持ち込みも禁止されています。個人の趣味で所持していても、税関で発見されれば没収や罰金の対象となる可能性があります。データ形式であっても例外ではないため、パソコンやスマートフォン内のフォルダも注意して管理してください。
偽ブランド品・海賊版
アパレル業界に携わる者として、特に強調したい点です。偽のブランドバッグや時計、海賊版のDVDやソフトウェアなど、知的財産権を侵害する製品の持ち込みは法律で禁止されています。タイの市場では非常に精巧なコピー商品が流通していますが、それらをタイへ持ち込むことはできません。「個人使用だから」といった理由は認められず、商用目的でなくても没収や罰金の対象となるケースがあります。また、タイで購入した偽ブランド品を日本に持ち帰ることも日本の法律で禁止されているため、軽い気持ちで購入するのは避けましょう。
タイの国旗を侮辱するような物品
タイは王室と仏教を深く敬愛する国であると同時に、国旗も極めて神聖な象徴とされています。国旗(トン・トライロング)が不適切にデザインされたTシャツやグッズなど、国旗を侮辱する意図と見なされる可能性のある物は持ち込まないことが賢明です。タイの文化や象徴に対して敬意を払うことは、旅行者として守るべき重要なマナーです。
特定の動植物・食品
海外旅行のお土産として食品を持ち込みたくなる気持ちは理解できますが、注意が必要です。特に肉製品はBSE(牛海綿状脳症)などの家畜伝染病の侵入を防ぐ観点から、多くの国で厳格に制限されています。タイも例外ではなく、ビーフジャーキーやソーセージ、ハムをはじめ、肉エキスを含む加工品(カップ麺の具材なども含む)の持ち込みは原則禁止です。発覚すると高額な罰金が科せられる場合もあるため、「日本の味が恋しい」と思っても、肉製品は絶対にスーツケースから外しましょう。
また、ワシントン条約により保護されている動植物や、それらを原料とした製品(象牙、べっ甲、特定の革製品など)の持ち込みも厳禁です。
知らないと罰金も?持ち込みが制限されている品目

次に、禁止ではないものの、持ち込み量に制限があったり、事前の許可や申告が求められたりする「制限品」についてご紹介します。多くの旅行者が知らずに違反してしまうのは、このカテゴリーの商品です。
医薬品
持病を抱える方や旅行中に体調を崩しやすい方にとって、薬は欠かせないものですよね。医薬品は特に心配される方も多いのではないでしょうか。タイへ医薬品を持ち込む際には、押さえておくべきルールがいくつかあります。
個人使用の処方薬・市販薬
まず、自分用の医薬品については、基本的に30日分以内の量であれば特別な許可なしに持ち込むことができます。風邪薬や胃腸薬、鎮痛剤など市販薬であれば、一般的な範囲の量であれば問題になるケースは少ないでしょう。
しかし、注意が必要なのは処方薬です。もし税関で薬の内容を問われたときに備え、医師が発行した英文の処方箋や診断書(薬剤証明書)を必ず携帯することをおすすめします。これがあれば、その薬があなたの治療に必要なものであることを客観的に示せます。
【読者ができる対策】 持病の薬を持参する場合、まずかかりつけ医に相談しましょう。「タイ旅行のため、英文の薬剤証明書を発行してください」と伝えれば対応してもらえるはずです。証明書には、氏名、病名、薬の一般名および商品名、1日の服用量、滞在日数分の服用量が記載されていると理想的です。厚生労働省のウェブサイトにも証明書のフォーマット例があるので、参考にするとよいでしょう。
特に注意が必要なのは、睡眠導入剤や精神安定剤などの向精神薬に該当するものです。これらはタイの麻薬法で規制されている場合があり、持ち込みにはタイ食品医薬品局(FDA)の事前許可が必要となることがあります。ご自身の薬が該当するかどうか不安な場合は、出発前に必ず在京タイ大使館やタイ食品医薬品局(FDA)へ問い合わせて確認してください。準備に時間がかかることもあるため、早めに動くことが重要です。
タバコとお酒(免税範囲)
空港の免税店での買い物は旅行の楽しみの一つですが、タイのタバコとお酒に関する免税制限は非常に厳しく、ルール違反が多く見られます。必ず一人ひとりの免税範囲を守りましょう。
- 紙巻きタバコ:200本(1カートン)まで
- 葉巻や刻みタバコなど:紙巻きタバコと合わせて総重量250グラムまで
- お酒:1リットルまでのボトル1本のみ
最大の注意点は、「グループ間での合算が認められない」ということです。例えば、友人3人で旅行し、1人がタバコ3カートンを一括で購入してひとつの袋にまとめて持ち込もうとした場合、3人で合計3カートン持ち込むのは問題ありませんが、1人が免税範囲を超える2カートン分を持っているとみなされます。その結果、3人全員が罰金の対象になる可能性が高いのです。このようなトラブルは実際によくあります。
罰金額は非常に高く、品物の価格の約4倍もの罰金および税金が課せられると言われています。数千円のタバコが原因で数万円もの罰金を支払うことになりかねません。
【読者ができる対策】 グループで旅行する場合でも、免税品はそれぞれが個別に購入し、レシートも個別に保管しましょう。購入品は各自の手荷物に入れ、必ず自分の免税範囲内の数量だけを持つよう徹底してください。また、免税店で「袋を分けてください」とお願いするのもトラブル回避に効果的です。小さな手間ですが、大きな問題を未然に防げます。
現金の持ち込み・持ち出し
タイに入国・出国する際の現金持ち込みにも規定が設けられています。
- タイバーツ:タイ国内への持ち込みは無制限です。ただし国外への持ち出しは1人あたり5万バーツまで(ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシア、ベトナムへは最大50万バーツ)と決まっています。
- 外貨(日本円や米ドルなど):合計で2万米ドル相当以上を持ち込む場合や持ち出す場合は、税関で申告が必要です。
最近はクレジットカードやQRコード決済が使える店が増加していますが、屋台や地元市場、トゥクトゥクなど現金が必須の場面は依然として多いです。多額の現金の携帯は防犯上おすすめできませんが、最低限の現金は持ち歩く必要があります。申告が必要となるほどの現金を持ち歩くケースはまれかもしれませんが、ルールとして理解しておきましょう。
ドローン
美しいタイの風景を空撮したいと考え、ドローンの持ち込みを検討する方もいるでしょう。しかし、タイでドローンを飛ばすには非常に厳しい規制があります。短期の観光目的でも、タイ国家放送通信委員会(NBTC)への機体登録と、タイ民間航空局(CAAT)からの飛行許可を得ることが義務付けられています。
手続きはオンラインで行えますが、準備には時間がかかり、書類の用意も複雑です。無許可での飛行は高額な罰金や禁固刑の対象となるため、「ちょっと飛ばすだけ」と軽く考えるのは非常に危険です。
【読者ができる対策】 どうしてもドローンを持ち込みたい場合は、旅行の数ヶ月前から準備を始めましょう。NBTCやCAATの公式サイトで最新情報を確認し、必要書類をそろえてオンライン申請を行う必要があります。個人的には手続きの手間やリスクを考慮すると、旅行中のドローン使用はあまり推奨できません。地上からでも十分にタイの素晴らしい景色を撮影できますよ。
旅行者が最も注意すべき!電子タバコ・加熱式タバコの罠
これまでさまざまなルールを確認してきましたが、タイ旅行で特に注意すべきなのは「電子タバコ」と「加熱式タバコ」です。日本で多くの人が利用しているアイコス(IQOS)、グロー(glo)、プルーム・テック(Ploom TECH)などが該当します。
タイにおける電子タバコは「完全禁止」
結論から申し上げますと、タイでは電子タバコおよび加熱式タバコの持ち込み、使用、所持が法律で全面的に禁止されています。「使わなければ問題ない」「見つからなければ大丈夫」といったことは通用しません。「所持しているだけ」で違法とみなされます。
空港の税関や市中の警察の所持品検査で発見された場合、非常に高額な罰金(数万バーツから、場合によっては数十万バーツ)や、最高で5年の禁固刑が科せられる可能性があります。観光客も例外なく対象となり、「知らなかった」は言い訳にすらなりません。これはタイ旅行において最も大きなリスクの一つと言ってよいでしょう。
なぜこれほど厳しい禁止措置があるのか?
タイ政府は、電子タバコが若者の喫煙のきっかけになることや、健康への影響がまだ不明瞭であることを懸念し、国民の健康を守るために2014年にこの厳しい規制を導入しました。その結果、タイ国内では電子タバコ関連製品は一切流通していません。
実際の摘発例
残念ながら、この法律を知らずに電子タバコを持ち込んだ日本人観光客がトラブルに巻き込まれるケースは後を絶ちません。空港の荷物検査で発見されることはもちろん、街中での使用や警察官による職務質問でカバンの中から見つかることも多く、その場で高額な罰金を請求される事例が多数報告されています。中には、この法律を悪用し不当な高額請求を行う悪質な警察官の話も耳にします。こうしたトラブルに巻き込まれると、せっかくの旅行が楽しいものではなくなってしまいます。
【読者が実践すべき対策】トラブル回避のために
このリスクを避けるためには、ただ一つの方法しかありません。それは「タイには電子タバコ・加熱式タバコ関連製品を一切持ち込まない」ことです。喫煙者の方には辛いかもしれませんが、このルールだけは厳守してください。
- 出発前の荷物確認: スーツケースや手荷物、上着のポケットの中まで念入りにチェックしてください。本体だけでなく、スティックやリキッド、カートリッジ、充電器など関連アクセサリーもすべて禁止対象です。
- 現地での購入や使用を絶対にしない: 違法に流通している製品もありますが、購入・使用ともに法律違反ですので関わってはいけません。
- 同行者にも周知する: 友人や家族で電子タバコを使う人がいる場合は、この情報を必ず共有しましょう。一人の不注意がグループ全体の旅行を台無しにする恐れがあります。
安全に旅行を楽しむためにも、滞在中は紙巻きタバコに切り替えるか、これを機に禁煙を試みてみるのも一案かもしれませんね。
タイ入国時の税関手続きパーフェクトガイド

ここまでで基本的なルールを学びましたので、次は空港到着後の実際の流れをシミュレーションしてみましょう。これを理解しておけば、初めてのタイ旅行でも迷うことはありません。
スワンナプーム空港での手順
飛行機が空港に着いたら、以下の流れで進みます。
- 飛行機を降りたら、案内表示に従って「Immigration(入国審査)」へ向かいます。
- 入国審査カウンターでパスポートと搭乗券を提示し、審査を受けます。 顔写真の撮影と指紋の登録が行われます。
- 審査終了後は、「Baggage Claim(手荷物受取所)」へ移動します。 電光掲示板で自分の便名を確認し、指定のターンテーブルで預けたスーツケースを受け取ります。
- 荷物を受け取った後、最後の関門である「Customs(税関)」へ進みます。
緑のレーンと赤のレーンの違い
税関検査場には2つのレーンがあります。緑色のレーンと赤色のレーンです。どちらを使うべきか、正しく判断しましょう。
緑のレーン(Nothing to Declare / 申告なし)
持ち込み禁止品や制限品がなく、免税範囲内の酒類やたばこだけを所持している場合はこちらを通ります。ほとんどの旅行者はこのレーンを利用します。ただし、緑のレーンを通過中でも税関職員に呼び止められ、ランダムにスーツケースの中身を確認されることがあります。その際は落ち着いて協力してください。違反していなければ問題はありません。
赤のレーン(Goods to Declare / 申告あり)
免税範囲を超えた酒やたばこ、2万米ドル以上の現金、許可が必要な医薬品や高価な機材など申告対象の品物を持っている場合は、必ずこちらのレーンを使います。正確に申告し、必要な手続き(税金の支払いなど)を行いましょう。もし申告を隠して緑のレーンを通り、検査で見つかれば密輸とみなされ、税金に加えて重い罰金が科せられます。正直に申告するのが最も賢明です。
【実践ポイント】申告品を持っている場合は?
赤のレーンを利用する必要がある場合でも、準備しておけば心配いりません。
- 書類を準備する: 英文の処方箋や購入証明書など、申告に必要な書類はすぐ取り出せるバッグに入れておきましょう。
- 正直に申告する: 赤のレーンの税関職員にパスポートと税関申告書(必要な場合)を提示し、申告する品物を見せます。
- 職員の指示に従う: 職員が品物を確認し、税金計算などの手続きを進めます。英語やタイ語が苦手でも、落ち着いてジェスチャーや翻訳アプリ、準備した書類を使えば問題ありません。指示に冷静に従いましょう。
トラブル発生!もし税関で問題が起きたらどうする?
たとえ万全に準備を整えていても、予期しないトラブルに遭遇する可能性は完全には排除できません。特に女性の一人旅の場合、不安を感じることもあるでしょう。いざという時のために、対処法を知っておくことが重要な安全対策となります。
言葉が通じない場合はどうすればいい?
税関職員から何か質問を受けても言葉が理解できず、慌ててしまうこともあるかもしれません。そんな時は、スマートフォンの翻訳アプリが大きな助けとなります。あらかじめGoogle翻訳などのオフライン対応アプリをダウンロードしておけば、インターネットに接続できない状況でも安心です。空港には「ツーリストポリス」の窓口も設置されているため、困った場合はそちらで助けを求めるのも有効です。
不当な罰金を要求されたらどうする?
あってはならないことですが、法外な罰金を請求されるトラブルも報告されています。提示された罰金額に納得がいかなかったり、何か不審に感じた場合は、まず冷静さを保つことが大切です。感情的にならず、請求されている金額の根拠や、どの法律に違反したのかを尋ねてみましょう。支払う際は必ず公式な領収書(レシート)をもらうことを忘れないでください。もし状況が改善されず身の危険を感じた場合は、軽率に支払わずに、在タイ日本国大使館へ連絡し、指示を仰ぐという選択肢もあります。
【読者ができること】 出発前に、在タイ日本国大使館の電話番号と住所をスマートフォンに登録し、メモ帳にも控えておくことをおすすめします。万が一の際の強い味方になります。また、海外旅行保険に加入していれば、日本語の24時間対応アシスタンスサービスが利用できることも多いので、その連絡先もすぐに確認できるようにしておくとより安心です。
持ち物を没収されたら?
持ち込み禁止の品物は残念ながら没収されてしまい、ほとんどの場合返却されません。制限品であっても所定の手続きを踏めば持ち込めるケースもあり、その場合は一時的に税関で預かってもらい、帰国時に返却されることもあります。いずれの場合も、何がなぜ没収・預託されたのかを示す書類(控え)を発行してもらえるかどうか、必ず確認しましょう。
タイ旅行をもっと楽しむための豆知識

税関ルールについては完璧ですね!最後に、旅行をより快適かつ充実したものにするための関連情報をいくつかご案内いたします。
タイからの出国時の注意ポイント
タイを満喫するのは入国時だけではありません。日本へ帰国するときの「出国時」にも持ち出しに関する規則があります。
- 仏像・骨董品: タイでは仏像が非常に神聖視されており、海外へ持ち出す際にはタイ芸術局からの許可が必要です。お土産屋さんで売られているような小さなレプリカは問題ありませんが、骨董市などで年代物の仏像を購入した場合は注意してください。特に高さが12インチ(約30cm)を超える仏像は、基本的に持ち出しが禁止されています。
- ワシントン条約関連: 入国時と同様、タイで購入した象牙製品や特定の動物の革製品なども許可なく持ち出すことができません。
- ドリアン: 「果物の王様」と呼ばれるドリアンは、その強烈な臭いのため、多くの航空会社で機内持ち込み(手荷物・預け荷物共に)が禁止されています。ホテルによっては客室への持ち込みも禁じられている場合があるので、現地で味わうのが一番安全です。
服装に関する「暗黙のルール」
海外旅行を楽しむ上でファッションも大切ですよね。アパレルに携わる私としては、旅先のTPOに合わせた服装も旅行の楽しみの一つだと感じています。タイでは特に寺院を訪れる際に守るべき服装のマナーがあります。
王宮やワット・アルン、ワット・ポーなど格式ある寺院では、肌の露出が多い服装は入場を断られることが多いです。タンクトップやキャミソール、ショートパンツ、ミニスカート、ダメージジーンズは避けましょう。男女共に肩と膝を覆う服装が基本です。
【読者の皆様へのアドバイス】 寺院観光が含まれる日は、Tシャツにロングスカートやチノパンといった服装がおすすめです。もし暑くてラフな服装がしたい場合は、薄手のカーディガンやパレオ、ストールをバッグに一枚入れておくと、寺院に入る際にさっと羽織れて便利です。現地で売られているカラフルなタイパンツをお土産として購入し、それを着用しながら巡るのも素敵ですよ。
SIMカードと通信環境の整備
現代の旅に欠かせないのがスマートフォンとインターネット接続です。地図アプリで道案内を確認したり、お店の情報を調べたり、万が一のトラブル時にすぐ連絡できるようにするためにも、通信手段の準備は最優先事項です。タイ国政府観光庁のサイトも観光情報が豊富に掲載されています。スワンナプーム空港の到着ロビーにはAISやTrueMove Hなどの大手通信会社のカウンターが並んでおり、パスポートを提示すれば簡単に旅行者向けSIMカードを購入できます。最近では、日本にいる間にオンラインで設定可能なeSIMも人気です。ご自身のスタイルに沿って快適な通信環境を整えておきましょう。
あなたの旅の準備は万全?最終チェックリスト
さあ、これでタイ旅行の準備はほぼ完了です。最後に、出発前に持ち物や心構えを最終確認できるチェックリストをご用意しました。これをチェックすれば、あなたはすでにタイ旅行の達人と言えるでしょう。
出発前に確認したいこと
- パスポートの有効期限は、タイ入国日から6ヶ月以上あるでしょうか?
- 航空券(eチケット)とホテルの予約確認書は印刷済みですか?またはスマートフォンに保存していますか?
- 海外旅行保険には加入しましたか?保険証券の番号は控えていますか?
- 在タイ日本国大使館の連絡先をスマートフォンや手帳に記録していますか?
荷造り時に確認すべきこと
- 【最重要】電子タバコや加熱式タバコ、その関連アクセサリーはバッグの中に一切入っていませんか?(鞄の奥やポケットの中も念入りにチェック!)
- お酒は1リットル以内、紙巻きタバコは200本(1カートン)以内ですか?複数人の旅行でも、荷物は各自で分けていますか?
- ビーフジャーキーなど肉製品や持ち込み禁止の食品は入っていませんか?
- 常備薬は30日分までに収まっていますか?必要な場合は、英文の処方箋や診断書も用意しましたか?
- 偽ブランド品やコピー商品は持ち込んでいませんか?
- 寺院を訪れる際に備え、肩と膝を隠せる服や羽織るものを一枚用意しましたか?
このリストにすべてチェックを入れ、安心してスーツケースに鍵をかければ、あとは思い切り楽しむだけです。タイの温かい人々、美味しい料理、そして心に残る美しい景色があなたを待っています。どうぞ安全で、忘れられない素敵な旅を!

