バンコクから車とフェリーで約2時間半のシーチャン島は、王室避暑地として愛された静かなリゾートです。パタヤやプーケットの喧騒とは無縁で、プライベート車禁止の島内はサムローでゆったり巡れます。アサダン橋の絶景やチョン・カオ・カードのサンセット、新鮮なシーフードを満喫でき、日帰りも可能ですが1泊2日でその魅力を存分に味わうのがおすすめです。交通手段や観光スポット、モデルプランなど実用情報も充実しています。
バンコクから車とフェリーでわずか2時間半。パタヤやプーケットの喧騒とは無縁、王室避暑地として愛されたシーチャン島(Koh Sichang)は、知る人ぞ知る静寂のリゾートです。プライベート車禁止の島内はサムロー(タイ式三輪タクシー)でゆったり巡り、アサダン橋の絶景・チョン・カオ・カードのサンセット・新鮮シーフードを満喫できます。この記事では2026年最新の交通情報・フェリー時刻表・料金・観光スポット住所・モデルプランまで実務情報を網羅します。
この記事でわかること(30秒サマリー)
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| バンコクから所要時間 | 合計 約2時間30分(車1.5h + フェリー45分) |
| フェリー料金 | 片道 50バーツ(約230円) |
| フェリー運航 | 06:30〜18:00、1時間に1本 |
| 島内交通 | サムロー(三輪)チャーター 250バーツ/日。プライベート車進入禁止 |
| 必要日数 | 日帰り可、ベストは1泊2日 |
| ベストシーズン | 11〜2月(乾季・涼しい) |
| 主要スポット | アサダン橋、チョン・カオ・カード、ワット・アッサダン、中国寺院、タンパンビーチ |
先に結論:バンコク朝発→シラチャ→フェリー→島観光→夕方戻り、で日帰り可能。ただしサンセットを見て1泊するのが本当の楽しみ方。タクシー直行(約1,500バーツ)が最速・最楽な行き方です。
シーチャン島とは?知る人ぞ知る王室避暑地
- 面積約7.4k㎡、人口約4,500人の小さな島
- バンコクから南東100km、シラチャ沖合に浮かぶ
- 19世紀末、ラーマ5世(チュラロンコン大王)の王室避暑地として整備
- パタヤ・プーケットのような大規模リゾート開発を免れ、素朴な漁村文化がそのまま残る
- タイ国内では知る人ぞ知る秘境扱い、外国人観光客はまだ少ない
バンコク→シーチャン島の完全アクセスガイド
アクセス方法3パターン比較
| 手段 | 所要時間 | 料金(往復) | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| タクシー貸切+フェリー | 約2.5時間 | 1,500〜2,000B+100B | ★★★★★ 最も楽 |
| 長距離バス+トゥクトゥク+フェリー | 約3時間 | 250〜400B | ★★★☆☆ 最安 |
| レンタカー+フェリー | 約2.5時間 | 燃料+有料道路200B+100B | ★★★★☆ 自由度高 |
ステップ1:バンコク→シラチャの「Koh Loy Pier」
- バンコク→チョンブリ高速 or バンナー・トラッド有料道路で約1.5時間
- 目指すのは 「Koh Loy Pier(コ・ロイ船着場)」。ロイ島と陸続きの桟橋
- 無料駐車場あり(約100台)
- 長距離バス利用:エカマイ駅 → シラチャ行き(150B、2時間) → トゥクトゥクで桟橋(30B、10分)
ステップ2:フェリーに乗船
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 運航時間 | シラチャ発:07:00〜19:00、1時間に1本 |
| シーチャン島発 | 06:30、08:00〜18:00(毎時) |
| 所要時間 | 約45〜50分 |
| 料金 | 片道50バーツ(約230円) |
| 支払い | 船内で現金支払い(バーツ小銭推奨) |
| スピードボート(オプション) | 所要15〜20分、料金は要交渉(200〜400B) |
注意:最終便を逃すと島内宿泊しか選択肢がなくなります。日帰りなら遅くとも16:00のフェリーには乗船を。週末・祝日は最終便が混雑するため、1便早めるのが安心。
ステップ3:島の桟橋に到着
- シーチャン島側の桟橋は中心地「ターラング」エリア
- 桟橋を出ると目の前にサムロー(タイ式三輪タクシー)の客待ちが並ぶ
- 商店・ATM・両替所もこのエリアに集中
島内の移動手段【プライベート車禁止】
シーチャン島は環境保護のため自家用車・レンタカーの持ち込み禁止。島内の移動は以下から選びます。
| 手段 | 料金 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| サムロー(三輪タクシー)チャーター | 1日250〜400B | 主要スポット網羅・楽 | 料金交渉必要 |
| サムロー(個別乗車) | 1区間40〜80B | 必要時のみ | 夜は捕まりにくい |
| レンタルバイク | 1日200〜300B | 自由度最高 | 国際免許必須・坂道注意 |
| レンタル自転車 | 1日100B | のんびり派に最適 | 島内は坂が多く体力必要 |
初心者には:サムローチャーター(1日250B=約1,150円)が最強。ドライバーが島内ベテランガイド役にもなり、観光ルートをスムーズに案内してくれます。
絶対訪れたい観光スポット5選
1. アサダン橋(純白の桟橋)
- 島の北側、海に向かって伸びる長さ約500mの白い桟橋
- 夕陽との組み合わせがフォトジェニック
- 入場無料、24時間開放
- 滞在目安:30〜60分
2. ワット・アッサダン・ニミット(白い仏塔)
- 島の中央の丘の上に佇む真っ白な仏塔
- 頂上から島と海の360度パノラマ
- 入場無料(寄付推奨20〜50B)
- 肩・膝を覆う服装必須(仏教施設)
3. 中国寺院(サーン・ジャオ・ポー・カオ・ヤイ)
- 島の東側の山中、500段の階段を登った先
- 中国系移民が建立した道教寺院
- 赤・金の極彩色装飾、東洋的な異世界感
- 入場無料、9:00〜17:00
4. タンパン・ビーチ
- 島で最も美しい三日月型の白砂ビーチ
- 透明度の高い遠浅で家族向け
- シャワー・トイレあり(10B)、シーフード食堂併設
- サムローで桟橋から約15分
5. チョン・カオ・カード(夕日の丘)
- 島の南西端、断崖の絶景ポイント
- タイ屈指のサンセットスポット
- 日没30分前には到着推奨
- 展望台駐車スペースあり、入場無料
隠れた名所:プラ・ジュディ夏宮殿跡
ラーマ5世が1892年に建てた夏の離宮跡。現在は遺構と木造コテージが点在する公園として保存されています。入場無料、9:00〜17:00。歴史好きには必訪のスポット。
グルメ:シーチャン島の味
必食メニュー
- クン・チェ・ナンプラー:生エビのナンプラー漬け、シーチャン名物
- プー・パッ・ポンカリー:カニのカレー炒め、新鮮なカニで作る一級品
- シーフードバーベキュー:港の食堂で1キロ300〜500B
- ガパオライス:80〜120B、ローカル食堂で
おすすめ食堂・カフェ
- Pan & David Restaurant:島で最も有名、中央桟橋近く、英語メニューあり
- Lek Nai Restaurant:ローカル価格のシーフード、地元民御用達
- Sichang Marine Pearl:絶景カフェ、海を見ながらコーヒー(80〜120B)
- Bistro Verde:イタリアン、外国人駐在員に人気
宿泊:目的別ホテル選び
| ホテル | 1泊料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Somewhere Koh Sichang | 3,000〜6,000B | 島で唯一の本格リゾート、海絶景、Cape & Kantary系列 |
| Charlie’s Bungalow | 800〜1,500B | コスパ良好、家族向けバンガロー |
| Sichang Palace Hotel | 1,200〜2,000B | 港近く、ローカル感あり |
| Benjaporn Bungalow | 500〜800B | バックパッカー向け |
予約のコツ:週末・タイの祝日は1ヶ月前から完売することも。Booking.com / Agodaで早めに確保を。Somewhere Koh Sichangは島の最高峰なので予算に余裕があれば最優先。
日帰り&1泊2日モデルプラン
日帰りプラン(バンコク発)
- 06:30:バンコク出発(タクシー)
- 08:00:シラチャ Koh Loy Pier着
- 09:00:フェリー出発
- 09:45:シーチャン島着
- 10:00:サムローチャーター開始
- 10:30:ワット・アッサダン → 中国寺院 → アサダン橋
- 12:30:港エリアでランチ(シーフード)
- 14:00:プラ・ジュディ夏宮殿 → タンパン・ビーチ
- 16:00:フェリー乗船
- 17:00:シラチャ→バンコク
- 19:00頃:バンコク着
1泊2日プラン(推奨)
- Day 1:午前バンコク発 → 13:00島着 → ワット・アッサダン+中国寺院 → 17:30 チョン・カオ・カードでサンセット → ホテルチェックイン → シーフードディナー
- Day 2:朝の海散策 → アサダン橋 → タンパンビーチで海水浴 → 14:00 フェリー → バンコク帰還
準備と持ち物【完全リスト】
- パスポート(フェリー乗船時に確認なし、ただし携帯)
- 現金(バーツ):島のATMは数台のみで停止することも、3,000〜5,000B程度
- 水着・タオル(タンパンビーチ用)
- 日焼け止め・帽子・サングラス(紫外線強烈)
- 虫除けスプレー
- 歩きやすい靴(中国寺院は500段の階段)
- 仏教施設用の羽織り(肩・膝を覆う)
- カメラ・予備バッテリー
- 充電式モバイルバッテリー
ベストシーズンと気候
| 季節 | 時期 | 気温 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 乾季(涼しい) | 11〜2月 | 22〜30℃ | ★★★★★ |
| 暑季 | 3〜5月 | 28〜38℃ | ★★★☆☆ |
| 雨季 | 6〜10月 | 25〜32℃ | ★★☆☆☆ |
よくある質問とトラブル対処
Q1. 英語は通じる?
観光地・ホテルでは基本通じますが、ローカル食堂・サムロードライバーは限定的。Google翻訳アプリの併用が必須。eSIMで現地通信を確保しておきましょう。
Q2. クレジットカードは使える?
大手ホテル・大規模レストランのみ。食堂・サムロー・小売店は現金のみ。バンコク or シラチャで両替を済ませてから乗船を。
Q3. 子連れでも大丈夫?
島は静かで治安良好、家族旅行にも最適。ただし中国寺院の階段は乳幼児には厳しい。タンパン・ビーチとアサダン橋に絞れば子連れでも快適です。
Q4. ATMで現金が下ろせない時は?
島内ATMはたまに停止します。必ずシラチャ or バンコクで十分な現金を準備してから渡航を。緊急時は港のSichang Palace Hotelで両替対応してくれることも。
Q5. パタヤから直接行ける?
パタヤからシラチャはタクシーで30〜40分。フェリーまでの所要時間はバンコク発より大幅に短く、パタヤ滞在中の日帰り旅としても最適です。
まとめ:シーチャン島を120%楽しむ最終チェックリスト
- フェリーは06:30〜18:00運航、片道50B
- 島内移動はサムロー1日チャーター(250B〜)が最楽
- 5大スポット(アサダン橋、ワット・アッサダン、中国寺院、タンパン・ビーチ、チョン・カオ・カード)を効率良く周遊
- サンセットを見るなら必ず1泊推奨
- 仏教施設用に肩・膝を覆う服装持参
- 島内ATMは不安定、現金は十分に準備
- 週末は宿1ヶ月前から完売
- eSIMで現地通信確保(Google翻訳・地図用)
パタヤやプーケットの賑わいでは味わえない、本物のタイの島時間がシーチャン島には残っています。バンコクの喧騒に疲れたとき、家族や恋人と少しだけ静かに過ごしたいとき——フェリーで45分の小旅行が、あなたの心をリセットしてくれるはず。
シーチャン島ではサムロードライバーとの交渉・Google翻訳・宿泊予約確認・地図検索など、スマホ通信が必須です。バンコク到着直後から使える Coral eSIM なら、シラチャ Koh Loy Pier の券売所でも安心して情報確認できます。

