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シンガポールのミュージアムオブアイスクリームを徹底解説!ピンクの楽園で味わう、五感を満たす甘い体験記

常夏の国、シンガポール。高層ビルがそびえ立つ未来的な都市の顔と、緑豊かなガーデンシティとしての顔を併せ持つこの魅力的な国に、世界中の人々を虜にする「ピンクの楽園」があるのをご存知でしょうか。その名も「ミュージアム・オブ・アイスクリーム(Museum of Ice Cream)」。名前だけ聞くと、「アイスクリームの歴史を学ぶ、ちょっとお堅い場所?」なんて想像してしまうかもしれません。かく言う僕も、カナダでのワーキングホリデー時代に様々なミュージアムを訪れましたが、そのほとんどは静寂の中でアートや歴史と向き合う場所でした。しかし、ここシンガポールで僕を待っていたのは、そんな常識を軽々と飛び越える、五感すべてで楽しむインタラクティブなワンダーランドだったのです。

扉を開けた瞬間から広がる、甘い香りと心躍るピンク色の世界。そこは、ただアイスクリームを食べるだけの場所ではありません。アイスクリームをテーマにした遊び心満載の空間で、童心に返って思いっきり笑い、写真を撮り、そしてもちろん、美味しいアイスクリームを心ゆくまで味わうことができる、まさに夢のような体験型ミュージアム。今回は、僕が実際に体験してきたミュージアム・オブ・アイスクリームの魅力を、隅から隅まで、余すところなくお伝えしていきたいと思います。この記事を読み終える頃には、きっとあなたもシンガポール行きの航空券を検索したくなっているはず。さあ、甘くて刺激的な冒険の始まりです。

目次

アイスクリームの楽園へようこそ!ミュージアムオブアイスクリーム(MOIC)とは?

まずは、この個性的なミュージアムが一体どのような場所なのか、その背景から紐解いていきましょう。ミュージアム・オブ・アイスクリーム(以下、MOIC)は、単なる観光名所にとどまらない、非常に独自のコンセプトを持った施設です。

ニューヨーク発、世界を魅了するピンクの夢の国

MOICの物語は、2016年にニューヨークで始まりました。共同創設者であるマニッシュ・ヴォーラとマリーエリス・バンが、「体験を通じて人々をつなげる」という熱い思いを形にしたのが、このMOICでした。もともとは期間限定のポップアップ展示として立ち上げられましたが、その斬新なアイデアと圧倒的なフォトジェニック空間がSNSで瞬く間に広まり、チケットは即座に完売。社会現象とも言えるほどの熱狂的な人気を誇るようになったのです。

この成功を受け、MOICはロサンゼルス、サンフランシスコ、マイアミといったアメリカの主要都市を巡回し、そして2021年8月、満を持して海外初進出の地に選ばれたのがシンガポールでした。シンガポールのMOICは、それまでのような期間限定のポップアップではなく、アジア初かつ唯一の常設展として開設されました。これは、MOICが世界中から愛されていること、そしてシンガポールという都市が国際的に高い注目を集めていることを象徴しています。

MOIC公式サイトによると、彼らの使命は「想像力を刺激し、あらゆる世代の人々がつながる包括的な環境を創造すること」とされています。アイスクリームという誰もが笑顔になる不思議な食べ物を媒介に、国籍や世代を超えたコミュニケーションの場を作り出す。これがMOICが目指すビジョンです。

単なる博物館ではない!五感を刺激するインタラクティブな世界

「ミュージアム」という言葉から、展示物を静かに眺める場所を想像していたら、良い意味で裏切られるでしょう。MOICは、訪れる人が展示の一部となって全身で世界観を体感する「インタラクティブ・ミュージアム」です。

館内は14の異なるテーマに分かれたインスタレーション(空間芸術)で構成されており、それぞれが五感を存分に刺激するようにデザインされています。

  • 視覚: どの角度を切り取っても絵になる、パステルピンクを基調としたデザイン。細部までこだわった装飾や照明が、非日常の空間を演出しています。
  • 聴覚: 各部屋のテーマに合わせたBGMやジュークボックスから流れる明るい音楽、そして来場者の楽しげな声が、空間全体を活気あふれるものにしています。
  • 触覚: バナナ型ブランコに揺られたり、大きな風船の中に身を沈めたり。そして何と言っても、カラフルなスプリンクル(本物ではありません)でいっぱいの巨大なプールに飛び込む体験がハイライトです。
  • 味覚: おそらく最も楽しみな部分でしょう。館内には複数のアイスクリームステーションが設置されており、さまざまなフレーバーを心ゆくまで味わえます。そう、食べ放題なのです!
  • 嗅覚: 入館した瞬間から漂う甘く香ばしいアイスクリームの香りが、それぞれの空間ごとに異なり、没入感をさらに深めてくれます。

このようにMOICは五感をフル活用して楽しむ施設であり、静かに観賞するのではなく、積極的に触れ、遊び、味わうことで初めてその魅力を実感できます。カナダの歴史ある博物館の荘厳な雰囲気に浸るのも素晴らしい体験でしたが、MOICではもっと直感的で理屈抜きの「楽しい!」という感情が溢れ出しました。それはまるで、失いかけていた子どもの頃の純粋なワクワクを呼び覚ます特別な感覚だったのです。

いざ潜入!MOICシンガポール体験レポート

さて、ここからは僕が実際にMOICシンガポールを訪れた体験を、時系列に沿って詳しくお伝えしていきます。これから訪れる方はもちろん、まだ迷っている方も、このレポートを読んでピンクの楽園で過ごす一日をイメージしてみてください。

チケット予約から入場まで — 旅はオンラインからスタート

MOICの冒険は、現地に足を運ぶ前から始まっています。まず大切なのは、事前のチケット予約です。MOICは完全予約制で、基本的に当日券の販売は行っていません。特に週末やシンガポールの祝日に訪れる場合は、すぐに枠が埋まってしまうので、早めに公式サイトから予約することをおすすめします。

チケットは指定時間の入場制となっています。僕が訪れたのは平日の午後でしたが、多くの家族連れやカップルで賑わっていました。料金は時期や曜日によって変動しますが、だいたい一人約40シンガポールドルが目安です。予約が完了すると、メールでQRコード付きのチケットが届くので、当日はスマートフォンの画面を提示するだけでスムーズに入場できます。

MOICが位置するのは、緑豊かで洗練されたエリア「デンプシー・ヒル」。かつて英国軍の兵舎だった建物をリノベーションした、歴史情緒あふれるショップやレストランが点在する人気スポットです。僕はMRTの最寄り駅から少し歩きましたが、爽やかな風と豊かな緑に包まれ、目的地に着く前からリゾート気分が高まりました。

建物の前に着くと、まずはその外観に目を奪われます。歴史を感じさせるコロニアル様式の建築が、一面ピンク色に彩られているのです。この瞬間、すでに非日常の世界への扉が開いたような感覚になります。入り口でスマホのQRコードを提示し、簡単な手荷物検査を受けると、いよいよ夢のような空間へと足を踏み入れます。スタッフの方々は皆フレンドリーで、明るい音楽と笑顔で出迎えてくれました。

ピンクの扉の向こう側へ!各ギャラリー徹底レポート

入場後、まず小さなグループに分かれてMOICの世界観について簡単な説明を受けます。ここでユニークなのが、自分だけの「アイスクリームネーム」を決めること。僕は「Yuki」という名前から「Yummy Yuki」と名付けられ、その名前で呼ばれることで一気にMOICの一員になった気分になりました。この遊び心が、体験の満足度を高めてくれます。

そして、いよいよ各ギャラリーを巡る冒険が始まります。順路に従って進むと、次々に驚きと発見に満ちた空間が広がっていました。

Museum of Modern Ice Cream

最初に足を踏み入れたのは、まるで現代アートの美術館のような洗練されたスペース。壁面にはアイスクリームにまつわる興味深いトリビアや歴史が展示されています。例えば、「アイスクリームコーンが1904年のセントルイス万国博覧会で偶然誕生した」といった知識は、大人でも「なるほど!」と感心させられます。ここで最初のウェルカムアイスとして、ピンク色のソフトクリームが小さなカップで振る舞われました。これから始まる甘くて楽しい旅への期待がぐっと高まる、最高のプロローグです。

California Dreamin’

次の部屋は、ピンク色のヤシの木が並び、まさに「カリフォルニアの夢」と呼ぶにふさわしい空間。西海岸の陽気なムードが再現されていて、どこを切り取っても絵葉書のような景色が広がります。ここではトロピカルな風味のアイスキャンディーを楽しみました。パイナップルとココナッツの爽やかな甘みが、常夏のシンガポールの気候にぴったりでした。

Scream’s Diner

レトロなアメリカンダイナーを模したこの部屋は、特に気に入った場所のひとつです。ピンクの公衆電話や昔ながらのジュークボックス、チェッカーフラッグ柄の床など、1950年代の映画の世界に迷い込んだような雰囲気。ジュークボックスは実際に音楽を流せて、陽気なオールディーズに合わせて自然と体が動いてしまいます。ここでいただいたアイスクリームは、チョコレートウエハースに挟まれたサンドイッチタイプ。ダイナーの空気感と相まって、とてもクールな体験でした。

Potong

このギャラリーは、シンガポールのローカルカルチャーを感じられる特別な場所です。マレー語で「切る」を意味する「ポトン(Potong)」という、長方形のアイスを棒に刺した伝統的なローカルアイスがテーマ。壁にはその歴史や製造方法が紹介されていて、文化的な学びも得られます。もちろん、本物のポトンアイスも味わえます。僕は日本では珍しい「レッドビーン(小豆)」を選びました。素朴で優しい甘みが口いっぱいに広がり、どこか懐かしい気持ちに浸れました。こうした、アメリカのコンセプトに加え現地文化を尊重し融合させている点に、とても感心しました。

Banana Split

部屋の中央には、10本以上の巨大なバナナがブランコのように吊り下がる、不思議な空間が広がっています。大人も子供も、このバナナブランコにまたがって楽しそうに揺れており、僕も童心に返ってチャレンジ。意外にも楽しくて、思わず笑みがこぼれました。ピンクと黄色のストライプが壁一面に広がり、まるで巨大なバナナスプリット(デザート)に包まれたような雰囲気。ここではアイスクリームの提供はありませんが、体を使う遊び場として最高のスポットです。

Inflatable

この部屋はピンクの巨大なバルーンとボールで埋め尽くされており、腰の高さまであるバルーンの海に足を踏み入れると、不思議なフワフワ感に包まれます。子供たちは元気いっぱいバルーンに飛び込んで遊び、大人たちはその様子を微笑みながら写真撮影。日常では味わえない非現実的な体験ができる場所です。

Playscape

ユニコーンをモチーフにした遊具やバスケットボールゴールが設置された、色鮮やかなプレイグラウンド。中でも印象的だったのが、壁一面に貼られたマグネットのアルファベット。訪れた人たちが思い思いの言葉を作って貼り付けており、世界中から集まったメッセージがカラフルなアートになっていました。僕も「ARIGATO」と日本語の言葉を刻んで来ました。

Sprinkle Pool

そしてMOICの最大のハイライトで、多くの人が一番楽しみにしているのが「スプリンクル・プール」です。部屋に入ると、目の前に信じられない光景が広がります。何十万というカラフルなスプリンクル(抗菌加工されたプラスチック製)が満たされた巨大なプールが現れるのです。

靴を脱ぎ、貴重品をロッカーに預け、いざプールへ。階段を降りてスプリンクルの海に足を入れると、ザクザクとした独特の感触が足裏に伝わってきます。思い切ってダイブすると、全身がカラフルな粒に包まれ、言葉にできないほどの高揚感に包まれました。大人も子供も関係なく、みんなが笑顔でスプリンクルをかけ合ったり仰向けに浮かんだりと、純粋に「楽しい」が溢れる空間でした。

ここで一つ、僕の失敗談を。楽しさに夢中で、スマホをポケットに入れたまま飛び込もうとしてしまい、寸でのところで気づいて慌ててロッカーに戻しました。もし間違ってもスマホがスプリンクルの海に沈んでいたかも…皆さんもプールに入る前は必ずポケットの中身を確認しましょう。

食べ放題のアイスクリーム!どんな味が楽しめるの?

MOICの魅力のひとつは、各ギャラリーのテーマに合わせたユニークで美味しいアイスクリームが、複数のステーションでフリーフロー(食べ放題)で提供されることです。僕が訪れた際に味わったフレーバーは以下の通りです。

  • ピンクバニラソフトクリーム: 入場後すぐに配られた、クリーミーで優しい味わい。
  • ピニャコラーダアイスキャンディー: カリフォルニアの部屋で。パイナップルとココナッツの爽やかなフレーバー。
  • アップルクランブルアイスサンド: レトロなダイナーで。リンゴのコンポートとシナモンが香る本格的な味。
  • レッドビーンポトンアイス: シンガポールならではの素朴な味。
  • ライチローズアイスクリーム: 出口近くのカフェで提供。華やかな香りと上品な甘さが魅力。

これらはほんの一例で、フレーバーは季節によって変わることもあるそうです。特にシンガポール限定の味はぜひチェックしたいところ。食べ放題と聞くとついつい食べ過ぎがちですが、各ポーションは小さめなので様々な味を少しずつ楽しめます。アレルギーがある方も、各ステーションのスタッフに伝えれば成分確認をしてもらえるので安心です。

旅のプロが教える!MOICを120%楽しむための攻略法

せっかく足を運ぶなら、MOICでの時間を思いっきり楽しみたいですよね。ここでは、私の体験をもとにMOICを120%満喫するためのちょっとしたコツをご紹介します。

おすすめの訪問時間と滞在時間

MOICをしっかり堪能するには、最低でも1時間半から2時間程度の滞在時間を確保しておくのが理想的です。写真をたくさん撮ったり、各ギャラリーをゆったり満喫したいなら、3時間くらい見ておくと余裕を持って楽しめます。私も気づけば2時間半があっという間に過ぎていました。

混雑を避けるためには、平日の午前中が狙い目です。特にオープン直後は来場者が少なく、写真撮影もしやすい絶好のタイミングです。一方で、週末や夕方以降は混み合うことが多いので、時間に余裕を持ったスケジューリングをおすすめします。時間指定の入場制なので館内での極端な混雑はありませんが、人気のフォトスポットやスプリンクルプールでは少し待ち時間が発生することもあるのでご注意ください。

服装と持ち物のポイント

MOICで過ごす際の服装は、「動きやすさ」と「写真映え」の両面を意識するのがキモです。

  • 動きやすい服装: バナナブランコに乗ったりスプリンクルプールに飛び込んだりとアクティブな場面が多いので、パンツスタイルがおすすめ。特にスプリンクルプールではスカートだと少し不便に感じることがあります。
  • 写真映えするコーディネート: 館内はピンクやパステルカラーで彩られているため、白や淡いトーンの服装は背景との相性が抜群です。あえてビビッドな色を選んで、コントラストを楽しむのもおしゃれですよ。
  • 温度調節できる羽織もの: 館内は冷房が効いているため、人によっては肌寒さを感じるかもしれません。薄手のカーディガンやシャツなど、一枚羽織れるものを持っていくと安心です。

持ち物はできるだけ少なめにまとめましょう。

  • スマートフォン・カメラ: 必須アイテムなので、充電は満タンにしておくのがベターです。
  • 貴重品: スプリンクルプール利用時に無料のロッカーはありますが、数に限りがあるため大きめの荷物は避けた方が無難です。
  • ウェットティッシュ: アイスクリームをたくさん食べることも多いので、手や口元を拭くのに便利です。

写真撮影のテクニック – ピンクの世界を映える一枚に

MOICはインスタグラマーにとっての楽園。どこを切り取ってもフォトジェニックですが、ちょっとした工夫をすればさらに素敵な写真が撮れます。

  • 全身をしっかり収める: MOICの魅力は空間全体の演出にあります。足元から頭の上まで背景をふんだんに取り入れた構図が、その場の楽しさをより伝えます。
  • 小道具を活用する: アイスクリームや館内にある電話やブランコなどのアイテムを使ってみてください。何もせず立っているだけよりも、何か動きを加えると写真がより生き生きとします。
  • 多様なアングルを試す: 同じ場所でも、低い位置から見上げたり、斜めに傾けてみたりと角度を変えると印象がガラリと変わります。いろんな視点からお気に入りの一枚を探してみましょう。
  • 動画撮影もおすすめ: スプリンクルプールに飛び込む瞬間やブランコの揺れなど、動きのあるシーンは動画に収めると後で見返した時に当時のワクワク感がよみがえります。
  • 周囲への配慮を忘れずに: 人気スポットでは順番待ちができることもあります。譲り合いの心を大切にして、みんなが快適に楽しめるよう気をつけましょう。

MOICへのアクセスと周辺情報

MOICを訪れる際には、アクセス方法や周辺の情報も気になるポイントですよね。ここでは、MOICが位置するデンプシー・ヒルへの行き方と、その周辺のおすすめスポットについてご案内します。

公共交通機関でのアクセス方法

シンガポールは公共交通網が非常に整っているため、観光客でもスムーズに移動が可能です。

  • MRT(地下鉄): 最寄りの駅はいくつかありますが、代表的なのはサークル線の「Farrer Road駅」とトムソン・イーストコースト線の「Napier駅」です。どちらからもMOICまでは徒歩で15〜20分ほどかかります。緑豊かな散歩道を歩くのは気持ち良いですが、暑い日には少々大変かもしれません。
  • バス: バスを利用するのが便利な場合も多いです。シンガポールのバス網は非常に充実しており、MOIC近くの「Dempsey Rd Blk 13」などのバス停で降りることができます。Googleマップなどの乗り換え案内アプリを活用すれば、今いる場所から最適なバス路線を簡単に探せます。
  • タクシー・配車アプリ(Grab): 最も手軽で快適なのは、タクシーやGrabの利用です。シンガポールの中心部からなら所要時間は約10〜15分で、料金は15シンガポールドル前後です。複数人で移動する場合、一人あたりの負担も軽くなるのでおすすめです。

デンプシー・ヒルへのアクセス方法はシンガポール政府観光局のウェブサイトでも紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

MOICだけじゃない!デンプシー・ヒルで過ごす贅沢な一日

MOICがあるデンプシー・ヒルは、それ自体が非常に魅力的なエリアです。熱帯雨林に囲まれた丘の上には、かつての兵舎をリノベーションしたスタイリッシュなレストランやカフェ、洗練された家具店やギャラリーが点在しています。都会の喧騒を離れた落ち着いた空気感があり、地元の富裕層や在住外国人からも人気のスポットです。

折角デンプシー・ヒルまで訪れたなら、MOICだけでなくこのエリアの散策も楽しんでみてはいかがでしょうか。私がおすすめするモデルプランは以下の通りです。

  • 午前: 平日の午前中にMOICを予約。比較的空いている時間帯に写真撮影やアトラクションを存分に楽しみましょう。
  • 昼食: MOICで甘いものを満喫した後は、デンプシー・ヒル内のレストランで美味しいランチを。開放的なテラス席が魅力の「PS.Cafe」や、本格的なシンガポール料理が味わえる「COMO Cuisine」など、多彩な選択肢があります。緑に囲まれた空間での食事は格別です。
  • 午後: 食後はエリア内をゆっくり散策。個性的な雑貨を扱うセレクトショップを覗いたり、アートギャラリーで感性を刺激したり。歩き疲れたら、洒落たカフェで一休みするのもおすすめです。

このように、MOICの訪問とデンプシー・ヒルの散策を組み合わせることで、一日中充実した時間を過ごせます。旅のスケジュールに余裕を持たせたい方や、シンガポールのローカルな雰囲気を体験したい方に特におすすめのプランです。

知っておきたい基本情報とQ&A

最後に、MOICを訪れる前に押さえておきたい基本情報とよくある質問をまとめました。

営業時間・休館日

  • 営業時間: 通常は午前10時から午後10時まで営業しており、最終入場は午後9時までとなっています。ただし、営業時間は変更になる場合があるため、ご来館前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
  • 休館日: 火曜日と水曜日が休館日となっていることが多いです。(こちらも公式サイトでの確認をおすすめします)

チケット料金と購入方法

  • 料金: 平日と週末・祝日で料金が異なり、一般的には1名あたり36〜42シンガポールドルほどです。2歳以下の子どもは入場無料ですが、チケットの予約は必要です。
  • 購入方法: 公式ウェブサイトからのオンライン事前購入が必須となっています。希望日時を選択し、クレジットカードで決済してください。

よくある質問(FAQ形式)

  • 再入場はできますか?

一度退場すると再入場はできません。館内にはトイレも完備されているので、焦ることなくゆっくりとマイペースにお楽しみください。

  • ベビーカーは持ち込めますか?

館内には通路が狭い部分や階段があるため、ベビーカーの持ち込みは推奨されていません。入り口近くにベビーカー置き場が用意されています。

  • アレルギー対応はありますか?

アイスクリーム各ステーションのスタッフに尋ねれば、アレルギー成分について詳しく説明してくれます。乳製品を使わない代替品が用意されている場合もあるため、気軽に相談してみてください。

  • Wi-Fiは利用できますか?

館内では無料のWi-Fiを利用可能です。そのため、撮影した写真をすぐSNSにアップロードすることもできます。

  • グッズショップはありますか?

出口付近に、MOICオリジナルグッズを販売するショップがあります。ピンクを基調としたTシャツやマグカップ、文房具などかわいらしいアイテムが揃っており、旅の思い出やお土産にぴったりです。実際に私もスプリンクル柄の靴下をつい買ってしまいました。

これらの情報は、Time Out Singaporeなどの現地情報サイトでも詳しくレビューされています。併せて確認すると、より深く理解できるでしょう。

シンガポールのピンクの楽園が教えてくれたこと

ミュージアム・オブ・アイスクリームでの体験を終えた後、僕の心に残ったのは、鮮やかな写真の数々だけではありませんでした。それ以上に印象的だったのは、世界中で「幸せの象徴」とされるアイスクリームが持つ、どこか不思議な力でした。

スプリンクル・プールではしゃぐ子どもたち、バナナのブランコにやや照れながら乗るカップル、レトロなダイナーでポーズを取る友人たちのグループ。そこにいた人々は誰もが、理屈抜きで純粋にその瞬間を楽しんでいました。年齢や性別、国籍を問わず、誰もが自然に笑顔になれる場所。MOICは単なる「インスタ映えスポット」ではなく、人々の内にある子ども心を呼び覚まし、ポジティブなエネルギーで満たす、現代の魔法の国のような存在でした。

カナダでワーキングホリデーをしていた頃、僕は言葉や文化の壁に苦労しながらも、新しい体験に挑戦する喜びを知りました。見知らぬ土地で新たな人々と出会い、価値観を分かち合う感動。MOICでのひとときは、その海外生活で感じたポジティブな感情を呼び起こしてくれました。アイスクリームを手にすれば、初めて会った人とも自然と笑顔で会話できる。そんなシンプルなコミュニケーションの原点が、ここには確かにありました。

旅とは、美しい風景を眺めたり、美味しい食事を楽しむことだけに留まりません。それは、新しい自分を発見し、日常で忘れかけている純粋な喜びを再確認する冒険です。ミュージアム・オブ・アイスクリームは、その冒険を甘く、色鮮やかに彩る最高のスパイスであると感じました。

もしシンガポールを訪れる機会があるなら、ぜひデンプシー・ヒルの丘の上に立つ、このピンクの扉を開けてみてください。きっとそこには、あなたの心を解き放ち、特別で甘い思い出をもたらしてくれる、夢のような時間が待っているはずです。

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この記事を書いたトラベルライター

カナダでのワーホリ経験をベースに、海外就職やビザ取得のリアルを発信しています。成功も失敗もぜんぶ話します!不安な方に寄り添うのがモットー。

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