熱気と活気に満ちた街、バンコク。きらびやかな寺院、活気あふれるマーケット、食欲をそそるストリートフード、そして最先端のショッピングモール。五感を刺激する魅力がぎゅっと詰まったこの街は、一度訪れると誰もがその虜になってしまいます。
私もアパレルの仕事でアジアを巡る中で、特にバンコクの持つエネルギッシュなクリエイティビティにはいつも心惹かれています。長期休暇が取れると、ついついインスピレーションを求めてこの街に足を運んでしまうのです。
でも、そんな魅力的なバンコク旅行で、多くの人が直面するのが「荷物問題」。
早朝便で到着したけれど、ホテルのチェックインは午後から。スーツケースを引いたままでは、お目当ての朝市やおしゃれなカフェ巡りもままなりません。あるいは、最終日。深夜便で帰国するのに、ホテルは午前中にチェックアウト。大きな荷物を抱えたままでは、最後のお土産探しもスパでリラックスするのも一苦労です。
そんな時、あなたの旅を劇的に快適にしてくれる救世主が「コインロッカー」や「手荷物預かりサービス」。
かつてのバンコクでは、荷物を預けられる場所は限られていました。しかし、近年は観光客の増加に伴い、主要な駅や空港、ショッピングモールに高機能なコインロッカーや便利な手荷物預かりサービスが驚くほど充実してきているんです。
この記事では、私が実際にバンコクを旅する中で「これは本当に便利!」と感じたコインロッカーや手荷物預かりサービスを徹底的に解説します。料金や使い方、設置場所はもちろん、女性目線での安全対策や、万が一のトラブル対処法まで。
これを読めば、あなたはもうバンコクで荷物の重さに悩まされることはありません。身も心も軽やかに、このエキサイティングな街を120%満喫するための準備を、さっそく始めましょう!
この快適さを活かして、滞在をさらに素晴らしいものにするために、バンコクの最新トレンドホテル情報も合わせてご覧ください。
なぜバンコクでコインロッカーが活躍するのか?具体的なシーンを解説

「コインロッカーって本当に使うの?」と思うかもしれません。しかし、旅の計画をもう少し具体的に思い描いてみると、荷物を預けられることのメリットがはっきりと実感できます。バンコクの旅行で、コインロッカーや手荷物預かりサービスが「使って良かった!」と思える具体的な場面をいくつかご紹介します。
シーン1:チェックイン前やチェックアウト後の「空白の時間」を思い切り楽しむ
バンコク行きのフライトは、早朝到着や深夜発が多いのが特徴です。こうした時間帯は、荷物の扱いに困りがちなタイミングでもあります。
- 早朝フライトで到着する日
スワンナプーム国際空港に朝6時に到着。入国手続きを済ませ、市内に着いてもまだ朝の8時。多くのホテルはチェックインが15時頃からなので、この間の約7時間をどう過ごしますか? スーツケースを引きずりながら、地元の雰囲気が漂う朝市を歩いたり、隠れ家的なカフェでゆっくり朝食を楽しんだりするのは、正直なところかなり大変です。 そんな時、空港や主要駅にあるロッカーに荷物を預けてしまえば、まるでバンコク在住者のように身軽なまま1日をスタートできます。到着直後から活気あふれる街を思いきり楽しみ、時間を無駄にすることがありません。
- 深夜便で帰国する日
楽しい旅行も終わりに近づき、フライトは夜の23時発。ホテルのチェックアウトは午前11時。残りの12時間、どう過ごすか悩みますよね。 ホテルに荷物を預ける手もありますが、もし最終日のプランがホテルから遠いエリアでのショッピングやマッサージなら、一旦荷物を取りに戻るのは時間も手間もかかります。これが意外と煩わしいものです。 これならチェックアウト後に全ての荷物をパッキングし、駅やショッピングモールのロッカーに預けるのが賢い方法。最後にお気に入りのレストランへ行ったり、買い忘れたお土産を探したり、フットマッサージで旅の疲れを癒したり。空港へ向かう直前まで思い切りバンコクを満喫できます。
シーン2:空港での乗り継ぎ時間を最大限に活用
バンコクは東南アジアの主要ハブ空港。プーケットやチェンマイへの国内線乗り継ぎ、さらには近隣国への国際線乗り継ぎで、数時間のトランジットが発生することもよくあります。
乗り継ぎ時間が6〜8時間程度あれば、空港でじっと待っているのはもったいない!エアポートレールリンクを使えば、市街地の中心部までわずか30分ほどでアクセス可能です。 空港の手荷物預かり所に機内持ち込みバッグや上着などを預け、必要最低限の貴重品だけ身につけて市内へ繰り出しましょう。短い時間でも、ガネーシャ像で有名なセントラルワールド周辺を散策したり、本格タイ料理のランチを楽しんだりと、ささやかながらも充実したバンコク観光が叶います。これも、身軽だからこそできる贅沢な時間の活用法です。
シーン3:買い物天国バンコクで増えすぎた荷物から一時的に解放される
バンコクといえば、何よりもショッピングが魅力です!大型ショッピングモールから、週末限定で開かれる広大なチャトゥチャック・ウィークエンドマーケット、夜を彩るナイトマーケットまで、買い物好きにはたまらないスポットが揃っています。
特にチャトゥチャック市場での買い物は要注意。かわいい雑貨やおしゃれなTシャツ、かさばるカゴバッグなどを次々と手に取るうち、気づけば両手が荷物でいっぱいに。しかしまだ見て回りたいエリアがたくさんあって、その後はカフェでひと息つきたいという場合も。 そんな時、チャトゥチャック公園駅(MRT)やモーチット駅(BTS)にあるコインロッカーが大活躍します。一度荷物を預ければ、再び身軽にショッピングを楽しんだり、次の目的地へストレスなく移動したりできます。買い物で増えた荷物をずっと持ち歩く苦労から解放されるだけで、旅の快適さがぐっと高まります。
シーン4:複数のホテルをハシゴする日もスマートに観光を楽しむ
長めの滞在なら、地区を変えて複数のホテルに泊まることもあるでしょう。例えば「前半はスクンビットのおしゃれなホテル、後半はチャオプラヤ川沿いのリバーサイドホテルに宿泊」など、プランは多彩です。 そんなホテル移動の日は、チェックアウト後から次のホテルのチェックインまでの荷物の置き場所に困るもの。こんな時こそ、コインロッカーが大いに役立ちます。 たとえば、2つのホテルの中間地点にある駅のロッカーに荷物を預け、その周辺を観光するプランはいかがでしょうか。移動日を単なる移動時間で終わらせず、新たなエリアの魅力を発見する機会にできます。
このように、バンコク旅行のさまざまなシーンで荷物を預けることは、旅の自由度を高め、より充実した滞在を実現してくれます。
バンコクの主要コインロッカー&手荷物預かりサービス徹底比較

では、具体的にバンコクで利用可能な代表的なサービスをご紹介します。今回は、特に私が信頼性が高いと感じる二大サービス「Lock Box Plus+」と「AIRPORTELs」を中心に、それぞれの特徴から使い方まで詳しく解説していきます。
初心者でも安心!駅構内で便利に使える「Lock Box Plus+」
バンコクの街を歩いていると、とくにMRT(地下鉄)の駅でオレンジ色のロッカーが多く目につきます。これは、タイで最も普及しているコインロッカーサービス「Lock Box Plus+(ロックボックス・プラス)」です。
Lock Box Plus+ の特徴
- 設置場所の圧倒的な多さ:MRTやBTSの主要駅、スワンナプーム国際空港など、旅行者が頻繁に利用する場所に多数設置。移動のついでにサッと荷物を預けたり取り出したりできるのが大きなメリットです。
- 日本語対応のタッチパネル:操作はすべてタッチパネルで行い、言語選択から「日本語」を選べます。タイ語や英語が苦手でも安心して使え、表示される案内に従うだけで簡単に利用可能です。
- 豊富なサイズ展開:小型の手荷物用Sサイズから、大型スーツケースが入るXLサイズまで4〜5段階のサイズがあり、荷物の大きさに合わせて無駄なく選べます。
- 柔軟な料金体系:時間制と日額制があり、短時間だけ預けたい場合も、一日預ける場合もニーズに応じて利用できます。
主な設置場所
- MRT(地下鉄):スクンビット駅、シーロム駅、チャトゥチャック公園駅、ペッチャブリー駅、フアランポーン駅など、観光拠点となる駅に多く設置。
- BTS(スカイトレイン):アソーク駅、モーチット駅、サイアム駅、サラデーン駅など(一部駅のみ、MRTに比べると設置数は少なめです)。
- スワンナプーム国際空港:地下1階のエアポートレールリンク乗り場近くに設置。到着時や出発前に荷物を預けたり受け取ったりするのに非常に便利です。
料金の目安(2024年時点)
設置場所や時期によって若干の変動はありますが、概ね以下の通りです。
- Sサイズ(リュックなど):1時間20バーツ〜 / 1日120バーツ〜
- Mサイズ(機内持ち込みサイズのスーツケースなど):1時間30バーツ〜 / 1日180バーツ〜
- Lサイズ(中型スーツケース):1時間40バーツ〜 / 1日240バーツ〜
- XLサイズ(大型スーツケース):1時間50バーツ〜 / 1日300バーツ〜
時間制と日額制は利用時間に応じて自動的に最も安い料金が適用されるため、複雑な計算は不要です。
使い方【預ける際の手順】
では、実際に荷物を預ける流れをご説明します。
- タッチパネルの操作を開始
ロッカー前の中央タッチパネルで「荷物を預ける(Deposit)」を選択。
- 言語を選択
表示される言語の中から「日本語」を選べば安心です。
- ロッカーサイズを選択
荷物の大きさに合わせてS、M、L、XLなどのサイズを選びます。
- 空きロッカーを指定
空いているロッカー番号が画面に表示されるので、好みの番号をタップ。選んだロッカーの扉が自動で開きます。
- 荷物を入れて扉を閉める
荷物をロッカーに収納し、扉を確実に閉じてください。
- パスワードの設定
画面の指示に従い、6桁の数字でパスワードを設定します。荷物を取り出す際に必要なので、忘れないようにスマホのメモ機能を活用したり、画面を写真に撮って保存しておきましょう。
- 支払い方法を選択
現金(硬貨・紙幣)やQRコード決済(Rabbit LINE Payなど)が主流。新型の機種ではクレジットカード対応もあります。
- 支払い後、レシートを受け取る
支払い完了後にレシートが発行されます。ロッカー番号、設定したパスワード、バーコードが印刷されているため、絶対に紛失しないよう大切に保管してください。
使い方【取り出すときの流れ】
観光やショッピングを楽しんだら、荷物を取り出しましょう。
- タッチパネルで「荷物を取り出す(Pick Up)」を選択
- ロッカー番号を入力
- 認証を行う
6桁のパスワードか、レシートに記載のバーコードをスキャンします。パスワードを忘れてもレシートがあれば問題ありません。
- 必要に応じて追加料金を支払う
利用時間が予定を超過した場合は追加料金の精算画面が出ますので、現金やQRコードで支払いましょう。
- ロッカーの扉が自動で開く
荷物を取り出し、扉を閉じて完了です。
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有人対応&配送サービスが魅力の「AIRPORTELs」
続いてご紹介するのは、有人のカウンター型手荷物預かり&配送サービス「AIRPORTELs(エアポーテルズ)」です。機械操作が苦手な方や、ロッカーに入らない大型荷物や高価品を預ける際に頼りになるサービスです。
公式サイトは日本語対応しており、詳細なサービス内容や料金を事前に確認できます。
AIRPORTELsのメリット
- 有人カウンターの安心感
スタッフが常駐しているため、セキュリティが非常に高く、荷物に関する疑問や相談も気軽にその場でできます。本人確認はパスポートで行うため安心です。
- サイズや形状の制限が緩やか
コインロッカーに入らない特大スーツケースやゴルフバッグ、自転車なども預けられるため、幅広いニーズに対応。
- 便利な手荷物配送サービス
空港で預けた荷物を、当日中にバンコク市内のホテルまで届けるサービスが最大の特徴。逆に、ホテルで荷物を預けて空港カウンターで受け取ることも可能です。これにより、到着日も出発日も荷物なしで身軽に行動できます。
- 主要拠点に複数カウンターを展開
スワンナプームとドンムアンの両空港はもちろん、MBKセンターやターミナル21、セントラルワールドといった大型ショッピングモールにも設置されています。
主なカウンター設置場所
- スワンナプーム国際空港(BKK):地下1階、エアポートレールリンク改札近く。24時間営業でフライト時間を問わず対応可能。
- ドンムアン国際空港(DMK):第2ターミナル1階、9番ゲート付近。
- MBKセンター:6階Bゾーン。
- ターミナル21 アソーク:1階の日本フロア、東京ストリート近く。
- セントラルワールド:1階グルーヴゾーン付近。
料金目安
- 一時預かり
荷物1個あたりの日額制でわかりやすい料金設定。サイズや重量による追加料金は基本的になし(常識的な範囲内で)。
- 1日:100バーツ
- 1週間:500バーツ
- 1ヶ月:2,000バーツ
- 配送サービス
空港と市内ホテル間、ショッピングモールと空港間で料金が異なりますが、例として
- 空港 ⇔ 市内ホテル:1個あたり199バーツ〜
手ぶら観光を実現できるコスパの良いサービスです。
利用の流れ
- カウンターへ荷物を持参
- スタッフに預けたい旨を伝える
一時預かりか配送か選択します。
- 申込書の記入と本人確認
氏名や連絡先を記入し、パスポートで本人確認を実施。
- 支払いを行う
現金やクレジットカードなど多様な支払い方法に対応。
- 預かり証を受領
荷物受け取り時に必要な控えなので、紛失しないようにしましょう。
- 指定時間・場所で荷物を受け取る
配送利用時はホテルのコンシェルジュに荷物の到着を確認してください。
Lock Box Plus+の手軽さも大変魅力的ですが、AIRPORTELsの有人対応による安心感と荷物配送サービスの利便性は、旅の快適さを劇的にアップさせる価値があります。
シチュエーション別!あなたにぴったりの荷物預け先はここ!

「Lock Box Plus+もAIRPORTELsも便利そうだけど、結局どちらを使うのがベストなの?」 そんな疑問をお持ちのあなたへ、具体的な旅行シーンを想定しながら、それぞれのサービスがどのような場合に適しているかをご提案します。ぜひ、自身の旅の計画と照らし合わせて、最適な選択をしてくださいね。
空港到着後すぐ市内観光に出かけたいアクティブ派の方へ
おすすめ: スワンナプーム/ドンムアン空港の「AIRPORTELs」手荷物配送サービス
早朝にバンコクに着いても、ホテルのチェックイン時間まで待てずにすぐ市内に繰り出したい!そんな元気いっぱいのあなたには、AIRPORTELsの配送サービスがぴったりです。 空港のカウンターでスーツケースを預ければ、当日の夕方までにホテルへ届けてくれます。あなたはリュックだけで身軽になり、エアポートレールリンクに乗ってすぐ街へ。チャトゥチャック公園で緑を楽しんだり、サイアムのおしゃれなカフェでブランチを味わったり。重い荷物から解放されることで、初日の行動範囲や充実度が格段にアップします。
ホテルチェックアウト後、夜のフライトまで思いっきり楽しみたい方へ
おすすめ: 行動の拠点となる駅の「Lock Box Plus+」 または ショッピングモール内の「AIRPORTELs」
旅の最終日、ホテルをチェックアウトしても時間いっぱいまでバンコクを満喫したいあなたには、2つの選択肢があります。 サイアム周辺のショッピングモールで最後の買い物をしたり、アソークエリアで食事やマッサージを楽しむ予定なら、BTSサイアム駅やMRTスクンビット駅の「Lock Box Plus+」が便利。拠点駅に荷物を預ければ、移動がスムーズで、空港に向かう直前に荷物を取りに戻るのもラクですよ。 また、ターミナル21やセントラルワールドなど特定のモールで長時間過ごすなら、その施設内にある「AIRPORTELs」のカウンターに預けるのがおすすめ。買い物で増えた荷物もそのまままとめて預けられ、有人カウンターなのでパッキングし直すスペースを借りやすいのも嬉しいポイントです。
チャトゥチャック市場での爆買いを計画しているショッピング好きさんへ
おすすめ: MRTチャトゥチャック公園駅またはBTSモーチット駅の「Lock Box Plus+」
週末のバンコク旅行の目玉、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット。膨大な品ぞろえの市場は、うっかり計画なしに買い物を始めると大変なことに。 そこでおすすめしたいのが「二段階ショッピング作戦」です。午前中に市場を一度回り、気になる物を片っ端から購入。買い物袋で両手がふさがったら、市場最寄りのMRTチャトゥチャック公園駅にある「Lock Box Plus+」のロッカーに一旦すべて預けて身軽に。 その後、再び市場へ戻って第2ラウンドの買い物を楽しんだり、軽やかなまま近隣の公園で休憩したり、別のエリアに足を伸ばしたり自由に動けます。この方法なら疲れにくく、思う存分ショッピングを満喫できるでしょう。
コスト重視かつセキュリティも気にする慎重派の方へ
おすすめ: 利用時間に応じて「Lock Box Plus+」と「AIRPORTELs」を使い分ける
費用は抑えたいけれど、安全性も妥協できないという賢い旅人に向けては、預ける時間帯に応じたサービスの使い分けがおすすめです。 数時間だけ、たとえばランチやマッサージの間など短時間預けたい場合は、「Lock Box Plus+」の時間制料金が割安。1時間20バーツから利用できる手軽さは魅力的です。 一方、朝から晩まで丸1日預けるなら、「AIRPORTELs」の一日100バーツの定額料金が断然お得。荷物の大きさを問わず同一料金で、大きなスーツケースでも安心して預けられます。加えて有人カウンターなので、機械が故障したりパスワードを忘れたりする不安もありません。 その日のスケジュールや荷物のサイズを踏まえ、費用対効果の高い方を選んで、賢く快適な旅を楽しみましょう。
知っておきたい!バンコクのコインロッカー利用の注意点とQ&A
便利なサービスですが、利用にあたっては知っておくべきルールや注意点がいくつかあります。特に女性が一人で旅行する場合は、安全面に十分配慮したいものです。トラブルを未然に防ぎ、安心してサービスを活用するためのポイントをQ&A形式でご紹介します。
どんなものでも預けられる?預けられないもの(禁止事項)について
コインロッカーや手荷物預かりサービスは、基本的に「手荷物」を預けるためのものです。トラブルを避けるために、下記の品物は絶対に預けないでください。これは利用規約にもしっかり明記されている重要なルールです。
- 貴重品
パスポート、現金、クレジットカード、航空券、スマートフォン、ノートパソコン、カメラ、宝飾品などは必ず手元で管理しましょう。万が一盗難や紛失があっても補償対象外です。
- 危険物
ライター、スプレー缶、引火性の液体、火薬、毒物など、法律で禁止されている危険物は絶対に預けないようにしてください。
- 生もの・腐敗しやすいもの・強い臭いを放つもの
カットフルーツや惣菜、ドリアンなど、時間が経つと傷みやすいものやにおいが強いものは避けましょう。ロッカー内やほかの利用者の迷惑になります。
- 動植物
ペットや植物などの生き物は預けられません。
- 法律で禁止されているもの
麻薬や銃器など、現地の法律で所持が禁止されている物品は預けることができません。
基本的に、「盗まれたら困るもの」「壊れると困るもの」「腐敗するもの」は預けないと覚えておくことが大切です。荷物は衣類やお土産など、万が一なくなっても旅に支障が出ないものに限定するのが賢明でしょう。
支払いに関するトラブルと対応策は?
バンコクではキャッシュレス決済が広まっていますが、コインロッカーの支払いで小さなトラブルが起こることもあります。
- 「お釣りが出ない!」
Lock Box Plus+の現金払いでは、お釣りが出なかったり、特定の硬貨しか使えない場合があります。支払い画面に「No Change」といった表示がないか必ず確認しましょう。対策としては、10バーツ硬貨や20、50、100バーツ札などの細かい現金を事前に多めに用意しておくことが重要です。また、可能ならRabbit LINE PayなどのQRコード決済を利用するのが一番スムーズでおすすめです。
- 「クレジットカードが使えない!」
最新型のロッカーではクレジットカード対応のものも増えていますが、設置台数が少なかったり、通信状況により使えないこともあります。クレジットカードだけに頼らず、現金やQR決済など複数の支払い手段を用意しておくのが安心です。
- 「超過料金はどうやって支払うの?」
受け取り予定時間を過ぎると超過料金がかかります。これは取り出す際にタッチパネルに表示され、その場で支払う仕組みです。現金やチャージ済みの電子マネーを用意しておくと慌てずに済みます。
操作ミスやトラブル時の対応方法は?
「パスワードを忘れてしまった」「ロッカーが開かない」などのトラブルに備え、対処法を押さえておきましょう。
- 「パスワードを忘れた!」
Lock Box Plus+で最も焦る場面ですが、レシートに印刷されたバーコードがあればパスワードの代わりになります。レシートは絶対に失くさず、スマートフォンで写真を撮っておくとさらに安心です。
- 「ロッカーが開かない」「操作がわからない」
まずは落ち着いて、操作を最初からやり直してみてください。解決しない場合は無理に自分で直そうとせず、すぐにサポートへ連絡しましょう。Lock Box Plus+のキャビネットには必ずコールセンターの電話番号が記載されています。電話をかければオペレーターが遠隔操作などで対応してくれます。 AIRPORTELsは有人カウンターなので、現地スタッフに即時助けを求められるのが大きな利点です。困った時は、公式サポートを頼るのがベストです。タイ国政府観光庁の公式サイトにも緊急連絡先の情報が載っているため、ブックマークしておくと安心ですよ。
セキュリティは大丈夫?スリ・盗難への対策は?
海外での安全対策は、いくら注意しても過ぎることはありません。
- ロッカー自体の安全性
駅や空港のロッカーは基本的に監視カメラのある場所に設置されています。ロッカー自体も頑丈に作られており、簡単にこじ開けられる心配はほぼありません。AIRPORTELsの有人カウンターは、さらにセキュリティレベルが高いと言えます。
- 利用時の注意点
危険はロッカー自体よりも「利用中」に潜んでいます。
- 周囲の確認:ロッカー操作や荷物の出し入れの際は、不審な人物がいないか短時間でも確認する習慣をつけましょう。
- パスワードを隠して入力:スマホのパスワード入力時と同様に、もう片方の手で操作パネルを覆い、覗き見を防いでください。
- 貴重品は見せない:ロッカーに荷物を入れるとき、大きくバッグを広げて中身を見せないようにしましょう。貴重品を持っていることを周囲に悟られないことが重要です。
コインロッカー利用に限らず、バンコクの混雑した場所ではリュックを前に抱えたり、ショルダーバッグは車道側と反対の手で持つなど、基本的なスリ防止策を徹底すればトラブルのリスクを大幅に減らせます。
【実践編】私が実際にLock Boxを使ってみた!リアル体験レポート

理論だけではなかなかイメージしにくいかもしれませんね。そこで今回は、私が実際にバンコクでLock Box Plus+を使った体験をミニレポート形式でお伝えします!
<シチュエーション> 旅の最終日。宿泊先はチャオプラヤー川沿いに位置する「ミレニアム ヒルトン バンコク」。フライトは22時発でスワンナプーム国際空港から出発します。午前11時にホテルをチェックアウト後、行きたかったアートスポット「ジム・トンプソンの家」を訪れ、その後はサイアムエリアで最後のお土産探しとカフェ巡りをする予定です。
<課題> スーツケースをホテルに預けることもできますが、サイアムで遊んだ後にまた川の向こう側のホテルまで荷物を取りに戻るのは、時間も交通費も無駄です。
<解決策> BTSの乗り換えポイントであるサイアム駅周辺、かつジム・トンプソンの家にも近いエリアで荷物を預けることにしました。今回は利便性を重視し、BTSサイアム駅直結のショッピングモール「サイアム・パラゴン」内にあるLock Box Plus+を利用することに決めました。
【リアル体験スタート!】
- ロッカーを探す
ホテルからタクシーでサイアム・パラゴンへ移動。G階(グラウンドフロア)のグルメマーケット(スーパーマーケット)の近くに、目印のオレンジ色のロッカーを発見!人通りが多く明るい場所なので、夜の受け取りでも安心感があります。
- いよいよ操作開始!
タッチパネルの前に立ち、「Deposit」をタップ。すぐに言語選択が表示されたので迷わず「日本語」を選択。すべての画面表示が日本語になるため、一気に操作のハードルが下がりました。
- サイズ選択と支払い
荷物は中型スーツケースとお土産で膨らんだトートバッグ。Lサイズ(料金は40THB/時間)を選択します。空いているロッカー番号「L05」が表示されると同時に扉が開きました。荷物を詰め込み扉をしっかり閉めてロックし、画面に戻ってパスワードを設定。忘れないようにいつもの番号を入力します。支払いは、私はタイで使っているQR決済「TrueMoney Wallet」を利用。画面に表示されたQRコードをスマホで読み取るだけで、瞬時に決済完了!現金や小銭を探す手間がなく、とてもスマートでした。
- レシートを受け取る
支払い完了後、ガチャンと音をたててレシートが発行されました。中にはロッカー番号、利用開始時間、そしてトラブル時用のバーコードが印刷されています。念のためスマホで写真に撮り、レシートは安心のため財布の奥に保管しました。これで預け入れは完了!所要時間はわずか3分ほどでした。
- 身軽になって観光へ
スーツケースから解放され、まるで鳥のように身軽な気分に!BTSで一駅移動し「ジム・トンプソンの家」へ。タイシルクの巨匠が暮らした美しい邸宅と緑豊かな庭園をゆったり堪能できました。重い荷物があったら、この感動も半減していたかもしれません。その後サイアムに戻ってデパート巡りをし、最後のコスメやタイティーを購入。おしゃれなカフェ「CPS Coffee」で旅の思い出に浸りながら一休み。こんな風にフットワーク軽く動けるのは、荷物を預けたおかげです。
- ドキドキの荷物受け取り
夕方になり空港へ向かう時間に。再びサイアム・パラゴンのロッカーへ戻ります。タッチパネルで「Pick Up」を選択し、ロッカー番号「L05」とパスワードを入力するとすぐに認証されました。利用時間は約6時間。Lサイズの料金は1時間あたり40バーツなので、40×6=240バーツ。最初に最低料金を支払っていたため、ここで差額分の超過料金をQRコード決済でサクッと支払い。支払い終了と同時に「カチャッ」と小気味よい音を立ててロッカーが開き、愛しいスーツケースと再会。荷物を取り出し扉を閉めて全て完了です。
<使ってみた感想> 想像以上に簡単でスピーディー、そしてストレスフリーでした!特に日本語対応とQRコード決済の使いやすさには感動。これさえあれば、バンコク旅行最終日に荷物の心配はまったく不要です。たったひとつの行動「荷物を預ける」ことで、旅の自由度と快適さが格段にアップ。これはもう、バンコク旅行で必ず活用すべきテクニックだと自信を持って言えます!
旅をもっと自由に、もっと賢く。荷物から解放されるバンコクステイ
熱気に満ちたバンコクの街角を、重たいスーツケースを引きながら歩く光景は、もはや過去のものとなりました。高機能なコインロッカー「Lock Box Plus+」や、安心と利便性を兼ね備えた手荷物預かり・配送サービス「AIRPORTELs」を活用すれば、あなたのバンコク旅行はよりスマートで自由なものへと変わります。
到着した瞬間から軽装で街へと繰り出し、最終日のフライト直前まで心ゆくまでショッピングやグルメを楽しめます。旅のプランに合わせて最適な預け場所を選ぶことで、時間も体力も、そして気持ちも大切なことに存分に使えるようになるのです。
この記事で紹介した利用方法や注意点を参考に、ぜひ次回のバンコク旅行で荷物預かりサービスを試してみてください。きっと「どうして今まで使わなかったんだろう!」と感じることでしょう。
旅のスタイルは、自分自身でデザインするもの。重い荷物という制約から解放され、軽やかな足取りでエネルギッシュなバンコクの魅力を隅々まで存分に味わってください。あなたの旅が、忘れられない素敵な体験になることを心より願っています。

