ねぇ、覚えてる?ウンジュンがサンヨンの前で初めて素直に泣いた、あの路地裏のカフェ。サンヨンがファインダー越しにウンジュンの笑顔を見つけて、時間が止まったかのように見えたあの公園。Netflixを開くたび、私たちは何度だってあの二人の物語に引き込まれてしまいますよね。売れない脚本家のウンジュンと、スランプに陥った写真家のサンヨン。ソウルの片隅で出会い、すれ違い、そして互いの傷をそっと包み込むように惹かれ合っていく、あの繊細で美しい物語。
「ああ、この場所に立ってみたい」「二人が見た景色を、私も見てみたい」。ドラマを見終わった後、そんな気持ちで胸がいっぱいになったのは、きっと私だけじゃないはず。
こんにちは!K-POPアイドルの推し活と韓国旅行を生きがいにしている、アラサーOLの沙耶です。今回は、私たちが愛してやまないNetflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』のロケ地を巡る、特別な旅へとご案内します。ただ場所を訪れるだけじゃない。ウンジュンがどんな想いで脚本を書き、サンヨンがどんな眼差しで街を切り取っていたのか、その息遣いまで感じられるような、ディープな聖地巡礼です。
この記事を読めば、あなたもきっと、次の週末にはソウル行きのチケットを探し始めているはず。ドラマの世界にどっぷり浸りながら、最新のソウルの魅力も満喫できる、とっておきのプランを用意しました。二人の足跡を辿る旅、一緒に出かけましょう!
このロケ地巡礼を終えたら、私が厳選したソウル聖地巡礼&トレンドスポットで、もっとディープなソウルの魅力に触れてみませんか?
第1章:二人の物語が始まった場所 – 西村(ソチョン)の迷路

私たちの物語は、ここから幕を開けます。ウンジュンがひとり古いハノク(韓屋)でパソコンに向かい続けていたあの街。サンヨンがカメラを手に、光と影を求めて彷徨ったあの路地裏。ドラマの主な舞台となったのは、景福宮(キョンボックン)の西側に広がる「西村(ソチョン)」エリアです。
ここは派手さはないものの、歩くほどに味わい深さが増す、不思議な魅力に満ちた場所。昔ながらの商店や市場が現在も息づきつつ、若手アーティストのアトリエや個性的なカフェ、雑貨店が点在。新旧が入り混じる独特の空気感が漂っています。まさに、ウンジュンとサンヨンのように古傷を抱えながらも新たな一歩を踏み出そうとする人々の物語にぴったりのロケーションと言えますね。
ウンジュンのハノクを求めて、路地裏を歩く
ドラマで何度も登場した、ウンジュンが暮らす小さなハノク。実際にはドラマ用に造られたセットですが、そのモデルとなったような趣あるハノクが西村には多く残っています。
ソウルメトロ3号線「景福宮駅」2番出口を出て、細い路地へと足を踏み入れてみましょう。そこには車の喧騒が嘘のような静かな世界が広がっています。迷路のように入り組んだ道を、気の向くまま歩いてみてください。壁に描かれた可愛らしいウォールアートや軒先でひなたぼっこをする猫、遠くから漂う香ばしいチゲの香り。五感すべてでこの街の空気を味わえます。
ウンジュンが締め切りに追われ、髪を振り乱しながらこの道を駆け抜けたのかもしれません。サンヨンが偶然見つけた美しい情景に思わずシャッターを切ったのは、この角だったかもしれない。そんな想像を膨らませながら歩けば、まるでドラマの登場人物の一人になったかのような気分を味わえます。
散策の際のちょっとしたポイント
西村は実際に人が暮らす生活の場です。住民の迷惑にならないように、大声を出したり、私有地に無断で立ち入ったりするのは避けましょう。特に早朝や夜間の散策は静かに楽しむことが大切です。
また、路地裏は石畳や坂道が多いため、歩きやすいスニーカーの着用をおすすめします。ヒールは避けてくださいね。写真をたくさん撮ると思いますので、モバイルバッテリーの持参もお忘れなく。お気に入りのカフェで休憩しながら充電するのも良いでしょう。
サンヨンがウンジュンを撮影した「スソン洞渓谷」
覚えていますか?スランプに陥っていたサンヨンが偶然カメラを向けた先で、ウンジュンの自然な笑顔に心を奪われたあの印象的なシーン。あの美しい渓谷は西村の奥に実在しており、「スソン洞渓谷(スソンドンゲゴク)」と呼ばれています。
ここは朝鮮時代の画家、鄭敾(チョン・ソン)が描いた山水画の舞台としても知られており、ソウル中心部とは思えない豊かな自然が残されています。渓谷にかかる石橋、さらさらと流れる水音、風に揺れる木々の葉。どれもが心を穏やかにしてくれます。
サンヨンが立っていたであろう場所で、ウンジュンが眺めた景色に目を向けてみましょう。せせらぎに耳を澄ませば、悩みを抱えていたウンジュンの心が少しだけ軽くなった理由が感じられるかもしれません。
スソン洞渓谷へのアクセスと準備
景福宮駅から徒歩約20分。少し坂を上りますが、道中の風景も楽しめるので散策を兼ねて訪れるのがおすすめです。バスを利用する場合は、マウルバス(緑色の小型バス)鐘路09番に乗り「オギンドン(옥인동)」で下車すると便利です。
渓谷周辺は自然豊かな場所のため、夏場は虫よけスプレーがあると安心です。日陰は涼しいですが日向は日差しが強いので、帽子や日焼け止めの準備も忘れずに。また近くにコンビニが少ないため、飲み物は事前に購入しておくことをおすすめします。
沙耶’s Choice:西村で見つけた、ときめきを呼ぶカフェ&ショップ
聖地巡礼の合間には、最新の韓国カルチャーに触れたいのが私たちオタク心(笑)。西村エリアには感度の高いお店が多数集まっています!
カフェ「ソチョンジェ(서촌제)」
散策で疲れたらぜひ立ち寄ってほしいのがここ。古いハノクをリノベーションしたカフェで、中庭を眺めながらゆったりとした時間が過ごせます。名物はエゴマを使ったチーズケーキ!香ばしいエゴマの風味と濃厚なチーズが絶妙にマッチし、一度味わうと忘れられない美味しさ。ウンジュンもここで新しい脚本のアイデアを練っていたかもしれませんね。
雑貨店「ヨンナムバンアッカン(연남방앗간)」
「え、西村なのにヨンナム?」と思うかもしれません(笑)。ここは延南洞(ヨンナムドン)で人気のライフスタイルショップの西村支店です。ごま油や韓国各地の特産品がスタイリッシュにパッケージされており、お土産探しに最適。特に瓶のデザインが可愛いごま油は、料理好きの友人に喜ばれること間違いなし。
聖地巡礼の思い出とともに、素敵な韓国の「モノ」もぜひお持ち帰りくださいね。
第2章:運命が再び動き出す場所 – 益善洞(イクソンドン)のきらめき
疎遠だったウンジュンとサンヨンが、数年ぶりに思いがけず再会する。物語が大きく動き出す、あの印象的なシーンの舞台は、今やソウルで最も注目を集めるエリアの一つ、「益善洞(イクソンドン)」でした。
細い路地に瓦屋根のハノクがひしめき合うこの地域は、もともとは庶民的な住宅街でしたが、近年、古いハノクをリノベーションしたカフェやレストラン、ショップが次々と誕生し、レトロでフォトジェニックな街並みが若者の間で大人気となっています。ウンジュンとサンヨンの再会シーンは、少し切なさの中にも温もりを感じさせ、その雰囲気がこの街にぴったりマッチしていましたね。
二人が出会ったカフェ「清華堂(チョンスダン)」
ドラマ内で「カフェ・ソリ(소리)」として使われた、あの印象深いカフェ。実際には益善洞にある「清華堂(チョンスダン)」がロケ地でした。竹林に囲まれた入り口を抜けると、まるで別世界のよう。池の上にかかる飛び石を渡って店内に入るアプローチは、何度見ても心が躍ります。
一歩店内へ入ると、ハノクの梁や柱がそのまま活かされた、温かみあふれる空間が広がっています。ウンジュンとサンヨンが座っていたのは、中庭が臨める窓際の席。気まずい沈黙と時折交わされるぎこちない会話――あのときの二人の緊張感が、この場所に立つと自然と蘇ってきます。
週末や休日は長蛇の列ができるため、時間に余裕を持って訪れるのが鉄則。できれば平日のオープン直後を狙うのがベストです。
「清華堂」での注文ルールとマナー
こちらはワンドリンク制のため、席に着く前に必ず一人一杯のドリンクまたはデザートをご注文ください。人気メニューには、石庭をイメージした抹茶ティラミス「ストーン抹茶ケーキ」と、ふわふわの卵がのった「スフレカステラ」があります。見た目も華やかで写真映えも抜群です!
混雑時は利用時間が制限されることがあるので、スタッフの案内に従いましょう。また、店内は撮影に適したスポットが多いですが、他のお客様の迷惑にならないよう、静かに撮影するのがマナーです。
益善洞の隠れた路地で、自分だけの「ウンサン」シーンを楽しもう
清華堂を後にしたら、益善洞の迷路のような路地裏を散策してみてください。色鮮やかな花に飾られた壁や、アンティークのショーウィンドウ、ノスタルジックなゲームセンターなど、どこを切り取ってもフォトジェニックな風景が広がっています。サンヨンでなくても、ついカメラを向けたくなる街です。
ウンジュンがサンヨンから逃げるように駆け抜けた通りや、サンヨンがそっとウンジュンの後ろ姿を見つめていた角など、ドラマの名シーンを思い浮かべながら、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてください。友人と一緒なら、ドラマのワンシーンを再現して写真を撮るのも楽しめますよね!
韓国観光公社の益善洞紹介ページでは、エリアの魅力や歴史が詳しく紹介されているので、訪問前にチェックしておくと散策がより充実します。
益善洞を訪れる際のポイント
益善洞は道が非常に狭く、歩行者も多いため、大きなスーツケースを持っての移動は困難です。なるべくホテルに荷物を預け、軽装で訪れるのがおすすめです。
また、人気のエリアだけあって物価はやや高め。カフェやレストランの予算は一人あたり1,500円から3,000円程度見ておくと安心です。現金のみ利用可能な小さなお店も稀にあるため、少額のウォンを用意しておくと便利でしょう。
沙耶のおすすめ:益善洞で外せないトレンドスポット
聖地巡礼だけで終わらせないのが、私の旅のスタイル!益善洞には個性豊かなお店がまだまだたくさんあります。
レストラン「益善ディムバン(익선디방)」
レトロな洋館のような雰囲気のフュージョンレストランです。看板メニューは、濃厚クリームソースがたまらない「ステーキクリームリゾット」。聖地巡礼で歩き疲れたら、ここでしっかりと腹ごしらえするのがおすすめ。ドラマの感想を語り合いながら、絶品料理を味わうのも旅の醍醐味ですよね。
ショップ「オンラ(온라)」
益善洞の独特の雰囲気にぴったりの、ヴィンテージ風アクセサリーや洋服が揃うセレクトショップ。ここでしか見つからないユニークなデザインのピアスやリングが豊富で、眺めているだけで幸せな気分に浸れます。ウンジュンがちょっとおしゃれしてサンヨンに会いに行く時、こんな店でアクセサリーを選んだのかも…と想像してしまいます。
第3章:クリエイターたちの息吹 – 聖水洞(ソンスドン)のアートな空気

サンヨンが写真家としてアトリエを構え、ウンジュンも脚本のヒントを求めて訪れたのが、近年「韓国のブルックリン」と称される「聖水洞(ソンスドン)」という街です。ここでは、二人のクリエイターとしての姿が色濃く映し出されています。
元は町工場や古い倉庫が軒を連ねる工業地帯だった聖水洞ですが、そのインダストリアルな雰囲気を活かしたリノベーションカフェやギャラリー、デザイナーズブランドのショップが次々とオープン。今ではソウルで最もトレンディなエリアとして、国内外から注目を集めています。無骨さと洗練さが共存するこの街の空気は、スランプに苦しみながらも前へ進もうとするサンヨンの心情と見事に重なっていました。
サンヨンのアトリエが佇む「聖水連邦(ソンスヨンバン)」
ドラマの中でサンヨンのアトリエや彼が個展を開いたギャラリーとして登場したのが、複合カルチャースペース「聖水連邦」です。かつて化学工場だった建物をリノベーションしたこの場所には、カフェやライフスタイルショップ、書店などが集まっており、聖水洞の象徴的なスポットとなっています。
赤レンガの壁やむき出しの配管が印象的なインダストリアルな空間を歩いていると、どこからともなくサンヨンが現れそうな気配を感じます。彼がウンジュンのポートレートを展示した純白のギャラリースペースには、写真一枚一枚に込められたサンヨンの想いが伝わってきて、胸が熱くなりますよね。
聖水連邦の楽しみ方
一つの建物内に多彩なお店が集まっているため、じっくり回れば半日ほどあっという間に過ぎてしまいます。まずは3階の「天上家屋(チョンサンカオク)」カフェで一息つくのがおすすめ。ガラス張りの温室のような空間からは聖水洞の街並みが一望でき、コーヒーを味わうひとときは格別です。
その後は、個性的な雑貨が揃う「THINGG」を訪れたり、ユニークなセレクトの書店「ARC・N・BOOK」でお気に入りの本を探したりしましょう。サンヨンのように、ぜひここで創作の刺激をたっぷり受け取ってください。
ウンジュンが一人涙をこぼした場所、「ソウルの森」
仕事の壁にぶつかり、サンヨンとの関係にも悩みながら一人考え込んでいた公園、それが聖水洞のすぐ近くにある広大で美しい「ソウルの森」です。
競馬場やゴルフ場だった広い敷地を市民の憩いの場として整備したこの公園は、東京ドーム約25個分もの広さを誇ります。園内には大きな池やメタセコイアの並木道、鹿の放し飼いエリアなど、都会のど真ん中とは思えない豊かな自然が広がっています。
ウンジュンが座っていたあのベンチを探して、同じようにぼんやりと空を見上げてみてください。誰にも言えない悩みを抱えた時、自然の中で過ごすと少しだけ心が落ち着くものかもしれません。サンヨンに電話をかけようと何度もためらっていたウンジュンの気持ちが、胸に迫ってきます。
ソウルの森の散策プラン
非常に広大な公園なので、訪れる前にどのエリアを回りたいか目星をつけておくとスムーズです。ドラマのロケ地としてよく使われるのは、水面が鏡のように美しい「鏡の池」や、まっすぐ伸びる木々が印象的な「メタセコイアの並木道」です。
また園内にはレンタサイクルもあり、自転車に乗って風を感じながら巡るのも爽快です。利用方法はソウル公共自転車「タルンイ(따릉이)」のアプリから簡単に手続きできますが、外国人観光客にはやや使いづらいかもしれません。その場合は、公園入口付近の有人レンタルショップを利用すると安心です。
散策時には歩きやすい靴を必ず用意し、広い敷地のため待ち合わせが難しいので、Wi-FiルーターのレンタルやSIMカードの購入で連絡手段を確保しておくのがポイントです。万が一はぐれてしまったら、大きな案内板やカフェを目印に連絡を取り合いましょう。事前にソウルメトロの路線図をダウンロードしておけば、最寄り駅「ソウルの森駅」からのアクセスも簡単に確認でき、安心です。
沙耶’s Choice:聖水洞で体感する最先端カルチャー
クリエイターが集う街、聖水洞。聖地巡礼の合間にぜひ最新の韓国トレンドにも触れてみてください!
コスメストア「AMORE聖水(アモーレソンス)」
ここは一般的なコスメショップではありません。韓国を代表する化粧品メーカー「アモーレパシフィック」が運営する、体験型のビューティースペースです。広々とした店内にはアモーレパシフィック傘下の約30ブランド、2300点以上のアイテムが自由に試せるテスターが揃っています。メイクアップサービスや、自分だけのリップスティックを作れる体験プログラム(要予約)もあり、コスメ好きなら絶対に楽しめる空間です。ウンジュンもここで気分転換に新しいリップカラーを探したのかもしれませんね。
カフェ「대림창고(大林倉庫/デリムチャンコ)」
聖水洞のカフェブームを牽引したとされる、超有名なギャラリーカフェです。元は米倉庫だった広大な空間をそのまま活用し、内部には大きなアート作品が展示されています。コーヒーを味わいながらアートを鑑賞できる贅沢な空間で、ランチには評判のピザもおすすめ。サンヨンが写真家仲間と作品について熱く語り合っていそうな、そんなクリエイティブな雰囲気が漂っています。
第4章:二人の心が重なった夜景 – 駱山公園(ナクサンコンウォン)
数々のすれ違いや葛藤を乗り越えて、ついに互いの想いを確かめ合ったウンジュンとサンヨン。二人が寄り添い、ソウルの夜景を眺めるあのロマンティックなシーンは、多くの視聴者の涙を誘いましたよね。あの感動的な場面が撮影されたのは「駱山公園(ナクサンコンウォン)」です。
東大門の近く、小高い丘の上に位置するこの公園は、ソウルの街並みを一望できる絶好の夜景スポットとして知られています。公園に沿って連なる古い城壁(ソウル漢陽都城)がライトアップされ、幻想的な雰囲気を演出。きらびやかなNソウルタワーの夜景とは一味違い、生活の灯りが感じられる温かく優しい夜景がここならではの魅力です。
城壁の道を歩いて、ウンジュンとサンヨンに
地下鉄4号線「恵化(ヘファ)駅」2番出口から梨花洞壁画村(イファドンビョッカマウル)を抜け、坂道を約15分登ると公園に到着します。少し息を切らすかもしれませんが、坂を登りきった先には疲れを忘れるほどの絶景が待っています。
特にサンセットの時間に訪れるのがおすすめです。空がオレンジから深い青へと移り変わるグラデーションに染まり、街の中に灯りが一つ、また一つとともっていく様子は息をのむ美しさです。
ライトアップされた城壁沿いの道を、ウンジュンとサンヨンが歩いたようにゆっくり散策してみてください。眼下に広がる無数の灯りを眺めながら、二人が未来を語り合った姿を想像すると胸が熱くなります。大切な人と訪れれば最高の思い出になること間違いなしですし、一人で訪れてドラマの世界にどっぷり浸るのも格別な贅沢でしょう。
駱山公園での夜景鑑賞にあたってのマナーと注意点
人気の夜景スポットですが、公園の周囲は住宅街です。夜間に大声で騒ぐのは控えてください。ロマンチックな雰囲気を壊さないためにも、静かに景色を楽しむことが大人のマナーです。
また、夜は街灯が少ない場所や暗い階段もあり、特に女性の一人歩きは十分な注意が必要です。できれば複数人で訪れるか、明るく人通りの多いルートを選びましょう。スマートフォンのライトを懐中電灯代わりに使えるように準備すると便利です。
冬季は想像以上に冷え込むため、防寒対策は万全に。ダウンジャケットやカイロ、手袋、帽子などを用意し、温かい飲み物を持参するのもおすすめです。
沙耶’s Choice:駱山公園の麓、大学路(テハンノ)で楽しむ夜時間
駱山公園のふもとに広がる「大学路(テハンノ)」は、かつてソウル大学があったことから演劇やアートの街として知られています。夜景を堪能した後は、この活気溢れる街で夜ご飯やショッピングを楽しむのがおすすめです。
グルメ:「トッポッキ製作所 大学路店(떡볶이 제작소 대학로점)」
韓国の若者に大人気のトッポッキ食べ放題のお店。数種類のトッポッキの餅やソース、天ぷらやおでんを自分で組み合わせて、オリジナルのトッポッキ鍋を作れます。冷えた体をアツアツのトッポッキで温めるのは格別ですよ。ウンジュンとサンヨンも、こうした庶民的なお店でデートを重ねたのかもしれませんね。
演劇鑑賞
大学路には100以上の小劇場が集まり、毎晩多彩な演劇やミュージカルが上演されています。言葉がわからなくても楽しめるノンバーバル・パフォーマンス(非言語劇)も多いため、観光客でも気軽に体験できます。チケットは現地のチケットボックスやオンラインで購入可能。ソウル市公式観光情報サイト「Visit Seoul Net」などで上演情報をチェックし、韓国のエンタメに触れることも特別な体験となるでしょう。
もしチケットの購入にトラブルがあったり、どの演目がおすすめか迷った場合は、主要な駅や観光スポットにある観光案内所を訪ねてみるのも良いでしょう。日本語対応可能なスタッフがいることも多く、心強いサポートが得られます。
聖地巡礼の旅を、最高の思い出にするために

ここまで、『ウンジュンとサンヨン』の物語を彩った魅力的なロケーションをご紹介してきました。最後に、この旅を120%楽しみ尽くすための実践的なアドバイスをお届けします。
聖地巡礼モデルコース(1日プラン)
- 午前(10:00〜):西村エリア
景福宮駅に集合 → 西村の路地裏を散策 → スソン洞渓谷で澄んだ空気を感じる → おしゃれなカフェでブランチを楽しむ
- 午後(14:00〜):益善洞エリア
地下鉄で安国駅または鐘路3街駅へ移動 → 益善洞の路地裏を散歩しながらショッピング → 「清華堂」でドラマの雰囲気に浸りつつお茶(行列は覚悟を!)
- 夕方(17:00〜):聖水洞エリア
地下鉄で聖水駅へ移動 → 「聖水連邦」でクリエイティブな空気を体感 → 「ソウルの森」を散策し、夕暮れの美しい景色を満喫
- 夜(19:30〜):駱山公園&大学路
地下鉄で恵化駅へ移動 → 駱山公園からソウルの夜景を満喫 → 大学路で美味しい韓国料理のディナーを楽しむ
これは一例に過ぎません。自分のペースで気になるスポットをじっくり巡るのもまた素敵です。詰め込みすぎず、カフェでゆっくり休憩をはさむのが、旅を心から楽しむ秘訣ですよ。
韓国旅行で必携のアイテム&アプリ
- 歩きやすい靴: 何度もお伝えしますが、これが最も重要です!
- T-moneyカード: 日本のSuicaに近い交通系ICカード。地下鉄・バス・タクシーはこれ一枚でOK。さらにコンビニ支払いも可能。チャージは駅の券売機やコンビニで行えます。紛失すると残高の返金が困難なので、なくさないよう十分注意を。
- モバイルバッテリー: 写真撮影や地図アプリの利用でスマホのバッテリーは思いのほか早く減ります。大容量のものを持っていると安心です。
- 変換プラグ(CまたはSEタイプ): 日本の電化製品を使うなら必須アイテム。
- 地図アプリ: 「Naver Map」か「Kakao Map」のいずれかを事前にダウンロードしましょう。日本語対応も進んでいますが、訪れたい場所のハングル表記をメモしておくと、検索がスムーズです。
- 翻訳アプリ: 「Papago」がおすすめ。音声翻訳や画像翻訳の精度が高く、心強い味方になります。
万が一のトラブルに備えて
- 道に迷った場合: 慌てずに近くの大きな建物や駅名を確認しましょう。地図アプリで現在地を把握し、勇気を出して近くの若者やお店の人に「〇〇エ カゴ シポヨ(〇〇に行きたいです)」と尋ねるのも有効です。
- T-moneyカードを紛失した時: 残念ながらカードの再発行や残高保証は難しいため、新しいカードを購入しましょう。チャージはこまめに、1回の金額は多く入れすぎないようにすることが予防策です。
- 体調不良時: 大きな駅やデパート内に薬局があり、翻訳アプリで症状を見せれば適した薬を購入できます。重症の場合はホテルのフロントに相談し、日本語対応の病院を案内してもらいましょう。海外旅行保険の加入を必ずお勧めします。
この旅は、単なるドラマのロケ地巡りではありません。ウンジュンが抱いた焦りや希望、サンヨンがファインダー越しに見つめた愛おしさ、そして二人が共に乗り越えた温かい時間を、ソウルの街角で追体験する旅でもあります。
あなたが西村の路地裏で迷い、益善洞の賑わいに心踊らせ、駱山公園の夜景に胸を熱くする時、きっとあなたの心にも新しい物語が生まれることでしょう。さあ、カメラと少しの勇気を携え、『ウンジュンとサンヨン』の世界へ旅立ちましょう。忘れがたい風景が、あなたを待っていますよ。

