MENU

「じゃあ、あんたがつくってみろよ」聖地巡礼ガイド。ドラマの世界へ没入する旅。【完全版】

「あなたのつくるものは、空っぽだ」 「理想ばかりで、現実が見えていないのはそっちだろ」

若き建築家・葵と、気鋭のファッションデザイナー・蓮。互いの才能に惹かれながらも、その哲学の違いから激しくぶつかり合う二人。彼らが織りなす情熱と葛藤の物語、ドラマ「じゃあ、あんたがつくってみろよ」に、心を鷲掴みにされたのは私だけではないはずです。

特に印象的だったのは、二人の創造の現場であり、心の機微が描かれた数々のロケーション。モダンな建築、クリエイティブな空気が漂うアトリエ、そして美しい日本の原風景…。ドラマを観終えた今、あの場所に立って、葵や蓮が感じた風を肌で感じてみたい。そんな衝動に駆られて、カメラ片手に彼らの足跡を辿る旅に出ることにしました。

この記事では、アパレル企業で働きながら世界中を旅する私が、ドラマ「じゃあ、あんたがつくってみろよ」のロケ地を徹底的にリサーチ。実際に足を運んだからこそわかる、聖地巡礼を120%楽しむためのモデルコース、ファッションのポイント、そして女性ひとり旅でも安心な安全対策まで、あますところなくお伝えします。

この記事を読み終える頃には、きっとあなたも次の休日、葵と蓮に会いに出かけたくなるはず。さあ、ドラマの世界への扉を開きましょう。

この旅をきっかけに、ドラマで描かれたような時を超えて心に響く日本の原風景を訪れる旅にも出かけてみませんか。

目次

あの感動をもう一度!ドラマ「じゃあ、あんたがつくってみろよ」の世界観

japan-dramatic-nostalgia

本題に入る前に、まずは少しだけドラマの舞台を振り返ってみましょう。

物語の主人公は、歴史ある建物の魂を未来へとつなぐリノベーションに情熱を注ぐ誠実な建築家・高瀬葵(たかせ あおい)。一方、環境に配慮した素材と斬新なデザインでファッション界に新風を巻き起こす孤高のデザイナー・一条蓮(いちじょう れん)です。

まったく異なる分野で、それぞれの「正しさ」を信じてクリエイションに打ち込む二人。彼らが運命的に出会ったのは、東京湾岸エリアの再開発プロジェクトのコンペでした。歴史ある倉庫街を未来の文化発信拠点へと生まれ変わらせるという壮大な構想。葵は「記憶の継承」を、蓮は「革新的な断絶」をテーマに掲げ、真っ向から対立します。

「そんなノスタルジックなデザインで、100年後の未来を描けるのか?」 「過去を切り捨てた場所に、人の心は宿らない!」

互いの才能を認めつつも決して交わらない二人の創造。そこから生まれたのが、あの決め台詞「じゃあ、あんたがつくってみろよ」でした。これは相手への挑発でありながら、自身のクリエイティビティへの問いかけでもありました。

このドラマの魅力は、単なる恋愛模様だけに留まらない点です。建築とファッションという二つの視点を通じて、「ものづくり」にかける人々の情熱、葛藤、そして喜びをリアルに描いています。葵が図面に向かう真剣な眼差し、蓮が布を裁つ迷いのない手つき。彼らの姿から、私たちは創作の尊さと厳しさを身をもって味わうことができました。

ロケ地も、二人の世界観を象徴する場所が中心となっています。知的でモダンな東京の街並みから、心を解き放つ雄大な自然まで。これからご紹介するスポットを訪れれば、きっと葵や蓮の息遣いを感じ取れることでしょう。

【東京編】葵と蓮の才能が火花を散らした、創造の舞台へ

物語の主な舞台となったのは、やはり東京です。最先端のカルチャーと昔ながらの人情が交差するこの街で、二人の運命は大きく動きはじめました。まずは、彼らの創造力の源泉となった都内のロケ地を巡ってみましょう。

葵の建築事務所の舞台 – 代官山「ヒルサイドテラス」

大きなガラス窓から柔らかな光が差し込む、開放的で洗練された空間。葵が率いる「高瀬建築設計事務所」の撮影場所として使われたのが、代官山の象徴的な施設「ヒルサイドテラス」です。ドラマの中では、葵がチームメンバーと模型を囲んで議論したり、一人で黙々と図面に向き合う場面が何度も登場しました。あの知的でクリーンな雰囲気は、この場所ならではと言えるでしょう。

ヒルサイドテラスは、建築家・槇文彦氏が30年以上の年月をかけて設計した、集合住宅と店舗の複合施設です。各棟は独立しつつも緩やかに繋がり、敷地全体が一つの街のようにデザインされています。回遊性の高い造りや巧妙に配置された緑、光と影の調和など、歩くだけで建築の奥深さを感じられる空間です。葵が口にしていた「人の営みに寄り添う建築」という信念が、この場所を訪れると自然と心に響いてくる気がします。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

代官山は洗練された大人の街。聖地巡礼であっても気負いすぎず、少しだけお洒落をして出かけると気分がさらに高まるでしょう。歩きやすくてきれいめなフラットシューズやスニーカーがおすすめです。

  • 散策を満喫: ヒルサイドテラスはA棟からG棟まで複数の建物で構成されています。まずは特に目的を決めず、気の向くままに歩いてみてください。中庭や階段、通路ひとつひとつが絵になる風景です。葵がスケッチブックを手にたたずんでいたあの階段に出会えるかもしれません。
  • カフェで休憩: 敷地内にはおしゃれなカフェが点在しています。ドラマで葵たちが打ち合わせに使っていたカフェのモデルとされる「ヒルサイドカフェ」では、テラス席から旧山手通りのケヤキ並木を眺めながらゆったりと過ごせます。贅沢な時間が味わえますよ。
  • アート鑑賞: 「ヒルサイドフォーラム」やギャラリーでは、建築やデザインに関する企画展が頻繁に行われています。訪問前に公式サイトで最新の展示情報をチェックしておくと、新たなインスピレーションを得られるかもしれません。
  • 撮影マナー: 敷地内は基本的に撮影可能ですが、店舗内や居住エリアも含まれているため、プライバシーに十分配慮しましょう。特に店内で撮影する場合はスタッフに一声かけるのがマナーです。葵になりきって建物を撮影すると楽しいですが、周囲の方への気配りを忘れずに。

蓮のアトリエがあった街 – 蔵前

コンクリートむき出しの壁に無骨な鉄製什器。生地のロールがずらりと並び、壁には数多くのデザイン画がピンナップされています。蓮が率いるデザインチームのアトリエ兼ショップ「REN ICHJO」のインダストリアルでクリエイティブな空間は、多くの人の記憶に刻まれていることでしょう。そのロケ地となったのは、東京東エリアに位置する「蔵前」です。

かつては職人の街として栄えた蔵前は、近年その古い倉庫や工場をリノベーションし、カフェや雑貨店、ギャラリーが続々とオープンしています。「東京のブルックリン」とも称される注目エリアで、新旧カルチャーが融合するその空気感は、伝統を壊し新たな価値を創造しようとする蓮のキャラクターにぴったりでした。

ドラマでは、蓮がアトリエの窓から雄大な隅田川を望みながらデザインの構想を練るシーンが印象的でした。実際に蔵前を歩くと、街のすぐそばを隅田川が流れ、その向こうには東京スカイツリーがそびえ立っています。この開放的な景色が彼のインスピレーションを刺激していたのかもしれません。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

蔵前は歩けば歩くほど発見が多い街。動きやすい服装とスニーカーを身につけて、一日中散策するのがおすすめです。素敵なお店が多いので、お土産用のエコバッグも忘れずに持参しましょう。

  • カフェ巡り: 蔵前には、元倉庫や工場を活かした個性的なカフェが数多くあります。蓮のアトリエの雰囲気を味わいたいなら、ホステル併設の「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」が特におすすめです。吹き抜けの高い天井と使い込まれた木の温もりが漂う空間は、まさにドラマの世界そのもの。世界中から訪れる旅人と共にコーヒーを片手に思索にふけるのも一興です。
  • ものづくり体験: 蔵前は現在も「ものづくりの街」。革工房や文具店などクリエイティブな店が集中しています。お店によってはレザークラフトやオリジナルノート作りのワークショップも開催。蓮のように自分だけの作品を生み出す喜びを体験できるのは、この街ならではの楽しみです。
  • 隅田川テラス散歩: 厩橋や蔵前橋からの眺めは抜群です。特に夕暮れ時、夕日に染まる空とライトアップされたスカイツリーの対比は息をのむ美しさ。蓮がデザインに迷った際、この景色を眺めて気持ちを整えていたのだろうと想像がふくらみます。

運命のコンペ会場 – 六本木「国立新美術館」

葵と蓮が初めて顔を合わせ、お互いの才能を認めあい、激しく火花を散らした運命の場所。巨大な吹き抜け空間が印象的なコンペ会場の撮影地は、六本木にある「国立新美術館」です。

波のように揺らめくガラスのカーテンウォール。その内側に広がる森の中にいるかのような開放的なアトリウム。建築家・黒川紀章氏が設計したこの美術館自体が一つの巨大なアート作品と言えます。ドラマでは、このアトリウムに設置された巨大模型の前で、葵と蓮が熱いプレゼンを繰り広げるシーンがありました。二人の情熱的な言葉がこの壮大な空間に響き渡る様子は、物語の序章を飾るハイライトでしたね。

「コレクションを持たない美術館」として知られ、常に多様な企画展を開催しているのもこの国立新美術館の魅力。訪れるたびに新しいアートに触れられ、創造性を刺激する場所です。二人がここで出会ったのは決して偶然ではなかったのかもしれません。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

国立新美術館は国内外から多くの訪問者が集まる人気スポット。快適に鑑賞するために、事前準備が重要です。

  • チケットは事前購入を: 企画展によっては日時指定のオンライン予約が必須の場合があります。当日券の窓口は長蛇の列になることもあるため、公式サイトで最新情報を確認し、あらかじめチケットを購入しておくことを強くおすすめします。予定変更時のキャンセルや日時変更ポリシーも、予約時に確認しておくと安心です。国立新美術館 公式サイトで最新の展覧会情報を確認しましょう。
  • 訪問時の流れ: 大きな荷物はコインロッカーに預け、身軽に行動してください。アトリウムは無料で入場可能なので、まずはドラマのシーンを思い出しながらコンペ会場の雰囲気を味わいましょう。葵と蓮が向き合った場所を見つけて、同じアングルで写真を撮るのも楽しいです。その後、予約していた企画展をじっくり鑑賞しましょう。
  • マナーと禁止事項: 館内での飲食(カフェ・レストラン除く)、フラッシュ撮影、大声での会話は禁止されています。アート作品を守り、ほかの鑑賞者の迷惑にならないよう静かに過ごしましょう。撮影禁止の作品もあるため、現地の案内表示をよく確認してください。
  • トラブル時の対応: 予約したチケットの日時に間に合わない場合や急なキャンセルが必要な際は、まずチケット購入サイトのQ&Aを確認し、それでも解決しない場合は美術館のインフォメーションに問い合わせてみましょう。対応は展覧会によって異なるため、早めの連絡が大切です。

【神奈川・箱根編】二人の心が近づいた、癒やしとインスピレーションの地

hakone-healing-inspiration

物語が中盤に差し掛かると、舞台は都心を離れ、少し足を伸ばして神奈川へ移ります。歴史ある街並みと雄大な自然の中で、何かと衝突してばかりいた二人の心に、次第に変化の兆しが現れます。彼らの距離を縮めた癒しとインスピレーションの地を一緒に巡ってみましょう。

葵が情熱を注いだ古民家 – 鎌倉

物語の中盤で葵が取り組んだ大切なプロジェクト。それは、鎌倉の谷戸(やと)に静かに佇む築100年の古民家を蘇らせ、カフェ兼ギャラリーとして再生するというものでした。朽ちかけた柱を補強し、古い梁の美しさを最大限に生かしつつ、現代的な機能やデザインを巧みに融合させる葵の姿に、思わず胸が熱くなりましたね。蓮もその仕事ぶりを人知れず見守り、彼女の「記憶をつなぐ」という哲学の深さに気付いていきます。

この舞台となったのは、歴史と自然が調和する鎌倉の街。寺社仏閣が点在する静謐な谷戸、由比ヶ浜へと続く開放感あふれる道、そして路地裏にひっそりと佇む個性的なショップの数々。どこを歩いても絵になるこの街は、葵が感性を磨くのにふさわしい場所だったのでしょう。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

鎌倉は坂道や細い路地が多いため、歩きやすさが重要です。スニーカーやローヒールの靴が最適。寺社参拝も予定しているなら、肌の露出が多い服装は控えめにしましょう。

  • 古民家カフェ巡り: ドラマに登場したカフェは架空ですが、鎌倉には実際に古民家をリノベーションした素敵なカフェがたくさんあります。葵が手がけた空間を思い浮かべながら、お気に入りの一軒を探してみてはいかがでしょうか。縁側で庭を眺めながらいただくお抹茶や、太い梁が見える趣ある空間で味わう自家製ケーキは格別です。
  • 江ノ電でゆったり旅: 鎌倉観光の際は江ノ電の利用がおすすめ。民家の軒先をかすめるように走り、由比ヶ浜の海岸線が望める車窓の風景は旅情を誘います。1日乗車券「のりおりくん」があれば、長谷寺や鎌倉高校前など気になる駅で気軽に下車できて便利です。
  • 持ち物リスト: 寺社巡りには御朱印帳があると楽しみが広がります。日差しの強い季節は帽子や日傘を、寒い時期は防寒具を忘れずに。また、美味しいパン屋やお菓子屋が多いのでエコバッグが役立つでしょう。
  • 服装の注意点: 特に夏は寺社を訪れる際に、タンクトップやショートパンツなど露出が多い服装は避けるのが望ましいです。カーディガンやストールを一枚持っておくと便利です。

二人の距離を縮めた夜景 – 横浜「大さん橋」

鎌倉プロジェクトの完成を祝う夜、蓮は葵を横浜へ誘います。二人が訪れたのは、横浜港に突き出た「大さん橋(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)」。ウッドデッキと天然芝が広がる屋上スペース「くじらのせなか」からは、横浜ランドマークタワーや赤レンガ倉庫、ベイブリッジなど、みなとみらいの煌めく夜景が一望できる、ドラマ屈指のロマンチックなシーンが描かれました。

「あんたのつくるものは、温かいな」

普段は鋭い言葉が多い蓮が、ぽつりと漏らした優しい一言。それに照れながら「あなたの服も」と返す葵。ここで二人の心が一気に近づいたのです。

波の音と潮風、煌めく夜景が宝石箱のように散りばめられた大さん橋は、そんな特別な時間を過ごすのにぴったりの場所。建築的にもユニークで、柱のない広大な空間や波をイメージした起伏のデザインは、葵のような建築好きならなおさら魅了されることでしょう。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

横浜の美しい夜景を堪能するために押さえておきたいポイントをご紹介します。

  • 訪れる時間帯: 夕焼けのオレンジ色から深い紺青に変わるマジックアワーが断然おすすめ。日没時刻を調べて、その30分前には到着しておくと、刻々と表情を変える港の景色に感動できます。
  • 持ち物: 海沿いは風が強く、夏の夜でも肌寒く感じることがあるので、ストールやカーディガンなど羽織るものを用意しましょう。ウッドデッキに座ってのんびりするなら、小さめのレジャーシートも便利です。
  • 禁止事項: 大さん橋は公共の場であり、国際客船のターミナルでもあります。ドローンの飛行やスケートボード、火気の使用などは禁止されているため、ルールを守り気持ちよく過ごしましょう。詳細は公式サイトでご確認ください。
  • ディナー案内: 夜景を楽しんだ後は周辺での食事がおすすめ。赤レンガ倉庫のレストランや、中華街の本格中華など選択肢は豊富です。特別な日には、みなとみらいの高層ホテルのレストランを予約して、ドラマの余韻に浸るのも素敵ですね。

創造の源を探して – 箱根「ポーラ美術館」

最終プレゼンを控え、アイデアが煮詰まってしまった葵と蓮。息抜きと新たなひらめきを求めて、二人が日帰りで訪れたのが箱根の「ポーラ美術館」でした。森の緑豊かな自然とアートが見事に調和したこの地で、二人は表情を和らげ、創作の根源にある想いを語り合います。

「光だ。あんたの建築にはいつも優しい光がある」 「あなたの服は、風をまとうみたい」

森の中に溶け込むよう建てられたガラス張りの建物。自然光をふんだんに取り入れた展示室。モネやルノワールら印象派のコレクション。そのすべてが二人の心をほぐし、新たな創造への活力をもたらしました。特に、森の遊歩道を散策しながらアートと自然を同時に楽しむシーンは、二人の関係の変化を象徴しているようでした。

聖地巡礼のポイント&楽しみ方

都心から少し離れた箱根は計画的に訪れたいスポットです。

  • アクセス方法: 都内からは小田急ロマンスカーで箱根湯本駅へ。そこから箱根登山鉄道で強羅駅へ向かい、観光施設巡りバスで「ポーラ美術館」下車が便利。箱根エリアの乗り物が乗り放題の「箱根フリーパス」を利用するとお得でスムーズです。
  • チケット&割引: チケットは公式サイトでの事前オンライン購入がおすすめ。当日窓口より割引になる場合が多く、入場もスムーズに。さらに「箱根フリーパス」を提示すると割引が受けられることもありますので、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
  • おすすめの過ごし方: まずは常設展の印象派コレクションをじっくり鑑賞しましょう。光の画家たちの作品はドラマのテーマと深く結びついています。続いて企画展を楽しみ、美術館併設のレストランでランチ。窓越しの景色もご馳走のひとつです。最後に、ドラマにも登場した森の遊歩道へ。彫刻が点在する約1kmの散策路で森林浴とアート鑑賞を満喫できます。
  • 服装&持ち物: 散策路を歩くため、ヒールは避けスニーカーやウォーキングシューズが必須。夏場は虫よけスプレーを持参すると安心です。また山の天気は変わりやすいため、折りたたみ傘をバッグに入れておくと良いでしょう。

聖地巡礼を120%楽しむためのモデルコースとTIPS

ここまで紹介したロケ地を効率よく巡るにはどうしたら良いか。日帰りで満喫するプランと、1泊2日でゆっくり味わうプラン、2つのモデルコースを提案します。

1日で楽しむ!都内凝縮モデルコース

午前:蔵前でクリエイティブな雰囲気を感じる

  • 10:00 都営浅草線・蔵前駅に到着。まずは隅田川沿いを散策し、スカイツリーを眺める。
  • 10:30 「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」でコーヒーをテイクアウト。周辺の雑貨店や文房具店を散策し、蓮がインスピレーションを得たであろう街並みの空気を感じる。
  • 12:00 蔵前のセンス溢れるカフェでランチを楽しむ。

午後:代官山から六本木へ、ふたりの軌跡を辿る

  • 13:30 都営大江戸線と東急東横線を乗り継ぎ、代官山駅へ向かう。
  • 14:00 「ヒルサイドテラス」に到着。葵の事務所の雰囲気を感じながら建築巡り。気になるショップを覗いたり、カフェでひと息ついたりする時間も。
  • 16:00 東京メトロ日比谷線に乗り換え、六本木駅へ。
  • 16:30 「国立新美術館」に到着。まずは無料のアトリウムでコンペ会場の空気を堪能。可能なら開催中の企画展も鑑賞する。
  • 18:30 六本木ヒルズや東京ミッドタウンでディナー。煌めく夜景を眺めながら、一日の余韻に浸る。

1泊2日でじっくり満喫!神奈川・箱根リトリートコース

1日目:鎌倉で歴史散策、横浜で夜景に酔いしれる

  • 10:00 JR横須賀線・鎌倉駅に到着。小町通りを散策した後、鶴岡八幡宮へ参拝。
  • 12:00 葵が好んだ古民家の雰囲気をイメージした趣あるカフェでランチ。
  • 14:00 江ノ電に乗り、長谷駅へ移動。長谷寺の美しい庭園を散策する。
  • 16:00 再び江ノ電とJRを乗り継ぎ、桜木町駅へ。
  • 17:00 みなとみらいエリアのホテルにチェックイン。
  • 18:00 日が沈む頃、「大さん橋」へ。蓮と葵が眺めたロマンチックな夜景をゆったり楽しむ。
  • 20:00 みなとみらいまたは馬車道エリアで、港町ならではのディナーを。

2日目:箱根のアートと自然に癒される

  • 9:00 ホテルをチェックアウトし、JRと小田急線を乗り継いで箱根湯本へ向かう。
  • 11:00 箱根登山鉄道とバスを乗り継ぎ、「ポーラ美術館」に到着。
  • 11:30 アート鑑賞と森の遊歩道散策。ふたりのように心身ともにリフレッシュする時間。
  • 14:00 美術館内のレストランで美しい景色を眺めながら、ゆっくりランチ。
  • 15:30 バスと電車を乗り継いで箱根湯本駅に戻り、お土産探しを楽しむ。
  • 17:00 小田急ロマンスカーで帰路へ。

旅を彩るファッション・持ち物アドバイス

アパレル業界に携わる私から、今回の聖地巡礼をより楽しむためのファッションのコツをご紹介します。

  • 都内編: 代官山や六本木では、やや上品なスタイルがよく似合います。葵をイメージするなら、上質なリネンシャツにワイドパンツなど、知的で清潔感のあるコーディネートがおすすめ。蓮をイメージする場合は、黒を基調にしたモードな装いに、アクセントとなる個性的なアクセサリーをプラス。どちらのエリアも歩くことが多いため、デザイン性の高いスニーカーや歩きやすいローファーが最適です。
  • 神奈川・箱根編: 鎌倉や箱根では、自然体でリラックスした装いがぴったり。動きやすいコットンのワンピースやデニムにカットソーなどのカジュアルスタイルが良いでしょう。ただし、箱根の美術館や横浜のディナーを考慮すると、カジュアルすぎず品のある装いも意識したいところ。上質なストールやジャケットを一枚持参すると、温度調節やTPOに合わせたきちんと感の演出に役立ちます。

持って行きたい必須アイテム

  • モバイルバッテリー: 地図アプリや写真撮影でスマホの充電は必須。
  • 歩きやすい靴: 何より重要。2足用意し、その日の気分で履き替えるのもおすすめ。
  • カメラ: スマホも良いですが、お気に入りのカメラがあればぜひ持参を。
  • ドラマのスクリーンショット: 「このシーンの場所!」と見比べながら巡る楽しみが増します。
  • エコバッグ: 蔵前や鎌倉で素敵なものに出会った時に便利。
  • 羽織もの: 美術館や夜景スポット、電車内の冷房対策に欠かせません。

女性ひとり旅でも安心!聖地巡礼の安全対策

japan-pilgrimage-safety

今回のロケ地は比較的治安が良い場所が多いものの、特に女性のひとり旅では、常に安全意識を持つことが重要です。

  • 夜間の歩行時の注意点: 横浜の大さん橋などの夜景スポットへ向かう場合は、明るく人通りの多い道を選んで歩くようにしましょう。散策に夢中になって気づけば終電が終わっていた、という事態を避けるために、帰りの交通機関の時刻は事前に確認しておくことが基本です。もしもの時に備え、スマートフォンに防犯ブザーアプリを入れておくのもおすすめです。
  • スリや置き引きへの対策: 蔵前や鎌倉の小町通りなど人混みの多い場所では、バッグは前に抱えるように持ち、カフェやレストランでは席から離れる際に荷物を置きっぱなしにしないように注意しましょう。貴重品は常に身に着けておく意識が必要です。
  • 緊急連絡先の準備: 旅先で体調を崩したりトラブルに遭遇した場合に備えて、現地の警察署や病院、観光案内所の連絡先を控えておくと安心です。また、クレジットカードを紛失した際の緊急連絡先もメモして持ち歩くと良いでしょう。
  • 無理のない旅程作り: すべての聖地を訪れたいという気持ちは理解できますが、詰め込みすぎたスケジュールは疲労の原因となります。疲れは注意力の低下にもつながるため、時には予定を変更してカフェでゆったり過ごすなど、余裕を持つことが安全で楽しい旅のポイントです。

「じゃあ、あんたがつくってみろよ」の世界を、今度はあなたの手で

この聖地巡礼の旅は、単にドラマの撮影場所を訪れるだけにとどまりません。ドラマの根幹に流れるテーマは「ものづくりへの情熱」です。葵や蓮が作品に魂を込めたように、この旅を通じて、あなた自身も何かを「つくる」体験をしてみませんか。それこそが、この物語の世界観を最も深く理解する手段かもしれません。

例えば、蓮のアトリエがあった蔵前。この街には、レザークラフトやアクセサリー作り、オリジナルノートの製本など、初心者でも気軽に参加できるワークショップが多数あります。予約サイトなどであらかじめ調べて、自分だけのアイテム作りに挑戦してみると良いでしょう。革の香りやミシンの音、インクの匂い。五感を使って「ものづくり」を体感する時間は、きっと特別な思い出になります。

また、葵がインスピレーションを受けた鎌倉で、陶芸体験に挑戦するのも素敵です。土の感触を感じながら、無心でろくろを回す。自分の手から少しずつ形が生まれていく過程は、まさに創造の喜びに満ちています。不格好でも、不揃いでも構いません。自分でつくった器で飲むコーヒーは、きっと格別な味わいになるはずです。

旅先で目にした風景をスケッチしたり、感じたことを言葉にして書き留めたりすることも、立派な「ものづくり」です。大切なのは、受け取るだけでなく、自分の内側から何かを生み出そうとすることです。

ドラマの中で、葵と蓮は互いにこう問いかけ合いました。 「じゃあ、あんたがつくってみろよ」

その言葉は今、私たちに向けられています。 この旅を通じて、あなたならどんなものをつくりますか?

聖地巡礼の旅が、あなたの日常に新たな彩りとインスピレーションをもたらすことを、心から願っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いたトラベルライター

アパレル企業で培ったセンスを活かして、ヨーロッパの街角を歩き回っています。初めての海外旅行でも安心できるよう、ちょっとお洒落で実用的な旅のヒントをお届け。アートとファッション好きな方、一緒に旅しましょう!

目次