こんにちは!アパレル企業で働きながら、長期休暇のたびに世界へ飛び出す旅ライターの亜美です。ファッションとアートが大好きで、旅先では現地のトレンドを肌で感じられるショッピングが何よりも楽しみ。今回は、何度訪れても新しい発見がある、私のお気に入りの街「ソウル」のショッピングの魅力について、余すところなくお届けします。
最新の韓国コスメ、日本未上陸のファッションブランド、活気あふれる市場での掘り出し物探し…。ソウルには、私たちの「欲しい!」を刺激する魅力的なアイテムが溢れています。でも、広いソウルのどこで何をどう買えばいいのか、迷ってしまうこともありますよね。この記事では、定番の明洞から、今最もホットな聖水洞まで、エリア別の特徴とおすすめショップを徹底解説。さらに、お得に買い物をするための免税手続きや、トラブルを避けるためのコツまで、私の経験をぎゅっと詰め込みました。この記事を読めば、あなたもきっとソウルショッピングの上級者になれるはず。さあ、一緒に心躍るショッピングの旅へ出かけましょう!
ショッピングの合間には、ソウルの街角に溢れる個性的な韓国のカフェで一息つくのもおすすめです。
なぜ私たちはソウルでのショッピングに惹かれるのか

世界中にはおしゃれな都市が数多く存在しますが、なぜソウルはこれほどまでにショッピング好きの心を掴んで離さないのでしょうか。その理由はいくつか挙げられます。
まず第一に、トレンドの移り変わりの速さがあります。ソウルのファッションやコスメのトレンドは信じられないほど早く変化します。SNSで注目を浴びたアイテムが、次の週にはすでに街のショップに並んでいることも珍しくありません。最先端を追い求める私たちにとって、このスピード感は非常に魅力的です。訪れるたびに新たなブランドやデザインに出会えるため、飽きることなくショッピングを楽しむことができます。
次に、価格帯の幅が非常に広い点も見逃せません。高級百貨店から、手頃な価格のアイテムが揃う地下街、そして個性的な一点ものがゲットできる市場まで、あらゆる価格帯のショッピングスポットが集約されています。限られた予算の中でも工夫次第で全身コーディネートを完成させたり、多数のコスメをまとめ買いしたりできるのも、ソウルならではの魅力です。
そして何より、ショッピング自体がエンターテインメントになっていることが大きなポイントです。フォトジェニックな内装を持つセレクトショップやアーティストとのコラボレーション、独特なコンセプトを打ち出したフラッグシップストアなど、単に物を買うだけで終わらない「体験」があらゆる場所で味わえます。おしゃれなカフェでひと休みしながら、一日中街を巡るといった過ごし方ができるのも、ソウルの大きな魅力の一つです。
出発前に知っておきたい!ソウルショッピングの基本と準備
最高のショッピング体験は、入念な準備から始まります。現地で「しまった!」と後悔しないために、基本的な情報をしっかりと押さえておきましょう。ここでは、通貨や持ち物、さらに知っておくとお得な免税制度について詳しく説明します。
通貨・両替・キャッシュレス事情
韓国の通貨は「ウォン(₩)」です。ショッピングを楽しむには、まず日本円をウォンに両替する必要があります。両替可能な場所はいくつかありますが、特にレートが良いとされるのは、ソウル市内の公認両替所です。観光客が多く訪れる明洞には多くの両替所があり、それぞれのレートに微妙な差があるため、数軒を比較してから両替するのがおすすめです。日本の空港や銀行、韓国の空港でも両替は可能ですが、一般的に市内よりレートはやや低めです。少額のウォン(空港から市内までの交通費など)を空港で両替し、まとまった金額は明洞で両替する方法が賢明です。
現在のソウルは非常にキャッシュレス化が進んでいます。百貨店やファッションビル、コスメショップ、カフェやレストランの多くでクレジットカードが利用できます。VISAやMastercardならほとんど問題ありません。JCBは大手店舗で使える場合が多いですが、小規模な個人店では使えないこともあるため、VISAかMastercardを1枚用意しておくと安心です。現金が必要になるのは主に、東大門の卸売市場や一部の屋台、交通カード(T-money)のチャージ時などです。すべてをカードで済ませるのではなく、適度に現金も持ち歩くのがスマートな旅の秘訣です。
ショッピングに便利!必携アイテムリスト
ソウルでのショッピングを最大限に楽しむには、私がいつも持参するアイテムをご紹介します。これらがあれば、快適さが格段にアップします。
まずは大きめのエコバッグです。韓国でも日本同様、ほとんどの場所でレジ袋が有料です。コスメや洋服をつい買いすぎてしまうソウルでは、購入品をまとめるためのエコバッグが欠かせません。軽くて丈夫なものを数枚スーツケースに入れておきましょう。
次に何よりも重要なのが「歩きやすい靴」です。ソウルは坂道が多く、地下鉄駅の階段も長いことが多いため、ショッピングエリアも広範囲で一日中歩くことになります。オシャレも楽しみつつ、足が痛くならないように、スニーカーやフラットシューズなど自分が履き慣れた靴を選ぶのがおすすめです。旅先で気に入った靴を見つけたら、それを履いて帰るのも素敵な思い出になるでしょう。
意外に役立つのが小さなメジャーです。特に試着ができない東大門市場などで洋服を買う際に重宝します。自分の体のサイズや、手持ちの服のサイズを測ってメモしておくと、失敗を大幅に減らせます。フリーサイズ(ONE SIZE)商品が多いので、メジャーがあると安心です。
そして、現代の旅行に欠かせないのがモバイルバッテリーです。地図アプリを使ったり、お店の情報を調べたり、写真を撮ったりとスマートフォンは大活躍します。バッテリー残量が少なくなって慌てないために、大容量のものを用意しておくのが賢明です。韓国のカフェにはコンセントが利用できる場所も増えていますが、プラグ形状が日本と異なる(CタイプまたはSEタイプ)ため、変換プラグも忘れずに持っていきましょう。USBポートを備えたカフェも多くなっています。
最後に、パスポートの原本またはコピーです。後述する免税(タックスリファンド)手続きをする際に、パスポートの提示が必須となります。原本を持ち歩くのが不安な場合は、スマートフォンで顔写真ページを撮影するかコピーを持参するとよいでしょう。ただし、空港での最終手続きには原本が必ず必要なので、忘れないように注意してください。
忘れずにマスターしたい!免税(タックスリファンド)手続き
海外旅行でのショッピングをさらに楽しむポイントのひとつが免税制度です。韓国には「事後免税制度(Tax Refund)」があり、外国人旅行者が対象店舗で一定金額以上の買い物をした場合、商品価格に含まれる付加価値税(VAT)や個別消費税が払い戻される仕組みになっています。少々面倒に感じるかもしれませんが、知っているかどうかで大きな差が出ます。ぜひしっかりと理解して、お得に買い物を楽しみましょう。
対象となるのは、「Tax Free」または「Tax Refund」の表示がある店舗です。百貨店や大手コスメショップ、ファッションブランド店などがこれに該当します。1店舗での購入金額が15,000ウォン以上の場合に利用可能です。会計時に「タックスリファンド、プリーズ」と声をかけてパスポートを提示すると、免税書類(リファンドチェック)を発行してもらえます。この書類は後の手続きで重要なので、紛失しないよう大切に保管してください。
還付の方法はいくつかあります。
まずは「市内還付」。明洞などにある市内の還付カウンターで手続きを行い、その場で現金(ウォン)を受け取る方法です。ただし、デポジットとしてクレジットカードの提示が求められます。そして、出国時に空港で「購入品を国外に持ち出す」という証明を必ず行わなければなりません。この手続きを忘れると、デポジットとして登録したクレジットカードから還付された税金と同額、場合によってはペナルティまで引き落とされるので注意が必要です。
もうひとつは、より一般的な「空港還付」です。出国時、空港で手続きを行う方法で、2つのステップに分かれます。まず航空会社のカウンターでチェックインしますが、免税手続きをする商品はスーツケースに入れず、手荷物として持ち運びます。係員に「タックスリファンドをしたい」と伝えれば、荷物にタグを付けて一度返却されます。その後、空港内の税関(Customs Declaration)へ行き、購入品やパスポート、免税書類を提示して、輸出承認のスタンプを押してもらいます。場合によっては商品を提示するよう求められるため、すぐに出せる状態にしておくと良いでしょう。スタンプをもらったら、近くのカウンターに荷物を預け、身軽になってから出国審査後のエリアにあるタックスリファンドカウンターへ向かいます。そこでスタンプを押された書類を提出すれば、現金(ウォン・円・ドルなどから選択可能)で還付金を受け取るか、クレジットカードへの返金処理が行われます。最近では空港内に設置されたKIOSK(無人端末機)を使って簡単に手続きができ、日本語対応の画面指示に従いパスポートと免税書類のバーコードをスキャンするだけで完了します。とても便利なのでぜひ活用してください。詳しい情報は韓国観光公社の案内を参照すると良いでしょう。
エリア別!ソウルショッピング完全ガイド

ソウルはエリアごとにまったく異なる表情を見せるところが魅力です。自分の好みや目的に合わせてエリアを選ぶことで、ショッピングの楽しさがより一層アップします。ここでは、主要なショッピングエリアの特徴と、私のおすすめの巡り方を紹介します。
【明洞(ミョンドン)】コスメ&ファッションの定番!初心者にも安心な活気あふれるエリア
ソウルでのショッピングと言えば、多くの人がまず明洞を思い浮かべるでしょう。ここは「ザ・ソウル」と呼ぶにふさわしい活気あるエリアで、初めての人もリピーターも誰でも楽しめる場所です。
メインストリートには、韓国を代表するコスメブランドの店舗がずらりと並び、日本語で「お姉さん、見ていって!」と声をかけられることも多いです。最新のシートマスクから話題の新作リップまで、実際に試しながら選べるのが嬉しいポイントです。特に「OLIVE YOUNG(オリーブヤング)」「CHICOR(シコル)」「LOHB’s(ロブス)」などのドラッグストア型セレクトショップは外せません。複数のブランド製品を一度に比べられるため、お目当てのコスメを効率的に見つけられます。オリーブヤングは店舗数も多くプライベートブランドの商品も優秀なので、必ずチェックしています。
ファッション面では、「ロッテ百貨店本店」と「新世界百貨店本店」というふたつの大手百貨店がランドマーク的存在です。国内外のハイブランドから韓国で人気のデザイナーズブランドまで幅広くそろっており、デパ地下の食品フロアも充実しているため、お土産探しにもぴったりです。よりカジュアルなファッションを求めるなら、「NOON SQUARE」や「M PLAZA」といったファッションビルがおすすめです。ZARAやH&Mなどの海外ブランドに加え、韓国の若者に人気のオンラインブランドの実店舗が入っていて、トレンド感あふれるアイテムが見つかります。
明洞は夜遅くまでにぎわっており、屋台グルメも豊富です。ショッピングの合間にトッポッキやホットクを味わうのも、ここならではの楽しみ方です。日本語が通じやすい店が多いのも旅行者にとって安心できるポイントです。
【弘大(ホンデ)】若者カルチャーの発信地!ストリートファッションとアートの街
明洞が都会的な表の顔なら、弘大はソウルの現代的でリアルな今を感じられるエリアです。芸術大学の弘益(ホンイク)大学を中心に広がるこの街は、若者のエネルギーに溢れています。ストリートファッションや個性的なセレクトショップ、古着屋、ライブハウスやクラブが混在し、歩くだけでクリエイティブな刺激を受けられます。
弘大のショッピングは特定の建物に集約されているのではなく、「ストリート自体」がメインスポットです。駐車場通り(チュチャジャン通り)を中心とした路地には、手頃な価格でトレンドの洋服やアクセサリーを扱う小さなお店が密集しています。チェーン店よりも、オーナーの個性が光る個人経営のセレクトショップが多いのが特徴で、自分だけの掘り出し物を探す宝探しのような楽しさがあります。
私が弘大で必ず訪れるのは、日本でも話題のストリートブランド「STYLENANDA(スタイルナンダ)」のフラッグシップストアです。ファッション・コスメ・カフェが一体となった空間はまるでテーマパークのようです。また、「chuu(チュー)」や「IMVELY(イムブリー)」など、オンラインで人気のブランドの実店舗も多く、実際に手に取って確かめられるのがうれしいですね。
ヴィンテージ好きにも見逃せないのが古着屋巡りです。弘大には個性豊かな古着店が点在し、状態の良いヴィンテージアイテムやリメイクされたユニークな一着に出会えることも。手頃な価格なので気軽に挑戦しやすいのも魅力です。
買い物に疲れたら、おしゃれなカフェでひと息つきましょう。弘大はカフェの激戦区で、デザイン性の高いインテリアや独創的なコンセプトの店が多いです。アートや音楽のイベントも頻繁に開催されており、訪れるたびに新しいカルチャーに触れられる刺激的な街です。
【江南(カンナム)&カロスキル】洗練された大人向けショッピングスポット
PSYのヒット曲「江南スタイル」で広く知られる江南は、高層ビルが立ち並ぶビジネス街であると同時に、ソウルを代表する高級ショッピングエリアとしても有名です。明洞や弘大の喧騒とは対照的に、洗練された大人の雰囲気が漂います。
江南駅周辺には巨大な地下街「江南駅地下ショッピングセンター」が広がり、プチプラのファッションやコスメを手軽に楽しめます。雨の日でも快適にショッピングできるのが嬉しいポイントです。地上に出ると大手企業のビルやブランドショップが立ち並び、都会的な景観を楽しめます。
特におすすめなのが新沙洞(シンサドン)にある「カロスキル」。名前は「並木道」を意味し、その名の通り道沿いには銀杏の木が美しく並び、おしゃれな雰囲気が漂う通りです。国内外のデザイナーズブランドの旗艦店やセレクトショップ、ギャラリー、開放的なカフェが軒を連ね、ウィンドウショッピングをしながらゆったり散策するだけでも心が満たされます。
韓国発のコスメブランド「Dr.Jart+(ドクタージャルト)」や「TAMBURINS(タンバリンズ)」の斬新な旗艦店は、まるでアートギャラリーのよう。製品を試すだけでなく、その世界観に浸ることができます。ファッション面では、「ÅLAND(エーランド)」や「AROUND THE CORNER」といった大型セレクトショップが人気で、新鋭の韓国デザイナーのアイテムも多く、あまり知られていないブランドの発掘も楽しめます。
江南には「COEXモール」という巨大な複合施設もあり、ファッション、ビューティー、グルメ、エンタメが凝縮。中でも天井まで届く本棚が印象的な「ピョルマダン図書館(星の広場図書館)」は必見のフォトスポットです。一日中いても飽きない、都会のオアシスといえる場所です。
【東大門(トンデムン)】眠らないファッション市場!プロも利用する卸売りの聖地
東大門は、ソウルのショッピングでも少し独特な存在で、一度その魅力にハマるとやみつきになるエリアです。ここは眠らないファッションの街で、夜が深まるにつれて全国の小売店のバイヤーや海外からの仕入れ業者が集まり、巨大なファッションビルが明るく輝きます。
東大門には大きく分けて「小売向け」と「卸売向け」のビルがあります。観光客が気軽にショッピングを楽しめるのは「doota! mall(ドゥータモール)」「ミリオレ」「ハローapM」などの小売向けビルで、デパートのようにフロアごとにジャンルが分かれており試着も可能、1点から購入もできます。若手デザイナーの個性的なアイテムが充実しています。
一方、東大門の真骨頂は「卸売ビル」にあります。代表的なところで「apM PLACE」「apM Luxe」「THE OT」などがあり、これらは深夜0時頃から朝方にかけて最も賑わいます。プロのバイヤーが商品を仕入れに来るため、小売ビルよりかなり安価で購入できるのが魅力です。ただし、卸売ならではのルールがいくつかあります。
まず基本的に同じデザインを2点以上(色違いも含む)購入する必要があり、複数人でシェアすると便利です。また支払いは現金(ウォン)オンリーが多く、クレジットカードは使えないことがほとんどなので、十分な現金を用意しましょう。試着はできず、返品・交換も原則できません。そのため、メジャーなどの準備が役立ちます。店員はプロのバイヤー相手の接客なので態度が少しドライに感じることもありますが、購入の意思を見せれば親切に対応してくれます。この独特の雰囲気を味わいながら掘り出し物を見つける喜びは格別です。コネストの東大門ショッピングガイドも参考に、あらかじめ各ビルの特徴を調べておくと安心して巡れます。
【聖水洞(ソンスドン)】感度の高い人が集う!リノベカフェとアート最先端のスポット
現在、ソウルで最もおしゃれで注目を集めるエリアのひとつが「聖水洞(ソンスドン)」です。かつては工場や倉庫が立ち並んでいた場所ですが、近年それらがリノベーションされ、カフェやセレクトショップ、ギャラリーが次々とオープン。「韓国のブルックリン」とも称され、感度の高い若者やアーティストが集う街へと進化しました。
聖水洞の魅力は、インダストリアルでありながら洗練されたモダンなデザインが融合した独特の景観にあります。広々としたカフェ「대림창고(大林倉庫)」や、話題のベーカリーカフェ「オニオン」は、聖水洞の象徴的スポットです。ショッピングの合間にこうした空間で過ごす時間が、特別な経験になるでしょう。
ファッション面では、Diorがオープンした大型コンセプトストア「ディオール聖水」が話題です。期間限定のポップアップやブランドの展示会も頻繁に行われ、新しい情報が絶えず発信されています。また、韓国発のコンテンポラリーブランド「ADER error(アーダーエラー)」の旗艦店もこのエリアにあり、ユニークなデザインや限定アイテム探しが楽しめます。
セレクトショップ「EMPTY」では国内外の先鋭ブランドを独自の視点で選んでおり、ファッション好きには必訪のスポットです。シューズブランドやレザー工房も充実し、オーダーメイド靴の製作も可能。まだ過度に観光地化されていないローカルな雰囲気も残しつつ、最先端トレンドが生まれる場、それが聖水洞の魅力です。時間をかけて自分だけのお気に入りスポット探しを楽しんでみてください。
もっと賢く!ソウルショッピングを楽しむためのTips
エリアごとの特徴を把握したら、次はショッピングをより賢く楽しむためのちょっとしたコツをご紹介します。これを知っているだけで、お得感も満足度もぐっとアップすることでしょう。
【高速ターミナル駅】「GOTO MALL」はプチプラの宝庫
ソウルの地元民に「安くていい服はどこで買う?」と尋ねると、多くの人が挙げるのが地下鉄3・7・9号線が乗り入れる高速ターミナル駅直結の地下街「GOTO MALL」です。全長約880メートルもの長い通路の両側には、ファッション、雑貨、インテリアなど約600店舗が所狭しと並んでいます。最大の魅力はやはり価格の安さ。1万ウォン(約1,000円)で購入できるトップスやワンピースも多く、トレンドを反映したアイテムを驚くほど手ごろな価格で手に入れられます。
客層は10代からお年寄りまで幅広く、さまざまなテイストの服が揃っているのも特徴です。東大門市場のような業者向けではなく、一点から気軽に買えるのも嬉しいポイント。ただ、お店の入れ替わりが激しく、トレンドの変化も非常に速いため、気に入ったものがあったら迷わず購入することが鉄則です。現金決済が主流の店も多いので、現金は多めに持参すると安心です。また、GOTO MALLは新世界百貨店の江南店やセントラルシティと直結しているため、プチプラショッピングとデパートでの買い物を同時に楽しめる、非常に効率的なスポットです。
狙い撃ち必須!注目の韓国ブランド
せっかくソウルに来たなら、日本未上陸のブランドや現地で人気のブランドをチェックするのも楽しみのひとつです。私が今注目しているブランドをいくつかご紹介します。
まずは、大きなデイジーロゴが特徴の「Mardi Mercredi(マルディメクルディ)」。梨泰院(イテウォン)エリアの漢南洞(ハンナムドン)にショールームがあり、スウェットやTシャツは韓国の芸能人も愛用する人気ブランドです。フレンチテイストのカジュアルなデザインは、普段のコーディネートに取り入れやすいと評判です。
続いて、クラシックなロゴが印象的な「Marithé François Girbaud(マリテフランソワジルボー)」。フランス発のブランドですが、韓国で再び注目を集めており、若者のあいだで高い支持を得ています。シンプルながらも存在感のあるTシャツやキャップがそろいます。
バッグなら「CARLYN(カーリン)」がおすすめです。雲のようなキルティング加工が施されたバッグは軽くて収納力も抜群。カラーバリエーションも豊富で、多くの韓国アイドルにも愛用者がいるブランドです。明洞のロッテ百貨店などで購入可能です。
これらのブランドはSNSやオンラインで人気が広がり、実店舗を展開することが多いので、訪問前に公式サイトやSNSで店舗情報をチェックしておくと良いでしょう。
セール時期を狙ってもっとお得に!
ソウルのショッピングは通常価格でも十分魅力的ですが、セール時期を活用すればさらにお得になります。韓国の大規模なセールは主に夏と冬の年2回。夏は6月下旬から8月にかけて、冬は12月から2月にかけて、多くのブランドや百貨店がまとめてセールを実施します。特に百貨店が合同開催する「コリアグランドセール」は、ショッピングだけでなく航空券や宿泊、エンターテインメントなど様々な分野で割引が受けられる大規模イベントです。この時期を目安に旅行の計画を立てるのもおすすめです。セールの具体的な時期や内容は、各百貨店や観光情報サイトで事前に確認しておきましょう。
トラブル対策!安全にショッピングを楽しむために

楽しいショッピング旅行を台無しにしないためには、予想されるトラブルとその対処法を事前に把握しておくことがとても大切です。特に女性の一人旅や友人同士の旅行では、安全対策をしっかりと整えておきましょう。
よくあるトラブルとその対処法
まず注意したいのはスリや置き引きです。特に明洞や東大門市場など、人が多く集まる場所では警戒が必要です。バッグは必ず体の前で抱えるように持ち、ファスナーやボタンがしっかり閉じられるものを選びましょう。カフェやレストランで席を確保するときには、スマートフォンや財布をテーブルに置いたままにしないでください。貴重品は常に身につけるという意識が重要です。
もし万が一、パスポートや財布を盗まれてしまった場合は、すぐに最寄りの警察署や派出所へ行って紛失・盗難届を提出し、「紛失・盗難証明書」を発行してもらいましょう。パスポートを紛失した場合は、それから在韓日本国大使館にて「帰国のための渡航書」の発行手続きを行う必要があります。困ったときは、日本語が通じる「観光警察」に相談するのも有効です。彼らは赤い制服と帽子が特徴で、主要な観光地に常駐しています。
また、残念ながら観光客を狙ったぼったくりも存在します。特にタクシーや一部の市場で注意が必要です。タクシーに乗る際は、メーターが正常に動いているかを必ず確認してください。不当な料金を請求された場合は、その場で支払わずに、車両のナンバーを控えておき、観光警察や韓国観光公社の観光通報センターに連絡しましょう。
返品・交換は可能?知っておきたい韓国のルール
日本の感覚で「気に入らなければ返品すればいい」と思っていると、思わぬトラブルに遭うことがあります。韓国では、日本ほど返品・交換が一般的ではありません。特に東大門市場や地下街などの個人商店では、「返品・交換不可」と明示している店が多いです。不良品の場合を除き、自己都合での返品は基本的に難しいと考えた方がいいでしょう。
一方、百貨店や大手ブランドの直営店舗では、購入日から一定期間内(通常は7日以内)であれば、レシートと未使用タグ付きの商品を持参することで返品・交換に対応してもらえることが多いです。ただし、これも各店舗の方針に依存するため、購入時に必ず確認することをお勧めします。「Exchange or Refund, OK?」と一言尋ねるだけでも安心感が増します。セール品は返品・交換不可となっているケースが多いので、購入時は特に注意しましょう。
クレジットカードの不正利用に注意
キャッシュレス決済が普及している一方で、クレジットカードのスキミング(カード情報の盗用)などのリスクも忘れてはなりません。カードで支払う際は、店員の操作を必ず目の前で確認し、カードから目を離さないようにしてください。怪しいと感じる小規模店舗や屋台では、現金で支払うほうが安心です。また、カードの利用明細は必ず保管し、帰国後に請求額と照合する習慣をつけましょう。もし身に覚えのない請求があった場合は、すぐにカード会社に連絡してカードの利用停止を依頼することが必要です。旅行前にカード会社の緊急連絡先を控えておくと、いざというときに慌てずに対応できます。
ソウルショッピングの新たな扉を開く体験
ソウルでのショッピングは、もはや単なる「物を購入する」という行為にとどまりません。自身をアップデートできる多彩な「体験」が待ち受けています。旅の思い出として、少し違った視点からソウルを満喫してみるのはいかがでしょうか。
自分だけの「美」を発見する体験
韓国と言えばやはり美容大国です。ショッピングに加えて、ビューティー体験を取り入れるのもおすすめです。近年注目されているのが、「パーソナルカラー診断」。専門のアナリストが、肌や髪、瞳の色に最適なカラーグループを判定してくれます。自分のパーソナルカラーを知ることで、洋服やコスメ選びが一段と楽しくなり、失敗もグッと減ります。日本語対応のサロンも増加しているため、ぜひ予約して訪れてみてください。
さらに、自分だけのオリジナルコスメ作りも人気を集めています。リップスティックやクッションファンデーションなど、専門スタッフと相談しながら色や香り、質感をカスタマイズして調合できます。世界に一つだけのコスメは、最高の自分へのお土産になること間違いなしです。
ファッションの最先端を肌で感じる
旅行のタイミングが合えば、「ソウル・ファッションウィーク」を訪れてみるのも特別な体験になるでしょう。年に2回(3月と10月頃)開催され、メイン会場である東大門デザインプラザ(DDP)周辺は、世界中のファッショニスタで賑わいます。ショーチケットがなくても、会場周辺の熱気に触れるだけで、ソウルのファッションシーンの最前線を体感できます。若手注目デザイナーのショーを間近に見るチャンスかもしれません。最新トレンドを追いかけている私たちにとって、非常に刺激的な体験です。次回のソウル旅行では、単なる買い物にとどまらず、自分だけの特別な体験を加えて、一生忘れられない思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

