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「グランメゾン東京」聖地巡礼!あの感動をもう一度。パリと東京のロケ地を巡る完璧ガイド

2019年、日曜の夜を熱く彩ったドラマ「グランメゾン東京」。木村拓哉さん演じる天才フランス料理人・尾花夏樹が、一度は失った夢を取り戻すため、仲間たちと共に世界最高の三つ星レストランを目指す物語は、多くの人々の心を揺さぶりました。料理にかける情熱、仲間との絆、そして立ちはだかる困難。画面越しに伝わる熱量に、毎週胸を熱くした方も多いのではないでしょうか。

ドラマの魅力は、その重厚なストーリーだけではありません。物語の舞台となったパリの美しい街並みや、東京の洗練されたロケーションの数々も、私たちの心を強く惹きつけました。

「あのシーンで使われた場所はどこなんだろう?」 「尾花さんや倫子さんが歩いた道を、自分も歩いてみたい」

このページを訪れたあなたは、きっとそんな風に感じているはず。この記事は、そんなあなたのための「グランメゾン東京」聖地巡礼完全ガイドです。ドラマの世界にどっぷりと浸り、あの感動を追体験するための具体的な方法を、パリ編と東京編に分けて詳しくご紹介します。

単なるロケ地紹介に留まらず、実際にあなたがその場所を訪れる際に役立つ「行動プラン」も満載です。予約の取り方やドレスコード、巡礼の際のマナー、モデルコースの提案まで。この記事を読み終える頃には、あなただけのとっておきの聖地巡礼プランが完成しているはず。さあ、準備はいいですか?尾花夏樹たちの情熱の軌跡を辿る旅に、一緒に出かけましょう。

まずは、今回の旅の目的地となる主要なロケ地を地図で確認してみてください。

また、他の作品での東京のドラマロケ地巡礼にご興味があれば、こちらのガイドも参考にしてください。

目次

パリ編:物語の始まり、尾花夏樹が駆け抜けた街

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ドラマの冒頭で描かれた物語の序章は、花の都パリが舞台です。ここは、尾花夏樹がシェフとして頂点に立ち、そしてすべてを失った思い出の地でもあります。パリの街を歩けば、彼の栄光と挫折が鮮やかに蘇り、ドラマの冒頭に漂った緊迫感や倫子との運命的な出会いのシーンがよみがえることでしょう。

伝説の始まりと終焉「ランブロワジー (L’Ambroisie)」

物語のすべての始まりとなったのは、尾花がシェフを務めた二つ星レストラン「エスコフィユ」でした。その外観として使用されたのが、パリに実在する正真正銘の三つ星レストラン「ランブロワジー」です。ヴォージュ広場という、パリ屈指の美しい広場に静かに佇むこのレストランは、美食家の間で非常に有名な名店です。

ドラマの中では、ここで起こったアレルギー事件をきっかけに、尾花はフランス料理界から追放されてしまいます。彼の料理人としての誇りが打ち砕かれたまさに因縁の地。重厚な黒い扉と控えめながら品格あふれる外観は、一歩足を止めて眺めるだけでもドラマの世界へと引き込まれるような荘厳な雰囲気を醸し出しています。

実際に訪れるには?

「ランブロワジー」は、世界中から美食家が訪れる名高いレストランで、その扉をくぐるにはいくつかの困難があります。

  • 予約のハードル: 予約は必須で非常に難易度が高いです。数ヶ月前から公式サイトや電話で予約を試みる必要があります。本気で訪問を考えているなら、旅行の日程が決まり次第すぐに予約を取りましょう。英語またはフランス語での対応が多いので、不安な場合はホテルのコンシェルジュに相談するのも良い方法です。
  • ドレスコード: 三つ星レストランならではの厳格な服装規定があります。男性はジャケットと襟付きシャツが必須で、ネクタイの着用も望ましいです。女性もエレガントなワンピースやスーツなど、フォーマルな装いが求められます。カジュアル過ぎるTシャツやジーンズ、スニーカーなどでは入店を断られる恐れが高いので、服装には十分注意しましょう。
  • 予算: 世界屈指のレストランであるため、料金も高額です。ディナーの場合、一人あたり500ユーロ(日本円で約8万円以上)を覚悟しておく必要があります。特別な記念日など、気合を入れて訪れるのにふさわしい場所です。

もちろん、レストランの外観を眺めるだけでも聖地巡礼として楽しめます。ヴォージュ広場の美しい公園を散歩しつつ、ドラマのシーンに思いを巡らせるのもおすすめです。ただし営業中の店舗ですので、他の来客の迷惑にならないよう写真撮影は静かに、短時間で済ませるのがマナーです。

尾花と倫子が語り合った「セーヌ川のほとり」

どん底にいた尾花が、鈴木京香さん演じる早見倫子と出会い、再起への第一歩を踏み出したのがセーヌ川のほとりのシーンでした。特に印象的なのはシテ島にかかるポンヌフ橋周辺です。歴史的建造物が軒を連ねる中、ゆったりと流れるセーヌ川はまさにパリを象徴する風景。尾花が倫子に料理哲学を語り、彼女の鋭い味覚を見抜いたあの場面は、二人の運命が交錯する大切な転機でした。

おすすめの楽しみ方

セーヌ川沿いの散策は、パリの雰囲気を存分に味わえる最高のコースです。

  • 夕暮れ時に歩く: ドラマと同じく、日没前後の時間帯が特におすすめです。夕日に染まる空と徐々に灯り始める街並みの幻想的な光景が広がります。川面に揺れる光を楽しみながら歩けば、登場人物になったかのような気分を味わえるでしょう。
  • バトームーシュからの眺め: 徒歩だけでなく、遊覧船「バトームーシュ」に乗り川上からロケ地を巡るのも楽しい体験です。ノートルダム大聖堂やルーヴル美術館、エッフェル塔といった名所を航行しながら、尾花たちが過ごした河岸を探してみるのも一興。チケットは乗り場やオンラインで事前購入が可能です。
  • 準備と持ち物: パリの石畳は意外と足に負担がかかるため、歩きやすいスニーカーで訪れるのがベストです。川沿いは風の強い日もあるので、季節に応じて羽織るものを持参すると安心です。美しい風景を撮影するためのカメラやスマートフォン、充電切れ防止のモバイルバッテリーもお忘れなく。

尾花の苦悩と希望の交差点「モンマルトルの丘」

画家たちが集うテルトル広場や、真っ白なドームが印象的なサクレ・クール寺院で知られるモンマルトルの丘も、「グランメゾン東京」の重要なロケ地の一つです。尾花が落胆の中、一人でパリの街を見下ろすシーンがここで撮影されました。丘の頂上から望む壮大なパリの街並みは格別で、その美しい景色の前で彼は何を思っていたのでしょうか。絶望の淵にあっても、料理への情熱や未来へのかすかな希望を探し続けていたのかもしれません。

訪問時のポイントと注意事項

モンマルトルの丘は観光客に人気のスポットですが、いくつか注意しておきたいことがあります。

  • アクセス: パリ中心部からはメトロ利用が便利です。最寄り駅は「Anvers(アンヴェール)」または「Abbesses(アベス)」で、アンヴェール駅からサクレ・クール寺院までは坂を登るか、ケーブルカー(フニクレール)を利用できます。ケーブルカーはメトロのチケットで乗車できるので、体力に自信のない方はぜひ活用しましょう。
  • トラブルへの注意: 残念ながら、モンマルトル周辺では観光客を狙ったスリや押し売りも報告されています。特に有名なのは、手首にミサンガを無理に巻きつけて高額を請求する「ミサンガ売り」や、署名を求める集団です。話しかけられても毅然とした態度で断り、荷物は体の前に持つなどして警戒を怠らないようにしましょう。貴重品は分散し、リュックは前抱えするのが安全です。
  • 最新情報の確認: パリの観光情報は変動することがあります。訪問前にはパリ観光局の公式サイトなどで最新の情報をチェックするのがおすすめです。交通機関のストライキ状況や施設の営業時間を確認しておくと、より快適に観光が楽しめます。

パリのロケ地は尾花夏樹というキャラクターの原点を象った場所です。彼の苦悩と再生の物語を思いながら、美しい街並みを歩いてみてください。きっとドラマへの理解が深まる、忘れがたい特別な体験になるはずです。

東京編:レストラン「グランメゾン東京」の軌跡を辿る

物語の舞台はやはり東京。尾花夏樹と早見倫子が出会い、信頼できる仲間たちと共に三つ星を目指して奮闘するレストラン「グランメゾン東京」を中心に、数々の感動的なドラマが繰り広げられました。ここからは、彼らの情熱が息づく東京のロケ地を巡ってみましょう。

レストラン「グランメゾン東京」の外観(旧gaku)

ドラマで中心的に映し出された場所として、やはり「グランメゾン東京」の外観が挙げられます。最初はライバル店「gaku」として登場し、後に尾花たちの店となった印象的な建物です。レンガ造りの壁に緑の蔦が絡まるスタイリッシュな外観は、ドラマの象徴的な存在といえるでしょう。

この建物のロケ地は、東京・西麻布にある実在のレストラン「アッピア アンテイーカ(Appia alta Nishi-Azabu)」です。イタリア料理の名店として名高く、ワゴンで運ばれてくる豊富な食材から好みのものを選び、目の前で調理してもらえる独特のスタイルで人気を集めています。

訪問時のポイントとマナー

聖地巡礼でこの場所を訪れる際は、いくつか重要なマナーを守ることが求められます。

  • 静かに配慮をもって訪れる: 営業中のレストランですので、食事を楽しんでいるお客様や働くスタッフの方々に迷惑をかけないよう最善の配慮をしましょう。特にディナータイムは、お店の前での大声の会話や長時間の滞在は厳禁です。
  • 写真撮影のルールに注意する: 外観の撮影は可能ですが、節度を持って行いましょう。通行人や他の客が写り込まないよう角度を工夫し、撮影時間も手短に済ませることが望ましいです。フラッシュの使用も避けてください。
  • 食事を楽しむなら予約が必須: 「アッピア」の料理を味わいたい場合、事前予約が必要です。公式サイトや電話で予約状況を確認しましょう。ドレスコードは厳しくはありませんが、あまりにカジュアルな服装は避け、スマートカジュアルを心がけると安心です。ドラマとは異なるイタリアンの名店ですが、最高級の食材とサービスを体験できることは間違いありません。公式情報を確認したうえで、特別な日のディナーに訪れてみてはいかがでしょうか。

「グランメゾン東京」の厨房と店内:日本最高峰のレストラン

ドラマで尾花たちが腕を振るった活気ある厨房と洗練された客席のシーンは、実は別のロケ地で撮影されていました。その舞台となったのは、東京・品川にある三つ星フレンチレストラン「カンテサンス」です。

「カンテサンス」は日本のフランス料理界を引っ張る存在で、予約困難ぶりは伝説的です。シェフの岸田周三氏が織りなす、素材の魅力を最大限に引き出した料理は、世界中のグルメたちから高く評価されています。ドラマの料理監修も岸田シェフが担当しており、「グランメゾン東京」の料理に込められた哲学や熱意はまさしく「カンテサンス」の精神と合致しています。

予約と訪問の現実

「カンテサンス」での食事は多くの食通にとって憧れですが、その実現は非常に難しいものです。

  • 予約方法: 電話予約のみで、毎月決められた日時に2か月先の予約受付が一斉にスタートします。しかしその電話は激しい争奪戦となり、何百回、何千回とかけ続けてもつながらないのが普通で、「日本一予約が取れないレストラン」と称される所以です。
  • 訪問のハードル: 幸運にも予約が取れた場合、ディナーのコースは一人当たり数万円と高額です。全てシェフのおまかせコースで、アレルギー対応はあるものの、好みでのメニュー変更はできません。まさにシェフへの全面的な信頼が求められる場所と言えるでしょう。
  • 代替の楽しみ方: 予約できなくても諦める必要はありません。岸田シェフの料理に関する書籍やインタビュー記事を通じてその思想に触れることができます。また系列店や、元スタッフが独立して開いたお店を訪れるのも良いでしょう。そうした場で「グランメゾン東京」の精神の片鱗に触れることができるかもしれません。

「カンテサンス」は内部見学もできませんが、この地が「グランメゾン東京」の魂の故郷であると知るだけで、ドラマの見方に新たな深みが生まれるはずです。

尾花夏樹が住んでいたアパート

パリ帰国後、尾花が暮らしていたのは趣ある古いアパートでした。屋上で野菜作りをしたり、仲間たちと語り合ったりする、彼のプライベートな一面が垣間見える場所です。

このロケ地は、東京都江東区の清澄白河エリアに実在する建物です。下町の風情が色濃く残るこのエリアは、近年オシャレなカフェやギャラリーが増え、散策にもぴったり。ドラマと変わらないレトロな外観が今も健在です。

聖地巡礼における最重要マナー

この場所を訪れるなら、必ず守っていただきたいことがあります。それは、「ここは一般の方々が実際に暮らしている居住空間である」という事実です。

  • プライバシーの尊重: 住民の生活を妨げる行為は絶対に避けてください。大声で騒ぐ、ゴミを捨てる、夜間に訪れるなどの行為は厳禁です。
  • 立ち入り禁止の遵守: アパートの敷地内や建物内に無断で立ち入ることは不法侵入にあたります。写真撮影は必ず公道から静かに行いましょう。
  • 撮影の配慮: 住民の顔や室内、洗濯物などが映り込まないように細心の注意を払ってください。建物の外観を静かに見守る謙虚な態度を忘れずに。

ファンとしての熱意は理解しますが、その思いが誰かの迷惑とならないように気をつけましょう。節度ある行動と地域の方々への感謝を胸に、訪問してください。

食材を調達した市場や店舗

「グランメゾン東京」の料理は、最高品質の食材なしには成立しません。倫子や芹田(寛一郎さん)が食材探しに奔走した場所も、重要なロケ地となっています。

  • 築地場外市場: 倫子が新鮮な魚介を選んでいたのは、活気あふれる築地場外市場です。市場機能は豊洲に移りましたが、場外市場は今も食のプロや観光客で賑わう食文化の宝庫。新鮮な魚介はもちろん、野菜や乾物、調理器具まで幅広く揃います。ドラマのように真剣に選ぶのも良いですが、まずは食べ歩きを楽しむのもおすすめ。新鮮な海鮮丼や焼きたての玉子焼きなど、美味しいものが豊富です。
  • 訪問のヒント: 築地は早朝から開店する店が多く、昼過ぎには閉まるところも多いので午前中の訪問がベスト。混雑が予想されるため歩きやすい靴と両手が空くバッグで行くと動きやすいです。現金のみのお店も多いため、多めの現金を用意しておくのが安心です。
  • ナショナル麻布: 尾花たちが珍しいハーブや海外調味料を求めたのは、広尾にある高級スーパー「ナショナル麻布」です。周辺に多くの大使館があるため、世界各国の食材が豊富に揃っていることで知られています。店内を歩くだけでまるで海外のスーパーに来たような雰囲気を味わえます。ドラマに登場したような珍しい食材探しも楽しめますし、お土産に個性的な調味料やスパイスを買って帰れば、家でも「グランメゾン東京」の気分が味わえるかもしれません。

その他の印象的なロケ地たち

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メインの舞台以外にも、登場人物たちの心情が鮮明に描かれた、印象深いロケ地が数多くあります。少し足を伸ばして、彼らの足跡を辿ってみましょう。

京野と倫子が語り合った歩道橋

玉森裕太さん演じる京野陸太郎が、倫子への想いを胸に秘めながら語り合う場面は、非常に切なく印象的でした。このシーンの撮影場所は、品川シーズンテラス近くの歩道橋です。

背景には高層ビル群の美しい夜景が広がり、都会的で洗練された雰囲気の中にも、どこか人恋しさが漂う場所でした。このロケーションは、京野の複雑な心情を映し出すのに理想的な場所でした。

アクセスと撮影のポイント

  • 場所: JR品川駅港南口から徒歩約10分の位置にあります。オフィス街のため、平日昼間は多くのビジネスパーソンで賑わいますが、夜間や週末は比較的静かです。
  • 撮影のコツ: やはり訪れるなら夜がおすすめです。三脚を使用すると手ブレを防ぎ、クリアな夜景を撮影しやすくなります。スマートフォンの場合は、夜景モードや固定してセルフタイマーを活用すると、きれいな写真が撮りやすいでしょう。京野と倫子のように、東京の夜景を見つめて物思いにふけるのも素敵な過ごし方です。

gakuのオーナーが過ごしたオーセンティックバー

沢村一樹さん演じるライバル店「gaku」のオーナー、江藤不三男が意味深な表情でグラスを傾ける重厚感あふれるバーは、恵比寿にある「BAR TRENCH」です。

このバーは、薬草酒アブサンや世界各国の珍しいリキュールを数多く揃え、本格派として名高い場所。薄暗い照明とアンティーク調のインテリアが、大人の隠れ家のような落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

バー訪問のポイント

初めて本格的なバーを訪れる際は緊張することもありますが、いくつかの注意点を押さえれば安心です。

  • 服装: Tシャツやサンダルなど過度にカジュアルな服装は避け、襟付きのシャツや綺麗めのワンピースなど、少しおしゃれをして訪れることをおすすめします。お店の雰囲気に溶け込み、より楽しめるでしょう。
  • 注文の仕方: メニューが分かりにくいときは、遠慮せずバーテンダーに相談してください。「『グランメゾン東京』のロケ地として訪れました。ドラマのイメージに合う少しビターなカクテルをお願いできますか?」など、自分の好みやイメージを伝えれば、ぴったりの一杯を提供してくれます。
  • マナー: 大声で騒いだり、他のお客さんに絡んだりするのは厳禁です。ここは一杯のお酒と静かな時間を楽しむ場所。スマートな振る舞いを心がけましょう。なお未成年者の入店は禁止されています。

最終決戦の舞台、フードフェスティバル会場

物語のクライマックスの一つ、gakuとの直接対決の場となったフードフェスティバル会場は、豊洲ぐるり公園が使用されました。

東京湾に面したこの広大な公園は、レインボーブリッジや東京タワーを望む絶好のロケーションを誇ります。ドラマでは多くのテントが並び、熱気に包まれていましたが、普段はのんびりと過ごせる憩いのスポットです。

公園の楽しみ方

  • イベント情報をチェック: 豊洲ぐるり公園では、実際にフードフェスティバルやマルシェなどのイベントが開催されることがあります。訪れる前に江東区や公園の公式サイトで開催情報を確認すると、ドラマのような賑わいを体験できるかもしれません。
  • ピクニックやサイクリング: 平常時でも充分に楽しめる場所です。芝生にレジャーシートを広げピクニックをしたり、海沿いの道をサイクリングしたりするのも気持ちが良いでしょう。広々とした空の下、ドラマのクライマックスを思い浮かべながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

聖地巡礼を120%楽しむためのプランニング術

さあ、もう行きたい場所はお決まりですか?ここからは、あなたの聖地巡礼を最高の1日にするための具体的なプランニング方法をご紹介します。

モデルコースのご提案:東京を丸ごと満喫する1日プラン

もし東京で丸一日自由に使えるなら、こんなルートはいかがでしょうか?効率よくドラマの世界観に浸れるよう考えました。

  • 午前10:00 築地場外市場でブランチを楽しむ
  • まずはしっかり腹ごしらえ。活気あふれる市場で、新鮮な海鮮丼や寿司を味わいましょう。倫子のように威勢の良い店員さんとのやり取りを楽しむのも醍醐味です。
  • 午後1:00 清澄白河で尾花のアパートを訪ねる
  • 築地から電車を乗り継ぎ清澄白河へ。下町ののんびりとした雰囲気に包まれながら尾花のアパートへ向かいます。マナーはしっかり守り、周辺のセンスの良いカフェでひと息つくのもおすすめです。
  • 午後3:00 西麻布で「グランメゾン東京」の外観を堪能
  • 日比谷線などで六本木・広尾のエリアへ。ついに「アッピア」の外観とご対面です。ドラマのオープニング曲を心の中で流しながら建物を眺めると気分も最高に盛り上がります。
  • 午後5:00 品川へ移動、京野と倫子が歩いた歩道橋へ
  • 少し早めに品川へ移動し、日が暮れ始めるマジックアワーの時間帯を狙いましょう。夕暮れの空と輝くビル群のコントラストがいちばん美しいシーンが見られます。
  • 午後7:00 恵比寿でディナーとバー体験を満喫
  • 旅の締めくくりは恵比寿で。おしゃれなビストロでフレンチディナーを楽しんだあと、思い切って「BAR TRENCH」の扉を開けてみてください。美味しいお酒を味わいながら、今日一日の思い出を振り返る最高のエンディングとなるでしょう。

持ち物チェックリスト

聖地巡礼をより快適に、楽しいものにするための持ち物リストです。出発前にぜひご確認を。

  • 必ず持って行きたいアイテム
  • スマートフォン(地図アプリやこの記事のブックマークは必携!)
  • モバイルバッテリー(地図やカメラを使うとバッテリー消費が激しいため)
  • 歩きやすい靴(スニーカーが理想的。一日中歩き回ることになります)
  • カメラ(思い出を美しく残すために)
  • 交通系ICカード(事前に十分チャージしておきましょう)
  • 現金(市場や小規模なお店ではカードが使えない場合もあります)
  • あると便利なアイテム
  • ドラマのスクリーンショット(ロケ地で同じ構図の写真を撮る際に役立ちます)
  • エコバッグ(市場やスーパーでの買い物に便利です)
  • 除菌シートやウェットティッシュ(食べ歩きの際に重宝します)
  • 飲み物や軽いお菓子(移動中のエネルギー補給に)
  • 季節に応じた装備品(夏は日傘や汗拭きシート、冬はカイロや手袋など)

トラブル時の対処法

万全に準備しても、旅には思わぬトラブルがつきものです。あらかじめ対処法を知っておけば焦らずに行動できます。

  • レストランが予約で満席や休業日だった場合
  • 高級レストランは特に、当日ふらっと訪れても入れないことが多いです。事前に公式サイトや電話で営業日や予約状況を必ず確認しましょう。満席や臨時休業が判明した際に備え、「ここがダメなら近くのこの店へ」など、代わりのお店を2~3店舗把握しておくと心に余裕が生まれます。
  • 道に迷ってしまった場合
  • まずは落ち着いてスマホの地図アプリをチェック。Googleマップの現在地表示で正確に場所を把握しましょう。通信状況が悪い場所に備え、あらかじめオフライン地図をダウンロードしておくと安心です。どうしても分からなければ駅員さんや近くの店員さんに「○○へ行きたいのですが」と話しかければ、親切に道案内してくれます。
  • 体調がすぐれなくなった場合
  • 無理は禁物です。近くのカフェや公園で休憩をとりましょう。症状が改善しない場合はドラッグストアで薬を買うか、近隣のクリニックを探してください。「現在地 病院」などで検索すれば最寄りの医療機関が見つかります。特に夏場は熱中症に注意し、こまめな水分補給を心がけましょう。

ドラマの世界観を食で体験する

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「グランメゾン東京」は、料理人たちの物語です。聖地巡りをするだけでなく、彼らが情熱を込めた「食」を実際に味わうことで、旅の体験がより深く、そして記憶に残るものとなるでしょう。

ジビエ料理にチャレンジしてみよう

ドラマの中で、尾花がひときわ強いこだわりを持って扱っていたジビエ(野生の鳥獣肉)。物語の重要な要素となる食材でした。やや敷居が高いイメージを持たれるかもしれませんが、都内には初心者でも美味しくジビエを味わえるお店が数多くあります。

  • 初心者におすすめ: 鹿肉や猪肉はクセが少なく、比較的食べやすいジビエの代表格です。赤ワインで煮込んだり、ローストにしたり、丁寧に調理された一皿を選べば、その奥深い味わいに驚くことでしょう。お店のスタッフに「ジビエは初めてなのですが、おすすめのメニューはありますか?」と尋ねるのが一番確実です。彼らは食材の専門家なので、きっとあなたにふさわしい一皿を提案してくれます。

フレンチのコースを楽しもう

三つ星レストランは敷居が高く感じるかもしれませんが、もっと気軽にフレンチを味わえる「ビストロ」が都内にはたくさんあります。温かみのある雰囲気の中、心を込めた料理を堪能することができます。

  • 基本のテーブルマナー: かしこまる必要はありませんが、基本的なマナーを知っておくと、よりスマートに食事を楽しめます。
  • ナイフとフォーク: 外側のものから順に使いましょう。食事の途中で休憩する際は、ナイフとフォークをお皿の上に「ハ」の字に置きます。食事が終わったら、ナイフとフォークを揃えてお皿の右下斜めに置くのが終了の合図です。
  • ナプキン: 席に着いたら二つ折りにして膝の上に広げます。口元を拭くときは、ナプキンの内側を使いましょう。席を離れるときは、軽くたたんで椅子の上に置きます。
  • 何より大切なのは、料理と会話を心から楽しむことです。マナーはそのための手助けにすぎません。ほどよくリラックスして、美味しい料理を存分に味わってください。

あなたの「グランメゾン」を見つける旅へ

「グランメゾン東京」のロケ地を巡る旅はいかがでしたか。尾花たちが駆け抜けたパリの石畳、仲間たちと夢を語り合った東京のレストラン、そして最高の料理を求め奔走した市場。それぞれの場所には、彼らの情熱や葛藤、そして希望に満ちた物語が息づいています。

このガイドを持って巡る聖地は、単にドラマのシーンをなぞるだけで終わりません。登場人物たちの想いを追体験し、その時感じた胸の高鳴りや感動を、自分自身のものとして心に刻む旅になるでしょう。

もしかすると、この旅を通じて新たな発見があるかもしれません。知らなかった街の魅力に気づいたり、これまで挑戦したことのない料理の美味しさを体験したり。そして何より、何かに情熱を注ぐ素晴らしさや、仲間と共に一つの目標を目指す尊さを、改めて実感できるはずです。

「グランメゾン」とはフランス語で「大きな家」を意味しますが、ドラマの中では単なる建物ではなく、最高の仲間が集い、夢を実現する場の象徴として描かれました。

さあ、この地図とガイドを手に、あなただけの聖地巡礼の旅に出かけてみてください。そして、その旅の先で、あなたにとっての「グランメゾン」――心から大切に思える場所や、情熱を注げる何か――を見つける素敵なきっかけとなることを願っています。

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この記事を書いたトラベルライター

旅行代理店で数千人の旅をお手伝いしてきました!今はライターとして、初めての海外に挑戦する方に向けたわかりやすい旅ガイドを発信しています。

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