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大西洋の絶景と一体に!マデイラ島ポルトモニス天然溶岩プール完全ガイド

「大西洋の真珠」と謳われる、常春の楽園マデイラ島。リスボンから飛行機で約1時間半、豊かな自然と温暖な気候に恵まれたこの島は、ヨーロッパの人々を魅了してやまないリゾート地です。切り立った崖、青々と茂る照葉樹林、そしてどこまでも続く紺碧の海。その劇的な景観の中でも、ひときわ異彩を放ち、旅人の心を掴んで離さない場所があります。それが、島の北西端に位置する町、ポルトモニスです。

この町の代名詞ともいえるのが、火山活動によって生まれた「天然の溶岩プール」。ごつごつとした黒い溶岩が自然の防波堤となり、荒々しい大西洋の海水が流れ込んでできた、まさに地球が創り出したプールなのです。自然の造形美と、人の手が加わった安全性が絶妙に融合したこの場所は、ただの海水浴場ではありません。大西洋の鼓動を肌で感じながら、地球のダイナミズムに抱かれるような、唯一無二の体験が待っています。今回は、そんなポルトモニス天然プールの魅力を余すことなくお伝えするとともに、実際に訪れるための準備や楽しみ方を、私の体験を交えながら徹底的にガイドします。この記事を読めば、きっとあなたも次の旅の計画を立てたくなるはずです。

ポルトモニスでの体験の後は、島の魅力をさらに深めるために、大西洋に浮かぶ美食の楽園マデイラ島のグルメを満喫する旅もおすすめです。

目次

ポルトモニスってどんな場所? – 火山が創り出した自然の奇跡

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マデイラ島の州都フンシャルから車で北西へおよそ1時間。いくつものトンネルを抜け、美しい海岸線を走ると、まるで世界の果てに迷い込んだかのような、静謐で美しい町ポルトモニスが見えてきます。かつては捕鯨で栄えた小さな漁村でしたが、現在ではその独特な自然環境を活かした観光地として、多くの人々を魅了しています。

この町の最大の魅力は、何と言ってもその地形にあります。何千年、何万年前の火山活動により流れ出した溶岩が、大西洋の冷たい海水と接触して固まり、複雑でダイナミックな海岸線を作り上げました。その凹みに海水が絶えず流れ込むことで、天然のプールが誕生したのです。黒く鋭い溶岩の岩肌と、エメラルドグリーンから深い青へと変わる海水のグラデーションのコントラストは、息を呑むほどの美しさを誇ります。まさに火と水という相対する自然の力が織り成した、芸術作品のような風景です。

町の雰囲気は非常に落ち着いています。観光客で賑わうハイシーズンであっても、どこかゆったりとした空気が漂っています。海沿いにはシーフードレストランやカフェ、お土産屋さんが軒を連ね、散策するだけでも心地よい時間を過ごせます。荒々しい自然と人々の穏やかな生活が調和するこの地は、都会の喧騒から離れて心身をリフレッシュしたい旅人にとって、理想的な目的地といえるでしょう。

2つの顔を持つ天然プール – あなたはどっちを選ぶ?

ポルトモニスには、大きく分けて二つのタイプの天然プールが存在します。一つは人の手で整えられ、安全に利用できるリゾート感あふれるプール。もう一つは、自然のままの姿に近く、冒険心を刺激する無料のワイルドなプールです。どちらも魅力的ですが、その特徴は大きく異なります。それぞれの特性を理解し、自分の旅のスタイルに合った方を選んでみてください。もちろん両方を体験するのもおすすめです。

ポルトモニス・スイミング・プールズ(Piscinas Naturais do Porto Moniz)

まずご紹介するのは、街の中心部にあり、最も多くの観光客で賑わう「ポルトモニス・スイミング・プールズ」です。こちらは有料施設で、自然の岩場を活かしつつもプール周辺はコンクリートで整備され、手すりや階段も備わっています。そのため、小さなお子様から高齢者まで誰もが安心して海水浴を楽しめる環境となっています。

プールの底は多くの部分で滑らかに整えられており、岩で足を切る心配もほとんどありません。広い敷地内には様々な深さのプールが点在しており、自分の泳力に合わせて場所を選べることも嬉しいポイントです。穏やかな波の浅いエリアは、まるでリゾートホテルのプールのような雰囲気があります。一方、外洋に面した場所では、砕けた波が白いしぶきをあげてプールに流れ込む様子を間近で楽しめ、自然の力強さを感じられます。

充実した施設も特筆に値します。清潔な更衣室やシャワー、トイレはもちろん、貴重品を預けられるロッカーも用意されています。泳いで疲れたら、有料のサンベッドで日光浴を楽しんだり、併設のカフェで軽食やドリンクを楽しんだりして、一日中快適に過ごせます。さらにライフガードも常駐しており、安全面でも安心です。家族連れや天然プール初心者には、まずこちらを大変おすすめします。入場料はかかりますが、それだけの価値が十分にあると言えるでしょう。

カシャロテ天然プール(Piscinas Naturais do Cachalote)

ポルトモニス・スイミング・プールズから東へ少し歩いた場所に位置するのが「カシャロテ天然プール」です。このプールは無料で24時間いつでも利用可能です。最大の特徴は、圧倒的な自然そのままの雰囲気。整備されたスイミング・プールズとは対照的に、こちらは溶岩が形作った地形がほぼそのまま残されています。

足場はごつごつした岩肌そのもので、プールへの入口も自然にできた切れ込みを利用しているため、一歩足を踏み入れるとまるで探検家になったかのような気分が味わえます。打ち寄せる波もよりダイレクトで、岩に砕ける波の音は迫力満点です。プール内には小魚の群れが泳いでいることもあり、シュノーケリングを楽しむ人の姿も多く見受けられます。

しかし、そのワイルドな環境ゆえに注意も必要です。岩場は海藻で滑りやすくなっている場所が多いため、足元には十分な注意を払うことが求められます。特にウォーターシューズの着用は必須です。また、ライフガードは常駐していないことが多いため、安全管理はすべて自己責任となります。波が高い日や満潮時には、波が岩場を越えて流れ込み大変危険です。天候や海の状況をよく確認し、無理をしないことが大切です。手つかずの自然の中で地球の力強さを全身で感じたい、アクティブで冒険心旺盛な方にぴったりのスポットです。

さあ、プールへ行こう!準備から楽しみ方までの完全ステップガイド

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ポルトモニスの魅力を理解したところで、次はいよいよ実践編に入ります。フンシャルからのアクセス方法、必要な持ち物、そして現地での過ごし方まで、具体的かつ詳細にご説明します。この記事を読めば準備は万全となり、安心してポルトモニスへの旅を楽しむことができるでしょう。

アクセス方法 – フンシャルからの行き方

マデイラ島観光の拠点であるフンシャルからポルトモニスへは、複数のアクセス手段があります。それぞれの利点・欠点を比較しながら、自分の旅程に最適な方法を選びましょう。

レンタカーでのアクセス

最も自由度が高く、特におすすめなのがレンタカーの利用です。フンシャルからポルトモニスまでは約50kmあり、所要時間はルートによって1時間から1時間半ほどかかります。マデイラ島の道路はよく整備されており、主要都市を結ぶ高速道路(Via Rápida)は快適に走行可能です。近年には多数のトンネルも開通し、以前のような険しい山道を長時間走る必要がなくなりました。

フンシャルからポルトモニスへの主なルートは2つあります。島の中央部を貫く「VE4」ルートと、南海岸線を西へ走り、リベイラ・ブラヴァ(Ribeira Brava)から山を越える「VE3」ルートです。どちらも素晴らしい景色が楽しめますが、時間に余裕があれば海岸線の旧道を走りながら点在するビューポイントに立ち寄るのがおすすめです。眼前に広がる断崖絶壁や美しい村々の景色が、忘れられないドライブ体験を約束してくれます。ただし、マデイラの道路は坂やカーブが多いため、運転に慣れていない方はコンパクトなオートマチック車を選ぶと安心です。ポルトモニスには天然プール付近に複数の公共駐車場(有料・無料)があり、駐車にも困りません。

公共バスでのアクセス

運転が不安な方や予算を抑えたい方には、公共バスが便利です。フンシャルとポルトモニスを結ぶのは主に「Rodoeste」バス会社の路線で、フンシャル西側のバス停から乗車できます。路線番号や時刻表は季節によって変更されることがあるため、事前にRodoeste公式サイトで最新情報を確認することが大切です。所要時間は約2時間半から3時間で、レンタカーより時間はかかりますが、車窓からの景色をゆっくり楽しんだり、現地の生活風景に触れられる魅力があります。ただし便数は限られているため、往復の計画はしっかり立てましょう。特に最終バスの時刻は必ずチェックし、乗り遅れるとフンシャルへの戻りが困難になる場合があります。

ツアーを利用する

時間の有効活用や他の観光スポットも一緒に楽しみたい方には、現地発のツアー参加がおすすめです。フンシャルの多くのホテルや旅行代理店では、ポルトモニスを含むマデイラ島西部の日帰りツアーを催行しています。専門ガイドが絶景スポットやランチ場所へ案内してくれるため、何も考えず一日を満喫可能です。移動の心配もなく、マデイラの魅力を効率よく体験したい短期滞在者に特に向いています。

持ち物リスト – これがあれば完璧!

ポルトモニスの天然プールを最大限に楽しむためには、持ち物の準備が欠かせません。実際の体験から「絶対に必要なもの」や「あると格段に快適になる便利アイテム」を厳選してご紹介します。

必須アイテム

  • 水着: 事前に服の下に着ておくと、到着後の着替えがスムーズです。
  • タオル: 大判のビーチタオルが便利で、体を拭くほか、プールサイドで寝転んだり肌寒い時に羽織ったりできます。
  • 日焼け止め: マデイラの紫外線は強烈で、とくに水辺は反射も強いです。SPF50+、PA++++という最高レベルのものを選び、こまめに塗り直しましょう。ウォータープルーフタイプが必須です。
  • サングラスと帽子: 強い日差しから目や頭を守る必需品。風で飛ばされにくいストラップ付きのものが安心です。
  • ウォーターシューズ: 溶岩の岩肌はゴツゴツしていて場所によっては鋭利な部分もあります。海藻が生えて滑りやすい箇所も多いため、裸足やビーチサンダルは危険です。足全体を保護できるウォーターシューズがあれば、安心してプール内を歩けます。特に、自然に近いカシャロテ天然プールへ行く際は必携です。

あると便利なアイテム

  • 防水スマートフォンケース: プールサイドや水際で写真撮影したい場合に必須。首から吊せるタイプなら両手が自由になり便利です。大切な瞬間を逃さず、スマホの水没も防げます。
  • 羽織り物: 泳いだ後の海風は意外に冷たいため、ラッシュガードや薄手のパーカー、パレオなど、さっと羽織れるものを一枚持っていると体温調整がしやすいです。
  • 小銭(ユーロ): 有料の「ポルトモニス・スイミング・プールズ」では、ロッカーの使用時にコインが必要になることがあります。あらかじめ用意しておくと便利です。
  • 水中カメラ(GoProなど): プールの透明度が高く、太陽の光が差し込むと幻想的な景観が広がります。水中の様子を撮影しておくと、旅の思い出が一層特別なものになります。
  • 飲み物と軽食: 施設内にはカフェもありますが混雑することも。ペットボトルの水や手軽につまめるスナックを持参すると、好きなタイミングで水分補給やエネルギー補充ができます。

チケット購入から入場まで – スムーズに楽しむために

ここでは有料施設である「ポルトモニス・スイミング・プールズ」の利用方法を詳しく紹介します。事前に手順を知ることで、当日は迷わずスムーズに楽しめます。

まず、施設入り口にチケット売り場があります。料金は変動することがありますが、2024年時点では大人一人あたり約€3.00と非常にリーズナブルです。子供やシニアには割引料金が適用されます。最新の料金や営業時間は、マデイラ観光局の関連ページで確認することをおすすめします。支払いは現金またはクレジットカードが利用可能です。

チケット購入後、すぐに更衣室やロッカー、シャワーのあるエリアへ案内されます。ここで水着に着替えましょう。ロッカーはコイン式で、使用時にデポジットが必要なものと返金されないタイプがあります。案内や説明をよく確認して利用してください。貴重品や着替えなど、プールに持ち込まない荷物はすべてここに預け、身軽な状態でプールサイドへ向かいます。

プールサイドに出る前には、シャワーで軽く体を流すのがマナーです。準備が整ったら、目の前に広がる紺碧の天然プールと大西洋の雄大な景色を心ゆくまで堪能してください。

プールでの過ごし方と注意点

快適かつ安全に過ごすためには、以下のルールとマナーを守りましょう。

  • 飛び込み禁止: 安全確保のため、指定場所以外での飛び込みは厳禁です。浅瀬や岩がある場所も多く非常に危険です。必ず標識やライフガードの指示に従ってください。
  • 飲食について: プールサイドでの飲食は認められていますが、ガラス製のボトルやグラスの持ち込みは禁止です。万が一割れた場合、破片が危険だからです。飲み物はペットボトルや水筒で持参しましょう。
  • 安全確認: 自然のプールのため、水深が急に変わったり底の形状が複雑だったりします。初めての場所は足がつくか確認しながら慎重に入水してください。また、外洋からの波が流れ込むことがあるため、波が高い日は岩場に近づきすぎないよう注意が必要です。
  • ライフガードの指示: 施設内には常にライフガードが監視しています。笛の合図や指示があった場合は速やかに従いましょう。天候の急変など危険察知時の重要なサインです。

これらのポイントを守れば、どなたでも安全にこの素晴らしい環境を思い切り楽しめます。ルールを順守して、自分も周囲の人も快適に過ごせるよう心がけましょう。

プールだけじゃない!ポルトモニス周辺の魅力

ポルトモニスの魅力は、天然プールだけにとどまりません。せっかく足を運んだのであれば、ぜひ周辺のグルメや絶景スポットにも足を伸ばしてみてください。忘れ難い思い出がさらに増えることは間違いありません。

グルメ – 海の恵みを堪能する

ポルトモニスは歴史ある漁村で、新鮮なシーフードを味わうには理想的な場所です。天然プールの周辺には、大西洋を望む素晴らしいロケーションのレストランが数多く並んでいます。

マデイラ島に来たらぜひ味わいたいのが、「エスパーダ(Espada)」と呼ばれる黒太刀魚の料理です。深海に生息し、見た目は少々独特な魚ですが、その身は驚くほど淡白でふんわりしています。伝統的な調理法は、バナナを添えてソテーするスタイル。魚と果物という意外な組み合わせに驚くかもしれませんが、これが絶妙にマッチし、忘れがたい味わいを生み出します。

また、タコのグリル(Polvo à Lagareiro)や、カサガイの一種「ラパス(Lapas)」のガーリックバター焼きも絶品です。特にラパスは、熱々の鉄板でジュージューと音を立てながら提供されます。レモンをたっぷり絞って頬張れば、磯の香りとガーリックの風味が口いっぱいに広がり、冷えたヴィーニョ・ヴェルデ(ポルトガルの微発泡白ワイン)とともに楽しむのが最高です。

私のおすすめは、カシャロテ天然プールのすぐ隣にある「Cachalote Restaurant」。海に突き出すように建てられ、窓際の席に座れば、まるで海の上で食事をしているかのような気分が味わえます。波の音をBGMに、新鮮な海の幸をじっくり堪能できるひとときは、まさに至福そのものです。

絶景スポットとアクティビティ

ポルトモニス周辺には、ドライブの合間に立ち寄りたい美しい景色が数多く広がっています。

  • ヴェウ・ダ・ノイヴァの滝(Véu da Noiva Viewpoint): ポルトモニスから東に向かう旧道沿いにある展望台です。ここからは、断崖から白いベールのように流れ落ちる「花嫁のベール」と名付けられた美しい滝を望めます。かつては滝の下を道路が走っていましたが、現在は崩落の危険により通行止めとなっています。自然の儚さと力強さを同時に感じられる、ドラマティックなスポットです。
  • サン・ヴィセンテの洞窟(Grutas de São Vicente): ポルトモニスから車で約20分のサン・ヴィセンテの町にある、火山活動によってできた溶岩洞窟です。ガイド付きツアーに参加すると、まるで地球の内部を探検しているかのような神秘的な体験ができます。マデイラ島の誕生について学べる、教育的価値の高い施設でもあります。
  • マデイラ水族館(Aquário da Madeira): ポルトモニスの中心部に位置し、かつての要塞を改装して作られた小さな水族館です。マデイラ近海に生息する海洋生物を主に展示し、天然プールで見かけるかもしれない魚たちをより詳しく観察することが可能です。規模は小さいものの、地元の海の生態を知るのに最適な場所で、雨の日や泳ぎ疲れた際の休憩にもぴったりです。

知っておきたい!トラブル対策とQ&A

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楽しい旅を続ける上で、万一の事態に備えることは非常に重要です。ここでは、ポルトモニスで遭遇し得るトラブルとその対処策をまとめました。事前に把握しておくことで、冷静に対応できるでしょう。

天候による閉鎖 – プールが利用できなかったら?

ポルトモニス天然プールは自然の海と直接つながっているため、特に波の高さによってコンディションが大きく変わります。大西洋が荒れ、波が高くなると、安全確保のためプールが閉鎖されることがあります。特に冬季は閉鎖の頻度が高まります。

もし現地に着いた際にプールが閉まっていた場合、その失望感は理解できますが、無理に入るのは避けてください。自然の力は人間の想像を超えるものです。ライフガードや現地の人たちの判断は、あくまでも安全確保のためのものです。

こうした事態に備えて、代替プランを用意しておくのが賢明です。たとえば、先に紹介したサン・ヴィセンテの洞窟やマデイラ水族館の見学、またはポルトモニスの街中でゆったりランチを楽しむのも良いでしょう。天候回復を待つ間に海岸沿いを散策し、荒れ狂う波が岩を打つ迫力ある光景を撮影するのも貴重な体験になります。なお、天候による閉鎖の場合、有料施設の入場料返金は稀ですが、現地で確認してみるとよいでしょう。

けがをしたらどうする?

最も注意が必要なのは、岩場での転倒による切り傷や打撲です。ウォーターシューズを履いていても、濡れた岩は滑りやすいため、常に足元を確認しながら慎重に行動しましょう。

もし軽い切り傷を負った場合は、すぐに海から上がり、清潔な水で傷口を洗い流してください。有料の「ポルトモニス・スイミング・プールズ」には救護室が設置されていることもあるため、ライフガードに相談してみましょう。絆創膏や消毒液が入った簡易な応急処置セットを持参しておくと安心です。

頭部を強く打ったり、骨折が疑われる大きな怪我をした場合は、速やかに助けを呼び、救急車を手配してください。ポルトガルを含むヨーロッパの緊急番号は「112」です。海外旅行保険には必ず加入し、緊急時に対応可能な保険会社の連絡先も事前に控えておきましょう。また、万が一に備え、外務省の海外安全情報も確認しておくと安心です。

盗難対策 – 楽しい思い出を守るために

ポルトモニスは比較的治安が良い場所ですが、多くの観光客が集まるエリアでは置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。楽しい思い出を守るため、基本的な防犯対策をしっかり行いましょう。

  • ロッカーの活用: 有料施設利用時は必ずロッカーを利用し、現金、パスポート、スマートフォンなどの貴重品は預けましょう。プールサイドにはタオルや日焼け止めなど必要最低限のものだけを持ち出すようにします。
  • 荷物を目から離さない: 無料の「カシャロテ天然プール」などロッカーがない場所では、荷物を置く際に必ず誰かが見守っている状態にしましょう。グループであれば交代で荷物番をするのが効果的です。一人旅の場合は、防水ポーチなどを活用し、貴重品は常に身に着けることが大切です。
  • 車上荒らしへの注意: レンタカーで訪れた場合、車を離れる際は車内に貴重品やバッグを放置しないようにしましょう。荷物が見えるところにあると車上荒らしの標的になりやすいため、必ずトランクなど外から見えない場所にしまってください。

ほんの少しの心がけで、多くのトラブルは未然に防げます。解放感あふれるリゾート地だからこそ、しっかりと防犯意識を持って楽しんでください。

ポルトモニスで過ごす、私のおすすめモデルプラン

ポルトモニスとその周辺を一日で存分に楽しむための、私のおすすめプランをご紹介します。時間を効果的に使いながら、リラックスとアクティビティのバランスを大切にした内容です。ぜひご参考にしてください。

  • 午前9:00 – フンシャルを出発

朝の爽やかな空気の中、レンタカーでドライブをスタート。海岸線の絶景ルートを選び、途中の展望スポットで写真を撮りながら、のんびりとポルトモニスへ向かいます。

  • 午前10:30 – ポルトモニス到着、まずは安全なプールへ

まずは「ポルトモニス・スイミング・プールズ」へ足を運びます。ロッカーに荷物を預け、比較的空いている午前中の時間帯に、広々としたプールで海水浴を満喫。澄んだ水面に浮かびながら、大西洋の美しい景色を楽しむこのひとときは格別です。

  • 午後1:00 – 海辺のレストランでランチ

泳いでお腹が空いたら、プールサイドのレストランか、ほど近いシーフードレストランへ。名物の黒太刀魚のバナナ添えや、新鮮なラパスを、マデイラ産の白ワインと合わせて味わいます。

  • 午後3:00 – ワイルドな自然を体感

食後は散策を兼ねて、「カシャロテ天然プール」へ向かいます。波の状況が良ければ、足だけ浸してみたり、岩場に腰掛けて砕ける波の迫力を間近で感じたりしましょう。無理をせず、自然の力強さをじっくり味わうのも素敵です。

  • 午後4:30 – 絶景を巡りながら帰路へ

ポルトモニスを出発し、帰りはサン・ヴィセンテ方面へ向かいます。途中、「ヴェウ・ダ・ノイヴァの滝」の展望台に立ち寄り、感動的な景色を目に焼きつけましょう。

  • 午後6:30 – フンシャル到着

一日を満喫した充実感を胸に、ホテルへ戻ります。ディナーの席では、ポルトモニスでの体験談に話が弾むことでしょう。

旅の終わりに – ポルトモニスが教えてくれること

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ポルトモニスの天然溶岩プールは、ただの海水浴場ではありません。そこは、地球の壮大な営みと人間の知恵が見事に融合した、まるで奇跡のような場所なのです。力強い黒い溶岩と、すべてを包み込む優しい海、その両方を肌で感じられるこの場所での体験が、私たちの日常がいかに小さな世界にすぎないかを教えてくれます。

冷たい海水に身を浸し、遠くで波の音が響くのに耳を澄ませば、日々の悩みやストレスが大自然の中に溶けていくような感覚を味わえるでしょう。太陽の光を浴び、潮風に吹かれ、新鮮な海の幸を口にする。そんなシンプルな喜びが、心と身体を豊かに満たしてくれます。

もしマデイラ島を訪れる機会があれば、ぜひポルトモニスまで足を伸ばしてみてください。そこには、写真や言葉だけでは伝えきれない圧倒的な感動が待っています。自然への畏敬の念や、生きていることの喜びをきっと再発見できるはずです。この素晴らしい体験が、あなたの旅のハイライトになることを心から願っています。

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この記事を書いたトラベルライター

アパレル企業で培ったセンスを活かして、ヨーロッパの街角を歩き回っています。初めての海外旅行でも安心できるよう、ちょっとお洒落で実用的な旅のヒントをお届け。アートとファッション好きな方、一緒に旅しましょう!

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