驚異的な成長を続ける観光都市ドバイ
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ経済観光局は、2025年にドバイを訪れた宿泊を伴う外国人来訪者数が、前年から約5%増加し1959万人に達したと発表しました。これにより、ドバイは3年連続で過去最高の宿泊客数を更新するという偉業を成し遂げました。
特に注目すべきは、2025年12月には単月で過去最高となる204万人の宿泊客を迎えたことです。この数字は、ドバイがホリデーシーズンの旅行先として、世界中から絶大な人気を集めていることを証明しています。
世界中から旅行者が集まる理由
今回の発表によると、来訪者の出身地域は非常に多岐にわたっています。
- 西欧: 21%
- 湾岸協力会議(GCC)諸国
- CIS・東欧
- 南アジア
最も多くの割合を占めたのは西欧からの旅行者で、全体の21%に達しました。それに続く形で湾岸諸国や東欧、南アジアからの訪問者も多く、ドバイが特定の地域だけでなく、グローバルな観光ハブとして機能していることが分かります。
成功の背景にある国家戦略「D33」
この目覚ましい成果の背景には、ドバイ政府が推進する野心的な経済成長計画「D33」があります。この計画は、ドバイを今後10年間で世界の観光・ビジネスにおけるトップ3都市へと押し上げることを目標に掲げています。
今回の観光客数の増加は、この「D33」計画が着実に成果を上げている証拠と言えるでしょう。具体的には、以下のような取り組みが成功の要因として分析されています。
- インフラの継続的な強化: 世界最大級のハブ空港であるドバイ国際空港の拡充や、市内の交通網の整備が、旅行者の快適な滞在を支えています。
- グローバル企業との積極的な連携: 世界的なイベントの誘致や、大手旅行会社とのパートナーシップを通じて、ドバイの魅力を常に世界へ発信し続けています。
- 最高水準のサービス: ラグジュアリーホテルからエンターテイメント施設に至るまで、常に高いサービス水準を維持し、旅行者に特別な体験を提供しています。
今後の展望と旅行者への影響
3年連続で過去最高を更新したドバイの勢いは、今後も続くと予測されます。 「D33」計画のもと、今後も新たな観光名所や大型施設のオープン、国際的なイベントの開催が期待され、旅行者にとっての魅力はさらに増していくでしょう。
一方で、人気が集中することで、特にピークシーズンにおけるホテルの予約難や航空券の価格上昇、観光地の混雑といった影響も考えられます。これからドバイへの旅行を計画する際は、早めの予約や情報収集が、より快適な旅の鍵となりそうです。
進化を止めることなく、常に新しい驚きを提供してくれるドバイ。その動向は、世界の旅行業界にとっても、私たち旅行者にとっても、今後ますます目が離せないものとなるでしょう。

