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【2024年最新版】韓国の喫煙事情を徹底解説!愛煙家が知るべきルールとマナー、最新スポットまで

アンニョンハセヨ!旅するライターの亜美です。キラキラしたコスメ、美味しいグルメ、心ときめくカフェ巡り…。何度訪れても新しい発見がある国、韓国。私も大好きな旅先の一つで、仕事の合間を縫っては最新のトレンドをチェックしに足を運んでいます。ソウルの街を歩けば、最先端のファッションに身を包んだ人々が行き交い、そのエネルギーにいつも刺激をもらっています。

ただ、そんな魅力あふれる韓国旅行で、愛煙家の方が少しだけ「肩身の狭い」思いをしてしまうかもしれないポイントがあるのをご存知でしょうか。そう、それは「喫煙」に関するルールです。日本とは異なる厳しい規制があり、知らずにいると、せっかくの楽しい旅行が罰金という思わぬ出費で台無しになってしまう可能性も…。

でも、心配しないでくださいね。この記事では、2024年最新の韓国の喫煙事情について、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。厳しいルールを正しく理解することはもちろん、街中でどうやって喫煙所を探せばいいのか、加熱式や電子タバコはどう扱われるのか、そして万が一のトラブルにどう対応すればいいのかまで、愛煙家トラベラーが知りたい情報をぎゅっと詰め込みました。しっかり予習して、ルールとマナーを守り、スマートに韓国旅行を楽しみましょう!

ルールを守ってスマートに旅行を楽しんだ後は、ソウルで釜山発祥のナッコプセを味わうのもおすすめです。

目次

なぜ今、韓国の喫煙事情を知るべきなのか?

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海外旅行に出かける前に、訪れる国の喫煙ルールを調べるのは、少し手間だと感じる方もいるかもしれません。しかし、特に韓国に関しては、この「事前の確認」が旅行の満足度を大きく左右する重要なポイントとなります。

韓国では、2015年ごろから「国民健康増進法」に基づいて禁煙対策が急激に強化されてきました。初めは一定の面積以上の飲食店が禁止対象でしたが、現在では面積の大小にかかわらず、すべての飲食店やカフェ、バーなどが全面禁煙となっています。さらにその規制は屋外にまで広がり、バス停や駅の出入口、公園や広場など、多くの公共の場で禁煙区域が設定されています。この傾向は今も続いており、禁煙エリアは年々拡大しています。

日本でも分煙が進んでいますが、韓国の規制はそれ以上に厳格であると言えるでしょう。日本ではまだ喫煙可能な居酒屋や屋外の喫煙スペースを比較的見つけやすい一方、ソウルのような大都市の中心部では喫煙場所を見つけること自体が難しく、一種のチャレンジとなっています。この違いを知らずに日本の感覚で「ここなら大丈夫だろう」と煙草を吸うと、巡回している監視員に注意され、高額な罰金を課されるケースが後を絶ちません。

楽しい旅行中に、言葉も通じない異国で警察や取り締まり員と対峙し、罰金を支払う羽目になるのは、誰にとっても避けたい事態です。だからこそ、出発前に韓国のルールをしっかり理解しておくことが、自分自身を守り、不必要なストレスなく旅を楽しむための「お守り」とも言えるでしょう。この記事を参考に最新情報を把握し、自信を持って韓国の街を満喫してください。

韓国の喫煙ルール【基本編】〜ここだけは押さえたい罰金の対象〜

まずは最も重要な基本ルールである「どこで喫煙してはいけないのか」について確認しましょう。違反を避けるために、具体的な禁止場所をしっかりと覚えておいてください。

禁煙エリアの基本ルール

韓国の「国民健康増進法」では、禁煙区域(금연구역・クミョングヨク)が明確に定められています。以下に示した場所は原則としてすべて喫煙禁止であり、違反した場合には罰金が科される可能性が非常に高いです。旅行者が訪れるほとんどのスポットが該当すると覚えておきましょう。

  • すべての飲食店・カフェ・バー・居酒屋: 店内の広さに関係なく、全面禁煙です。日本のような「喫煙席」という区分はありません。たとえ店舗の外に灰皿が置かれている場合でも、その指定された場所でのみ喫煙が許されています。
  • 公共交通機関の施設: 空港や駅(地下鉄・鉄道)、バスターミナルおよびその周辺がこれに含まれます。特に、多くの自治体では駅の出入口から半径10メートル以内を禁煙区域と定めています。地下鉄の階段を上がってすぐの場所での喫煙は絶対に避けましょう。
  • 屋内の施設: デパートやショッピングモール、映画館、美術館、地下街などもすべて禁煙です。以前はPCバン(ネットカフェ)やカラオケ(ノレバン)に喫煙ブースがありましたが、現在は法律の改正により、店内は完全禁煙となっています。
  • 行政・医療・教育関連施設: 市庁や区庁などの官公庁、病院や保健所、そして学校(小中高大学問わず)の敷地内およびその周辺(出入口から50メートル以内の「絶対浄化区域」)は厳格な禁煙エリアです。
  • 屋外の公共スペース: ここが特に注意したいポイントです。多くの公園や広場(ソウル市庁前広場や光化門広場など)、さらにバス停やタクシー乗り場も禁煙に指定されています。バスを待つ列のすぐそばでの喫煙も厳禁です。
  • 一部の路上: 自治体によっては人通りの多い特定の道路が「禁煙通り(금연거리・クミョンゴリ)」として設定されている事例があります。例えばソウルの江南大路(カンナムデロ)や光化門広場周辺などが知られています。地面に描かれた禁煙マークにも注意を払いましょう。

罰金の金額と支払い方法

もし禁煙エリアで喫煙が見つかった場合、どのような処分が下されるのでしょうか。これは外国人旅行者でも例外はありません。

  • 罰金の金額: 禁煙区域内での喫煙に対して科される罰金(過怠料・과태료・クァテリョ)は、通常は10万ウォン(2024年5月時点で日本円にして約11,500円)です。地域によって多少の差異はありますが、おおむねこの金額が基準となっています。また、たばこのポイ捨て(담배꽁초 무단투기・タンベコンチョ ムダントゥギ)に対しては別途、約5万ウォンの罰金が科される場合があります。
  • 摘発の流れと支払い: 巡回する取り締まり担当者(Tシャツやベストを着用していることが多い)や警察官がその場で違反を発見し声をかけます。まず身分証明書の提示を求められるので、必ずパスポートを提示してください。その場で違反告知書(納付書)が発行され、現金での支払いは行わず後日指定の銀行窓口やATMで納付するのが一般的です。
  • 旅行者へ注意: 「旅行者だから罰金を免れるだろう」と考えるのは非常にリスクがあります。違反内容はパスポート情報と共に記録され、未払いのまま出国しようとすると空港でトラブルになる可能性があります。場合によっては将来的な韓国再入国にも影響を与えることも考えられます。摘発された際は誠実に対応し、指定された期限内に必ず罰金を支払うようにしましょう。言葉が不安な場合は、スマートフォンの翻訳アプリを活用したり、可能であれば韓国観光公社の観光通訳案内電話「1330」に問い合わせてサポートを受けることもおすすめします。

愛煙家の救世主!韓国の喫煙所(喫煙ブース)の探し方

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これほど厳格なルールを聞くと、「では、一体どこで吸えるのだろう?」と不安に思うかもしれません。ご安心ください。韓国にも確かに喫煙者のための専用スペースは用意されています。ただし、日本と比べて数はかなり少なく、自分で見つけるのはやや難しい場合もあります。ここでは、まるで砂漠のオアシスのような喫煙所を見つけるための具体的な方法をご紹介します。

街中で喫煙所を見つけるためのポイント

まず、探す際に目を向けるべき表示は「흡연구역(フビョングヨク)」または「흡연실(フビョンシル)」というハングルです。どちらも「喫煙区域」や「喫煙室」を意味します。ガラス張りの小さなブースになっていることが多く、遠くからでも見つけやすいでしょう。以下のような場所に設置されている可能性が高いので、チェックしてみてください。

  • 大型ビルやデパートの周辺: 建物の裏手ややや離れた屋外スペースに設置されていることが多いです。正面玄関ではなく、従業員用の通用口付近にある場合がありますので、そちらも探してみると見つかるかもしれません。
  • 主要な駅の広場や乗り換え通路: ソウル駅や龍山駅などの大きなターミナル駅では、屋外の広場の一角に喫煙ブースが設置されています。ただし、駅の入口や出口からは離れた場所に位置しているため、少し注意深く探す必要があります。
  • 高速道路のサービスエリア: レンタカーや高速バスを利用する際は、サービスエリアが貴重な喫煙スポットになります。日本と同様に、屋外にしっかり確保された喫煙スペースがあります。
  • 路地裏の灰皿: もっともローカルな探し方かもしれません。繁華街の大通りから一本入った路地裏などで、店舗が独自に設置したドラム缶やスタンド型の灰皿が設置されていることがあります。地元の喫煙者が集まる場所が目安になります。ただし、これはあくまで公式の喫煙所ではない場合もあるため、周囲の状況をよく観察し、ポイ捨ては絶対に避けてください。

【エリア別】ソウルの主要喫煙所ガイド

旅行者に人気のソウルのエリアごとに、喫煙所の傾向や見つけ方のポイントをまとめました。喫煙所の設置や撤去は頻繁に起こるため、あくまで2024年現時点での目安として参考にしてください。

  • 明洞(ミョンドン): ショッピングの中心地である明洞は常に多くの観光客で賑わっており、大通りでの喫煙はほぼ禁止されています。しかし、意外なスポットも存在します。
  • ロッテ百貨店本店: 本館とヤングプラザの間の屋外通路や、少し離れた場所に喫煙スペースが設けられている場合があります。デパートのスタッフに尋ねるのも有効です。
  • 路地裏: 明洞餃子の裏手や、コスメショップが立ち並ぶメインストリートから一本入った飲食店街の路地で、灰皿が置かれていることがあります。ただし、通行人が多いので周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
  • 弘大(ホンデ): アートや若者の街である弘大。クラブやライブハウス、バーなどが多いため、夜には路上に喫煙者が集う光景も見られますが、禁煙指定の通りも増えています。
  • KT&Gサンサンマダン周辺: 弘大の象徴的な複合文化施設の周囲や裏手には、喫煙スペースが設けられており、喫煙者が集まる場所として知られています。
  • 駐車場通り: 「歩きたい通り」から少し入った駐車場周辺のエリアは飲食店が多く、店先に灰皿が置かれていることがよくあります。
  • 江南(カンナム): オフィス街や高級ブティックが混在する江南エリアは比較的整然としており、喫煙所の管理も厳格です。
  • 江南駅・新論峴駅周辺ビル群: 江南大路沿いの大型ビルの裏手には、オフィスワーカー向けの喫煙スペースがよくあります。探す際は、大通りから一本奥の道を歩いてみると見つけやすいでしょう。
  • 仁川国際空港: 韓国の玄関口である仁川国際空港では、喫煙者への配慮が比較的充実しています。慌てないためにも、場所を事前に確認しておきましょう。
  • 出国前の一般エリア: 各ターミナルの屋外、1階到着フロアや3階出発フロアの指定出入口付近に喫煙スペースがあります。案内表示も分かりやすいため、探しやすいはずです。
  • 出国後の免税エリア: 保安検査と出国審査を終えた後も、各ターミナルの搭乗ゲート付近に複数の喫煙室(Smoking Room)が設置されています。フライト前の一服が安心してできます。

喫煙所の検索に便利なアプリ・ウェブサイト

自力で探すのが難しい場合は、便利なテクノロジーを活用しましょう。韓国の地図アプリは非常に優秀で、喫煙所探しにも役立ちます。

NAVERマップ / Kakaoマップ: 韓国旅行で必須のこれら地図アプリの検索窓に「흡연구역」(フビョングヨク)と入力すれば、周辺の公式な喫煙所や喫煙ブースが地図上に表示されます。現在地から最も近い場所を簡単に見つけられるため、大変便利です。渡航前に日本でダウンロードし、使い方に慣れておくことを強くおすすめします。

加熱式・電子タバコはOK?気になるタバコの種類別ルール

日本で広く普及している加熱式タバコ(IQOSやgloなど)や電子タバコ(VAPE)は、韓国ではどのように扱われているのでしょうか。紙巻きタバコとの規制の違いも気になるポイントです。

韓国における電子タバコ(VAPE)の扱い

結論から申し上げると、韓国では加熱式タバコも電子タバコも法律的には紙巻きタバコと同等の扱いを受けています。そのため、これまでに説明した禁煙エリアでは、これらの製品の使用も同様に禁止されます。「煙が出ない」「匂いがほとんどしない」といった理由で、カフェの店内や禁煙区域の路上で吸うことは明確な違反であり、罰金の対象となります。路上で加熱式タバコを吸っている人を見かけることもありますが、それはルールを知らなかったか、または摘発を免れただけのこと。旅行者として決して真似しないようにしましょう。

加熱式タバコ(IQOS、gloなど)の現状

韓国でも加熱式タバコは非常に普及しており、特に若年層の間で利用者が増加中です。コンビニエンスストアに足を運べば、「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」のデバイス本体はもちろん、専用のスティックも手に入ります。日本でも見かける「HEETS(ヒーツ)」「TEREA(テリア)」「neo(ネオ)」といった銘柄が普通に販売されています。価格は1箱あたり約4,800ウォンと、紙巻きタバコよりやや高めに設定されています。もし日本から持参したスティックがなくなっても、現地で簡単に購入できるため安心です。

日本から持ち込むタバコの免税範囲

愛用の銘柄を持ち込みたいという方も多いでしょう。その際に留意すべきなのが免税の制限です。規定量を超えて持ち込むと、高額な税金が課されるため注意が必要です。2024年5月時点の韓国関税庁のルールによると、旅行者が免税で持ち込めるタバコの量は以下のようになっています。

  • 紙巻きタバコ: 200本(1カートン)まで
  • 葉巻: 50本まで
  • 電子タバコ: リキッドタイプは20mlまで、加熱式タバコのスティックは200本まで

重要なポイントは、これらの中から1種類のみ免税枠が適用されることです。例えば、紙巻きタバコを1カートン持ち込んだ場合は、電子タバコのリキッドや葉巻を同時に免税で持ち込むことはできません。複数種類を持ち込みたい場合は課税の対象になり、税関で申告する必要があります。申告を怠ると罰則が科される可能性もあるため、必ず正しく申告しましょう。

【読者ができること】韓国喫煙旅行のための準備と行動プラン

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これまで、韓国の厳格な喫煙規制について解説してきました。ここからは、それらを踏まえた上で、愛煙家の皆さんが韓国旅行をより快適に過ごすための具体的な準備方法と、現地でのスマートな振る舞い方についてアドバイスをお伝えします!

出発前に用意したいものリスト

旅の快適さは事前準備にかかっています。以下の持ち物と心構えをしっかり整えましょう。

携帯灰皿は必携アイテム!:韓国の街なか、特に正式な喫煙所以外では灰皿が設置されていないことがほとんどです。いくら喫煙可能な場所を見つけても、捨てる場所がないことが多く、ポイ捨ては罰則対象となるマナー違反です。使いやすい携帯灰皿を日本から必ず持参しましょう。これはスマートな喫煙者として最低限のエチケットと言えます。

ライターやマッチの持ち込みルールを確認:航空会社によって異なりますが、通常ライターや安全マッチは1人1個まで、かつ預け入れ荷物ではなく機内持ち込みバッグに限って許可されています。複数個持参すると保安検査で没収される恐れがあるため、愛用の1個だけを持って行くのが賢明です。

喫煙場所検索アプリを事前に導入:先ほど紹介した「NAVERマップ」や「Kakaoマップ」は、韓国渡航時に必須のダウンロードアプリです。日本にいる間にインストールし、訪問予定地の近くに「흡연구역(喫煙区画)」があるかどうかをブックマークしておくと、現地での安心感が格段にアップします。

万が一に備えた現金(ウォン)を用意:韓国はカード社会ですが、罰金を科された場合の支払いは銀行振込が基本となります。すぐに対応できるよう、ある程度の現金ウォンを手元に用意しておくと、慌てずに済みます。

韓国到着後のスマートな喫煙行動ガイド

現地に着いたら、以下の3ステップを心がけて行動しましょう。

STEP 1: まず「흡연구역」を探す:喫煙したくなったら、まず周囲を冷静に見回してください。ガラス張りの喫煙ブースや「흡연구역」の表示がないか探しましょう。デパートや駅など大きな建物の周辺を重点的にチェックするのが鉄則です。

STEP 2: 喫煙所が見つからない場合は?:地図アプリで「흡연구역」を検索するのが一番確実です。それでも見つからなかったり急いでいる時は、近くでタバコを吸っている現地の方に尋ねるのが良いでしょう。その際、以下の韓国語フレーズが役立ちます。

「혹시, 담배 피우는 곳이 어디에 있어요?」

(ホクシ、タムベ ピウヌン ゴシ オディエ イッソヨ?)

「すみません、タバコを吸う場所はどこですか?」

身振りを交えると、親切に教えてもらいやすくなります。

STEP 3: 携帯灰皿をスマートに活用する:喫煙場所が見つかったら、吸い終わった後の処理も忘れずに。持参した携帯灰皿にきちんと吸い殻を収めましょう。こうした一連の行動が、日本人旅行者のマナーの良さを示すことに繋がります。

トラブル発生!もし罰金を科されたらどうする?

いくら気をつけていても、うっかりルール違反してしまう可能性はゼロではありません。もし取り締まり員に声をかけられたら、以下のポイントを思い出して冷静に対処しましょう。

冷静で誠実な対応が肝心:言葉がわからないからと無視したり、その場を立ち去ろうとするのは最悪です。事態をさらに悪くする恐れがあります。まずは相手の指示に従い、パスポートを提示するようにしてください。

翻訳アプリを積極的に活用:相手が何を言っているのか、自分が伝えたいことを正確に伝えるためにもスマホの翻訳アプリは大変役立ちます。なるべく活用して、状況を的確に理解しましょう。

観光警察への連絡も選択肢に:どうしてもコミュニケーションが難しい場合や不当な対応だと感じたときは、韓国観光公社が運営する「観光警察」へ連絡してください。日本語対応可能なスタッフが電話でサポートしてくれます。電話番号は「1330」です。この番号は観光案内だけでなく、トラブル対応の際にも非常に頼りになるので、渡航前にスマホに登録しておくことをおすすめします。

カフェ文化と喫煙事情〜一服できるカフェはあるの?〜

韓国といえば、街のあちこちにスタイリッシュなカフェが点在する「カフェ天国」として知られています。散歩の合間に、美味しいコーヒーを楽しみながらひと休みできれば最高ですよね。しかし、ここにも韓国独特のルールが存在しています。

基本的にカフェ内は全面禁煙

残念ながら、韓国ではすべてのカフェ店内が法律によって完全禁煙と定められています。日本のように喫煙席と禁煙席を分ける「分煙」や、喫煙専用ルームを備えたカフェは、ほぼ見かけません。この規制は、個人経営の小規模なカフェから大手チェーン店まで、例外なく適用されています。

テラス席なら吸ってもよい?

「店内がダメなら屋外のテラス席ならどうか?」と考えるかもしれませんが、多くの場合、こちらも禁煙扱いとなるケースがほとんどです。多くのカフェは、屋外のテラス席であっても敷地全体を禁煙エリアとしているため、テーブルに灰皿が置かれていない限り喫煙は控えるのが無難です。どうしても確認したい場合は、店員さんに「여기서 담배 피워도 돼요?(ヨギソ タムベ ピウォド ドェヨ?/ここでタバコを吸ってもいいですか?)」と聞いてみると良いでしょう。

喫煙者に配慮した「喫煙ブース付きカフェ」

全く希望がないわけではありません。数は非常に限られていますが、カフェの敷地内や同じビル内に喫煙ブースを設置している店舗も稀に存在します。特に、PCバン(ネットカフェ)が併設された大規模な複合施設内のカフェなどでは、共有の喫煙室が利用可能な場合があります。また、郊外で広い敷地を持つカフェでは、駐車場の一角に喫煙スペースを設けていることもあります。カフェでゆっくりしながら喫煙したい場合は、前述の地図アプリで「흡연구역」と検索して、その周辺に喫煙可能なカフェがないか探してみるのがおすすめです。

女性目線の韓国喫煙事情と安全対策

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旅をする際、特に女性にとって気になるのは現地の文化や安全面でしょう。喫煙についても、少しだけ注意しておきたいポイントがあります。

女性の喫煙に対する見方

韓国ドラマなどで、女性がかっこよくタバコを吸うシーンが増えてきており、以前に比べて女性の喫煙に対するイメージはかなり寛容になってきました。実際、ソウルの街中でも喫煙所でタバコを吸う女性の姿は珍しくありません。特に若い世代の間では、性別による偏見はほとんどなくなっていると言ってよいでしょう。

ただし、少し年配の世代の中には、まだ保守的な考えを持つ方もいます。そのため、混雑した場所や年配の方が多い場所での喫煙には配慮が必要かもしれません。これは良し悪しの問題ではなく、文化的背景の違いとして覚えておくとよいでしょう。

一人でも安心して利用できる喫煙スポット

女性が一人で安心してタバコを吸える場所として、私がおすすめしたいのはデパートや大型ショッピングモール内の喫煙所です。これらの場所は管理が行き届き、清潔で人目もあるため安全に利用できます。また、空港の喫煙ルームも同様に安心して使えるスポットです。

一方で気をつけたいのは、人通りが全くない暗い路地裏のような場所です。喫煙所を探す際にそうした場所に入りがちですが、特に夜間の一人歩きは避けることが大切です。タバコを吸う時はなるべく明るく開けた場所を選ぶようにしましょう。安全に楽しく旅をすることが最も重要ですからね。

韓国のタバコ文化と最新トレンド

せっかくですから、韓国のタバコそのものにも少し注目してみましょう。現地のタバコ事情を知ることで、コンビニでの買い物がより楽しく感じられるかもしれません。

韓国で人気のタバコ銘柄

韓国のコンビニにあるタバココーナーは、種類の豊富さに驚かされます。韓国のタバコメーカーKT&Gが製造する国産ブランドが特に多く、その中でも「ESSE(エッセ)」は、世界で最も売れているスーパースリムタイプのタバコとして知られています。メンソールや様々なフレーバーのカプセル入りタイプも高い人気を誇っています。さらに、「THE ONE(ザ・ワン)」や「RAISON(レゾン)」といった銘柄もよく見かけます。もちろん、海外ブランドの「マールボロ」や「メビウス」も購入可能です。パッケージデザインも個性的なものが多いので、見るだけでも楽しめますよ。

タバコの価格と購入場所

韓国でタバコを買うなら、コンビニが最も身近な場所です。購入時に年齢確認されることはあまりありませんが、法律では満19歳以上で喫煙および購入が許可されています。2024年現在、国産・海外を問わず、タバコ1箱の価格は一般的に4,500ウォンです。日本円に換算すると大体520円程度です。加熱式タバコのスティックはやや高く、4,800ウォンほどが相場です。日本の価格と比べると、やや安いか同程度と感じる方が多いでしょう。免税店であれば1カートンを30ドル前後で購入できるため、お土産としてなら免税店利用が経済的です。

進化する禁煙政策と今後の展望

韓国の禁煙政策は現在も着実に進化しています。最近では、電子タバコに含まれるニコチン以外の有害物質にも課税を行う動きや、タバコのパッケージに表示される警告画像をより衝撃的なものへと変更するなど、禁煙促進に向けて厳しい対策が検討されています。また、多くの自治体が独自に禁煙エリアの指定を進めており、将来的には喫煙可能な場所がさらに減少すると見込まれています。こうした最新情報は、韓国観光公社の公式サイトなどで随時更新されているため、旅行前にチェックしておくことをおすすめします。施行されるルールは変わることがあるという点を忘れずにおきましょう。

愛煙家も非喫煙者も快適な韓国旅行のために

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これまで、韓国の喫煙事情について、ルールから実践的な対策まで、詳しくご紹介してきました。厳しい規則に少し窮屈さを感じたかもしれませんが、これらのルールは誰もが快適で健康的に過ごせる環境を作るために設けられています。

私たち旅行者は、その土地の文化やルールを尊重する「訪問者」です。定められたルールをきちんと守り、マナーを意識して行動することが、喫煙者にとっても周囲の人にとっても、最も心地よい旅の形ではないでしょうか。携帯灰皿を携え、指定された場所でスマートに一服する姿は、きっと素敵な旅人の姿として映ることでしょう。

喫煙者も非喫煙者も、お互いに気持ちよく過ごせるよう少しの配慮を心がけること。それこそが異文化交流の第一歩であり、旅を何倍にも充実させる大切な要素だと私は考えています。この記事で得た知識を「旅の守り」として、次の韓国旅行を存分に楽しんでくださいね。

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この記事を書いたトラベルライター

アパレル企業で培ったセンスを活かして、ヨーロッパの街角を歩き回っています。初めての海外旅行でも安心できるよう、ちょっとお洒落で実用的な旅のヒントをお届け。アートとファッション好きな方、一緒に旅しましょう!

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