フライト前の高揚感、旅の終わりの安堵感。そんな特別な時間の合間に、ほっと一息つきたい愛煙家の方にとって、空港の喫煙所の場所はまさに死活問題ですよね。広大なターミナルで「喫煙所はどこだ!?」と探し回った経験、一度はあるのではないでしょうか。特に、乗り継ぎ時間が迫っている時や、重い荷物を持っている時は、本当に焦ってしまいます。この記事では、そんなあなたの旅をよりスムーズで快適にするために、日本の空の玄関口である成田空港と羽田空港の喫煙所情報を、どこよりも詳しく、そして分かりやすく徹底解説していきます。保安検査の前、そして後、国内線から国際線まで、あらゆるシチュエーションを網羅した完全マップです。これを読めば、もうあなたは空港で一服の場所に迷うことはありません。スマートに喫煙所を見つけて、心穏やかな旅のひとときをお過ごしください。
空港での時間を有効活用したい方は、羽田空港での前泊を充実させる方法もご覧ください。
空港での喫煙、基本の「き」- ルールとマナー

空港の喫煙所マップをご案内する前に、まずは基本的なルールとマナーについて復習しておきましょう。快適に一服するためには、決められたルールをしっかり守ることが不可欠です。知っていると思っていても、意外と知らないポイントがあるかもしれませんので、ぜひ一度ご確認ください。
2020年4月以降のルール改定について
記憶に新しい方も多いかと思いますが、2020年4月1日に「改正健康増進法」が全面的に施行されました。この法律により、学校や病院、行政機関だけでなく、多くの施設で「屋内原則禁煙」が義務付けられています。もちろん、毎日多くの人が利用する空港も例外ではありません。この法改正によって、空港内の喫煙環境は大きく変化しました。以前はレストランやカフェで喫煙席があったり、オープンスペースに灰皿が設置されていたりしましたが、現在では完全に区画された「喫煙専用室」や「指定たばこ専用喫煙室」など、限られた場所でのみ喫煙が許可されています。指定場所以外での喫煙は罰則の対象となる可能性があるため、くれぐれもご注意ください。旅のスタートを気持ちよく過ごすためにも、「喫煙は指定の場所で」という基本ルールを改めて肝に銘じておきましょう。
紙巻きタバコ・加熱式タバコ・電子タバコの違い
「喫煙所」とひと口に言っても、実は種類があることをご存知でしょうか。大きく分けると、従来の紙巻きタバコが吸える「喫煙専用室」と、iQOS(アイコス)、glo(グロー)、Ploom(プルーム)など加熱式タバコ専用の「指定たばこ専用喫煙室」の2種類があります。空港内の喫煙所も、この二つのタイプが混在していることが多いです。入口に表示されているマークをよく確認しましょう。緑色のマークは紙巻きタバコと加熱式タバコの両方が利用可能な場所が多いですが、青色のマークは加熱式タバコ専用のケースが多いです。特に最近新設・リニューアルされた喫煙所では、加熱式タバコ専用のスペースが増えている傾向にあります。自分が吸いたいタバコの種類に対応しているか、入る前に必ず確認する習慣をつけましょう。
また、リキッドを加熱して蒸気を吸うタイプの「電子タバコ(VAPEなど)」は、法的にはタバコ製品としては扱われていませんが、多くの施設では加熱式タバコと同様の扱いとなっています。周囲への配慮からも、喫煙所以外での使用は避け、指定された場所での利用を心がけることが賢明です。トラブルを避けるためにも、喫煙所のルールをしっかり守りましょう。
意外と知らない?空港での喫煙マナー
ルールを守るのはもちろんのこと、多くの人が利用する公共の場である喫煙所では、お互いが気持ちよく過ごすためのマナーも重要です。フライト前の大切なリラックスタイムを、誰にとっても心地よいものにしましょう。
- 長時間の滞在は控える: 喫煙所は休憩スペースではありません。特に混雑時は、タバコを吸い終えたら速やかに退室するのがマナーです。次の利用者が待っていることを意識し、譲り合う気持ちを大切にしましょう。
- 大声の話し声や通話は控える: 狭い空間なので、大きな声での会話や電話は周囲の迷惑になりやすいです。とくに国際線ターミナルでは様々な国の方がいますので、静かな環境を心掛けてください。
- 出入口を塞がないように注意する: 喫煙所の入り口付近で立ち止まると、人の出入りが妨げられます。中に入ったらなるべく奥へ進みましょう。
- 吸い殻のポイ捨ては絶対にしない: これは基本中の基本ですが、吸い殻は必ず灰皿に捨てましょう。空港の敷地内や周辺でのポイ捨ても厳禁です。携帯灰皿が必要な場合は、空港内のコンビニなどで購入できます。旅の準備リストに「携帯灰皿」を加えておくと安心です。
こうした細やかな配慮が、喫煙者のイメージ向上にもつながります。マナーを守って、スマートな一服を楽しみましょう。
【羽田空港編】ターミナル別 喫煙所パーフェクトガイド
さて、ここからはいよいよ本題に入ります。日本の空の玄関口である羽田空港(東京国際空港)の喫煙所について、各ターミナル別に詳しくご紹介します。羽田空港は第1、第2、第3の3つのターミナルから構成されており、それぞれ利用する航空会社が異なります。利用予定のターミナルを事前にチェックし、目的の喫煙所にスムーズに辿り着けるようにしましょう。

第1ターミナル(JAL、スカイマーク、スターフライヤーなど国内線)
主にJALグループやスカイマークなどの便が発着する第1ターミナルは、赤を基調としたデザインが特徴で、北ウイングと南ウイングに分かれています。比較的分かりやすい構造ですが、喫煙所は点在しているため、しっかり把握しておくことが重要です。
出発エリア(保安検査前)
チェックインや手荷物預けを済ませた後、ひと息つきたい時に便利なのが保安検査前の喫煙所です。出発ロビーがある2階に数か所設けられています。
- 2F 出発ロビー: 北ウイングと南ウイングそれぞれに喫煙所があります。北ウイングは時計台1番付近、南ウイングは時計台8番付近に位置しています。いずれも端の方にあるため、中央の喧騒から離れて落ち着いて喫煙可能です。待ち合わせなどの時間調整にもぴったりです。
- 1F 到着ロビーの屋外: 余裕がある場合は、1階到着ロビーまで降りて屋外の指定喫煙エリアを利用することもできます。8番・9番出口付近や11番・12番出口付近にあり、室内の喫煙所が混雑している時や外の風を感じながら一服したい場合におすすめです。
出発エリア(保安検査後)
保安検査を終えて搭乗ゲートへ向かうエリアでは、フライト直前に最後の一服をするのに適した場所です。第1ターミナルのゲートエリアは広いため、自分の搭乗口に近い喫煙所を事前に確認しておくことがポイントとなります。
- 北ウイングエリア: 8番搭乗口付近、15番搭乗口付近、さらに北ウイングの先端にある21番搭乗口周辺にも喫煙所があります。特に15番搭乗口付近の喫煙所は広くて利用しやすいと好評です。
- 南ウイングエリア: 28番および36番搭乗口付近に喫煙所が設置されています。いずれも搭乗ゲートへ向かう通路沿いにあり見つけやすいでしょう。案内表示で自分のゲートを確認したら、最も近い喫煙所を目指してください。
保安検査後のエリアは一度入ると簡単に外には出られません。搭乗までの時間の過ごし方をよく考え、計画的に喫煙所を利用することが賢い旅人の心得です。
到着エリア
飛行機を降りて荷物を受け取るバゲージクレームエリアでは、一服できる場所を探している人も多いでしょう。残念ながら、第1ターミナルの手荷物受取所内には喫煙所がありません。荷物を受け取った後、到着ロビーに出てから先述の1階屋外の喫煙所を利用することになります。焦らず出口を目指しましょう。
第2ターミナル(ANA、ソラシドエア、エア・ドゥなど国内線)
主にANAグループが利用する第2ターミナルは、青を基調とした開放感のある空間が特徴です。第1ターミナル同様、保安検査前後にバランスよく喫煙所が配置されています。
出発エリア(保安検査前)
手荷物を預ける前や、見送りに訪れた際に使いやすいエリアです。
- 3F: 第2ターミナルの3階マーケットプレイスには喫煙所が2か所あります。レストランやショップが集まるエリアなので、食事や買い物のついでにも立ち寄りやすいのが魅力です。
- 2F 出発ロビー: 出発ロビーのフロアにも、北側と南側の端にそれぞれ喫煙所が設けられています。チェックインカウンターの近くにあるため、手続き直後に一服するのに適しています。
- 1F 到着ロビー屋外: 第1ターミナルと同様、到着ロビーを出た屋外にも喫煙スペースがあります。5番出口付近や7・8番出口付近にあり、開放的な環境で喫煙できます。
出発エリア(保安検査後)
搭乗前の大切な時間帯です。第2ターミナルもゲートエリアが広く南北に伸びています。
- 本館エリア: 保安検査を通過してすぐのエリアに複数の喫煙所が設置されています。52番、58番、65番搭乗口付近にあり、特に58番付近の喫煙所は中央に位置しているため、多くのゲートからアクセスしやすいです。
- サテライトエリア: バスで移動する沖止めスポットの46~48番ゲート利用時は、バスラウンジ内に喫煙所があります。バス出発までの待ち時間を快適に過ごせます。
到着エリア
第2ターミナルの到着ロビーも、第1同様に手荷物受取所内に喫煙所はありません。荷物を受け取った後、1階の屋外喫煙所を利用してください。フライト後の休息まで、もう少しの辛抱です。
第3ターミナル(国際線)
24時間運用されている国際線専用の第3ターミナルは、旅立つ人や帰国した人で賑わいます。出国・入国手続きを挟むため、喫煙所の位置把握は国内線ターミナル以上に重要です。
出発エリア(出国手続き前)
パスポートと搭乗券を手にしつつ、日本での最後の一服を楽しみましょう。
- 3F 出発ロビー: チェックインカウンターのフロアです。フードコート「江戸小路」の近くに1か所あります。食事の後に立ち寄るのに便利な場所です。
- 1F エントランスプラザ: 京急線やモノレールの改札を出てすぐの屋外スペースにも喫煙所があります。空港到着直後に一服したい方におすすめです。
出発エリア(出国手続き後)
出国審査を終え、免税店が広がるエリアです。ここから先は日本国外となるため、搭乗ゲート近くの喫煙所を把握しておく必要があります。
- 3F: 出国審査直後、109番と111番ゲートの間に1か所、さらに進んだ114番ゲート付近にも1か所あります。免税店でのショッピングを楽しみつつ、搭乗に遅れないように喫煙所の位置を確認しましょう。
- 4F: 145番と146番ゲート付近に喫煙所があり、サテライトへ向かう長い通路の途中にあります。移動の合間に立ち寄ることが可能です。
到着エリア
長時間のフライトを終え日本に帰国。入国審査や税関を抜けた後、待望の一服スポットがあります。
2F 到着ロビー: 到着ロビーに出て外に出る途中のエリアに1か所設けられています。ここでひと息ついてから、リムジンバスや電車の乗り場へ進むと良いでしょう。
羽田空港で喫煙所が見つからない時の対処法
もし、紹介した以外の場所で喫煙所を探したい場合や場所が分からなくなった時は、落ち着いて以下の方法を試してみてください。
- インフォメーションカウンターで尋ねる: 空港スタッフに「最寄りの喫煙所はどこですか?」と聞けば、丁寧に教えてもらえます。これが最も確実で迅速な方法です。
- フロアマップの確認: 空港各所に設置されている案内板に喫煙所のマークがあります。自分の現在地と照らし合わせてルートを確認しましょう。
- 公式サイトの利用: 羽田空港公式サイトには、非常に見やすい喫煙所のフロアマップが掲載されています。出発前にスマホなどにブックマークしておけば、いざという時に大変便利です。これが最もおすすめの方法です。
【成田空港編】もう迷わない!喫煙所完全攻略マップ

続いては、日本の国際線の主要空港である成田国際空港をご紹介します。都心からはやや距離がありますが、多くのLCCも就航しており、利用頻度の高い方も多いことでしょう。成田空港は第1、第2、第3の三つのターミナルに分かれており、広大な敷地を有しているため、喫煙所の場所を事前に確認しておくことが快適な旅のポイントとなります。
第1ターミナル(ANA・ピーチ・アビエーションなど)
第1ターミナルは、ANAをはじめスタアラ加盟航空会社やLCCのピーチが使用しています。南ウイングと北ウイングに分かれている点は、羽田空港の第1ターミナルと共通しています。

出発エリア(出国手続き前・保安検査前)
チェックインや見送りなどの際に利用可能なエリアです。
- 4階 出発ロビー: 国際線の出発ロビーが所在する4階には、レストランやショップが並ぶエリアの北ウイングと南ウイングの両端にそれぞれ喫煙スペースが設置されています。食後やショッピングの合間に便利です。
- 1階 到着ロビー屋外: 羽田同様、屋外にも喫煙エリアが点在。中央口C1や南口S2、北口N2などの出口付近に複数あります。なお、このフロアは国内線の到着ロビーも含まれます。
出発エリア(出国手続き後・保安検査後)
国際線と国内線でエリアが異なります。特に国際線は出国審査後のエリアが広範囲に及ぶため、注意が必要です。
- 国際線エリア: 出国審査を通過した3階には、各サテライトにバランス良く喫煙所が配置されています。第2サテライト(21~25番ゲート附近)、第3サテライト(35番ゲート附近)、第4サテライト(45番ゲート附近)、第5サテライト(55番ゲート附近)と分散しています。搭乗ゲートの場所を確かめて最寄りの喫煙所を活用しましょう。
- 国内線エリア: 国内線の保安検査後2階の搭乗待合室内には、1か所喫煙所が用意されています。国内線ご利用の方も搭乗直前まで利用可能です。
到着エリア
成田空港の到着エリア(国際線・国内線共通)は、手荷物受取所を経て到着ロビーに出た後、1階の屋外にある喫煙所を利用します。税関を通過した直後に吸いたくなる気持ちは理解できますが、指定の場所以外では控えましょう。
第2ターミナル(JAL・ジェットスター・ジャパンなど)
第2ターミナルは、JALグループやワンワールド加盟航空会社、さらにLCCのジェットスターが使用しています。本館とサテライトがシャトルバスで結ばれているのが特徴です。
出発エリア(出国手続き前・保安検査前)
- 3階 出発ロビー: 国際線チェックインカウンターのある3階にも、北側と南側の端にそれぞれ喫煙所が設置されています。また、国内線のチェックインカウンター付近にも1か所あり、便利に利用できます。
- 1階 到着ロビー屋外: 第1ターミナル同様、到着ロビーの屋外に複数の喫煙スペースがあります。
出発エリア(出国手続き後・保安検査後)
- 国際線エリア: 出国審査後のエリアは本館とサテライトに分かれています。本館3階の免税店周辺に数か所、さらにサテライト側の3階(85番ゲート付近や95番ゲート付近)にも喫煙所があります。サテライトへはシャトル移動が必要なので、乗車前に本館で一服するか、時間を見計らってサテライト到着後に吸うか、あらかじめ計画を立てるのがおすすめです。
- 国内線エリア: 国内線の出発・到着ロビーがある2階の保安検査後待合エリア内には1か所喫煙所が設置されています。搭乗までリラックスして過ごせます。
到着エリア
手荷物受取所内には喫煙所がなく、到着ロビーを出た1階の屋外喫煙所を利用します。長距離移動のあとに一服するのに最適です。
第3ターミナル(LCC専用)
ジェットスター・ジャパン、旧バニラエア(現ピーチ)、春秋航空日本などのLCC専用ターミナルで、他のターミナルとは離れた場所にあります。フードコートが充実しており、機能性に特化したシンプルな構造ですが、喫煙所もきちんと整備されています。
出発エリア(出国手続き前・保安検査前)
2階 出発ロビー: チェックインカウンターやフードコートがあるメインフロアです。フードコート奥の国際線・国内線保安検査場付近に1か所喫煙所が設置されています。LCCは搭乗手続きの締切が早い傾向があるため、早めに到着し食事と一服をここで済ませるのが賢明です。
出発エリア(出国手続き後・保安検査後)
- 国際線エリア: 出国審査を通過した国際線搭乗待合室(サテライト)に1か所喫煙所があります。LCC専用ターミナルのこのエリアは狭いため見つけやすいでしょう。
- 国内線エリア: 国内線保安検査通過後の搭乗待合室にも1か所喫煙所が用意されており、搭乗直前まで利用可能です。
成田空港のトラブルシューティング
成田空港は非常に広いため、喫煙所の場所がわからなくなった際は、羽田同様に近くのインフォメーションカウンターで尋ねるか、フロアマップで確認するのが確実です。また、成田国際空港の公式サイトには各ターミナルの喫煙所マップPDFが用意されており、事前にダウンロードすればオフラインでも確認できて頼りになります。ターミナル間の移動は無料連絡バスを利用しますが、バス乗り場の近くや降車後に一服できるよう、バス停周辺の屋外喫煙所の場所も予め把握しておくと、よりスムーズに移動できるでしょう。
愛煙家トラベラー必見!空港喫煙にまつわるQ&A
ここまで両空港の喫煙所マップを詳しくご紹介してきましたが、最後に空港や飛行機内での喫煙に関するよくある疑問に答えるQ&Aコーナーを設けています。役立つ情報ばかりですので、ぜひ参考になさってください。
Q. 飛行機にライターや電子タバコは持ち込めますか?
A. これは非常に重要なポイントです。ルールを間違えると保安検査で没収されることもあるため、注意が必要です。まずライターは「1人1個まで」機内への持ち込みが認められています。ただし、オイルタンク式のライターや葉巻用のターボライター(青い炎が出るものなど)は持ち込み禁止ですのでご注意ください。一般的な使い捨てライターやガスライターは問題ありません。そして、特に覚えておきたいのが「ライターを預け入れ手荷物(スーツケースなど)に入れることは一切禁止」という点です。発火の危険があるため法律で厳しく規制されています。
加熱式タバコや電子タバコ本体もリチウムイオン電池を内蔵しているため、「機内持ち込みのみ可能」となり、預け入れはできません。モバイルバッテリーと同じルールです。交換用バッテリーも同じく機内持ち込みが義務付けられています。リキッド式電子タバコのリキッドについては、国際線の場合「100ml以下の容器に入れ、合計1リットルまでのジッパー付き透明プラスチック袋にまとめる」という液体物扱いのルールに従う必要があります。詳細は国土交通省の公式サイトで最新の危険物情報をご確認ください。旅の準備時には一度チェックする習慣をおすすめします。
Q. 海外の空港の喫煙事情はどうなっていますか?
A. 国や地域によって喫煙に関する規則は大きく異なります。たとえば、シンガポールのチャンギ国際空港のように、屋外の庭園風で快適な喫煙エリアが整備されている空港もあります。一方、アメリカやヨーロッパの多くの空港では、保安検査を通過するとターミナル内に喫煙所が全くないことも多く、外に出なければ喫煙できません。再入場が難しい場合もあるため注意が必要です。特に乗り継ぎ(トランジット)で利用する際は、喫煙所を探している間に乗り遅れのリスクもあります。海外渡航の際は、利用する空港の喫煙環境を事前にインターネットで必ず調べておくことを強くおすすめします。「(空港名) smoking area」などで検索すると、現地の情報が見つかりやすいです。
Q. 喫煙所でタバコやライターは購入できますか?
A. 空港内のコンビニや売店、国際線の出国後エリアにある免税店でタバコを購入可能です。タバコを忘れたりライターが壊れたりした場合でも、空港内で手に入るので安心です。ただし早朝や深夜便利用時は店舗が閉まっていることもあるため、営業時間を事前に確認するとよいでしょう。また、免税店では海外の珍しい銘柄が販売されていることもあり、お土産に購入するのも楽しめます。
Q. もし喫煙ルールを破った場合はどうなりますか?
A. 指定された場所以外での喫煙は、法律や条例に基づき罰金などの処分を受ける可能性があります。また、航空会社の規則に違反した場合、最悪の場合は搭乗拒否や今後の搭乗禁止措置を受けることも考えられます。特に機内のトイレなどでこっそり喫煙する行動は、火災報知器が作動しフライトを大きく混乱させる恐れがある極めて危険な行為です。絶対に行ってはいけません。「少しだけなら」などの軽い気持ちが、自分自身だけでなく多くの乗客に迷惑をかける結果になります。決められた場所でルールを守って喫煙を楽しみましょう。
旅の始まりと終わりを、最高の一服で

今回は成田空港と羽田空港の喫煙所について、とことん詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事でご紹介した情報をしっかり覚えておけば、空港内で喫煙所を探し回ることなく、スムーズに一服の時間を満喫できるはずです。
フライト前の期待に胸が高鳴る中での一服。旅の思い出を振り返りながら、安らぎと共に味わう一服。喫煙者にとって、どちらも旅の体験をより豊かに彩る、大切な時間だと思います。そのためにも、喫煙者と非喫煙者が快適に過ごせるよう、ルールとマナーを守る意識は欠かせません。
さあ、これで空港での準備は完璧ですね。フロアマップを手に取り、軽やかに喫煙所へ向かうあなたの姿が目に浮かびます。この記事が、あなたの次の旅をより快適で思い出深いものにする一助となれば、これ以上の喜びはありません。どうぞ、最高の一服と共に素敵な旅をお楽しみください。いってらっしゃい!

