こんにちは、旅ライターの亜美です。普段はアパレル企業で働きながら、長期休暇を利用して世界の街角や日本国内の美しい風景を巡り、その土地ならではの空気感やカルチャーを肌で感じることを生きがいとしています。ファッションやアートの視点を取り入れた旅のスタイル、そして女性目線での安全対策やスマートな旅のノウハウをお伝えしていくのが私のライフワークです。
さて、今回皆様にご紹介するのは、東京から新幹線でわずか40分強というアクセスの良さを誇り、近年再び大きなブームを巻き起こしている日本屈指の温泉リゾート「熱海」での、快適な荷物管理術についてです。熱海は、昭和レトロな街並みと最新のモダンなカフェやアートスポットが美しく交差する、非常に魅力的な街です。しかし、そんな熱海を存分に楽しむために、ひとつだけどうしてもクリアしておかなければならない大きな課題があります。それが「旅行中の手荷物をどうするか」という問題です。
熱海という街は、海から山に向けて急激にせり上がるような地形をしており、坂道や階段が非常に多いのが特徴です。石畳の小道や、ノスタルジックな急勾配の坂を歩きながら街を散策するのが熱海の醍醐味ですが、重たいトランクケースや大きなお土産袋を抱えたままでは、せっかくの美しい景色も楽しめず、疲労ばかりが蓄積してしまいます。また、人気のカフェや雑貨店、歴史ある小さな食堂などは店内がコンパクトなことが多く、大きな荷物を持ち込むことが他のお客様へのご迷惑になったり、物理的に入店が難しかったりすることもあります。
だからこそ、熱海に到着したら、まずは荷物を預けて身軽になることが、旅の成功を左右する最重要ミッションと言っても過言ではありません。この記事では、熱海駅周辺のコインロッカーの場所や混雑状況、最新の荷物預かりサービスの活用法、さらにはスリ対策や持ち物の準備、トラブル時の具体的な対応手順まで、皆様が「この記事を読めばすぐにでも行動できる」よう、徹底的に詳しく解説していきます。
それでは、まずは熱海駅の位置関係と周辺の雰囲気をつかんでいただくために、地図をご確認ください。
熱海へのアクセスに便利な新幹線の旅をさらに快適にするためには、車内での喫煙ルールについて事前に確認しておくこともおすすめです。
温泉街を身軽に歩くために!熱海駅周辺のコインロッカー事情を徹底解説

熱海旅行の出発点となる熱海駅は、週末や大型連休になると改札を出た瞬間から多くの観光客で賑わい、とても活気づいています。その賑わいと共に直面するのが「コインロッカーの争奪戦」です。熱海駅周辺のコインロッカーの状況を正しく把握しておくことが、旅の無駄な時間を避けるための重要なポイントとなります。
熱海駅改札内のコインロッカー
新幹線や在来線で熱海駅に到着後、改札を出る前にまずチェックしたいのが改札内に設置されているコインロッカーです。熱海駅はJR東日本とJR東海の境界駅で、乗り換えの利用者も多いため、駅構内には複数のロッカーエリアが用意されています。サイズは小型から、機内持ち込みサイズのスーツケースが入る中型、さらに長期旅行向けの大型トランクも収納できる特大サイズまで多様です。
支払い方法は、100円硬貨のみ対応の従来型現金ロッカーのほか、SuicaやPASMOなど交通系ICカードで支払えるスマートロッカーが主流になりつつあります。交通系ICカード対応のロッカーは鍵を携帯する必要がなく、カード自体が鍵の役割を果たすため、鍵を紛失するという旅行中の大きなリスクを軽減できる点で非常におすすめです。
ロッカーの配置や詳細な構内図は、JR東日本公式サイトであらかじめ確認すると便利です。
熱海駅改札外(駅直結ビル「ラスカ熱海」周辺)のコインロッカー
改札内のロッカーが満杯の場合、次に目を向けたいのが改札の外、つまり駅を出てすぐの場所や駅直結の商業施設「ラスカ熱海」付近に設置されているコインロッカーです。
ラスカ熱海内には、観光客の便宜を考慮して複数の階にロッカーが分散配置されています。特に1階のバスターミナルやタクシー乗り場近くのロッカーは非常に競争率が高いものの、2階や3階のやや奥まったエリアに設けられたロッカーは意外と空きがあることが多いという裏ワザもあります。もし1階で見つけられなくても、上の階に上がって探してみることをおすすめします。
観光案内所や周辺施設の手荷物預かりサービス
すべてのコインロッカーが使われてしまい、「ロッカー難民」状態になっても慌てる必要はありません。熱海駅前には、手荷物の預かりを行う有人の施設がいくつかあります。
ラスタ熱海内の観光案内所や周辺のお土産屋さん、さらにはヤマト運輸の営業所などでは、有料で荷物預かりサービスを提供しています。有人預かりの利点は、ロッカーに入らない大型の荷物や不規則な形の荷物にも柔軟に対応可能な点です。さらにその場で観光マップを受け取ったり、スタッフから最新のグルメ情報を教えてもらえるという付加価値もあります。
行動の手順:熱海到着からロッカー確保までのスムーズな流れ
こちらでは、熱海駅に到着後、実際に荷物を預けて身軽に観光を始めるまでの「具体的な行動手順」を詳しく説明します。この記事を参考にすれば、現地で戸惑うことなくスムーズに動けるでしょう。
事前予約がカギ!最新の荷物預かりサービス(ecbo cloak等)の活用法
週末や連休の混雑する熱海で確実に荷物を預けるために最適なのは、最新の荷物預かりサービスアプリをあらかじめ準備することです。代表的な「ecbo cloak(エクボクローク)」は、カフェや美容室、郵便局などの空きスペースを荷物預かり場所として借りられる革新的な仕組みです。
行動手順(ecbo cloakの使い方)
事前にアプリのダウンロードと登録を済ませる
熱海へ向かう新幹線や電車の中、または前日までにスマホへアプリをインストールし、ユーザー登録とクレジットカード情報の登録を済ませておきましょう。 公式サイトはこちら:ecbo cloak公式サイト
預け先の検索と予約を行う
アプリ内で「熱海駅」と検索すると、周辺の荷物預かり店舗がマップで表示されます。預けたい日時と荷物の数量(バッグサイズやスーツケースサイズなど)を入力し、空きのある店舗を予約します。
指定店舗でチェックインする
予約した日時に指定の店舗を訪れ、スマートフォン画面の予約内容をスタッフに見せます。スタッフが荷物の写真撮影を行い、預かり証明としてアプリに記録します。
身軽になって観光をスタートする
支払いは登録したクレジットカードから自動で行われるため、現地で現金をやり取りする必要がありません。そのまま便利に熱海観光を楽しみましょう。
荷物の受け取り
観光終了後は営業時間内に店舗へ戻り、再度アプリの画面を見せて荷物を受け取ります。
交通系ICカードと現金(小銭)準備の重要ポイント
最新のサービスを使わずに駅のコインロッカーを利用する場合、以下の準備と手順が役立ちます。
交通系ICカードのチャージを忘れずに
ICカード対応ロッカーを利用するなら、残高不足でロッカーが使えなくならないよう、熱海到着前に出発駅で多めにチャージを済ませておきましょう。熱海駅改札内にもチャージ機はありますが、混雑しやすいです。
100円玉を複数枚用意する
ICカード対応のロッカーが満室で現金専用のロッカーしか空いていない場合に備え、100円玉を5〜6枚用意しておくのが安心です。駅の売店(キヨスク)でドリンクを買い、小銭を作っておくのがスムーズな方法です。両替機もありますが、千円札のみ対応で、一万円札だけの場合両替できないことがあるので注意しましょう。
ロッカーの利用と施錠方法
空いているロッカーを見つけたら荷物を入れます。現金タイプの場合は所定の金額を投入し、鍵を回して取り出します。ICカードの場合は画面の指示に従って「預ける」を選び、ロッカー番号を確認したうえでICカードをリーダーにかざし施錠します。
利用証明書(レシート)の保管
ICカード利用時には、ロッカー番号が記載されたレシート(利用証明書)が発行されます。荷物を受け取る際に必要になる場合があるため、必ず捨てずに財布など安全な場所に保管してください。
知っておきたい!コインロッカーのルールと禁止事項

荷物を預ける際には、単に入れればよいというものではありません。コインロッカーには厳密な利用規約が存在し、知らずに違反すると深刻なトラブルに発展する恐れがあります。読者の皆さまが安心して使えるよう、禁止事項やルールについて詳しくご説明します。
預けてはいけないもの・持ち込み禁止の品目
コインロッカーはあらゆるものを預けられる金庫ではありません。以下の品物は絶対に預けてはいけません。
現金や貴重品
財布、クレジットカード、パスポート、価値の高いジュエリーや時計などはロッカーに入れないでください。盗難に遭った場合でも管理会社は補償を行いません。貴重品は必ず身につけて携行するのが基本です。
パソコンやカメラなどの精密機器
ロッカー内は温度変動が激しく、出し入れ時の衝撃による故障も懸念されます。ノートパソコンや高価な一眼レフカメラはクッション性のあるバッグに入れて持ち運ぶか、ホテルのフロントに預けるなど別の方法を検討してください。
生鮮食品および冷蔵・冷凍が必要な品物
熱海は海産物が有名で、干物や蒲鉾、新鮮な魚介類をお土産に買うことが多いでしょう。しかし、これらを常温のコインロッカーに預けるのは厳禁です。腐敗や悪臭の原因となり、他の利用者に迷惑をかけるだけでなく、高額な清掃費用を請求されるリスクも高まります。冷蔵が必要なお土産は、帰る直前に購入するか、駅周辺にある冷蔵ロッカー(数が非常に少ないため注意が必要)を利用するか、クール便で自宅に配送する方法をおすすめします。
危険物や発火の恐れがあるもの
当然ですが、花火やガスボンベ、可燃性の液体などは法律により持ち込みおよび預け入れが禁止されています。
営業時間と使用期間の制限にご注意を
駅構内のロッカーは、始発から終電までの時間帯のみ利用可能です。夜遅くまで熱海の居酒屋で過ごし終電を逃してしまい、ロッカーから荷物を出せなくなるトラブルは珍しくありません。駅の営業日時を事前に確認し、必ず余裕をもって荷物を取り出すように心がけましょう。
さらに、利用期間にも制限があります。一般的にコインロッカーの利用期限は使用開始から3日以内(もしくは管理会社が指定する期間)です。期限を超過すると、荷物は管理会社に回収され、別の保管場所へ移されることがあります。長期滞在の場合は、ホテルのクロークを利用する方が安全かつ確実です。
服装に関するアドバイス(ドレスコードについて)
コインロッカー自体には服装規定はありませんが、手ぶらで熱海の街を歩く際には服装選びが非常に重要です。アパレル業界に携わる者として、熱海旅行の際の服装ポイントをお伝えします。
熱海は海沿いのリゾート地でありながら山がすぐそばまで迫る地形で、坂が多いのが特徴です。そのため、高いヒールのパンプスや歩きにくいサンダルは避け、クッション性のあるスニーカーやフラットシューズを選ぶのが適切です。石畳の道も多いため、足首をしっかり支える歩きやすい靴がおすすめです。
また、海風の影響で体感温度が変わりやすいので、薄手のカーディガンや大判ストールなど、さっと羽織れるものをサブバッグに入れておくと安心です。ロッカーにメインのアウターを預けてしまうと、夕方以降の肌寒さに対応できず後悔することになるため、季節に合わせて重ね着を基本に服装を計画してください。
準備や持ち物リスト:トランクとサブバッグの賢い仕分け術
熱海を身軽に観光するためには、出発前の荷造りの段階で「ロッカーに預けるもの」と「身につけて持ち歩くもの」をしっかり区別して準備しておくことが重要です。現地でトランクを開けて荷物を入れ替えるのは、防犯面でも望ましくありませんし、何よりスマートとは言えません。
メインのトランク(ロッカーに預ける荷物)
- 着替え:翌日用の洋服や下着、パジャマなど。
- 洗面用具・大きめのコスメポーチ:ホテルで使用するスキンケアセットやヘアアイロンなど、日中は使わないもの。
- 予備の靴:ディナー用に少しフォーマルな靴を持参する場合など。
- 充電器の親機や延長コード:ホテル内でしか使わない電子機器のアクセサリー類。
サブバッグ(常に身につけるもの)
サブバッグは、両手が自由になり防犯面でも安心なファスナー付きの斜めがけバッグ(クロスボディバッグ)や、体にフィットするコンパクトなリュックがおすすめです。
- 貴重品:財布、スマートフォン、交通系ICカード、新幹線のチケットなど。
- メイク直し用ポーチ:リップ、パウダー、あぶらとり紙など必要最低限の化粧品。
- モバイルバッテリー:地図アプリやカメラを多用するとスマホの充電がすぐに減るため、必ず持っておきたいアイテムです。
- 日焼け止めとサングラス:特に海沿いのサンビーチ周辺は強い日差しが降り注ぐため、紫外線対策はしっかりと。
- 折りたたみ傘:変わりやすい天候の海辺の街では必携のアイテムです。
- エコバッグ:商店街での食べ歩きや急な土産物購入に備えて、小さく折りたためるエコバッグを一つ入れておくと便利です。
- ウェットティッシュ:温泉まんじゅうや海鮮串などの食べ歩きグルメを楽しむ際、手が汚れたときにすぐ拭けるので重宝します。
女性目線で選ぶ!コインロッカーの賢い使い方とセキュリティ対策

旅先でのトラブルを避け、安心して旅行を楽しむためには、防犯意識を常に高く保つことが重要です。特に女性のひとり旅や女子旅では、荷物の管理が安全確保に直結します。
安全第一!スリやひったくりから身を守る荷物の管理法
日本は治安が良いと言われていますが、熱海のような観光地には全国や世界中から多くの人が訪れます。人が密集する商店街(例えば仲見世商店街や平和通り商店街)や混雑した駅の構内では、スリや置き引きの被害に遭う危険性が常にあります。
ロッカーに荷物を預ける際は、つい手元やロッカー内に意識が集中し、足元に置いたサブバッグから目を離しがちです。そのわずかな隙を狙われることがあるため、荷物を出し入れするときには、貴重品が入ったサブバッグを必ず肩に斜め掛けし、体の前でしっかり抱えるようにしてください。
さらに、現金を入れたロッカーの鍵は紛失しないように、バッグの内側のファスナー付きポケットやキーチェーンなどに固定し、絶対に落とさない工夫をしましょう。ポケットに無造作に入れるのは紛失のリスクが高まります。
ロッカーの場所を忘れないための簡単な工夫
広い駅構内や周辺のビルでロッカーを利用した後、観光を楽しんで帰る時に「あれ、どこに預けたっけ?」と戸惑うことがよくあります。これを防ぐために、荷物を預けて鍵を閉めた直後に、ロッカー番号とその周辺の風景(近くの看板や店舗など)をスマートフォンで撮影しておくことをおすすめします。
このひと手間を加えておくだけで、帰りの電車に乗る前の焦りや不安を完全に回避でき、心に余裕を持って旅の最後を締めくくることができます。
もしもの時のトラブル対応:ロッカーが開かない!荷物が入らない!
どんなに準備を入念にしても、思いがけないトラブルは避けられません。ここでは、コインロッカーに関してよく起こる問題と、その具体的な対処方法についてご説明します。
トラブル1:鍵の紛失や暗証番号の忘却
現金式ロッカーの鍵をなくした場合、またはスマートロッカーの暗証番号の控えを紛失したときの対応方法です。
冷静に管理会社へ連絡する
ロッカー本体の側面や正面には必ず管理会社の連絡先が記載されたシールが貼ってあります。まずはこちらに電話をかけましょう。
状況と必要情報を伝える
利用したロッカーの場所や番号、鍵の紛失についてオペレーターへ伝えます。
現場でスタッフと合流し本人確認
管理会社の担当者が現地に駆けつけるまで待ちます(数十分から数時間かかることもあります)。鍵を開けてもらう際には、中の荷物が本人のものであることを証明するため、中身の特徴を詳細に説明します。また、運転免許証やマイナンバーカードといった身分証明書の提示も求められます。
費用の支払い
鍵を紛失した場合、多くはシリンダー交換の料金として3000円から5000円程度が請求されます。出費は痛手ですが、ルールに従って支払いを済ませ、荷物を回収してください。
トラブル2:ICカードの残高不足や利用期限の超過
交通系ICカードで利用した際、追加料金が発生して残高不足となりロッカーの扉が開かないケースです。
チャージ機を利用する
扉が開かない場合は、駅構内や周辺のコンビニでICカードに現金をチャージしましょう。
カードを再度読み取り機にタッチする
チャージ後、再びカードをロッカーのリーダーにかざすと、不足金が自動で精算されて扉が開きます。
もしも利用期間(一般的に3日)を超過して荷物が回収されてしまった場合は、ロッカーの管理会社に連絡し、荷物の保管場所を確認した上で引き取りに向かってください。超過日数分の料金や移送手数料が発生する可能性があることも覚えておきましょう。
トラブル3:ロッカーがすべて満室で利用できない場合の対応策
ecbo cloakも満杯、駅のコインロッカーもすべて埋まっているといった最悪のケースに備えた対処法です。
宿泊ホテルに直接荷物を預ける
熱海市内のホテルや旅館に宿泊する予定なら、チェックイン前でもフロントで荷物を預かってくれることが多いです。駅からホテルまでの移動(タクシーや送迎バスなど)は少し手間ですが、最も確実で安心な方法です。
隣駅のロッカーを利用する
熱海駅のロッカーが満車のときは、JR伊東線で隣の「来宮駅」へ移動する手があります。来宮神社の最寄駅で、観光の拠点としても便利です。規模は熱海駅ほど大きくないものの、競争率が低いため空きが見つかりやすい可能性があります。
熱海の主要観光スポット別:現地のコインロッカーと荷物預かり事情
熱海駅周辺だけでなく、各観光スポットに直接向かい、その場で荷物を預けたい方のために、主要な観光地ごとの荷物事情について解説します。訪問先での行動をイメージする際の参考としてご活用ください。
MOA美術館:知的な空間での荷物の取り扱い
熱海の高台に位置し、東洋美術を中心とした充実したコレクションを誇る「MOA美術館」。館内は広々としており、静けさと洗練された雰囲気が漂っています。美術品の保護と他の来館者の観賞の妨げにならないよう、大きな荷物の持ち込みは控えるのが望ましいマナーです。
MOA美術館内には、入館チケットの販売所を越えた先のエスカレーター周辺に、コイン返却式の無料ロッカー(100円を入れて使用し、後で戻るタイプ)が設置されています。もしロッカーに収まらないスーツケースなどを持っている場合は、インフォメーションカウンターのスタッフに相談すると適切に対応してもらえます。両手を自由にして、落ち着いた気持ちで国宝や重要文化財を鑑賞しましょう。
来宮神社:2000年の大楠のもと、軽やかに祈願
全国から多くの参拝者が訪れるパワースポット、来宮神社。竹林やせせらぎ、小川が流れ、夜間はライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。神聖な場所であると同時に、参道には階段や段差が多いため、大きなトランクを引いての参拝は身体的にも困難であり、周囲への配慮にも欠けます。
来宮神社には大規模なコインロッカーが設けられていないため、訪問前に最寄りの来宮駅のロッカーを利用するか、熱海駅で事前に荷物を預けておくことが必須です。身軽な状態で鳥居をくぐり、静かな気持ちで参拝をお楽しみください。
熱海サンビーチと親水公園:海辺の散策に最適な荷物の準備
ヤシの木が並び、まるで海外リゾートのような雰囲気をもつ熱海サンビーチ。波打ち際の散歩や、カフェでのんびり海を眺めるのに最適なエリアです。
ビーチ周辺には観光協会など一部の公共施設はありますが、24時間利用可能な大型のコインロッカーは少ないのが現状です。砂浜を歩く予定がある場合は、足元を取られるスーツケースなどの大きな荷物は持ち込まない方が賢明です。熱海駅前で荷物を預けて、サブバッグ一つを持ってバスやタクシーでサンビーチへ向かうのが最善の方法です。特に夏の海水浴シーズンは海の家などの荷物預かりも混み合うため、事前の準備が成功のカギとなります。
手ぶらで満喫!熱海のアートとカフェを巡る優雅なモデルコース
荷物の煩わしさから解放されたことで、身軽になった今だからこそ満喫できる、アパレル店員兼旅ライターの私がご提案する「熱海のおしゃれで知的な1日モデルコース」をご紹介します。
10:00 熱海駅到着・スマートな荷物預けでスタート
新幹線で熱海駅に到着後、あらかじめ予約していたecbo cloak提携のカフェへ向かい、さっと荷物を預けます。両手が自由になり、お気に入りのクロスボディバッグひとつだけになる瞬間の開放感は格別です。足元は歩きやすいレザースニーカー、首には海風を遮る薄手のシルクストールを巻いて、軽快に出発です。
10:30 平和通り商店街でレトロな食べ歩きを満喫
駅前の平和通り商店街へ向かいます。荷物がないので、狭い路地や混雑した場所もスムーズに歩けます。手に熱海名物の温泉まんじゅうを持ち、昭和の香りが漂う干物屋さんやレトロな喫茶店のショーウィンドウを眺め歩き。手が汚れても、サブバッグに入れておいたウェットティッシュでさっと拭けるため、ストレスなく楽しめます。
11:30 バスで高台のMOA美術館へ。アートと絶景に浸る
熱海駅からバスに乗ってMOA美術館へ向かいます。重い荷物があればバスが少し気になりますが、身軽ならまったく気兼ねなし。館内では国宝「紅白梅図屏風」(展示期間は要確認)などの名品を鑑賞し、併設カフェでは相模湾の絶景を望みながら上品なスイーツを味わいます。感性を刺激する、知的なひとときを過ごせます。
14:00 来宮神社へ移動し、大楠のパワーを感じる
タクシーで来宮神社へ。竹林の小径を抜けて、樹齢2000年を超えるとされる大楠の周りを一周します。「願い事を心に秘めながらこの木の周囲を回ると願いが叶う」と言われる伝説に思いを馳せつつ、静謐な時間を味わいます。境内の洒落たオープンカフェ「茶寮 報鼓」では、麦こがしを使った和スイーツと抹茶でひと息つきます。荷物がないため、写真撮影も快適に楽しめます。
16:00 大正ロマン香る起雲閣で建築美を堪能
熱海市中心部に戻り、かつて文豪たちに愛された名邸「起雲閣」を訪れます。美しい日本庭園と和洋折衷のモダンな建築様式は、ファッションやインテリアのインスピレーションの源です。館内の多くの場所では靴を脱ぐため、着脱しやすい靴を選んでおいた事前の心遣いが活きるでしょう。
17:30 サンビーチ沿いのイタリアンで優雅なディナータイム
夕暮れ時、空がオレンジから淡い紫に染まるマジックアワーに合わせてサンビーチへ。ライトアップされたヤシの木がロマンチックな雰囲気を演出します。海沿いの雰囲気抜群のイタリアンレストランで、地元産の新鮮な魚介のカルパッチョと白ワインを楽しみます。重い荷物を抱えているとこうした洗練された店への訪問もためらいますが、手ぶらだからこそ堂々と振る舞えます。
20:00 預けた荷物を受け取りホテルへチェックイン
充実した1日を終え、熱海駅前に戻って預けていた荷物を受け取ります。タクシーに乗り込み、本日の宿泊先である温泉旅館へ向かいましょう。あとは上質な温泉にゆったりと浸かり、心地よい疲労とともに眠りにつくだけです。
公式情報と窓口へのアクセス:旅行者の心強いリンク集と事前準備の総仕上げ

ここまで熱海のコインロッカー事情や荷物の管理方法について詳しくご紹介してきましたが、状況は常に変わる可能性があります。最新の情報を自ら確認し、万全の準備をすることが、トラブルなく充実した旅を実現する鍵となります。読者の皆様が実際に行動に移す際の参考となるよう、公式情報のリンクを以下にまとめました。
交通機関の最新情報および駅構内図
JR東日本 熱海駅のロッカー配置や駅構造を把握するうえで役立つ公式ページです。 JR東日本 公式サイト
熱海の観光情報および観光協会
最新イベントの案内や気候に合わせた服装の参考に。さらに現地の観光案内所の位置や営業時間も確認できます。 熱海市観光協会 公式サイト「あたみニュース」
最新の荷物預かりサービス
コインロッカー不足に備える心強いサービス。事前にアプリのダウンロードと登録をお忘れなく。 ecbo cloak(エクボクローク)公式サイト
旅を成功させるには、出発前の準備と現地での賢い行動が欠かせません。この記事で取り上げた禁止事項やルールを守り、適切な荷物を用意し、万一のトラブルに備えた対応策を頭に入れておけば、熱海でのひとときはきっと素晴らしいものになります。
豊かな温泉と美しい海、そしてレトロとモダンが融合する熱海の街が、皆様の訪れを心待ちにしています。お気に入りの服に身を包み、両手を軽くして、心ゆくまで素敵な旅の時間を満喫してください。旅ライター亜美がお伝えしました。皆様の熱海旅行が、安全でおしゃれな、かけがえのない思い出となることを心より願っています。

