MENU

エア・ニュージーランドとエア・チャタムズが提携、国内線の乗り継ぎが単一チケットで可能に

ニュージーランド国内の旅行が、さらに便利でシームレスになります。同国のフラッグ・キャリアであるエア・ニュージーランドと、地域航空会社のエア・チャタムズは、両社のフライトを1枚の航空券で予約・購入できるインターライン契約を締結したことを発表しました。これにより、特に地方都市へのアクセスが大幅に向上します。

目次

提携の概要と旅行者へのメリット

この新たな提携により、旅行者はエア・ニュージーランドの広範な国内・国際線ネットワークと、エア・チャタムズが運航する特定の地方路線を組み合わせた旅程を、一度の予約手続きで完了できるようになります。

対象となる路線

今回の提携で特に恩恵を受けるのは、以下の地域へ向かう、あるいはこれらの地域から出発する旅行者です。

  • チャタム諸島
  • ワンガヌイ
  • カピティ・コースト(パラパラウム空港)

これまでは、例えばオークランドからチャタム諸島へ向かう場合、エア・ニュージーランドとエア・チャタムズの航空券を別々に購入し、乗り継ぎ空港で一度荷物を受け取り、再度チェックインする必要がありました。

具体的な改善点

今回の提携で、旅行者は以下のメリットを享受できます。

  • 予約の簡素化: 複数のウェブサイトを行き来することなく、一度の予約で最終目的地までの航空券が購入可能です。
  • 手荷物のスルーチェックイン: 出発地の空港で預けた手荷物は、最終目的地まで自動的に運ばれます。乗り継ぎの際に荷物をピックアップして再度預ける手間がなくなります。
  • 乗り継ぎ保証: 万が一、フライトの遅延により乗り継ぎ便に間に合わなくなった場合でも、代替便への振り替えなど、航空会社のサポートを受けることができます。

提携が実現した背景

エア・ニュージーランドは、国内20都市を結ぶニュージーランド最大の航空会社ですが、より小規模な地域への路線網は限定的でした。一方、エア・チャタムズは、1984年の設立以来、チャタム諸島をはじめとする遠隔地への航空サービスを維持し、地域社会の重要なライフラインとなってきた家族経営の航空会社です。同社は週に約90便の定期便を運航し、地方コミュニティの足を支えています。

この提携は、大手航空会社のネットワークと、地域に根差した航空会社の専門性を組み合わせることで、国内全体の航空網を強化し、地方へのアクセスを改善するという共通の目的から生まれました。特に、これまでアクセスが不便だった地域への観光客誘致や、ビジネス、医療目的での移動を円滑にすることが期待されています。

予測される未来と影響

このパートナーシップは、単なる利便性の向上にとどまらず、ニュージーランドの地域経済と国内観光に多大なプラスの影響をもたらすと予測されています。

地域経済の活性化

チャタム諸島のようなユニークな観光地へのアクセスが容易になることで、新たな観光客の流れが生まれる可能性があります。訪問者の増加は、現地の宿泊施設、レストラン、ツアーオペレーターなどの観光関連産業を潤し、地域経済全体の活性化に直結します。また、ビジネス渡航が容易になることで、地方都市への投資や新たなビジネスチャンスの創出にも繋がるでしょう。

国内航空ネットワークの強化

大手航空会社と地域航空会社の連携は、航空ネットワーク全体をより強固で効率的なものにします。今回の提携が成功モデルとなれば、将来的には他の地域航空会社との間でも同様のパートナーシップが結ばれ、ニュージーランドの隅々まで、よりシームレスな移動が実現する可能性があります。

国際線を利用してニュージーランドを訪れる外国人観光客にとっても、これまで訪れるのが難しかった地方の魅力的なデスティネーションへ足を延ばしやすくなるため、国内周遊観光の促進にも大きく貢献することが期待されます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いたトラベルライター

SimVoyage編集部は、世界を旅しながら現地の暮らしや食文化を体感し、スマホひとつで快適に旅する術を研究する旅のプロ集団です。今が旬の情報から穴場スポットまで、読者の「次の一歩」を後押しするリアルで役立つ記事をお届けします。

目次