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カナダ、ビザなし渡航を13カ国に拡大!旅行・ビジネスの新たな扉が開く

カナダ政府は、電子渡航認証(eTA)プログラムの対象国を新たに13カ国追加することを発表しました。この変更により、対象国の特定の条件を満たす国民は、観光やビジネス目的でのカナダへの空路入国に際し、事前のビザ取得が不要となります。旅行者にとってカナダがより身近になる、画期的なニュースです。

目次

新たなビザ免除の対象国と条件

今回の拡大措置により、以下の13カ国の国民が新たにeTAの申請資格を得ました。

  • アンティグア・バーブーダ
  • アルゼンチン
  • コスタリカ
  • モロッコ
  • パナマ
  • フィリピン
  • セントクリストファー・ネイビス
  • セントルシア
  • セントビンセント・グレナディーン
  • セーシェル
  • タイ
  • トリニダード・トバゴ
  • ウルグアイ

ただし、ビザなしで渡航するためには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。

  • 過去10年以内にカナダの一時滞在者ビザを取得したことがある
  • 現在有効なアメリカの非移民ビザを保持している

これらの条件を満たす旅行者は、煩雑なビザ申請プロセスを経ずに、オンラインで簡単な手続きのeTAを申請するだけでカナダへ空路で渡航できるようになります。

eTA(電子渡航認証)とは?

eTAは、カナダへ空路で渡航する際に必要となる電子的な渡航認証です。一度承認されると最長5年間またはパスポートの有効期限まで有効で、複数回の渡航が可能です。申請はオンラインで数分で完了し、費用も少額です。

政策変更の背景にあるカナダの戦略

カナダ政府がこのタイミングでビザなし渡航の対象国を拡大した背景には、いくつかの戦略的な目的があります。

第一に、経済成長の促進です。カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)によると、この措置により今後10年間でカナダへの訪問者数が約20万人増加し、観光収入は約1億6000万カナダドル(約170億円)増加すると試算されています。これは、航空業界、ホテル、飲食業など、観光に関連する多くの産業にとって大きな追い風となります。

第二に、国際関係の強化です。対象国との人的交流を促進することで、ビジネス、文化、外交面での関係を深める狙いがあります。特に、経済成長が著しいアジアや中南米の国々が含まれている点は注目に値します。

そして第三に、ビザ申請業務の効率化です。ビザ申請の必要がなくなることで、世界中のカナダビザ申請センターの負担が軽減されます。これにより、より複雑な申請案件にリソースを集中させることができ、全体の処理時間の短縮が期待されます。

旅行者とカナダ経済への影響と今後の展望

旅行者へのメリット

対象国の旅行者にとって、今回の変更は計り知れないメリットをもたらします。

  • 時間と費用の節約: ビザ申請にかかる時間、費用、手間が大幅に削減されます。
  • 計画の柔軟性: 思い立った時にカナダ旅行を計画しやすくなり、短期のビジネス出張や観光がより手軽になります。
  • アクセスの向上: カナダへの心理的・物理的なハードルが下がり、これまでカナダを訪問先として考えていなかった層の需要も掘り起こす可能性があります。

カナダへの影響と未来

カナダにとっては、今回の措置は観光大国としての地位をさらに強固にするものです。多様な国からの訪問者が増えることで、国内の文化的多様性も豊かになるでしょう。

政府は今後もビザ政策を継続的に見直すとしており、将来的にはさらにeTAの対象国が拡大される可能性も考えられます。今回の成功が、カナダのよりオープンな国境政策への試金石となるかもしれません。

simvoyageをご利用の皆様も、ご自身やご友人の国籍が今回の対象に含まれていないか、ぜひ一度チェックしてみてください。カナダの雄大な自然や活気ある都市を訪れるチャンスが、これまで以上に広がっています。

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この記事を書いたトラベルライター

SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

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