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旅の始まりと終わりを彩る!出雲縁結び空港グルメ完全ガイド【保存版】

神話の国、島根への玄関口「出雲縁結び空港」。出雲大社への参拝や、美しい宍道湖の夕日、歴史ある街並みを巡る旅のスタート地点であり、そしてフィナーレを飾る場所でもあります。旅の計画を立てる時、ついつい空港は移動のための「通過点」として捉えがちですが、それは本当にもったいないこと。実はこの出雲縁結び空港、旅の思い出をより一層深く、そして美味しく彩ってくれる食の宝庫なのです。フライトまでの待ち時間、あるいは到着してすぐの空腹を、ただの空き時間と考えるのではなく、島根の魅力を凝縮した「最後の観光スポット」として楽しんでみませんか?今回は、アパレル企業で働きながら世界を旅する私が、女性目線で、そして旅慣れた視点から、出雲縁結び空港のグルメを徹底的に解説していきます。定番の郷土料理から、ちょっと小腹が空いた時に嬉しい軽食、そして大切な人へのお土産まで。この記事を読めば、あなたの出雲旅が、空港に着いた瞬間から、飛び立つ直前まで、最高の食体験で満たされることをお約束します。

空港での食体験を堪能した後は、島根の夜を大人のカジュアルバー「ridere」で深めるのも一興です。

目次

なぜ出雲縁結び空港のグルメは見逃せないのか

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全国には多くの空港がありますが、その中でも出雲縁結び空港のグルメ体験が特別な理由がいくつか存在します。それは単に美味しい食事処が揃っているからだけではありません。

島根の「うまいもん」が一堂に集まる食のセレクトショップ

まず、最大の魅力は豊富なメニューのラインナップです。出雲そばや宍道湖のしじみ汁といった、誰もが「島根に来たらぜひ味わいたい」と思う定番の郷土料理はもちろん、「あご野焼き」や「赤てん」といった地元で長く愛されるソウルフードまで、厳選された島根の味が一か所に集結しています。旅の途中で食べ損ねたあの味や、もう一度味わいたかったあの料理に空港で出会えるかもしれません。まるで島根県の食の魅力がギュッと凝縮されたセレクトショップのような場所、それがこの空港なのです。

限られた時間の中でも効率的に楽しめる

旅の時間は限られています。特に最終日などは、フライトの時間から逆算して行動しなければならず、ゆっくり食事をとる余裕がないこともあるでしょう。そんなときでも空港内のレストランなら安心です。チェックインと手荷物の預け入れを済ませてしまえば、身軽な状態で搭乗までの時間を使って食事やショッピングを満喫できます。移動時間を気にせずに島根の味を心ゆくまで楽しめるのは、空港ならではの大きなメリットと言えます。

お土産選びと食事がワンストップで完結

もう一つの空港の楽しみといえば、お土産選びです。出雲縁結び空港には、銘菓や地酒、水産加工品など魅力的なお土産が豊富に揃っています。レストランでの食事を楽しんだ後、同じフロアでそのままお土産選びに移れるこのスムーズな動線は、時間を有効に使いたい旅人にとって非常に便利です。レストランで味わった料理に使われていた食材や調味料をお土産として見つけ、購入できる楽しみもあります。食体験とお土産選びがシームレスに繋がることで、旅の満足度がさらに高まるのです。

【フロア別】レストラン&カフェ徹底解説

出雲縁結び空港は、小さくまとまっていながらも魅力的な飲食スポットが充実しています。各フロアにどのようなお店があるのか、ポイントを踏まえつつご紹介していきます。基本的には3階が飲食の中心ですが、他のフロアにも見逃せないスポットが点在しています。

1階 到着ロビー・チェックインカウンターフロア

飛行機を降りて最初に足を踏み入れるのがこの1階フロアです。到着ロビーには観光案内所やレンタカーのカウンターが並び、旅の始まりを感じさせるわくわくした空気が漂っています。こちらのフロアには本格的なレストランはありませんが、ちょっと一息つけるスポットは用意されています。

■ 手軽に休めるカフェスペース

到着直後や誰かを待つ間、コーヒーが欲しくなることもありますね。1階には小規模ながらカフェスペースがあり、ドリンクや軽食を楽しむことができます。長旅の疲れを癒したり、これからのプランを最終チェックしたりするのにぴったりの場所です。ここで提供されるコーヒーを飲みながら、ゆったりと旅の気分に切り替えるのもおすすめです。

2階 出発ロビー・お土産店フロア

チェックインをすませた人々で賑わう2階は、出発ロビーであると同時に、島根県内でも最大級とされる豊富なお土産店が軒を連ねています。主にお土産が中心ですが、食の面でも魅力的なお店が隠れています。

■ BLUE SKY(ブルースカイ)出発ロビー店

JAL系列の空港ショップ「BLUE SKY」では、お土産の充実はもちろん、島根の味覚を気軽に楽しむことも可能です。特に注目したいのは、地元産の食材を活かしたお弁当や空弁、さらに地ビールや地酒の取り揃えです。フライト前にレストランに立ち寄る時間がない方でも、島根らしい味を最後に味わいたい時に便利です。代表的な商品に「のどぐろ寿司」や「カニ寿司」などがあり、これらを購入して保安検査後の搭乗待合室でいただくのもよいでしょう。ただし、匂いの強い食べ物は周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

■ 一畑百貨店 出雲空港売店

地元で老舗の一畑百貨店が運営する売店は、質の高い品揃えで評判です。和菓子の上品なラインナップや高級感のある水産加工品が手に入るため、グルメ志向の方へのお土産に最適です。また、この売店でぜひ注目したいのが、地元のパン屋「なんぽうパン」の「バラパン」。クリームが花のように巻かれたレトロでかわいらしい見た目のパンは、地元で長く愛されてきたソウルフードの一つです。旅のおやつとして一つ買って、旅の余韻に浸りながら味わうのも素敵なひとときです。

3階 レストラン・展望デッキフロア

いよいよ空港グルメのメインとなるのが3階です。ここには、島根の味をたっぷりと楽しめるレストランが2軒と、飛行機を眺めながらくつろげるカフェスペースがあります。大きな窓からは滑走路が一望でき、開放的な雰囲気の中で食事が楽しめます。

■ レストラン「神楽(かぐら)」

まずご紹介するのは、和食を中心に多彩なメニューをそろえたレストラン「神楽」。広々とした店内はファミリーレストランのように親しみやすく、誰でも気軽に利用できる雰囲気です。窓際の席では、離着陸する飛行機を眺めながら食事ができ、飛行機好きのお子様には特に喜ばれるロケーションです。

  • メニューの特徴: 豊富な品揃えがこのレストランの魅力です。名物の出雲そばはもちろん、島根和牛を使ったステーキ丼や日本海の海鮮丼、さらにとんかつ定食やカレーライスといった定番メニューも充実。三世代での家族旅行など、好みが分かれるグループでも満足できることでしょう。また、モーニングメニューや喫茶メニューも揃っており、早朝便や午後のティータイムにも利用できます。
  • おすすめメニュー: 特に味わっていただきたいのが「しじみ汁」です。宍道湖産の大和しじみをたっぷり使った味噌汁は滋味深く、旅の疲れを優しく癒してくれます。濃厚な旨味と独特の風味が口いっぱいに広がり、島根に来た実感を改めて味わえる一杯です。多くの定食にセットで付きますが、単品注文も可能なのでぜひトライしてみてください。
  • 利用時のポイント: 昼どきは混雑しがちですが、店内が広いため回転は比較的速いです。時間に余裕があれば、窓際の席が空くのを少し待つのもおすすめ。支払いは各種クレジットカードや電子マネーが使えるため便利です。入り口にある食品サンプルやメニューを事前にチェックしてから入店するとスムーズです。

■ 出雲の國 麺家(いずものくに めんや)

次にご紹介するのは、出雲そば専門店「出雲の國 麺家」。本格的な出雲そばを手早く味わいたい方に最適です。店内は和風の落ち着いた雰囲気で、そばをいただく期待感が高まります。

  • メニューの魅力: 看板メニューは「割子そば」です。朱色の丸い器(割子)にそばを盛り、一段ずつ薬味とつゆをかけて味わうスタイルは出雲そばならでは。基本は三段重ねですが、食欲に合わせて追加も可能です。そばは香り高く、喉ごしも抜群。甘めでコクのあるつゆとよく合います。温かい「釜揚げそば」や各種天ぷらのトッピングも用意されています。
  • サイドメニューも魅力的: そばだけでなく、島根の郷土料理を手軽に味わえるサイドメニューもおすすめです。トビウオのすり身を焼いた「あご野焼き」は、弾力ある食感と香ばしさが癖になる一品。また、魚のすり身に唐辛子を練り込んで揚げたピリ辛の「赤てん」もビールとの相性抜群です。これら郷土料理を少しずつ楽しめるセットメニューもあり、島根の味をまとめて堪能したい方にぴったりです。
  • 利用ポイント: 食券制のため、まず入口の券売機で食券を購入します。迷った際にも、大きな写真つきメニューが表示されているため分かりやすいです。カウンター席が多く、一人でも気軽に利用可能。提供がスピーディーなのも特徴で、搭乗まであまり時間がない場合でもしっかり食事ができます。券売機は現金のみのところもあるため、小銭や千円札を用意しておくとスムーズです。

■ カフェ・喫茶スペース

3階にはレストランのほか、飛行機を眺めながらくつろげる喫茶店もあります。コーヒーや紅茶、ジュースなどのドリンクに加え、ケーキや軽食も楽しめます。食後のコーヒーをゆっくり味わいたい方や、フライトまで静かに過ごしたい方に最適です。大きな窓の向こうの空と飛行機を眺めながら、旅の思い出を振り返ったり、次の旅の期待を膨らませたりする特別なひとときを過ごせるでしょう。

【目的別】おすすめグルメ&過ごし方プラン

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空港での過ごし方は人それぞれ異なります。時間や目的に応じて楽しめる、おすすめのグルメプランをいくつかご紹介します。ご自身の状況に合わせて、ぜひ参考にしてみてください。

■ フライト前のゆったりランチ!島根満喫プラン

時間に余裕がある場合は、ぜひ3階のレストランでゆっくりと食事を楽しんでみてください。旅の締めくくりにふさわしい満足感のあるメニューが揃っています。

  • 場所: レストラン「神楽」
  • おすすめ料理: 「島根和牛ステーキ丼」と「しじみ汁」のセット、または「割子そばと天ぷら御膳」
  • 過ごし方: まずは窓際の席を確保して、飛行機の離着陸を眺めながらリラックスして食事を楽しみましょう。メイン料理で島根の味覚を堪能したあとは、セットのコーヒーを飲みながら旅の思い出を語るのも良いですし、スマホの写真を見返すのもおすすめです。食事が済んだらすぐ下の2階へ移動し、ゆっくりお土産選びをする時間も確保できます。保安検査場の混雑を考慮して、出発の1時間半前にはレストランを後にするのが安心です。

■ 搭乗間際でも楽しめる!駆け込みグルメプラン

お土産選びに夢中になったり、思いがけない渋滞があったりして、空港で過ごす時間が短くなってしまった場合でもあきらめないでください。短時間で島根の味を満喫できる方法があります。

  • 場所: 「出雲の國 麺家」または2階のお土産売り場
  • おすすめ料理: 「出雲の國 麺家」の「割子そば(三段)」、または2階「BLUE SKY」の「焼きさば寿司」
  • 過ごし方: チェックインと荷物預けを優先で済ませたら、素早く3階の「出雲の國 麺家」へ行きましょう。食券制で提供も速いため、15~20分程度で食事を終えられます。もしそれも難しい場合は、2階のお土産店で空弁を購入し、保安検査通過後の搭乗待合室のベンチでいただくことになります。なお、保安検査後のエリアにはゴミ箱が少ないこともあるため、ゴミは自分で持ち帰るか機内の客室乗務員に預けるのがマナーです。

■ 島根の味をご自宅で楽しむ!お土産グルメ活用プラン

レストランで食べる時間が取れないけれど、食の楽しみは諦めたくない方には、お土産グルメを賢く活用する方法がおすすめです。自宅に戻ってからも島根の旅気分を味わえます。

  • 場所: 2階のお土産フロア(「BLUE SKY」「一畑百貨店」など)
  • 購入おすすめ品例:
  • あご野焼き・赤てん: 要冷蔵ですが、保冷剤をつけてもらえます。フライパンやトースターで軽く炙ると香ばしさが増し、お酒のおつまみにもぴったりです。
  • しじみの佃煮・レトルトしじみ汁: ご飯のお供として、またお湯を注ぐだけで本格的なしじみ汁が味わえるレトルトパックは忙しい朝にも便利です。
  • のどぐろの一夜干し: 少し値は張りますが、格別の味わい。旅の贅沢な思い出として、自宅でゆったり楽しんでみてはいかがでしょうか。
  • バラパン: 翌日まで日持ちするので、翌朝の朝食やおやつにぴったり。レトロなパッケージが可愛らしく、話題になります。
  • 持ち帰りのポイント: 要冷蔵の商品を購入する際は、帰宅までの時間を伝え適切に保冷してもらいましょう。また、瓶詰めの調味料など液体物は必ず預け入れ手荷物として持ち込む必要があります。保安検査で没収されることのないよう、パッキング時は十分注意してください。こうしたルールは、搭乗する航空会社の公式サイトや国土交通省の案内で事前に確認しておくと安心です。

【実践編】空港グルメを最大限に楽しむためのTIPS

ここからは、出雲縁結び空港での食事体験をより快適かつ充実させるための具体的な情報を詳しくお伝えします。これを読めば、当日の行動イメージがしっかりつかめるはずです。

行動の流れ:空港到着から搭乗までの効率的なステップ

  • ステップ1:まずはチェックインと荷物預けを済ませる

空港に着いたら、利用する航空会社のカウンターへ向かい、最初にチェックインを行いましょう。また、大きな荷物はあらかじめ預けておくと身軽になります。自動チェックイン機を使えば、カウンターでの待ち時間を短縮できます。

  • ステップ2:レストランのフロアへ向かう

手荷物を預けて身軽になったら、エレベーターやエスカレーターで3階のレストランフロアへ移動しましょう。保安検査場はまだ通過していないため、比較的時間に余裕があります。ゆったりと食事を楽しむなら、このタイミングが最も適しています。

  • ステップ3:食事を満喫する

「神楽」や「出雲の國 麺家」で、島根の郷土の味を心ゆくまで味わってください。窓越しに飛行機を眺めながらの食事は、空港ならではの醍醐味です。

  • ステップ4:お土産の購入

食後は2階にあるお土産店フロアへ立ち寄りましょう。美味しかった料理の思い出を頼りに、関連する商品を探すのもまた楽しいものです。お土産の買い忘れがないか、最後にしっかりチェックしましょう。

  • ステップ5:保安検査場へ進む

出発の20〜30分前には保安検査を通過しておくことをおすすめします。特に観光シーズンは混雑が予想されるため、余裕を持って行動しましょう。保安検査後のエリアには売店はありますが、しっかりとした食事ができるレストランはありませんので、必ず検査前に食事を済ませておいてください。

持ち物と準備:あると便利なアイテム

空港での食事をより快適にするため、便利なアイテムをご紹介します。必須ではありませんが、持っていると役立ちます。

  • ウェットティッシュ:軽食を取る際や、小さなお子様連れの時に重宝します。
  • エコバッグ:複数のお土産をまとめて持ち運ぶのに便利です。特に箱入りのお菓子などかさばる商品に役立ちます。
  • モバイルバッテリー:写真を見返したり、次の旅の情報検索をしたりするためにスマートフォンを使うことが多いので、充電切れの不安を解消します。
  • 現金(小銭や千円札):「出雲の國 麺家」の券売機など、現金が必要な場合があります。キャッシュレス派の方も念のため少額の現金を用意しておくと安心です。

トラブル対策:万が一の際の対応

楽しく過ごす一方で、トラブル時の対処法も頭に入れておきましょう。

  • もし搭乗時間に遅れそうなら?

食事に夢中で時間を忘れてしまった場合も、慌てずにまず店舗のスタッフに事情を説明し、会計を素早く済ませてもらいましょう。その後、航空会社のカウンターか空港インフォメーションデスクの係員に相談して指示を仰いでください。自己判断で急いで移動すると怪我や事故の原因になりかねません。最適な対応を教えてもらえます。

  • 食物アレルギーがある場合

アレルギーをお持ちの方は必ず注文時にスタッフへ伝えましょう。特にそばアレルギーのある方は、「出雲の國 麺家」だけでなく「神楽」でもそばを提供しているため注意が必要です。事前に各店へ電話で問い合わせるか、出雲縁結び空港公式サイトのレストラン情報を確認しておくと安心です。

  • 注文内容と異なる料理が届いたり異物混入があった場合

すぐにスタッフに事情を伝えましょう。誠意ある対応をしてもらえますので、遠慮せずにその場で申し出ることが大切です。

島根の食文化と出雲グルメの奥深い魅力

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空港で楽しめるグルメは、単にお腹を満たすだけのものではありません。一品ひと品に、島根の豊かな自然や長い歴史の中で育まれてきた食文化がしっかりと息づいています。少しだけ、その背景に触れてみましょう。

出雲そば:三段の器に秘められた意味

出雲そばの特徴的な提供方法である「割子そば」。なぜこのような独特なスタイルが誕生したのでしょうか。ある説によると、江戸時代に松江の武士たちが野外でそばを食べる際に、重箱を弁当箱として使っていたのが起源とされています。かさばらず持ち運びやすい形状が、そのまま店舗での提供スタイルとして定着しました。また、そばの実を殻ごと挽く「挽きぐるみ」という製法を用いるため、色が濃く香りが強いのが特徴です。栄養価も高く、この郷土料理は理にかなったものと言えるでしょう。

宍道湖七珍:汽水湖がもたらす豊かな恵み

空港のレストランで味わえるしじみ汁。このしじみは「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」の一種です。宍道湖は、淡水と海水が混じり合う「汽水湖」という特別な環境で、さまざまな魚介類が生息しています。中でも代表的な7つの味覚、「スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミ(ヤマトシジミ)」が宍道湖七珍と呼ばれています。しじみはこの豊かな生態系を象徴しており、その濃厚な旨味は宍道湖の恵みそのものです。詳しくはしまね観光ナビで紹介されており、旅の知識を深めるのに役立ちます。

あご(トビウオ)と島根の食文化

「あご野焼き」の「あご」とはトビウオのことを指します。日本海を翔けるように泳ぐトビウオは、島根県で昔から親しまれてきた食材です。「あごが落ちるほど美味しい」という由来もあるほど、その味わいは秀逸。脂肪分が少なく上品な旨味を持つあごは、かまぼこや竹輪の原料として最適です。炭火でじっくりと焼き上げられた「あご野焼き」には、旨味がぎゅっと凝縮されています。空港で気軽に楽しめるこの一品から、島根の海と人々の暮らしのつながりを感じ取ることができるでしょう。

旅の記憶を、食の感動で締めくくる

これまでいろいろとお話ししてきましたが、出雲縁結び空港は単なる交通の拠点ではなく、旅の感動をさらに引き立てる素晴らしいグルメスポットだということを感じ取っていただけたでしょうか。楽しい旅の思い出を語り合いながら味わう最後の郷土料理。その味わいは、きっとあなたの心に深く残り、旅全体の満足感を何倍にも高めてくれるに違いありません。

飛行機の窓から遠ざかる島根の美しい風景を眺めつつ、「ああ、本当に美味しかった」と心から思える。そんな締めくくりができたなら、最高の旅であったと言えるのではないでしょうか。出雲大社で結んだ素敵なご縁や、宍道湖の夕日に心を動かされた感動、そのすべてを美味しい料理とともに胸に刻み、また新たな旅立ちへ向かう。出雲縁結び空港は、そんな新しい門出を最良の形でサポートしてくれる場所なのです。

次にこの空港を訪れる際には、ぜひ少し余裕をもって「食」の時間を計画に取り入れてみてください。きっと、あなたの出雲の旅は、これまで以上に豊かで味わい深いものになることでしょう。神話の国の玄関口で、あなただけの美味しいご縁が結ばれることを心から願っています。

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この記事を書いたトラベルライター

アパレル企業で培ったセンスを活かして、ヨーロッパの街角を歩き回っています。初めての海外旅行でも安心できるよう、ちょっとお洒落で実用的な旅のヒントをお届け。アートとファッション好きな方、一緒に旅しましょう!

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